卵は朝ごはんにぴったり!栄養豊富でダイエットにも効果的
Date:2019.04.18
たまごはオムレツをはじめとして様々な食材と相性ピッタリの万能食材です。そして栄養面でもとても優れた食材であり、その栄養価の高さは「完全栄養食」とも呼ばれているほどです。
さらに一緒に食べる食材を工夫することで、より栄養バランスの整った理想的な朝ごはんにすることができます。
今回は「たまごが朝ごはんにピッタリな食材である理由やおすすめの食べ方」などについて、朝ごはんにもおすすめの簡単に作れるたまごメニューと併せてご紹介していきます!
この記事の目次
たまごは完全栄養食!豊富な栄養素をチェックしよう
まずはたまごに含まれている豊富な栄養素について見ていきましょう。
たまごは「完全栄養食」とも呼ばれるほど、たくさんの栄養をバランス良く含んだ食材です。たまごに含まれている栄養の特徴を知って、栄養満点なたまごをさらに活かしていきましょう!
たまごは良質な動物性たんぱく質源
たまご1個当たりにはおよそ5~7g程度の動物性たんぱく質が含まれており、とても良質なタンパク源となる食材です。
このようなことからたまごは、栄養バランスや食生活を気にしている方にもそうでない方にとっても、朝食としてピッタリの食材なのです。
必須アミノ酸9種類をすべて含んでいる
たまごは「アミノ酸スコア」という、食材中に含まれている9種類の必須アミノ酸のバランスの指標となる数値がほぼ100と言われています。
体内のタンパク質が不足してしまうと、筋肉量の減少をはじめ肌や髪の毛・爪などのトラブルも起こりやすくなります。
ビタミンCと食物繊維は含まれていない
たまごは完全栄養食と呼ばれるほどに豊富な栄養をバランス良く含んだ食材ですが、
- ビタミンC
- 食物繊維
の2つの栄養素は含まれていません。
そのため、たまごと一緒にこれらの栄養を含んだ食材を取り入れることによって、よりバランスの整った食事にすることができます。
食べるなら朝ごはんに!食べるタイミングでたまごが活きる
バランスの良い栄養を豊富に含んだたまごを食べるタイミングは、「朝ごはん」が最もおすすめです。
朝にたまごを食べることで、健康やダイエットなどに役立つこともたくさんあります。次はたまごが朝ごはんにピッタリな食材である理由についてチェックしていきましょう。
タンパク質で腹持ちが良い
たまごのようなタンパク質を多く含む食材は他の食材と比較して消化にかかる時間が長いため、腹持ちが良い食材です。
そのため朝ご飯としてたまごを取り入れることによって、お昼ご飯までの間の空腹を予防することができ、間食の予防などに役立つ可能性があります。
脂肪になりにくいタンパク質
たまごにはコレステロールは含まれているものの中性脂肪はほとんど含まれておらず、低脂肪なタンパク質となる食材です。
数年前まではたまごに関して、
などと言われていましたが、現在では食事からのコレステロール摂取による悪影響は否定されています。
たまごは様々な栄養素やアミノ酸を豊富に含んだ良質なタンパク質であるため、脂肪になりにくく、むしろ脂肪の燃焼を促進にも役立てることができるんです。
朝のタンパク質で太りにくい身体作り
- 「朝からしっかりご飯を食べるのは胃腸がつらい…」
- 「ダイエットや節約のために朝ごはんを抜きがち…」
という方にも、朝ごはんの食材としてたまごがおすすめです。
そのため朝ごはんとして食べても胃がもたれたりせず、お昼までしっかりと空腹を予防することができます。
また、朝ごはんを抜くことによって食事量を減らすことができるように感じますが、空腹の時間が長くなるとその後の食事で一気にドカ食いしてしまう可能性も高まり、プラマイゼロどころか逆に太りやすい身体を作っていることもあります。
朝ごはんとしてたまごのようなっ良質なタンパク質をしっかりと摂取することによって、空腹予防と脂肪燃焼の促進をどちらも叶えることができるのです。
食べる時の一工夫で健康・美容効果アップ!付け合わせがポイント
たまごは朝ごはんにピッタリの栄養満点の食材ということをご紹介してきましたが、一緒に食べる食材や食べ方を工夫することで、たまごのメリットをさらに活かすことができます。
次は朝ごはんなどでたまごを食べる時のワンポイントを見ていきましょう!
ビタミンC・食物繊維を補う
たまごに含まれている栄養素の部分でもご紹介したように、完全栄養食と呼ばれるたまごでも、摂取するべき栄養素のうち
- ビタミンC
- 食物繊維
の二つの栄養素が含まれていません。
そのため、これらの栄養を補うことができる食材をメニューにプラスすることによって、さらに栄養バランスを整えることができるのです。
これらの栄養素を補うためには、
- 葉物野菜…ビタミンCや食物繊維が豊富
- レモン…ビタミンCが豊富
といった食材をプラスすることがおすすめです。
1日あたり1~2個程度を目安に
栄養が豊富でカロリーも低いたまごは、毎日継続して食事に取り入れることもおすすめです。1日当たり1~2個程度を目安に食べることによって、栄養バランスを整えたり生活習慣病の予防に役立ったりと嬉しい効果がたくさん期待できるんです。
たまごには必須アミノ酸やビタミンの他にも、生活習慣病の予防に効果的であると言われている、
- レシチン
- コリン
- カロテノイド
などが含まれています。
特にコリンは脳を活性化したり認知症の予防・改善に役立つ栄養素です。そのため朝ご飯に食べることによって、脳をしっかりと目覚めさせてよりすっきりと1日をスタートさせることができます。
栄養ばっちり!身体のスイッチを入れる朝のたまごメニュー
たまごは朝ごはんにピッタリの食材ですが、毎朝朝食を用意したりしっかり朝ごはんを食べたりすることを面倒に感じる方も多いものです。
そこで朝食にもおすすめのたまごを使った簡単メニューをご紹介していきます。前の日の夜から作り置きをしておけるようなメニューもあるので、ぜひこのようなメニューを取り入れて、たまごを使った朝ごはんを習慣化していきましょう!
たまごとブロッコリーのサラダ
- ブロッコリー…200g
- ゆで卵…2個
- マヨネーズ
- 塩こしょう
つくり方
- ゆで卵を好きな大きさにつぶす
- 食べやすい大きさにカットしたブロッコリーを加える
- 塩コショウ・マヨネーズで味を調える
たまごとブロッコリーのサラダは定番メニューですがとても簡単に作ることができます。作り置きをしておくこともできるので、朝の時間がないときにもピッタリです。見た目にも華やかなので、様々な場面で活躍するたまごメニューとしておすすめです。
野菜入りあったかたまごスープ
- 玉ねぎ…200g
- 人参…20g
- キャベツ…50g
- たまご…1個
- コンソメやウェイパーなど好みの味付け
- 塩コショウ
つくり方
- 食べやすい大きさに野菜をカットする
- 水400mlを鍋に入れて、カットした野菜を煮込む
- 野菜が煮えたら味を調える
- 溶き卵を回し入れる
温かい野菜スープは寒い日や食欲のない朝でも食べやすいメニューです。野菜を煮込むだけで簡単に作ることができるので、少し多めに作ってお昼や夜の食事にプラスすることもおすすめです。
旬の野菜を使ったり、味付けを変えたりすれば飽きずに様々なスープを楽しむことができるという点も嬉しいポイントです。
定番メニュー・シンプルオムレツ
- たまご…4個
- バター…大さじ1/2
- 塩コショウ
- トマトケチャップ
- パセリ
つくり方
- たまごをボウルに割ってよく溶きほぐす
- 塩コショウを加えて混ぜる
- 小さめ(20cmくらい)のフライパンを熱してバターを溶かす
- 強火にして溶かしたたまごを加える
- 菜箸を使ってたまごを大きくかき回し、半熟状にする
- たまごを半分に折りたたむようにして両面を軽く焼く
- お皿に移してケチャップとパセリを盛り付ける
たまご料理の大定番であるオムレツは、シンプルながらも飽きの来ない安心の一品です。
キレイな形にするのは案外難しいものですが、たまごを焼くだけなので忙しい朝でもとても手軽に用意することができるメニューです。
ぜひ味付けや焼き具合などを工夫して、自分好みのオムレツにアレンジしてみましょう!
栄養満点、朝のたまごメニューで身体の美容・健康スイッチオン!
今回は「たまごが朝ごはんにピッタリな食材である理由やおすすめの食べ方」などについてご紹介してきました。
ぜひ様々な朝食たまごメニューにチャレンジして、より栄養バランスの整った食事を目指していきましょう!
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