口元のたるみは老け見えの元!原因と若々しさUPの秘訣とは
Date:2018.05.09
口元がたるんでいることは、老け見えの最も大きな要因です。
簡単なイラストで女性の顔を描く場合、若い女性の顔を描いた後にほうれい線を描き込めば一発で年配女性に変身させることができます。
口元のたるみは、ほうれい線だけでなく、唇の輪郭をぼやけさせ、口角を下げ、唇から顎に向かう皺や唇周りの細かい皺も招きます。
これは、歳を重ねることで誰もが直面する避けられない問題だと思っていませんか?
実は、生活習慣やポイントを押さえた表情筋エクササイズを続けることで、若々しい口元を手に入れることができるのです!
まずは口元のたるみを招く原因を知り、改善しながらリフトアップに取り組んでいきましょう。
口元のたるみの原因とは?合わせた対処法で引き締めを!
口元のたるみを招く原因は、大きく分けて3つあります。それぞれの原因により、対処法も変わってきます。
その原因と対処法を見て行きましょう。
加齢による筋肉の衰えはエクササイズでリフトアップ!
まず口元がたるんでくる一番大きな要因として挙げられるのは、やはり加齢による筋肉の衰えです。
これは顔を覆う表情筋も同じことです。
口元、目元、額など、何となく今までのハリがない、小さなシワが気になってくるのがこの頃であるように、加齢による衰えは誰にも平等に訪れます。
ここでの対応がこの先の表情の若々しさを大きく左右するのです!
エクササイズのパフォーマンスを上げるために!知っておきたい表情筋
表情筋とは、顔を覆う筋肉で、その名の通り表情を変化させるのに欠かせない筋肉です。
表情だけに限らず、物を噛んだり瞬きをしたりといった、生きていくために必要な筋肉でもあります。
中でも口の運動に関するものが特に多く、表情筋全体の中で大きな割合を占めています。
口元のたるみに働きかけたいときに意識するべき3つの筋肉を知っておきましょう。
- 口輪筋
- 口の周りをぐるりと取り囲む大きな筋肉。
- 頬筋
- 口角から頬の高い位置を通りこめかみへと繋がる筋肉
- 笑筋
- 口角の下辺りからエラの方へと延びる幅の広い筋肉
これら3種類の筋肉を意識的に鍛えることが、口元のたるみを改善し引き締めるのに効果的です。
筋肉は、ほぐして緩めてからエクササイズ!
まず、よほど意識的に笑顔を作る職業などでない場合、日常的に表情筋を大きく動かす事はあまりないので、エクササイズを始める前によくコリをほぐして柔らかくするのが重要です。
筋トレを始める前の準備体操のようなイメージですね。
筋肉をほぐすのには両手の人差し指、中指、薬指、その3本の指の腹を使います。
頬骨の一番高い場所よりほんの少し内側斜め下辺りに、少し強く押すと気持ち良いツボがあります。ここに中指の腹を合わせたら、両隣に人差し指と薬指を添え、指を肌に密着させたまま軽く左右に揺らします。
肌表面は移動させず、下の筋肉を動かすイメージです。
力は入れず、軽く揺らすようにしましょう。
そのままポイントを1センチ位ずつ下にずらしていきます。一箇所につき5〜10秒ほど揺らして移動していき、中指が口角の少し下辺りまできたら、そのままエラに沿って耳に向かい横に移動していきます。
最終地点は耳たぶの下、口を開くと凹む顎関節の辺りに中指が当たるようにします。
このマッサージで筋肉をほぐしたら、いよいよエクササイズを始めていきましょう。
エクササイズ1.口角を上げて下ろす
唇を軽く閉じた状態を基本のポジションとし、そこから口角を上げて上の前歯だけが見えるように、口を開けてみましょう。
ここでのポイントは、口角を引き上げるときに頬筋を意識して引き上げることです。
引き上げて、緩めて戻す、の繰り返しで、普段の表情では使われない動きを与えます。
エクササイズ2.姿勢を正して舌を出す
次に、背筋を伸ばして肩をしっかり開き、顎を引いて真っ直ぐに前を向いた状態を作ります。
座っていても立っていてもよいので、顎を上げないことが重要です。
鼻の頭が真っ直ぐに前を向くようにしましょう。
その状態で、舌を前に向かって出します。
ここでは、ゆっくり出してゆっくり戻す、を意識しましょう。
エクササイズ3.ベロ回し
ベロ回しは、テレビや雑誌などでもたくさん取り上げられているので知っている方も多いでしょう。
このベロ回しで効果を得るには、ポイントを抑えて楽をしないことが重要です。
口は閉じた状態で、舌を前歯と上唇の間に入れます。
ここから歯茎の外側に沿って口の中を一周させて戻るのですが、常に唇の裏側に舌を強く押し付けるようにゆっくり行うのがポイントです。
軽くクルクルと回すのでは効果が得られません。
しっかりと外側に向けて押し付けて回すので、回数は25回程度で充分です。
時計回り、反時計回りとそれぞれ25回行いましょう。
エクササイズ4.首からデコルテに向かう筋肉を刺激
口元の筋肉は、首からデコルテにかけてのラインと相互に影響し合っています。
ここをしっかりと鍛えておくことで口元からフェイスラインの引き締めにも繋がります。
ゆっくりと下顎を動かして口を開き、またゆっくりと戻します。2秒で開き、4秒かけて戻るくらいのスピードで行いましょう。
これを10回繰り返すのを2セット行います。
口角からフェイスライン、そして首周りのシワ防止にも効果があります。
こんなことも原因に?生活習慣によるたるみ予防も大切
加齢によるたるみの他に、何気ない生活習慣が原因となっていることも多くあります。
現代人ならではとも言える、生活習慣による原因と対策を見ていきましょう。
下を向いて長時間、スマホの見過ぎはたるみの元
スマホを操作したり見たりしている間の姿勢を考えて見ましょう。
気づけば長時間そのまま、ということも少なくありません。
これはエクササイズで刺激した、首からデコルテにかけたラインの脱力、それらに繋がる口元の脱力を招いています。
逆に首筋は伸びたまま固まり、血行を妨げて凝りを招きます。
美容的にも、健康的にも良いことはありません。
まず見過ぎないようにすること、そして見る時に姿勢を崩さずに前を向いてスマホの方を上げるように意識すると良いでしょう。
マスクの中も脱力しない!口元には常に笑顔の緊張を
花粉や風邪予防の為に、外出時にはマスクを着けるという方は多いでしょう。
実はここに思わぬ落とし穴があるのです。
芸能人が、芸能活動から遠ざかっていると表情が緩む、たるむ、などというのを聞いたことはありませんか?
これは人に見られるということが緊張感となり、体や表情の引き締めなど様々な良い影響に繋がっている為と考えられます。
人目に触れているという自覚があると、無意識にある程度の緊張感が生まれます。
電車の中で半開きの口で過ごすようなことはないでしょう。
しかし、マスクに覆われていると無意識に脱力状態となり、人目に触れている時とは全く違う状態で過ごしている場合が大半なのです。
マスクをしていても常に口角を引き締めて程よい緊張感を保つ、これを意識するだけで、口元のたるみ予防になりますよ。
老け見えの原因は即排除!たるみを解消して若々しい口元に
表情筋を意識的に鍛えることで、また、生活習慣からたるみの元を排除することで、口元のたるみ方には差が出てきます。
話をする時も、1人でいる時も、表情を豊かに動かすことを日常的に意識してみましょう。
骨に貼り付いた筋肉が凝り固まらないように、しなやかに柔らかく動かせるように、マッサージやエクササイズを繰り返すうちに、たるみ予防だけではなく、表情豊かな日常を楽しめるようになることでしょう!
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