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石鹸シャンプーの効果と正しいやり方、健やかな頭皮を目指して!

Date:2019.10.21

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石鹸シャンプーの効果と正しいやり方、健やかな頭皮を目指して!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/sekkenshampoo7200/


シャンプーにこだわりがあるという人は多いでしょう。傷みの補修効果やカラーリングの色持ちを良くするものなど「髪の毛の綺麗さ」を重視しがちですが、どんなシャンプーを使っても一番大切なことは「髪の毛」を洗う以上に「頭皮」の汚れを落とすことなのです。

正しいシャンプー方法として爪を立てずにマッサージするように行うことが大切とされているのも、頭皮の汚れや詰まりを綺麗にすることが優先されているからです。そして今回は地肌の汚れや詰まりを解消する石鹸シャンプーについてお話ししていきます。

石鹸で洗うなんてギシギシしそう、逆に髪に悪そうと思っている人も、正しいやり方を知った上で行えば健康的な頭皮に整えることができるので、是非取り入れてみてください!


使えるのは体だけじゃない!ハマってしまう石鹸シャンプーの効果とは

多くの人は髪の毛は髪の長さに関わらずシャンプーで洗うもの。むしろ石鹸で洗うと髪がきしんで、髪の健康に悪いと思われています。

ですが、髪の毛の痛み補修やカラーリングの持ちを良くするという目的ではない限り、実は石鹸シャンプー頭皮の皮脂汚れを解消し、健康な髪が育つ環境作りに最適な方法なんです。まずは、避けられがちな石鹸シャンプーの効果についてご紹介していきます!

そもそも石鹸シャンプーとは何?普通のシャンプーとの違いとは

石鹸シャンプーという言葉だけ聞くと、手を洗う固形石鹸で髪を洗うと思いがちですが、実際に使う石鹸シャンプーと普通のシャンプーとは何が違うのでしょうか。大きな違いは含まれる洗浄成分(界面活性剤)です。

シャンプーの種類 洗浄成分 特徴
高級アルコール系 ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naなど 高い洗浄力、泡立ちの良さ、安価
アミノ酸系 メチルアラニン、ベタイン、アシルグルタミン酸など 洗浄力は低い、低刺激
石鹸系 石けん素地、脂肪酸カリウムなど 高い洗浄力、低刺激、アレルギーを起こすリスクが低い

上記のように石鹸系シャンプーは高級アルコール系とアミノ酸系の2つのシャンプーの良いとこ取りに加えて、天然成分を使用しているものが多いので、シャンプーのせいで地肌が痒くなりやすい、荒れやすいという人にもおすすめできます。

洗い上がりスッキリ!頭皮の皮脂汚れを洗い流す

シャンプーで最も重要なことは地肌の汚れを洗い流すことです。シャンプーは「髪の毛」を主に洗うと思いがちですが、髪の毛についた整髪料やホコリやゴミは予洗いでもかなり落とせます。

ですが、髪の毛を洗うことだけに集中していると肝心の根元部分である頭皮と毛穴の皮脂を十分に落としきれず、臭いやかゆみ以外にも抜け毛や薄毛の原因になります。

アルカリ性である石鹸シャンプーは頭皮の皮脂やタンパク質を除去し、すっきりと洗い上げてくれますよ!

頭皮への刺激は少なめ、でも洗浄力はバッチリ!

敏感肌の人や季節の変わり目で体調を崩している時などにはシャンプーの強い洗浄成分が刺激になって痒みを引き起こす場合があります。石鹸シャンプーは天然成分で作られているものが多く、低刺激なので安心して使用できます。

石鹸シャンプーは赤ちゃんから使えるものも多いほど安心して使用できます。ですが、皮膚疾患などで通院しているという人はかかりつけの医師に相談して使用することをおすすめします。

髪本来の美しさが育ち、ハリコシが出てくる

シャンプーにはその商品それぞれに特徴がありますが、石鹸シャンプーを使用することで髪の毛自体が自活するようになり、本来のハリ・コシを取り戻す効果が期待できます。

多くの石鹸シャンプーにはそのほかの種類のシャンプーとは違い、余計な成分が入っていないものが多いので、髪の毛が自発的に本来の健康な状態に戻れるよう促せるのです。

石鹸シャンプーは使い始めは髪がきしむなどして挫折してしまう人もいますが、それに慣れてくる頃には髪の毛が健康的になってきたと感じられるようになります。

頭皮のバリアを壊しにくく、皮膚トラブルが起こりにくい

ドラッグストアなどで多く販売されている高級アルコール系シャンプーはヤシ油由来の洗浄成分を使用しており、それらは強い洗浄力を備えています。

また、強い酸で皮脂を落とすので頭皮が乾燥しやすく、頭皮は除去された皮脂を補おうとさらに多くの皮脂を分泌され、それが原因で毛穴詰まりを起こすこともあります。

さらに洗浄力が高いので頭皮のバリアゾーンを剥がし取ってしまい、そこから汚れや皮脂などが入り込んで皮膚トラブルを起こしてしまいます。

石鹸シャンプーの洗浄成分は高いですが、高級アルコール系シャンプーの洗浄成分(合成界面活性剤)に比べると優しく、残ってしまった石鹸は肌の酸性物質によって洗浄力は失われるので、それ以上皮脂が取られたり、過度な刺激になる心配はありません。

その方法で合ってますか?正しい石鹸シャンプーの方法をマスターしたい!

石鹸シャンプーの良さは分かった!よしっ、コンディショナーは問題なく使えるからシャンプー買い換えようかなと思っている方、ちょっと待ってください!

石鹸シャンプーは手軽に取り入れられるようで、実は事前知識がないと「こんなはずじゃなかったのに…」というギシギシ髮になってしまいます。以下で説明する正しい石鹸シャンプーの方法をマスターして、後悔のないサラサラ髪を目指しましょう。

知っておかないと大変!正しい石鹸シャンプーのやり方

上記でお話ししたとおり、石鹸シャンプーは正しい方法を知っておかないとギシギシ髮になり、クシも通せない!なんて事態になってしまいます。ここからは基本の石鹸シャンプーのやり方についてご説明していきます。

用意するもの

  • 石鹸シャンプー
  • クエン酸リンス
  1. 髪の毛についたホコリなどのゴミを取るためにしっかりブラッシングします。
  2. 髪の汚れを落とすためにお湯でしっかりと予洗いをしましょう。
  3. 石鹸シャンプーを手に取り、髪を洗います。この時、頭皮は指の腹でマッサージするように洗います。
  4. 泡が残らないようにしっかりとシャンプーを洗い流しましょう。
  5. クエン酸リンスを毛先を中心に馴染ませます。
  6. 1、2分時間をおいてから洗い流しましょう。
石鹸シャンプーを使うことで本来弱酸性であった髪の毛はアルカリ性に傾いてしまいます。それを弱酸性に戻すために酸性であるクエン酸が配合されたクエン酸リンスを使用します。

混ぜるだけで簡単にできる手作りクエン酸リンス

石鹸シャンプーは用意したけどクエン酸リンスだけ手に入らない、または手作りの方がなんだか安心するという人のために材料さえあれば簡単に作れるクエン酸リンスの作り方についてご紹介します。

用意するもの

  • クエン酸:30g(大さじ2)
  • 水:500cc
  • グリセリン:5g(小さじ1)
  • お好みでアロマオイル:適量
  • 保存用ボトル

クエン酸と水をよく混ぜ、そこに残りの材料を全て入れてさらに混ぜ合わせれば出来上りです!保存用ボトルはポンプ式のものだとそのまま使えるので便利ですよ。

グリセリンは保湿成分として入れますが、しっとりさせたいからと分量以上に入れてしまうとゴワつきの原因となるので分量を守って作りましょう!

安全のために必ず守ってほしいクエン酸リンスの使用ルール

手作りクエン酸リンスは一般的なコンディショナーとは違って保存方法や使用時に守ってほしいルールがあります。安全に使うためにも以下の注意点を覚えておきましょう!

塩素系洗剤などの近くに置かないようにしましょう
クエン酸は塩素系洗剤と混じると有毒ガスが発生するので大変危険です。そうした危険を回避するためにも、保存する際や使用する際に塩素系洗剤の近くに置かないように十分注意しましょう。
使用期限、保管場所に注意して使いましょう
市販されている商品とは違い、手作りのクエン酸リンスには保存剤などが含まれていません。そのため、作ったその日から1〜2週間ほどで使い切るようにしましょう。また、高温多湿を避けて、涼しいところで保管するようにしましょう。

何事にもデメリットはつきもの!石鹸シャンプーのデメリットをカバーするアイデア

ここまで石鹸シャンプーのメリットについてお話ししてきましたが、そこにはデメリットもつきものです。ですが、ちょっとしたアイデアでそのデメリットもカバーすることができるので、安心してください!以下では石鹸シャンプーのデメリットとその解消方法についてお話しします。

アルカリ性に傾いてゴワゴワになった髪はクエン酸でサラサラに!

石鹸シャンプーでよく言われるデメリットの一つが髪のきしみです。弱酸性の髪の毛を石鹸シャンプーで洗うことでアルカリ性に傾いてしまうので、どうしてもその点は避けられません。

このゴワゴワ、キシキシな髪の毛をサラサラに戻すアイテムは、先述したクエン酸リンスです。クエン酸リンスをつける際は髪の絡まりやきしみをほぐそうと無理に手ぐしで引っ張ったりせずに、少しずつ髪に馴染ませるようにしましょう。

髪のベタつきが気になる人はすすぎに力を入れてみて

石鹸シャンプーはさっぱり洗い上がると言われていますが、人によっては使い続けるうちに髪がベタついてきたという人もいます。その原因の一つとして十分に石鹸を洗い流せていないという点が挙げられます。

シャンプーの基本は頭皮汚れを洗い流すことです。表面的な泡が流れていても、頭皮にはまだ残っている可能性があります。ベタつきが気になるという人はすすぎ時間をこれまでより十分に取って、しっかりと洗い流すようにしましょう!

カラーリング後はカラー剤を定着させるためにも使用を控える

髪の毛をカラーリングしている人は多いでしょう。髪の毛のカラー剤はアルカリ性なので、石鹸シャンプーのようにアルカリ性のものを使ってしまうとさらにキューティクルの状態を不安定にさせ、退色を促進させてしまいます。

いつもは石鹸シャンプーを使用している人も、カラーリング後は石鹸シャンプーではなく他の商品を使用して、 数日経ったら使用を再開するようにしましょう。

クエン酸リンスが馴染みにくいと感じたら目の荒いコームを利用する

石鹸シャンプーは髪の毛をアルカリ性に傾けてしまうのでどうしても洗い上がりがきしんでしまいますが、それを弱酸性に戻すのがクエン酸リンスの役目なのですが、

馴染ませる時になかなか髪の絡まりやきしみが取れずに不快感を感じてしまうという人は、目の荒いコームで髪の毛の絡まりを取りながら少しずつリンスを馴染ませてみましょう。

目の細かいコームでは髪に負担をかけて毛先を傷める原因になるので、必ず目の荒いものを使用しましょう。また、しつこく絡まる部分をとかし続けるとキューティクルが開いた状態の髪の毛を傷めることになるので、ある程度の絡みが取れたら使用をストップしましょう。

頭皮をスッキリ洗い上げて地毛を健康な状態に戻せる石鹸シャンプーは挑戦してみる価値あり!

髪の傷みに悩んで美容室でトリートメントをしたり、毎日ホームケアを頑張っているという人は沢山います。また、頭皮のベタつきや匂いが気になるという人はシャンプー選びにも苦労しているでしょう。

そんな人にこそ石鹸シャンプーはおすすめのヘアケア方法です。傷みを補修する成分が豊富なものを使用したり、薬品の効果で地肌を洗い上げるのも悪くありません。

ですが、長い目でケアすることを考えた時に、髪自体の修復力を蘇らせ、しっかり洗浄してくれるのに少ない添加物で優しく洗い上げる方が髪には嬉しいですよね。

初めはこれまでのシャンプーとの洗い上がりの違いに慣れなくて続けられるかと心配になりますが、慣れてくると枝毛が減った、頭皮のニオイが気にならなくなったと感じることができるので、ぜひ髪の毛・頭皮環境の改善を考えている人は挑戦してみてくださいね!

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ライター:ChoKo

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コメント一覧

  • ラブリーパンダ

    はじめまして。石鹸シャンプーは白髪にも効果があるのですか?前に石鹸シャンプーを使用して途中でやめてしまいました。白髪染めは良くないしできるだけしたくないです。現在はアミノ酸の無添加シャンプー使っています。石鹸シャンプーが白髪に効果があるなら石鹸シャンプーに切り替えたいです。

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