人に相談できないデリケートゾーンの黒ずみの原因と解消法
Date:2017.02.21
デリケートゾーンの黒ずみ、気になってもどうすればいいのかなかなか人には相談できませんよね。
この悩みは年齢を問わず悩んでいる女性が多い反面、あえて自分で見るところでもありませんし、気づいていない方も多いかもしれません。
ただ、いざという時に備えてできるだけ黒ずみが気にならないようにしておきたいですよね。
そもそもなぜ黒ずみができてしまうのか、改善することはできるのか、原因と対処法についてご紹介します。
この記事の目次
デリケートゾーンの黒ずみの原因
デリケートゾーンは身体の他の部分と比べてどうしても黒ずみができやすい場所なんです。その理由をまとめました。
下着との摩擦でメラニン色素が増える
実は、デリケートゾーンの皮膚は体の中でも最もメラニン色素が活発な部位なので、どうしても黒ずみができやすいのです。
その場所に1日中下着が密着していますよね。動くたびに生地と肌が擦れて摩擦が起きます。そうするとさらにメラニン色素が活発になってしまうのです。
下着の摩擦で刺激を受け続けているデリケートゾーンは常に日焼けしているのと同じような状態になっています。
ですからメラニン色素がどんどん沈着して黒ずんでしまうのです。
他の部位に比べて皮膚が薄い
肌はいくつかの層になってできていますが、一番上は角質層といって、垢となって剥がれていくところです。
この角質層は角質細胞がレンガのように層になっていて、外部刺激から体を守る役目があります。
角質層が厚いところはお肌も丈夫ですから、手の平とか足の裏はシミってできにくいですよね。
ところがデリケートゾーンの角質層の厚さは、実はまぶたよりも薄いんです。
- まぶたが7層
- 外陰部は6層
顔よりも皮膚が薄いんですから、刺激に弱いのは仕方がないことかもしれません。
ターンオーバーの低下
肌のターンオーバーが加齢とともに乱れてくるのは、何も顔だけではありません。身体も当然同じです。
デリケートゾーンだけでなく、
- 脇の下
- 膝
- 肘
など皮膚が薄かったり衣服と擦れやすいところは、年齢とともにターンオーバーが乱れ、黒ずみやすくなってしまいます。
誤ったムダ毛処理で黒ずみができやすくなる
ムダ毛の処理は女性の8割以上がやっているそうですが、まだまだ自己処理をしている人の方が多いですね。
皮膚が薄いところに何度も刃を当てて剃っている肌がダメージを受けて黒ずんでしまうんです。
こすってない?入浴時の洗い過ぎ
生理中などはかゆみが出たり、臭いも気になってゴシゴシこすって洗っていませんか。
例えば、目の周りなどは皮膚が薄いことが分かっていますから、ゴシゴシこすって洗ったりしませんよね。
それと同じで、デリケートゾーンもゴシゴシこすってはいけないんです。
妊娠・出産でも黒ずんでしまうことがある
女性ホルモンのバランスが乱れることと外部の刺激から体を守ろうとする防御反応から、黒ずみが出てしまうことがあります。これはデリケートゾーンだけでなく、乳首なども同じです。
生体の防御反応ですから、ある意味仕方のないことなのですが、この反応がメラノサイトを刺激してしまうために黒ずみが出やすいのです。
しかも妊娠中や出産後はホルモンバランスの乱れから、肌の状態もいつもと違いますね。とてもデリケートになっていたり、乾燥しやすい状態です。
保湿をたっぷりしないとさらに乾燥しやすく、肌へのダメージとなります。
デリケートゾーンの黒ずみを解消するスキンケア方法
肌へのダメージから黒ずみが出ている場合、どのようにすれば解消できるのか、スキンケアの方法などをご紹介します。
未だにデリケートゾーンが黒ずんでいる女性は遊んでいるとか、誤った認識を持っている男性も少なくないですし、そこはキレイに手入れをしおいて欲しいという理想を持っている男性も意外と多いものです。
ゆくゆく困ったことにならないように、日頃からケアしておきましょう。
黒ずみ解消専用のクリームを使う
黒ずみ解消用のクリームは色々種類が出ていますが、できればデリケートゾーン専用のものを選びましょう。
- トラネキサム酸
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
などの美白成分が配合されているものがおすすめです。
塗り方にもちょっとコツがあります!
クリームはこすらずに、上から押してなじませるようにすると、肌へのダメージを少しでも少なくできるので、優しくなじませるようにしてみてください。
イビサクリーム
デリケートゾーン専用の黒ずみ対策クリームです。メラニン色素の生成を抑えるトラネキサム酸配合で美白効果が期待できるのと、大豆エキスやカモミラエキスなどの保湿成分も配合されているので、デリケートな肌を優しく保護します。
価格:7000円(定期購入で割引あり)
容量:35g(およそ1ヶ月分)
https://ibizabeauty.net/shopping/lp.php?p=ibzcrm_mn
美容皮膚科で美白クリームを処方してもらう
市販のクリームでもどうしても黒ずみが解消できない、という場合は美容皮膚科で外用薬を処方してもらうという方法もあります。
- ハイドロキノン
- レチノイン
などの美白成分の入ったクリームです。
ただし、これらの成分は若干肌への刺激があることもありますから、よくお医者さんと相談して、納得して使用するようにしてください。
食べるものにも気をつけて!黒ずみ解消に役立つ食べ物
シミを作らないための食べ物を摂るのと同じことですね。
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ビタミンE
- たんぱく質
- ミネラル
などをバランスよく食べて下さい。
特にビタミン類は摂っているつもりでなかなか摂れていないものです。
肉、魚、卵、大豆製品
肉や魚はできるだけ毎食摂りたいですが、時間がない時は
- 卵
- 豆腐
- 納豆
などでもOK。
卵はゆで卵にして冷蔵庫で保存しておけば食べやすいですよ。
納豆はご飯にかけるとカロリーが気になるので、タレをかけずに塩やオリーブオイルをかけて食べてみてください。
お豆そのものの味を楽しめますし、小腹が空いた時にもおすすめ。おやつでしっかりたんぱく質が摂れてしまいます。
ビタミンC補給におすすめ・ブロッコリー
これもまとめて茹でて冷凍保存しておけば、食べる分だけいつでも解凍できます。
ブロッコリーは食べ応えもあるので、食事の最初に食べることで噛む回数も増えてダイエットにも役立つ食材。しかもビタミンたっぷりなので、毎食食べて欲しいです。
ミネラル補給に貝の缶詰
鉄分や亜鉛など、酸素の運搬や肌の新陳代謝に関わるミネラルもたっぷり摂って欲しいのですが、なかなか自炊する時間がないという方におすすめなのがミネラル豊富な貝の缶詰。
市販の味噌汁やスープに加えるだけで手軽にミネラルが摂れます。できれば缶に入っている煮汁も一緒に使ってください。
黒ずみを解消するための生活習慣
日頃の生活の仕方でも黒ずみの解消効果は違ってきます。スキンケアだけでなく、生活面でも色々気をつけてみましょう。
ゴシゴシ洗わずに泡パックをする
お風呂で身体を洗う時の洗い方に気をつけましょう。おすすめなのは「泡パック」です。
あまり泡をのせているとそれも乾燥の原因になってしまいますので、最長で2分に留めておきます。時間が経ったらぬるま湯で洗い流しましょう。
できれば肌に優しい石けんを使うとさらに刺激が抑えられていいですね。敏感肌用の石けんを使うのもいいかもしれません。
肌への刺激が少ない素材の下着を身に着ける
刺激があるからといって下着をつけないわけにもいきませんが、できるだけ肌に優しい素材のものを身につけましょう。それだけでも摩擦による肌へのダメージが違ってきます。
- シルク
- コットン
がおすすめ!
若干サイズに余裕があるとなお理想的。ストッキングを履く時は難しいでしょうが、少し余裕のある服装の時は下着もあまり密着しない方が摩擦を減らすことができます。
睡眠をしっかりとる
これはデリケートゾーンだけでなく、顔や髪にとってもいいことですね。
自力では難しければ専門家に任せて黒ずみを解消
シミやシワをクリニックで治療するように、デリケートゾーンの黒ずみも専門家に治療してもらう、という方法ありますね。
レーザー治療で黒ずみを解消
しみを取るのと同じような感じですね。レーザーを当てることでメラニン色素を破壊し、黒ずみを解消します。
ただし、レーザーは痛みが強いことと、特に肌の弱いところに当てますから、その痛みに耐えられるかどうかという問題もあります。
耐えられない人は麻酔もあるので、相談してみるといいでしょう。
VIO脱毛で黒ずみ対策
美容クリニックや脱毛サロンでVIO脱毛をすることで、美肌効果も期待できます。
というのも、レーザー脱毛や光脱毛は肌の細胞を活性化させてターンオーバーを促進する効果もあり、コラーゲンの生成を促して肌をキレイにする効果もあるからです。
新陳代謝が活発になれば、黒ずみ解消に役立つかもしれません。
日本人は黒ずみやすいというのも知っておく
どのくらいからを「黒ずみ」というのか、人と比べることのできない場所ですから、判断がなかなか難しいものです。
体質的な問題もありますし、年齢を重ねるほどある程度黒ずみが出てくるのは仕方のないことです。あまり神経質にならないことも大切ですよ。
内側と外側、両面から気長にケアしていきましょう
デリケートゾーンの黒ずみはこれまでの肌ダメージが蓄積されたもので、年齢的なものもありますから、短期間ですぐに解消することは難しいかもしれません。
ただ、スキンケアやちょっとした生活面の見直しで、他の部分と全く同じ色とは行かないまでも、ある程度解消していくことはできます。
あきらめずに、気長にケアしていきましょう。
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