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素肌の美しさを引き出すシンプルスキンケアのすすめ

Date:2018.08.08

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素肌の美しさを引き出すシンプルスキンケアのすすめ|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/skincare1108/

シミやシワ、ニキビなどの肌トラブルを防ごうと思って、高価な美容液やクリームをたくさん使っているのに一向に効果が出ない、そんな経験はありませんか。

世の中には本当にたくさんの化粧品が溢れているので、少しでも肌がキレイなるならと色々使いたくなってしまう気持ちはよく分かります。

でもそれがかえって肌の負担になってしまっていることもあるのです。

今回は、肌の負担を減らしながら、肌が本来持っている「健康になろうとする力」を引き出すシンプルスキンケアについてお話しします。

これからは足し算のスキンケアではなく、引き算のスキンケアが主流になるかもしれません。


▼動画で見たい方はコチラから

コスメ代の節約にも。シンプルスキンケアのメリット

スキンケアをシンプルにすると、お肌にいいだけでなく、お財布にも優しいみたいです。

シンプルスキンケアにはこのようなメリットがあるんです。

肌に与える刺激、摩擦が少ない

年齢を重ねるほどにシミとかシワとか、色々な肌の悩みが出てきますよね。

雑誌やインターネットで「これが○○にいい!」と聞くと、ついつい使ってみたくなる。

それで、化粧水の他に、美容液をいくつも使ってみたり、高価なクリームを塗ってみたりしていませんか?

スキンケアに使うアイテムが多いほど、肌をこする回数は増えますよね。

肌にいいものを塗ってはいても、肌にとっては摩擦です。それが刺激になって、かえって肌を傷めてしまうこともあるのです。

ですから、肌を触る回数は出来るだけ少ない方がいい。摩擦を少なくするほど、肌への刺激は少なくなります。

乾燥しづらくなる

クレンジングと洗顔料、これをダブルで使うだけでもどれだけの皮脂を落としてしまっていることでしょう。

汚れだけを落とせばいいのに必要な皮脂まで洗ってしまうので、肌が本来持っている潤いまで流してしまっているんです。

肌の乾燥は、

  • ニキビ
  • シワ
  • たるみ

など様々なトラブルを引き起こしますし、段々と敏感肌になってしまう可能性もあります。

男性は石けんで洗って後は何もしない、なんて人も多いと思いますが、これぞシンプルスキンケア。

洗いすぎなければ肌は乾燥しなくなり、今あるトラブルも起きなくなるかもしれません。

肌が本来の力を取り戻す

皮脂はべたつく、テカると敬遠されがちですが、天然のクリームです。

自分の皮脂で水分を閉じ込められるなら、これが一番理想の状態。

シンプルスキンケアのポイントは、肌のバリア機能を高めることなんです。過剰なスキンケアや美容成分は、思っている以上に肌に負担をかけているのです。

化粧水はそのほとんどが水ですが、美容液やクリームとなると油分と水分が混ざっています。

混ざり合わない物質を混ぜるために界面活性剤が使われており、これが肌のバリア機能を壊してしまうんですね。

肌は本来、自分から潤う力を持っています。ですから健康な肌は、洗ってからしばらくしてもつっぱることは無く、適度に潤いを感じます。それはバリア機能があるからなんです。

スキンケアをシンプルにすれば、肌にとって不要なものをつける回数が減りますから、バリア機能を高め、肌が持っている力を引き出してくれます。

コスメ代の節約になる

1ヶ月に化粧品代って、どのくらい使っていますか?私は以前、最低でも5千円くらい、多いときは1万円以上使っていました。

年間にするとどのくらいか…考えただけでも恐ろしいですね。でも、デパートなどで色々試して、これを使うとこんな風になるんですよ、と上手に説明されてしまうとつい買ってしまいませんか。

シンプルスキンケアにすれば、その化粧品代がおそらく半分以下になると思います。

使うものが

  • 石けん
  • 化粧水
  • ワセリン

このくらいだとしたら?

1年間のコスメ代はどのくらいの節約になるでしょうか。

石けんも高級な化粧石けんなどを使うとお金がかかりますが、本来石けんというのは汚れを落とすためのもの。

美容成分は必要ないと考えれば、ドラッグストアに売っている牛乳石鹸で十分なのです。

余計なものは足さない。それがシンプルスキンケア

それでは具体的なシンプルスキンケアの方法をご紹介します。シンプルだからといって何もしないわけではありません。肌にとって必要最低限のことだけをしていきましょう、ということです。

朝はぬるま湯洗顔が基本

夜寝ている間にも汗はかいていますし、皮脂も出ています。でもそれは、昼間の量とは大違い。

朝起きた時にものすごく脂ぎっている、というのなら石けんを使った方がいいですが、そうでないならぬるま湯だけでも十分なのです。

ぬるま湯の温度がどのくらいかというと、32〜35度くらい、体温より少し低いくらいの温度が適当です。触った時にちょっと冷たいと感じるくらいの温度ですね。

ぬるま湯で優しく洗ってあげれば、就寝中の汗や汚れは十分落ちるでしょう。

ただし、もし肌がいつもよりべたつくなど、さっぱり洗いたいと思えば石けんを使ってもかまいません。

夏など汗をかく季節はTゾーンがべたつくこともあると思います。そんな時は、Tゾーンにだけ泡を乗せて洗うといいでしょう。

朝のスキンケア

朝は化粧水だけでOK。化粧水も重ねづけをすると肌がしっとりします。

  1. 1度目は化粧水を顔全体に軽く馴染ませます。
  2. 1分ほどおいて、再度顔全体に優しく化粧水を馴染ませます。

少し間を置いて重ねづけをした方が馴染みが良くなります。

この時、決して肌をこすらないように!強く塗ったからといって浸透が良くなるわけではありません。

手の平でよく温めてから塗ると浸透が良くなるので、シンプルなケアだからこそ丁寧に塗ってみてください。

外出するときだけ日焼け止めを塗る

外出する時にはさすがにそのままだとまずいので、日焼け止めを塗りましょう。

  • 紫外線吸収剤ではなく紫外線散乱剤を使った日焼け止め
  • 敏感肌用、赤ちゃん用など刺激の少ないもの
  • お湯や石けんで落とせるタイプ(クレンジング不要)

を使ってみてください。

また、防止や日傘も重要なアイテム。日焼け止めだけに頼らず、紫外線をカットする小物を使うとシンプルスキンケアでも日焼けは予防できます。

クレンジングはミルクタイプのやさしいものを

薄化粧なら石けんだけでも落とせる場合がありますが、クレンジングが必要なファンデーションを使っているときは、クレンジングの洗浄力にも注意します。

オイルタイプや拭き取りタイプは肌に負担がかかりますので、ミルクタイプのものを使ってみましょう。

夜は石けんで顔を洗う

1日活動しているとそれなりに皮脂も出ていますから、夜はしっかり石けんで洗いましょう。

なるべく余計なものが入っていない、純石鹸がおすすめです。

しっかりと泡立てて肌をこすらないように、泡の力で洗うようにしてみてください。

夜のスキンケア

夜のスキンケアは何もしなくて大丈夫!洗いっ放しでも自分の皮脂が出てきます。

慣れるまでは化粧水を使ってもいいと思いますが、徐々に減らしてみてください。

後は寝るだけなので、そんなに過剰に肌を守らなくても大丈夫。寝ている間に皮脂が出てきて、それがクリーム代わりになります。

乾燥が気になるときはワセリンを塗る

シンプルスキンケアは慣れるまでちょっと時間がかかるかもしれないですね。

洗顔後、化粧水を塗るだけ、もしくは何もしないのではちょっと乾燥が心配という人はワセリンか乳液を塗ってください。

まだが肌が湿っているうちに少し油分を与えると乾燥を防いでくれます。

ただし、乳液にクリームなど、油分を重ねづけしないようにしてくださいね。そんなに過剰にしなくても大丈夫。自分の皮脂の力を信じてください。

天然植物オイルもおすすめ

ワセリンの代わりに天然植物オイルもおすすめです。

  • ホホバオイル
  • アルガンオイル
  • マカデミアナッツオイル
  • オリーブオイル

などがおすすめです。

私はエイジングケアも兼ねてアルガンオイルを使っていますが、顔だけでなく髪やボディにも使えるので1本もっておくと便利ですよ。

綿棒やコットンにつけてポイントメイクを落とすのにも使えます。

シンプルスキンケアは段階を追って行うことが効果を実感するコツ

昨日まで色々なスキンケアアイテムを使っていたのに、今日から何もしない!とするとお肌がびっくりしてしまいます。

ダイエットと同じで、身体にいいことであっても急激な変化は失敗の元。少しずつ段階を追って実践していきましょう。

1つずつ減らしていこう

いきなり全部やめないで、1つずつ減らしていきます。

最初は美容液やクリーム。化粧水と乳液だけのシンプルなスキンケアにしてみましょう。

それに慣れたら次は乳液をやめて化粧水だけにしてみます。時間がかかってもいいので、自分の肌に無理のないように、少しずつ進めていきましょう。

シンプルで肌にやさしい化粧品を選ぶ

何が肌にやさしいかはその人によって違います。

  • 天然
  • オーガニック
  • 植物性

という言葉は非常に魅力的ですが、万人に合うものはないのでこればかりは使ってみないとわからないところです。

ただ、出来るだけ余計なものが入っていない、シンプルな化粧品がおすすめ。

  • 合成香料
  • 合成着色料
  • 合成保存料

など、肌に負担のかかる成分が少ないものを選ぶといいでしょう。

薄化粧を心がける

クレンジングや洗顔はお肌にとって大きな負担になるので、メイクも出来るだけシンプルにします。

油分の多いファンデーションは毛穴を塞いでしまいますから、ミネラルファンデーションなど肌に優しい素材で出来ていて、かつ、落としやすいメイクアイテムを使ってみてください。

薄化粧でも大丈夫なお仕事なら、日焼け止めにフェイスパウダーをはたくだけでもいいと思います。

もっと自分の肌と向き合おう。自分の肌に合ったスキンケアを

シンプルスキンケアは自分の肌との対話です。決して何もしないことではないですし、手抜きのスキンケアでもありません。

肌の調子をよく見て、今日は乳液が必要かなとか、ちょっとべたつくから石けんで洗ってみようかな、と肌が必要としているケアをしてあげることなんです。

自分の肌の調子によって必要なものだけを補ってあげれば、肌が自ら健康になる力を取り戻して、今あるトラブルも減ってくるかもしれないですよ。

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ライター:奈南有花

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