楽しさ抜群のトランポリンダイエットは効果も優秀。やり方に注目
Date:2019.11.20
遊園地やテーマパークでよく置いてあるトランポリン。楽しい遊具のイメージが強いですが、実は家庭用で、しかもエクササイズ用で販売されています。
家庭用の小さなトランポリンを1日に5分跳び続けるだけで、効率の良いダイエットになります。
自宅にトランポリンがあるなんて素敵ですよね。それで痩せられるならもっと素敵です。実際にトランポリンにはどんなダイエット効果があるのか、やり方と合わせてご紹介します。
楽しい上に効率的。トランポリンダイエットの効果
トランポリンを跳ぶことが非常に効率的な運動になるのは、今や有名な話。大人のダイエットに使われるだけでなく、子どもの教育やアスリートのトレーニングとして使われることもあるほどです。
様々な効果をもたらすトランポリンですが、ひとまずここではダイエット効果について見ていきましょう。
効率抜群の消費カロリー
トランポリンがダイエットに向いていると言われる一番の理由が、カロリーを効率的に消費させられる効果にあります。
成人女性がトランポリンを30分跳び続ければ、約90kcalを消費させられます。90kcalと言えば、ゼリーやプリンを約1つ分といったところです。
ただ、これはあくまで平均的な数値です。トランポリンは跳び方を変えるだけで運動量が格段に変化するため、工夫次第でカロリーの消費効率をさらに高めることができるのです。
トランポリンさえ用意すれば、家から出なくても省スペースでこれだけのカロリーを消費させられるので、効率性重視な人もにっこりです。
下半身の筋肉がついて足痩せ効果
トランポリンを跳ぶ動作の中で、主に下半身の筋肉が酷使されます。脚を全体的に使うのはもちろんのこと、骨盤やお尻周辺の筋肉もたくさん使うのです。
お尻や足に筋肉がつけば、下半身のボディラインが引き締まる上、脂肪を燃焼させやすくなります。
トランポリン運動を続けていると、太ももやお尻の辺りには顕著に筋肉の発達が見られます。
- 下半身太りの解消
- ヒップアップ
- 太もも痩せ
などなど、スリムな下半身を目指す人に多大な貢献をもたらしてくれますよ。
インナーマッスルが鍛えられる
「インナーマッスル」とは、文字通り身体の奥にある筋肉のことです。この逆である「アウターマッスル」が身体の表面に位置する、目に見えて分かりやすい筋肉のこと。
インナーマッスルである深層筋は、体幹を支えたり姿勢を安定させたり、身体を動かすときに働きかけます。インナーマッスルが鍛えられることで、身体全体の見た目と代謝が良くなります。
姿勢が良くなって猫背やO脚の改善にも繋がります。そうなれば血流が良くなりますから、筋肉量のUPも手伝って、以前よりも代謝がUP。見た目の美しさと痩せやすい体質のどちらもを達成する近道になるのです。
基礎代謝がUPする
トランポリンは下半身の筋肉とインナーマッスルを大いにトレーニングし、筋肉量をUPさせます。筋肉量のUPで得られる恩恵は、基礎代謝のUP効果。
基礎代謝が上がると、運動していなくても消費されるエネルギーの量が高まります。つまりカロリーを消費させやすい身体になるというわけです。
基礎代謝UPで痩せやすく太りにくい体質に近づくため、一時的ではなく継続的なダイエット効果が期待できます。
むくみ解消でスッキリ体型に
「太っている」と感じている人の中には、脂肪ではなくむくみに悩まされている人もいます。脚や顔、手などのむくみは老廃物が溜まっているのが原因。
トランポリンでの運動は血流が促進され、筋肉が鍛えられればさらに血行が改善されます。老廃物の排出が促され、むくみが取れて身体のラインがスッキリと細くなります。
むくみ体質の人は、トランポリンでむくみにくい体質に近づける効果も期待できますよ。デスクワークばかりでむくみやすい人や、脚痩せ・小顔効果を狙いやすくなります。
アレンジしやすく続きやすい
トランポリンダイエットは、その非日常感や楽しさ・アレンジのしやすさにおいて、他のダイエット方法と一線を画する存在です。
跳び方を変えれば飽きは来ず、運動している間はとにかく楽しいので、非常に続きやすいダイエットとして知られています。
実際、家の中でプライベートにトランポリンを跳べるなんて楽しいですよね。ダイエット特有のストレスや飽きには無縁。難しい動きをしなくても飛び跳ねるだけで運動になるため、運動初心者さんでも長続きし、ダイエットとして高い成功率を誇ります。
跳び方は無限大。トランポリンダイエットのやり方
トランポリンの跳び方は実に多種多様。ジャンプするときに動きをつけるだけで、いろんな部位を鍛えるトレーニングになります。
数あるトランポリンの跳び方の中から、ダイエットに適している跳び方をご紹介します。
必ず最初に準備運動をする
トランポリンを跳ぶ前に、必ず準備運動を済ませておきましょう。
- 膝の屈伸
- アキレス腱伸ばし
- 肩回し
- 手首・足首回し
など、学生時代の授業でやった準備運動で構いません。いきなりトランポリンに乗ってしまうと、足を傷めたりケガをしてしまいます。
軽い体操で体をほぐしてからトランポリンを楽しみましょう。
上下に真っ直ぐジャンプ
トランポリン初心者さんは、まず上下に真っ直ぐ跳ぶことから始めましょう。凝った跳び方をしたくなるかもしれませんが、真っ直ぐ跳べるようになってからです。
- 足を軽く開き、両手を真っ直ぐ下ろしてトランポリンに乗る
- 両手を少しだけ振りつつ、小さめにジャンプする
- 身体をほぐすようなイメージで、小さめのジャンプを繰り返す
- 2分程度続ける
真っ直ぐの姿勢を保つことや、トランポリンの真ん中に着地して真ん中から跳ぶことは、意外と難しいものです。
着地の位置がずれることもありますし、バランスを保てず背中が曲がってしまうことも。落下した反動でそのまま跳ぶ…を繰り返していきましょう。
腕や腰をツイストジャンプ
真っ直ぐジャンプすることに慣れてきたら、次はジャンプするときに腕や腰を捻ってみましょう。脚だけでなく上半身のトレーニングにもなります。
- 普通に上下にジャンプを始める
- ジャンプに合わせて腕を振り、その勢いに合わせて腰を左か右にひねる
- 次のジャンプで逆側に腕と腰をひねる
- 5分程度続ける
勢い良くウォーキングするようなイメージでジャンプし続けます。お腹や腰、腕の筋肉の動きに意識しながら跳びましょう。
テンポ良くジャンプ&ツイストするのがコツです。
ウォーキングしながらジャンプ
縄跳びに「駆け足跳び」というメニューがありますよね。あれと似た動きをトランポリンの上で行います。
- 腕を振りながらトランポリンの上でジャンプする
- 歩くように、片足ずつ着地しながら跳ぶ
(大きく跳ねすぎないように注意) - 2分程度歩き続ける
トランポリンの上で足踏みする感じですね。ウォーキングの動きに合わせて腰をツイストすると、負荷を高めて運動量が高まります。
足の動きに合わせて、リズミカルに呼吸をすることも忘れずに行ってくださいね。
ジャンプしながら回転
トランポリンの上でジャンプしながら回転の動きを取り入れます。上半身も一緒に鍛えたいという人向けの跳び方です。
- トランポリンの上で小さく上下にジャンプする
- 着地するときに少しずつ体の向きを回し、8回程度のジャンプで1回転する
※1回のジャンプで1回転はしない - 1回転回ったら、同じペースで逆側に1回転する
1回のジャンプで1回転しようとすると、かなり疲れる上に酔ってしまう可能性があります。ペースを崩さないよう意識しながら、少しずつ回転していきましょう。
ウォーキングからのダッシュ
トランポリンの上でウォーキングできるようになったら、今度はダッシュに挑戦してみましょう。腰周りの筋肉をメインに鍛えられます。
- トランポリンの上で軽めにウォーキングする
- 脇を締めて腕を振り、膝を高く上げながら素早くダッシュする
(1秒に2回トランポリンを踏むくらいのスピードで) - 約2分程度続ける
リズミカルかつパワフルにトランポリンの上でダッシュしましょう。終わった頃には軽く息が上がっているくらいが、理想的なダッシュのやり方です。
もも上げのようなイメージでやるとわかりやすいですね。腕をよく振り、テンポを刻んでダッシュしてください。
トランポリン用エクササイズの動画を見てみよう
トランポリンの跳び方はまだまだたくさんあります。実際の跳び方やトランポリンを活かしたエクササイズ方法を具体的に見せてくれる動画もありますから、動画を観ながらトランポリンの上でマネするのもおすすめですよ。
5分程度のものから、15分程度、1時間にわたる動画など…自分にぴったりのエクササイズ動画を探すのも、トランポリンの楽しみの一つですよ。
動画の中で楽しげにエクササイズしている人たちのマネをすると、何だかこちらまで楽しくなってきます。
とにかく楽しい!トランポリンで愉快にダイエット
トランポリンが家にあるだなんて、ちょっと不思議な空間ですよね。だからこそトランポリンダイエットには、特有の楽しさや新鮮さがあるのです。
楽しんでやれることが、ダイエット成功の重要なカギです。ダイエットが続きにくい人や、難しい運動に抵抗のある人は、ぜひトランポリンを試してみてください。
「家に置くのはちょっとな」と感じる人は、スポーツジムで試してみるのもおすすめですよ。
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