低脂肪・高タンパクのルーミートはダイエットにも最適な食材!
Date:2017.11.03
また新しい食材の登場です。その名もルーミート。聞き慣れない名前のこの食材について、詳しくご紹介したいと思います。
ルーミートなら食べて痩せることも出来る!?今注目を浴びているルーミートとはどのような肉なのか、普段の食事に取り入れられるものなのか、興味がわいてきませんか。
もしかしたら、日本でも普通に食卓に昇る日が近いかもしれないですね。
ルーミートとはカンガルーの肉
ルーミートとはカンガルーの肉なんです。そう、ルーミートの「ルー」はカンガルーのルーだったんですね。
え、あの動物園にいる可愛らしいカンガルーを食べるの?と思うかもしれませんが、海外の人が日本人が鯨を食べることを理解できないのと同じです。
所変われば食文化も違うということです。
オーストラリアではカンガルーのことを「ルー」とも呼ぶため、日本に輸入される時にこの名がつきました。
ルーミートはオーストラリア国内はもとより、欧米でも需要が増えています。
ギルトフリー食として注目を浴びている
ギルトとは罪悪感のことです。ギルトフリー、つまり低カロリーで罪悪感なく安心して食べられる食品を指す言葉なのです。
ルーミートはカロリーが低いので、肉だけどダイエット中でも食べられる、とモデルの間でも人気が高まっているのです。
養殖ではない、天然もの
カンガルーの農場など聞いたことがないと思いますが、それもそのはず、ルーミートは野生のカンガルーを捕獲して食肉にします。
抗生物質を含んだ餌など食べておらず、添加物も含まれていない安全な食肉として注目を浴びているのです。
ルーミートの健康効果とは
カロリーが低いと人気のルーミートですが、具体的にはどのような健康効果が期待できるのかみていきましょう。
高タンパク、低カロリー
ルーミートは高タンパク、低カロリーで、ダイエット中でも安心して食べられるお肉です。どのくらいの数値なのか、他のお肉と比べてみましょう。
肉の種類 | カロリー | タンパク質 |
---|---|---|
ルーミート | 110kcal | 22g |
牛もも肉 | 209kcal | 21g |
豚ヒレ肉 | 115kcal | 22g |
鶏胸肉 | 108kcal(皮なし) | 22g |
※100g当たり
ダイエットに最適といわれる鶏胸肉級の高タンパク低カロリーな食材なんです。
しかしパサつき感もなく、しっかり肉の味を感じることが出来る、とじわじわ人気が高まっているんですね。
低脂肪、低コレステロール
ルーミートがダイエットに向いている理由は低カロリーなだけではありません。なんと脂質が1%未満!超低脂肪なんです。
肉というと、バラ肉などは脂身が多いからダイエット中はダメ、赤身を食べた方がいいといわれますよね。
でもルーミートはどの部位を食べてもほとんど脂質が変わらないんです。その点も、嬉しいところです。
しかもコレステロールも低いから、肉が好きなのにコレステロールが気になる~という方も安心して食べられるでしょう。
まるで、肉好きのためにあるようなお肉ですね。
生活習慣病の予防
ルーミートは脂質が低いのですが、そのわずかな脂質も良質なので、健康維持に役立つんです。脂質の40%が多価不飽和脂肪酸なので、身体に負担をかけない脂質なんですね。
お肉を食べながらでも、
- 糖尿病
- 高血圧
- 心臓病
- 脳梗塞
など、生活習慣病の予防に役立つと考えられています。
実際、オーストラリアの原住民であるアボリジニは、カンガルーなどの野生動物を食べていますが、生活習慣病にかかっている人がほとんどいなかった、ということも研究によって分かっています。
アレルギーの予防
不飽和脂肪酸にはアレルギーを予防する働きもあるんです。
不飽和脂肪酸には一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸がありますが、ルーミートの脂肪酸は多価不飽和脂肪酸です。
- アトピー性皮膚炎
- 花粉症
などのアレルギー症状を緩和し、予防する効果も期待できます。
筋肉を増やし、体脂肪を燃やす
共役(きょうやく)リノール酸は、脂肪を減らしたい!と思う人が今注目している不飽和脂肪酸なんです。
- 牛乳
- バター
- チーズ
などの乳製品にも含まれています。
ダイエット目的で摂取するなら、1日1000~2000mg必要だといわれているのですが、元々乳製品の摂取量が少ない日本人では1日37.5mg程度しか摂れていないんです。
ルーミートは肉の中でも共役リノール酸の含有量が群を抜いているので、乳製品以外からでも共役リノール酸が取れる、ということなんですね。
肉の種類 | 共役リノール酸含有量 |
---|---|
ルーミート | 11.4mg |
牛ヒレ肉 | 2.9mg |
牛サーロイン | 2.9mg |
鶏ササミ | 0.9mg |
共役リノール酸は体内で合成できない脂質なので、食品かサプリメントで摂るしかありません。
効率的な身体作りに役立つとアスリートにも人気がある栄養素ですが、食品から摂るならルーミートも利用してみるといいですね。
実際はどんな味?ルーミートの料理法
カンガルーの肉だからといって、特別な調理法は必要ありません。
普通に焼いて食べることが出来る肉ですから、料理もしやすいと思います。
若干の臭みを感じるが食べやすい
猪などと比べると食べやすいお肉ではありますし、他の食肉と比べ柔らかいので、調理もしやすいでしょう。
普通の赤身肉として使えます。
ただし、人によっては若干の臭みを感じるようなので、
- スパイスをたっぷり使ったステーキ
- トマト煮込み
などにすると食べやすいと思います。
インターネットで入手可能
実際ルーミートを食べてみたい!と思ったら、どこで買えるのでしょうか。日本ではまだまだ普通のスーパーで見かけることはありませんが、インターネットなどではすでに販売されています。
東京ではカンガルー料理を出すお店も徐々にですが増えてきているので、自分で料理をする前に一度味見をしてみたいものですね。
罪悪感のないルーミートでキレイに痩せる!
食べれば食べるほど痩せる肉ともいわれるルーミート。
常に体重計との戦いであるモデルさんの中にも愛用者が増えてきています。
どうやって食べたら美味しいかな、と考えるのも楽しそうですし、食べても太りにくいと考えれば食事も楽しくなるのではないでしょうか。
これから流行すると思われるルーミート。一足先に試してみませんか。
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