年齢がばれる!隠しづらい首のシワを消す方法と予防策
Date:2017.02.21
顔のシワには敏感ですが、首のシワ、できないように注意してますか?
毎日スマホに夢中になって下ばかり見ていて気がついたら首に深いシワが!なんてことになりかねませんよ。
顔のシワを目立たなくする化粧下地やファンデーションはありますが、首のシワ用はなかなか見かけませんね。
意外と見られている首のシワ、老けてみられないように絶対に作りたくないものです。
出来てしまったらどうにかして目立たないように出来るのか、そもそも出来ないようにするには何に注意をすれば良いのかなど、首のシワ対策をご紹介します。
首のシワはなぜできる?できてしまうその原因は
身体にはあまりシワが出来なさそうに思えますが、どうして首にシワが出来てしまうのか、その原因を知っておきましょう。
加齢によってコラーゲンが減少するから
首のシワの一番の原因はコラーゲンの減少によって肌の弾力がなくなることです。
首も顔と同じ、肌の弾力はコラーゲンで保たれていますから、加齢によってコラーゲンが減ることで深いシワが刻まれてしまうのです。
首のシワの問題は「深いシワ」が出来やすいこと。
首は顔と比べると汗腺の数が3倍ほどといわれているので、汗をかくとべたつきやすく、顔ほど乾燥小じわは目立ちません。
その代わり、
- コラーゲン
- エラスチン
といった肌の弾力を保つための成分が減ってしまうと一気に深いシワが出来てしまうのです。
首の皮膚は薄くてたるみやすいくシワが出来やすい
実は首の皮膚はとても薄くて、顔の皮膚の半分から3分の2ほどしかありません。
しかも、顔の表情筋が衰えてきたりしてどんどん下にたるんできてしまうので、それも首のシワの原因に。
加齢とともに皮膚の弾力や筋肉が衰えた上にたるみやすいのですから、しっかりケアしていかないといけませんね。
紫外線を浴びやすい部位だから
紫外線の影響はシミだけではありません。
紫外線には、
- 紫外線A波
- 紫外線B波
の2種類ありますが、このうち紫外線A波は肌の奥深く、真皮まで届いてコラーゲンを破壊します。
コラーゲンが減ってしまうと肌の弾力の低下・しわになりやすいと言ったデメリットがあります。
首は360度ぐるりと紫外線を浴びやすい部位なのです。1年中紫外線を浴び続けることによってシワが出来やすくなってしまいます。
姿勢が悪くてシワが出来やすくなる
首は皮膚が薄くてたるみやすいのに、真っ直ぐ伸ばすことを意識していないとすぐにしわが寄ってしまいます。姿勢の悪さは首のシワの大きな原因になります。
たとえば、
- 枕の高さが合っていない
- 前屈み、猫背など姿勢が悪い
- スマホばかり見て下を向いていることが多い
- ストレートネック
- 頬杖をよくついている
など、思い当たることはありませんか。
これらはすべて首のシワを作る行動です。スマホは特に電車や会社、家でも1日中見ている人もいるのではないでしょうか。
もう増やしたくない!首のシワを作らない対策とシワを消す方法
首のシワは年齢に関係なく、ケアの仕方次第で大きく「差」が出る部分なのです。ということは、しっかりケアすればずっとキレイを保つことも出来ます。
老けた印象にならないように、毎日顔と同じようにケアしてあげましょう。
顔と同じように保湿すること
首には顔の2倍の汗腺があるといわれ、表面はべたつきやすい場所なのですが、その分実は乾燥しやすいところでもあります。
汗をかいて表面の水分が失われてしまうので、べたついて入るのですが水分は足りないという状態。
しかも、皮膚が薄いのでたるみやすいです。その分しっかりお手入れしていく必要があります。
顔のスキンケアを行う時に、デコルテまで同時にケアしてみて下さい。
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
などもしっかり塗って保湿することでたるみを予防できます。
オススメのクリームは小ジワに特化して開発された「ロスミンリペアクリーム」です。
6種類の植物エキスを含むこだわりの美容成分が潤いを与え、小じわを目立たなくします。
化粧品機能評価法ガイドラインに基づき、第3者機関で実施された抗シワ試験で乾燥による小ジワを目立たなくする効果が実証されています。
もちろん首だけでなく、顔や手の甲にも使用できますので、全身の小ジワ対策として持っておくと心強いクリームです。
リンパマッサージで老廃物を排出
首がたるまないようにするために、リンパマッサージで老廃物を溜めないようにしましょう。
リンパの流れや血流が良くなれば老廃物や毒素をしっかり排出することができ、肌にハリが戻ってきます。
お風呂上がりのスキンケアのついでにやると身体も温まっているので、循環が良くなりますよ。
胸鎖乳突筋を中心にマッサージしていきます。
顔を少し横に向けると、耳の後ろから鎖骨のくぼみに向かって筋が出ますが、これが胸鎖乳突筋です。
ここを人差し指と中指、もしくは指全体で挟み込むようにして、上から下に向かってさするようにしてマッサージします。
- 首全体にマッサージクリームか植物オイルなどを塗ります。その方が手がスムーズに動きます。
- 耳の下を人差し指から薬指までの3本を使ってゆっくり押します。
- 耳の下から鎖骨に向かってマッサージ
- 鎖骨のくぼみから鎖骨の下を肩に向かってマッサージ
- 鎖骨の終点から脇に向かってマッサージ
リンパマッサージは強くぐいぐい押す必要はないので、皮膚をこすらないようにして優しくマッサージして下さい。
耳の下当たりはツボもたくさんあるので丁寧にマッサージしてあげるとリンパの流れが良くなりますね。
首のしわ・たるみを消すマッサージ
リンパマッサージで血流を改善したら、出来てしまったしわを目立たなくするマッサージです。
リンパマッサージでつけたクリームが残っていればそのまま、しわ解消マッサージ単独で行う場合は、乳液や美容クリームを塗るときに一緒にマッサージを行います。
- 少し上を見上げた状態で、鎖骨の上からあごまで、首の中心部分を下から上にさすります。縦じわを伸ばしていくイメージです。
- たてが終わったら次は横。横じわを伸ばすイメージを持ち、中央から外に向かってさすります。
縦じわ・横じわともに、首の筋肉の緊張が原因としてあげられます。
優しくさすってあげるだけで、緊張感が和らぐので、しわの改善が期待できるというわけです。
皮膚にハリがないように感じたら、コラーゲン系の美容液を使ってマッサージをするのがおすすめ。
フェイスケアのついでにできるので、毎日継続的に実践することをおすすめします。
エクササイズで首の筋肉を鍛える
コラーゲンが減少してきてしまうのはある程度仕方ありませんが、筋肉を鍛えることはいくつになっても出来ます。
首も筋肉を鍛えることでシワを予防できますから、毎日思いついた時にやってみて下さい。
出来てしまったシワを解消するのは時間がかかりますが、筋肉を鍛えることで徐々に薄くなっていくことが期待できます。
- 上を見上げて、首がしっかり伸びていることを意識してあごを突き出して下さい。この時点でもかなり首の筋肉が伸びていることがわかるでしょう。
- そのままの姿勢で口を大きく開けたり閉じたりしてみて下さい。口を閉じるたびに首がストレッチできます。
仕事の合間でも座ったままできますから、これを習慣にすることで首のシワの予防になります。
できてしまった首のシワを消すスキンケア
保湿に加えて、しわ解消効果が高い美容液を意図的に選択、ケアしていくとより即効性が期待できます。
首のしわにとくに有効と考えられるのは以下の成分。
- ビタミンA ( レチノール )
- アンチエイジング化粧品によく利用される成分。コラーゲンの生成を促して、肌の状態を整える効果があります。紫外線ダメージ・ストレスで現代人には不足しやすい成分、美容液で足りない栄養を補って集中ケアを行いたいところです。
- ビタミンC ( ビタミンC誘導体 )
- 美肌成分として名高いビタミンC。ビタミンCをより肌の奥に届けやすくするのがビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体を含む美容液は、深い首しわまで効果が期待できるのが特徴。コンプレックスが強い方こそ、試してほしいケア成分です。
- ナイアシン
- ナイアシンの特徴は、肌への負担が少ないこと。低刺激なのにしっかりと肌代謝を促して、コラーゲンの生成を助けます。敏感肌でビタミンC誘導体の美容液を使えない女性は、ナイアシン配合美容液を試してみるといいでしょう。
美容液をつけるときには、たたいたり、すりこんだりしないで、優しく押さえるようにケアします。
首に負担をかけないよう枕の高さを見直してみて
横になった時に、背骨が自然なS字カーブを描く姿勢をとれるのが理想です。
高すぎる枕は顎が下がってしまうので思いっきり首にしわが寄りますね。
毎晩この姿勢を続けているとしわがくせになります。
また、この姿勢だと首や肩の血流も悪くなるので、肩こりの原因にもなります。
朝起きたときに疲れが取れていない、疲労感があるのは枕の高さが合っていないのかもしれませんよ。
では枕をしなければいいんじゃない?と思うかもしれませんが、頭が低すぎるのはそれはそれで寝づらいものです。
立っているときの姿勢を考えてみて下さい。
枕をしないで寝るということは、頭を不自然に後ろにそらせたような状態になりますから、これも身体に負担をかけます。
首にしわが寄らないような姿勢を心がけること
真っ直ぐに自然に首を伸ばした状態をキープできるのが理想です。
姿勢が悪いと首のシワが出来るだけでなく、それ自体が老けた、不健康な印象になります。背筋がピンと伸びた姿勢はそれだけで見ている方も清々しいものです。
歩いているときも立っているときも猫背にならないように気をつける
- デスクワークの時は前屈みにならないように気をつける
- 頬杖をつかない
- スマホを見るときは高い位置に持って見る
など、姿勢が良くなる工夫をしてみて下さい。
顔と首との境目を作らないようにしっかりUVカット
首の紫外線対策を怠ると顔との「皮膚の差」が出てきてしまいます。
首は紫外線の影響も受けやすいところなので、じわじわと日焼けしていることに気づかないこともあります。
- 顔との色の違い
- 顔との皮膚のキメの違い
など、見た目にくっきり顔と首に差ができてしまうのです。
コラーゲンたっぷりの食事をとろう
シワの予防にぜひ摂りたいのがコラーゲンですね。
1日に必要なコラーゲンの量は5000~10000mgといわれていますが、日本人の平均摂取量は1900mg程度しかないのだそうです。
首だけでなく、顔など他の部分のためにももっとコラーゲンを摂りたいですね。
- 鶏の手羽先
- 鶏皮
- 豚骨
- フカヒレ
- 牛すじ
- 魚の皮
- スッポン
- うなぎ
など、動物性食品にたくさん含まれていますが、これを毎日必要量食べるのは難しそう。
手軽に摂るなら、ゼラチンの方がおすすめです。
- ゼリー
- プリン
- マシュマロ
など、デザートやお菓子からでもコラーゲンは摂れるんですよ。
首のシワは日頃のケアで防げる!
女性なら皆、実年齢よりも若く見られたいと思うものですよね。首もシワが1本あるかないかで見た目の印象はかなり違ってきます。
首のシワは、化粧品でどうにかするというよりも、日頃の姿勢などで防げるものですから、毎日鏡をしっかり見て、姿勢を良くして、出来ないように心がけたいですね。
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