丁寧に生きることのメリット。自信がついて対人ストレスも激減
Date:2019.09.26
人生にはいろんな生き方があります。楽しさを重視したり、遠い未来のことを考えて慎重になったり、またはその場限りの刹那的な生き方をする人もいるでしょう。
どんな生き方をするかは人それぞれですが、何を重視するにしても「丁寧さ」は人生を大きく左右する、重要なポイントです。
物事を丁寧に取り組んだり、一つひとつを丁寧に味わって楽しんだり…そうした丁寧さが積み重なることで、自分でも納得のいく人生を楽しめるようになるのです。
この記事でご紹介するのは、「丁寧に生きること」の大切さやメリットについて。今までの人生で得られなかったことの中には、丁寧さを意識するだけで手に入れられるものもありますよ。
今すぐ丁寧を心がけるべき。雑に生きてる人の特徴
「丁寧」の対義語は「雑」「適当」といった言葉が当てはまります。雑な生き方をしている人たちには、丁寧な生き方をしている人が得ているメリットは受けられません。
雑な生き方のもっとも恐ろしい点は、雑に生きることに慣れてしまって、多少の不便やトラブルも「まあいいか」で終わらせてしまうところです。
長い人生には「まあいいか」で済ませられないことも当然あります。いずれ人生で大きな過ちをしでかしてしまう、雑な生き方をしている人にはこんな特徴があります。
- すぐに妥協、諦めてしまう
- 逃げ道を探そうとするクセがある
- 「急がば回れ」が嫌い
- 楽できる方法に目がない
- 努力せずに何とかしたい
- 見直しをしない
- 思わぬミスやトラブルが多い
- 多少は適当でも短時間で済ませたい
心当たりのある人には、雑な生き方ならではの損をした経験も多いのではないでしょうか?ほんのちょっとの手抜きも、蓄積されれば大きな損害になります。
丁寧に生きる人のメリット。人生が何倍も楽しく充実する
丁寧な生き方をする人たちには、人生におけるこんな素晴らしいメリットがあります。充実した理想通りの人生を送る上で、とても重要なポイントとなります。
事故やトラブルを未然に防ぐ
雑な生き方をしている人たちには、予想だにしない事故やトラブルが付き物です。ちょっとの確認を怠ったばかりに大きな事故に発展したり、手間を省こうとして後から大きなトラブルを招いたり…。
丁寧な生き方をしている人たちは、些細な手順も省略しませんし確認もバッチリです。そのため事故やトラブルのリスクが少ない、極めて安全な生活を送っているわけです。
事故やトラブルがないということは、心身ともに健康な生き方をできるということでもあります。怪我も少なく、トラブルで不安を抱くこともない。余計なことに時間やコストを割くことなく、全力で人生を楽しんでいられます。
ケアレスミスが少なくなる
一つ一つの動作を丁寧に行っていると、ケアレスミスも少なくなっていきます。仕事や作業を正確にこなせるようになることで、生み出すもののクオリティもアップしていきますよね。
ケアレスミスが少なくなれば自分の行動に自信が持てるようになります。人からミスを咎められるストレスから解放されるのも、かなり嬉しいですよね。
ミスの頻発に悩んでいる人は、ぜひ一つ一つの動作で丁寧さを意識してみてください。「丁寧な動作」というのは、手早くやろうとせずに時間をかけてじっくりこなすということ。指差し確認をして、見直しを徹底します。
仕事や作業の効率がアップする
丁寧な生き方をする人たちは、総じて仕事や作業の効率が高いという特徴を持っています。1つの手順に時間をかけているため、一見のんびりさんに見えますが、全体的な工程で見てみるとかなりの時短・効率化を実現しています。
丁寧な生き方をしていると些細なミスがないので、後からの見直し・やり直しの工程を省くことができます。
また、丁寧に過ごすということは、いろんな角度から物事を捉えて、俯瞰的に問題点や改善点を見つけられるということ。常にやり方を効率的なものへと変えていく、革新的な行動を思い付くこともできます。
周囲からの信頼が増える
丁寧な動作でミスや抜けが少ないことにより、周りの人からの信頼は絶大的なものになります。
- 重要な相談事や話をしてもらえる
- 大切な役割を任せてもらえる
- 一目置かれ、軽視されることがない
- 頼れる存在として人望が厚くなる
周囲から信頼されるということは、ざっと挙げてもこれだけのメリットに繋がるわけです。
丁寧な生き方は信頼されやすい人柄に繋がり、新しいコミュニティで上手く打ち解けたり、困ったときに頼れる人を増やしたりといった、重要なライフハックを確立させます。
対人ストレスを抱えている人にとっては、丁寧な生き方がかなり生きづらさを軽減させてくれますよ。
身の回りの人たちを癒す
一つ一つの動作がゆったりと慎重で、焦らずに行動するのが丁寧に生きる人たちの特徴です。そんな動作は周りの人の目に、とても癒されるものとして映ります。
のんびりとした動きをする人には、急かされたり心配を煽られることがありません。「ゆっくりやって大丈夫なんだ」「焦る必要はないんだ」と安心させられます。
そんな癒し系の存在になることで、丁寧に生きる人たちは周りの人から好かれやすくもなっていきます。
人との大切な思い出が増える
丁寧に生きる人たちは、目の前で起こる全ての出来事に対して丁寧に向き合っています。一つ一つをしっかり覚えようとして、全身全霊で物事に取り組もうとします。
どんな人とも真摯に会話をし、人間関係を大切にするため、人との思い出を多く持っています。また、本人だけではなく、接した相手の心にも思い出を残しやすいのが魅力。
節目節目で人生を振り返ったときに、「楽しかった」「有意義だった」と胸を張って言える記憶がたくさん心に残っているのです。人との思い出は勇気になり、今後の人生をポジティブに生き抜いていく力を与えてくれます。
記憶力がアップする
途中で手抜きをしたり、雑に何かを取り扱ったりすることがない人は、記憶力も非常に優れています。いつだって誠心誠意取り組んでいるため、「そんなの忘れた」と口にすることはほとんどありません。
記憶力が高いため脳が老化しにくく、仕事を効率的にこなし、人から信頼されやすいという魅力を持っているのです。
丁寧な生き方を目指すだけで、脳のパフォーマンスを上げて仕事やプライベートを充実・効率化させられます。勉強にも身が入り、新たな挑戦や資格取得などを成功させやすくもなりますよ。
不安が消えて心が安定する
丁寧に生きることを重要視している人たちは、いつでも自分に自信を持っていて、前向きに安定した姿勢を保っていられます。
雑な生き方は自分に自信が持てなくなり、常に漠然とした不安に悩まされます。「本当にこれで合っているの?」「何か間違えた気がする」「将来が不安だ」こんな人たちに足りないのが、丁寧に生きること。
ちょっと慎重すぎるくらいに丁寧な生き方を目指していれば、自分の行動に胸を張れるようになります。自分で自分を信用できるようになると、考え方もポジティブになり、人生の楽しみ方の幅が広がっていきます。
前向きに自分を好きになれる
雑な生き方をしていると、どうしても自己嫌悪からは逃れられません。自分自信を好きになろうとしても、雑である自覚がある限り「私なんか」「もっと○○だったら」という意識が抜け切れないのです。
丁寧に生きることは、自己嫌悪を打破して自分を好きになる要素を与えてくれます。
自分で自分を許せるくらいに丁寧に生きたのなら、誰にも責められる心配はありませんし、自分に誇りを持って堂々と振る舞えるようになります。
- 罪悪感
- 自己嫌悪
- 不安
- 劣等感
こんなネガティブな感情に悩まされている人ほど、丁寧な生き方が心を救ってくれますよ。
丁寧に生きることで将来の不安や事故から自衛しよう
「丁寧に生きる」というのはいわば自己防衛の一つ。多少の面倒くささがあっても、丁寧に生きることさえ目標にしていたのなら、後から自分に降りかかる不安やトラブルから身を守ることができます。
雑に生きて楽しいのはその瞬間だけ。後から苦しむのが分かっているなら、少しずつ丁寧な生き方を人生に取りいれていきましょう。
- 一つ一つの動作に時間をかける
- 衝動に任せず、考えてから動く
- 人にも物にも優しく接する
こんなちょっとした心がけて、丁寧な生き方は身についていきますよ。
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