カレーはダイエットの敵?美味しく食べても太らないコツ
Date:2018.05.15
女性でもカレーが大好き!って人は多いと思います。私も大好きです。
食欲がなくても食べられますし、料理が苦手な人でも作りやすいメニューのひとつですね。
でも気になるのがカロリーですよね。特にダイエット中だと、カレーは食べたい、だけどカロリーが…と思って、我慢している人も多いでしょう。
でも、ダイエット中でもちょっと工夫をすれば、美味しくカレーを食べられますよ。
カレーにはどうしてもカロリーが高くなってしまう理由がありますが、それさえわかれば低くする工夫だって出来るんです。
カレーのカロリーを抑える方法から、ダイエットに役立つ食べるタイミングまで、ダイエット中でも安心してカレーを食べる方法をご紹介します。
たしかに高い、カレーのカロリー。ダイエット中は我慢が基本
カレーはカロリーが高いです。ですから、ダイエット中はなるべく食べないにこしたことはありません。
美味しいんですけどね、ダイエットの敵になる理由がこれだけあるんです。
ご飯を食べ過ぎてしまう
カレーはドリンクなんていう言葉もありますが、食欲がない時でも食べられてしまうのがカレーです。
スパイスの力で、胃腸も元気になるので食欲が出るんです。
普通の茶碗では食べられないくらいのご飯の量でも、カレーをかけるとぺろっと食べられてしまいますね。
かなり意識してご飯の量を減らさないと、うっかりご飯を食べ過ぎてしまうのがカレーのデメリットですね。
糖度の高い野菜が多い
カレーの野菜といえば、
- じゃが芋
- 人参
- 玉ねぎ
が一般的ですね。
玉ねぎは甘味が強いものの、「玉ねぎダイエット」があるくらいで、決してダイエットの敵ではありません。
問題はじゃが芋と人参。野菜は食べても太らないものが多いのですが、この2つは別です。
糖度が高いので、血糖値を上げやすい野菜。だから、食べ過ぎると太ります。
じゃが芋は主食にもなる野菜ですから、どちらかというと穀類に近い感覚ですね。美味しいのですが、ダイエットには向いていない野菜です。
カレールウに小麦粉が入っている
カレールウはとろみをつけるために小麦粉が入っています。これがダイエットにはあまりよくりませんね。
日本独特のとろみのあるカレーはおいしいですが、どうしても糖質の量が増えてしまうのでダイエット中は避けたいですね。
ダイエット中でも美味しくカレーを食べる方法
カレーが太りやすくなる原因が分かりましたよね。
だったら、その原因に注意してカレーを食べれば、ダイエット中でも食べられるということになりませんか。
ダイエット中でも安心してカレーを食べる工夫について考えてみましょう!ポイントは、どうやって一皿のカロリーを抑えるか、ということです。
野菜サラダなどを先に食べる
食事は食べる順番が大事です。カレーだけだとどうしてもご飯を先に食べることになってしまいますので、野菜サラダやスープをつけて、野菜を最初に食べるようにしましょう。
食物繊維などを先にとることで、カレーを食べた時の血糖値が急上昇することを防ぎます。
カレーのご飯の量を減らし、その代わりのたっぷりのサラダを最初に食べるようにしてください。
野菜を増やすことはダイエットのためだけでなく、栄養バランスの点からもおすすめです。
ご飯を150g以内にする
カレーのお皿にご飯を盛りつけると、ついついたくさん盛ってしまいます。
ご飯1膳分がおよそ150g(250kcal)なので、それを超えないように気をつけます。
面倒でも、まずいつものご飯茶碗に軽く盛りつけて、それをお皿に移せば食べ過ぎ防止になるでしょう。
お米を他の食材に変える
カロリーを少しでも減らすために、ご飯を他の食材に買えてみましょう。
ご飯の見た目や食感を残したいなら、こんにゃく米がおすすめです。そのままだとちょっとこんにゃく臭さが気になりますが、カレールウをかけてしまうとわかりません。
もっとダイエット効果を高めるなら、断然おから!
おからなら少量でも満腹になりますし、食物繊維が豊富なので便秘解消にも役立ちます。
お腹の中で膨らむので、かなり満腹感を得られます。
私は妊娠後期に、体重を増やさないために主食をおからにしていましたが、けっこうお腹がいっぱいになりますよ。
他にも、
- 豆腐
- キャベツの千切り
- 雑穀米
- 発芽玄米
などに変えてみてください。
玄米は、カロリーだけ見てしまうと白米とあまり変わりませんが、栄養価は玄米の方が高いです。
食物繊維の量も多いので、どうせ食べるなら玄米の方がダイエットには向いています。
でも玄米は独特の香りがあって苦手という人も多いと思います。その点、発芽玄米はほぼ白米と同じ感覚で食べられるのでおすすめですよ。
具材を工夫する
ダイエット中に食べるなら、いつもの具材とちょっと内容を変えてみましょう。
カレーはたいていの野菜と合うので、何でもOK!
- トマト
- パプリカ
- ピーマン
- オクラ
- 茄子
- ズッキーニ
- レンコン
- 大根
- きのこ類
など、好みのものをたくさん入れてみてください。
レトルトのカレーでも、野菜を加えることで栄養価がアップしますよ!
食べるタイミングを変える
カレーはお昼か夜に食べることが多いでしょう。でも、ダイエットのことを考えたら朝がおすすめです。
朝食べるとなぜいいのか。秘密はカレーのスパイスです。
夜は自律神経の副交感神経が優位になっていて、目覚める時間が近づくと段々交感神経が優位になるようになっています。
朝カレーを食べることで、この自律神経の切り替えをスムーズにします。代謝もアップするので、ダイエットに適した身体作りが出来るんですね。
やり方は簡単。朝カレーを食べるだけです。ただし、ダイエットにいいからといって毎日食べる必要はありません。週に2〜3回くらいで十分です。
1日の総摂取カロリーを考えて食べる
朝カレーを食べることで、昼も夜もいつもと同じように食べてしまうと、どうしても1日の総摂取カロリーが多くなってしまう危険があります。
夜はおそばなど軽めの食事にするとか、他の食事のカロリーを少し減らす工夫もしてみてください。
スパイスを上手に取り入れる
カレーライスでなくても、カレー風味だったら少し満足しませんか。
クミンやターメリック、唐辛子など、カレーに使われるスパイスには、
- 血行促進
- 新陳代謝の向上
- 消化促進
- 脂肪燃焼
などの効果があり、これがダイエットに役立つわけです。
カレーライスはどうしても食べ過ぎてしまう、でもカレーが食べたいという場合は「カレーライス」でなくても、スープや炒め物にスパイスを上手に入れてカレー風味を楽しんでみてください。
低カロリーのカレールウを取り入れる
カレーには色々な種類がありますね。具合やルウによってもカロリーが変わってきます。
カレーの中で一番カロリーが高いのはタイカレー。ココナッツミルクが入っているので、どうしてもカロリーが高くなってしまうんですね。
では一番カロリーが低いのは何か。小麦粉を使っていないスープカレーです。水分が多いことと、小麦粉が使われていないのでカロリーが低いんです。
市販のカレールウを使うより、自分で手作りするとぐっとカロリーを抑えられますよ。
レトルトのカレーも意外とカロリーは低く、300kcal未満のものが多いですね。
最近では100kcal未満のカレールウも売られていますので、そういった低カロリーのカレールウを取り入れれば、白米でも安心してカレーライスを食べられるのではないでしょうか。
油を使わないでルウを作る
家庭でカレーを作るとき、肉や野菜を炒めてから煮込むのが普通だと思います。
ただ、肉にも脂質が含まれていますから、炒める時に油を使うと全体的にカロリーが高くなってしまいます。
そこで、野菜は炒めずに、蒸し煮のようにして火を通します。肉はテフロン加工のフライパンを使い、油を引いていない状態で肉を炒めて油を出します。
それから野菜に油を切った肉と水を加えて煮込むと、油をかなりカットできます。
ちなみに我が家では油は一切使いませんが、美味しくカレーが出来ています。
脂身の少ない肉を使う
肉の選び方によってもカレーのカロリーが変わってきます。バラ肉はおいしいですが脂肪分が多いので、できればカロリーの低い、
- 豚モモ肉
- 牛モモ肉
などを使うといいですね。
ダイエット中でも我慢しない!美味しくカレーを食べよう
カレーは日本の国民食。ご飯はもちろん、パスタや中華麺とも合いますし、美味しいですよね。
ダイエット中でも、今回ご紹介したような工夫をしてもらえれば我慢しないでカレーを食べられますよ!
我慢やストレスはダイエットの挫折につながります。カレーは一切ダメ!ではなくて、太らない食べ方をすれば大丈夫です。
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