ダイエットに最適な代謝を上げる食べ物。食生活を変えて痩せる!
Date:2018.01.31
加齢とともに基礎代謝が低下してしまい痩せにくくなってしまった、冷え性がなかなか改善しないなどという悩みを抱えていませんか?
代謝が下がると、ダイエットの効果が得られにくいだけでなく、平熱も低くなり免疫力の低下にも繋がってしまいます。
体に筋肉をつけて基礎代謝をアップするという方法もありますが、筋トレは続かない、運動は苦手。と、いう人も少なくありませんね。しかし「食」はわたしたちが生きていく上で欠かせないものです。
そこでここでは基礎代謝を上げる食べ物をご紹介します。食べ物は太る要因だけでなく食べることで痩せられる食べ物もあるのです。
それらの食べ物を上手に摂り入れて免疫力アップやダイエット効果にもつなげていきましょう!
この記事の目次
ダイエット効果だけでない!基礎代謝アップで得られる効果
代謝が上がることで得られる効果は様々。美容効果だけでなく、健康的な体を保つためにも代謝アップは重要なポイントです。
代謝がアップすることで
- 脂肪が燃焼されやすく、太りにくい体質を作ることができる。
- 体が温まり、冷え性の改善に繋がる。
- 免疫力がアップして病気になりにくく、健康的な体を作ることができる。
などの効果があります。
美容効果ではダイエットだけでなく、肌・髪・爪などの細胞も入れ替わるサイクルが早くなりいつも若々しい状態を保つことが出来ます。
しかし、加齢とともに基礎代謝は低下してしまうの。これらの効果をしっかりと得るためにも代謝を上げる食べ物を積極的に摂取して若々しさを保ちたいですよね。
体温を上げる食べ物で免疫力もアップ!
普段の体温が36度台を切っているという低体温の人は、冷え性だけでなく、免疫力が下がり病気になるリスクも高くなります。これは、体温が低いと体内に侵入してきたウィルスや細菌が死滅せず体調を崩してしまう原因になってしまうためです。
冷え性対策として直接体を温めるということもできますが、体を温める食べ物で体を内側から温めることができれば、体温を上げることも可能ですよ。
では、体を温めてくれる食べ物とはどのようなものがあるでしょうか。
カプサイシンを含む唐辛子類
辛味成分であるカプサイシンには体を温める作用があります。また、脂肪燃焼を促進させる作用もあるためダイエットで摂り入れるなら、運動と併用して摂取すると脂肪が燃焼されやすくなりますよ。
ショウガオールを含む生姜
生姜の主な成分はジンゲロールですが、乾燥したり過熱したりすることで発生するショウガオールは身体の中を温める作用があります。
生の生姜は、体の表面を温める効果があり、体の深部の熱が奪われてしまうことから身体の中は冷めてしまいます。
このことから
- 冷え性改善→乾燥・加熱した生姜
- 免疫力アップ→生の生姜
を摂取するとより効果的です。
硫化アリルを含むネギ類
酸化アリルには
- 血行促進
- 疲労回復
- 免疫力アップ
- 脂肪燃焼や老廃物の排出
などの作用で、体を温める効果があります。
硫化アリルは独特のにおい成分でもあり、
- にんにく
- 玉ねぎ
- ネギ
- ニラ
- らっきょう
などのユリ科の植物に多く含まれている成分です。
長ネギは薬味の定番でもあり、にんにく、玉ねぎなどは様々なレシピにも摂り入れやすい野菜ですので、毎日の食事に積極的に摂り入れましょう。
ビタミンEを多く含む食べ物
ビタミンEには
- 毛細血管を広げて血流を改善する
- 抗酸化作用によりドロドロ血液の原因を防ぐ
などの作用があり主に血液の循環を良くしてくれる効果があります。血流がよくなることで体も冷えにくくなり冷え性の改善にも効果的です。
ビタミンEを多く含む食べ物には
- かぼちゃ
- さつまいも
- うなぎ
- アーモンド
- ごま
などがあります。
筋肉のもとになるアミノ酸で代謝アップ!
基礎代謝を活発にするために欠かせないものが筋肉ですね。その筋肉のもととなっているのはタンパク質であり、タンパク質はアミノ酸から作られます。
代謝を上げるためには、特に脂肪燃焼効果の高いアミノ酸を積極的に摂取するようにしましょう。
筋肉量を増やして代謝をあげるオルニチン
オルニチンは成長ホルモンの分泌を促す効果があります。成長ホルモンが適度に促されることにより血液のポンプ役となっている筋肉量が増加、発達することにより血流を良くし、体の代謝も上がります。
オルニチンは
- 貝類
- 魚介類
- きのこ類
といった食べ物に多く含まれています。
運動時のエネルギー源になるロイシン
ロイシンは主に筋肉で代謝され、筋肉づくりにも関わりの深いアミノ酸です。
運動で破壊された筋組織を再生させ筋肉をつけやすくする作用があると言われています。
ロイシンは、
- 肉類
- 魚類
- 乳製品
- 大豆
などに多く含まれています。
エネルギー補給にはグルタミン酸
調味料にもよく使用されているグルタミン酸はうまみ成分として利用されています。
これらのうまみ成分は、速効性のあるエネルギー源として利用され、脂肪を減少させる効果があると言われています。
グルタミン酸は、
- 昆布
- しいたけ
- 完熟トマトのケチャップ
- チーズ
- 味噌
- 醤油
- 魚介類
に多く含まれています。
積極的に摂取したい!代謝をサポートするビタミンB群
ビタミンB群は糖質や脂質を分解するだけでなく、エネルギーとして消費するために必要な代謝を効率的に行うサポートをしてくれる成分です。
それぞれの代謝に必要なビタミンB群の成分は
- 糖質の代謝のサポート→ビタミンB1
- 脂質の代謝のサポート→ビタミンB2
- タンパク質の代謝のサポート→ビタミンB6
です。
そのため糖質を摂り過ぎているという人はビタミンB群をより積極的に摂取する必要があります。ビタミンB群が不足してしまと、糖質が上手く代謝されずに脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。
食生活が糖質中心になってしまっているという場合は特に意識してビタミンB群を含む食べ物を摂るように心がけたいですね。
- うなぎ
- 豚肉
- たらこ
- 玄米ご飯
- 枝豆
- ピーナッツ
など。
- レバー
- ウナギ
- 牛乳
- 納豆
- アーモンド
- 卵
- ヨーグルト
など。
- レバー
- 青魚
- 鶏ささみ
- バナナ
など。
ビタミンB群は単体では効果を発揮しにくいため、一緒に複数のビタミンB群を摂取するのが効率的です。
ヨウ素を摂取して甲状腺ホルモンの分泌を促す
わたしたちの身体の中にある甲状腺ホルモンは基礎代謝との関わりが深く、甲状腺ホルモンが不足してしまうと基礎代謝も低下してしまうことがあります。
甲状腺ホルモンを構成している成分がヨウ素であり、ヨウ素は主に海水中の多く存在する食べ物に多く含まれています。
ヨウ素を多く含む食べ物は、
- 海藻類
- 魚介類
- パイナップル
などがあります。
普通に食事からヨウ素を取り入れるだけなら必要以上に摂取してしまうということはほとんどありませんが、食事と一緒にサプリメントを使用するなどして、ヨウ素を過剰に摂り過ぎてしまうと
- 体重増加
- 頻脈
- 筋力低下
などの副作用が起こる場合もあります。
若さや健康を保ちたいなら代謝を上げることから始めよう
加齢とともに代謝は低下してしまうものです。それにより痩せにくく太りやすい体質になってしまったり、肌のハリや潤いも減少してしまったりなど、女性としては悲しい現実ですよね。
しかし、毎日の食事を少し意識してしみることで代謝を上げることは可能ですよ。
- 最近太りやすくなった
- 肌荒れがひどい
- 冷え性がなかなか改善しない
という場合はまずは、代謝を上げることから始めてみましょう。
毎日の食事に、代謝を上げる食べ物を積極的に摂り入れて年齢にも負けない体づくりを始めてみませんか?
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