温泉施設のサービスや、マッサージ店などでよく見かける「あかすり」。身体の垢を擦り落として、老廃物を取り除き清潔な身体にするという健康法です。
あかすりは身体が綺麗になる反面、身体を擦りすぎると肌にダメージを与えてしまうというリスクも抱えています。
そのため、あかすりには賛否両論なのが現実。この記事では、あかすりにはどんな効果があるのか、本当は身体に良いのか悪いのかを見ていきます。
そもそもあかすりって何?どんなことをするの?
まずはあかすりとはどんなことなのか、さらっとおさらいです。あかすりはもともとフィンランドやローマなどの大衆浴場で行われていた方法です。日本でも銭湯で「あかすり師」と呼ばれる職業の人はいました。
お風呂に入ってふやけた皮膚をタオルやブラシで擦り、皮脂や老廃物などの「垢」を落とすのが、あかすりの内容です。
「擦り落とす」と言うと何だか痛そうなイメージもありますが、むしろあかすり時の刺激が「気持ち良い」と感じる人も少なくありません。あかすりは身体を清潔にする他、マッサージとしての側面も持ち合わせているのです。
専門的な施術を行えるプロにお願いすることがほとんどですが、あかすりタオルやブラシを利用すればセルフであかすりを行うこともできますよ。