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くすみを隠す化粧下地の選び方と塗り方、色で肌色を補正する

Date:2018.05.08

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くすみを隠す化粧下地の選び方と塗り方、色で肌色を補正する|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/rose3904/

夜更かしをしたわけでもないのに「寝不足?」と聞かれる…。
元気なのに「疲れてるね」と心配される…。

このような経験があるなら、その原因は肌の「くすみ」にあるかもしれません。

「くすみ」とは肌の透明感が下がって、顔色がトーンダウンしたり、色ムラが目立ってしまう状態のこと。ハリツヤが感じられないので、疲れているように見えたり、時には老け見えしてしまうことも…。

しかも、厄介なことにくすみは年々目立ちやすくなっていきますから、上手にカバーするメイク術を身につけておきたいもの。

そこで必要なのが化粧下地!あなたのくすみをカバーする化粧下地の選び方と使い方をマスターして、ぱっと明るい肌メイクをものにしちゃいましょう!


くすみのタイプに合わせて下地を選ぶ!色ムラは色で補正する

肌のくすみは化粧下地の色を利用して肌色補正をすることで目立ちにくくすることができます。

しかし、一口に「肌のくすみ」と言っても肌色や肌悩みが人それぞれ違うようにくすみにも以下のようなタイプがあります。

  1. 乾燥によるくすみ
  2. メラニンによるくすみ
  3. 血行不良によるくすみ
  4. 黄ぐすみ

くすみを上手にカバーするにはくすみのタイプに合わせた下地選びが重要です。

1.血行不良によるくすみ(青くすみ)はピンクでカバー

疲れて見えたり具合が悪そうに見えてしまう血行不良によるくすみは「青くすみ」とも言われています。

【チェック】

  • 目の下に青クマがある
  • 肌が青白くくすむ
  • 肌が青黒くくすむ
  • 疲れやすい
  • むくみやすい
  • 冷え性

顔の血行が良いと肌も明るく見えるのですが、血行が悪いと肌表面い近いところにある静脈が目立ってしまうので青黒くくすんでしまいがち。特に目の下は皮膚が薄いので静脈が目立ちやすく、青クマが出やすい部分です。

そんな血行不良による肌くすみを上手にカバーしてくれるのが、ピンク色の化粧下地です。

ピンクの色味が血色感をプラスして健康的に見せてくれます。また、肌に明度を加えてトーンアップさせ、ふんわりとした女性らしい肌を演出してくれます。

顔に血色があまりない人や青っぽいくすみが気になっている人はくすみをカバーしつつ、弾力のある肌作りをメイクしてくれるピンク色の下地を選びましょう。

2.メラニンによるくすみ(茶くすみ)はオレンジでカバー

外からの刺激によって起きてしまうのがメラニンによるくすみ。

【チェック】

  • 肌がゴワつく
  • ハリや透明感がない
  • 肌が茶色、またはこげ茶色っぽい
  • 特に夕方のくすみが気になる
  • 紫外線を浴びることが多い

摩擦や紫外線など外的刺激によって過剰にメラニンが作られてしまうと、排出が追いつかないので、シミやそばかす、くすみとなって肌に沈着してしまいます。

それらをメイクでカバーするときはオレンジやイエローの下地を選びましょう。

オレンジは年齢とともに目立ちやすくなる、

  • 黒クマ
  • たるみによる影
  • 濃いシミやそばかす
  • ダークトーンの肌ぐすみ

などのカバーが得意な色味!血色も加えることができるので元気のある健康的な肌作りに最適です。

また、ナチュラルに肌色補正ができるイエローもおすすめのカラーです。

濃いめの茶っぽいくすみはオレンジやイエローの下地を塗って若々しさをプラスしましょう。

3.乾燥によるくすみ(赤くすみ)はイエローでカバー

乾燥ニキビやインナードライ…肌が乾燥すると炎症やトラブルを招くことはよく知られていますが、乾燥が顔をくすませているというケースもあります。

【チェック】

  • 肌がカサつく
  • 小じわや毛穴が目立つ
  • 透明感やツヤ感がない
  • 敏感肌である、または敏感なほうだと思う
  • 肌がグレーっぽくくすむ
  • 黒ずんだような赤みがある
  • 小鼻の脇や頬がまだらに赤みがかっている

肌内部が潤っていると肌に透明感やハリツヤが自然と出ますが、水分量が足りていないとハリツヤのない肌になってしまいがち。そのため、濁ったようなくすみや色ムラが出やすいのです。

また、くすみと言うと茶色やグレーっぽいイメージが強いですが、実は赤みのあるくすみもあります。

赤くすみ
真皮にある毛細血管が壊れて出血し、ヘモグロビン(赤い色素タンパク質)が色素沈着してしまっている状態です。

このような乾燥くすみを上手にカバーしてくれるのはイエローの化粧下地です。

イエローの化粧下地には、

  • 肌の色ムラを抑える
  • 肌を明るく見せる
  • 健康的に見せる

などの効果があり、私たち日本人の肌にも馴染みやすいという特徴があります。色で迷ってしまったときや化粧下地のビギナーでも取り入れやすいカラーです。

また、イエローの下地で隠し切れない赤いくすみにはグリーンの下地を部分的にプラスするのがおすすめです。

4.黄ぐすみはブルーやパープルでカバー

4つめのくすみタイプは以下のような特徴の「黄ぐすみ」です。

【チェック】

  • 肌が黄色っぽく、または茶色っぽくくすむ
  • 肌のハリや弾力がない
  • 甘いものや糖質が高いもの、脂っこいものが好き
  • 血糖値が高い

食生活や生活習慣などが原因とも言われている黄ぐすみですが、メイクでカバーしたいならときはパープルやブルーの下地を選びましょう。

パープル
ピンクとブルーのいいとこ取りカラーのパープルは肌に透明感を与えてトーンアップさせます。黄くすみに使うことで肌の色ムラを均一に整える効果もあります。
ブルー
黄色いくすみを目立ちにくくしてくれるのがブルーの色味です。元々の肌色が健康的な色味の人や少し小麦色の人におすすめです。色白の人が使うと血色が悪く見えてしまうこともあるので使わない方が無難です。

ブルーの色は顔全体に使うと白浮きしてしまうこともあるので、カラー下地に慣れていない人はパープルから取り入れてみてくださいね。

顔全体に使う下地と部分用下地がある

ここまで色味について説明してきましたが、カラー下地の場合は顔全体に使うものと気になる部分にだけ使う部分用の2種類があります。

顔全体用下地
頬などの広範囲に使いやすいタイプの下地です。広い部分に伸ばしやすい、ゆるっとした柔らかいテクスチャーで、一般的な化粧下地と同じように顔全体に使えます。「なんとなく顔色が良くない」「顔全体をトーンアップしたい」というときは全体用を選びましょう。
部分用下地
「シミも気になるけど赤みも気になる…」など複数の肌悩みやくすみがある場合は、部分用の下地を使ってパーツごとに使い分けましょう。

カラー下地の塗り方!カラー下地はいかになじませるかが重要

自分の肌悩みに合わせた下地を選んだら、次は上手な塗り方をマスターしちゃいましょう!

使用順序を理解しておく

ベースメイクの順番間違いは化粧崩れの原因になるので避けたいところ…。

まずはカラー下地の使用順序を理解しておきましょう。

顔全体用のカラー下地
スキンケア→(日焼け止め)→化粧下地→ファンデ
部分用カラー下地
スキンケア→(日焼け止め)→化粧下地→部分用下地→ファンデ

上記は基本の順番です。商品によっては異なった順番を推奨しているケースがあるので使用前に確認しましょう。

全体的なくすみをカバーする塗り方

顔全体に使用できるカラー下地なら、通常の化粧下地と同じ塗り方でOK!

以下は最初は指で、仕上げにスポンジで馴染ませるという基本の塗り方です。

【塗り方】

  1. 手の甲に下地を取り出します。目安はパール1粒分。
  2. すぐに顔にのせず、まずは手の甲に出した分を指でなじませましょう。こうすることで、テクスチャーが滑らかになってムラなく塗ることができます。
  3. おでこ、左右の頬、鼻、あごの5点にのせます。
  4. 指の腹を使い、顔の内側から外側へと伸ばします。厚塗りにならないよう、全体に薄く伸ばしていきましょう。
  5. スポンジを使って顔全体、または気になる部分をポンポンと軽く押すようにしてなじませていきます。このひと手間で厚塗りによる化粧崩れが防げます。
  6. 最後にフェイスラインです。顔と首との境目をスポンジでなじませたら完了です。

目の周りにカラー下地を塗る方法

目元は疲れや年齢が出やすい部分。部分用のカラー下地を使って目の周りのくすみを払拭しましょう。

【塗り方】

  1. 顔全体に使える化粧下地を塗っておきます。
  2. 次に目元に使いたい部分用下地を少量取り出し、指先でぽんぽんと優しく叩き込むようにして塗っていきましょう。

この時、以下の点に注意してください。

一気につけない
最初からたっぷりの量を使うのではなく、少量ずつ付けていきましょう。足りない部分にだけ付け足すようにして塗ってください。
こすらない
つい左右にこすってしまいがちですがそれではくすみが上手くカバーできません。指先で軽くとんとんと叩いてなじませてください。
色味を残す
カラー下地に慣れていない人は色味が残ってしまうのが気になるかもしれませんが、完全に色味がなくなるまでなじませると効果が下がってしまいます。色味は残しながら、ヨレないようになじませるのが正解◎難しい場合は、片目ずつやってみると違いが分かりやすいでしょう。
目尻も忘れずに
年齢とともに目尻の影も気になってくるもの…。クマが目立ちやすい目の下だけでなく、目尻の影も忘れずにカバーしましょう。

目の周りとは「目の下の△ゾーンからまぶたの上」のことを言いますが、まぶたに塗り過ぎてしまうとアイシャドウがヨレる場合があるので気をつけましょう。

くすみが目立ちやすい、

  • 目の下
  • 目尻

に塗るだけでも十分華やかな印象になるので様子を見ながら塗ってみてくださいね。

ブルーやグリーンは白浮きに要注意

顔に血色感をプラスするピンクや日本人の肌色に合うイエロー系は使いやすいのですが、

  • ブルー
  • グリーン

の2色は「白浮きしてしまう…」という声も多いようです。

ブルーとグリーン、白浮きを防ぐ塗り方のポイントを押さえておきましょう!

【ブルーのカラー下地のコツ】

顔の中心部に塗って、外側へぼかす
顔全体に均一に塗ると、首との差が強調されてしまうので白浮きしやすくなってしまいます。ブルーの下地は顔の中心部(左右の眉頭と上唇の中心でできる逆三角形の内側)に塗り、外側へぼかし塗りします。この方法なら透明感だけでなく立体感もでるのでおすすめです。
ファンデーションの色味にも注意
ブルーの下地のおかげで顔色が明るくなっている肌に、いつものファンデーションを重ねてしまうと明るくなりすぎる場合があります。ブルーのカラー下地を使う時は、ファンデーションはいつもより暗めにするか、下地やファンデを薄づきにするなど調節してみてください。

【グリーンのカラー下地のコツ】

赤みのあるところにだけ使う
そもそも肌は血液などの赤みを多少なりとも帯びているもの。グリーンは赤みをカバーするのが得意な色ですが、顔全体に使うと「色味の相殺」が悪い意味で起きてしまい、肌がグレーっぽくくすんでしまうことも…。そうしたことを防ぐためにも、グリーンのカラー下地は赤みのある部分にのみピンポイントで使うようにしましょう。

色の特性を生かした化粧下地で若々しくぱっと明るい肌メイク

年を重ねるにつれてくすみは気になるもの…しかし、ファンデーションの重ね塗りやスキのないベースメイクはあか抜けないだけでなく、さらなる老け見えを招くこともあります。

大切なのはいかにナチュラルにカバーするか

色の特性を生かしてくすみをカバーしてくれる化粧下地はそんな大人の女性の強い味方になってくれるでしょう。

あなたのくすみにぴったりの化粧下地を見つけて、くすみのないキレイなベースメイクにトライしてみてくださいね!

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くすみを隠す化粧下地の選び方と塗り方、色で肌色を補正する|【女性の美学】
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ライター:宮瀬 美嘉

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