実は雑菌だらけ…簡単なへそ掃除方法でへそ美人を目指す!
Date:2019.07.16
「おへそのゴマを取ると、お腹がいたくなる」と、小さい頃言われたことがある人も多いと思います。
そのため、おへその掃除はせずにそのまま放置しているという人も多いようです。
おへそは薄い皮膚で内臓と接していてお手入れをするとお腹が痛くなるため、「おへそのゴマを取るとお腹が痛くなる」というふうに言われるようになったようです。
では、お腹が痛くならず、簡単にできるおへそ掃除の方法とはどんな方法でしょうか。
この記事の目次
おへそのゴマは垢や石鹸カスの塊からできている
よく言われる、おへそのゴマといわれるもの、見た目が黒ゴマのようなので「へそのゴマ」と言われています。
おへそのゴマは次のようなものからできています。
- 垢
- ホコリ
- 角質
- 石鹸カス
こういった不要なものが蓄積され、黒い塊になったものが、おへそのゴマです。
おへそのゴマは別名「臍石(さいせき)」とも呼ばれ、大きくなると石のようになり自分では取り除けない状態になることもあります。
便器の4100倍も汚い!? おへそのゴマは菌だらけ
おへそのゴマは、長年の垢などが固まってできたものなので、多くの菌が潜んでいると言われています。
その数、なんと約120万個!これは、トイレの便器よりも4100倍も多いとされています。
菌の数は便器の4100倍とされていますが、おへそのゴマの中に含まれる菌の中には無害なものも多いので、便器よりも汚いというのは一概には言えないそうです。
しかし、おへそのゴマをそのまま放置しておくと菌が繁殖し、悪臭がする場合もあるので注意が必要です。
おへそを掃除しないと病気になる可能性も!
おへそのゴマを取ってお腹が痛くなるのが怖いと、そのまま放置している人もいます。
しかし、おへそのゴマを溜めたままにしておくと、病気になる可能性もあります。
おへそのゴマにはたくさんの菌が繁殖しています。それが、へその皮膚にできた傷から入ると「臍炎(さいえん)」という病気になります。
臍炎になると、次のような症状が出てきます。
- へそ周辺が腫れる
- お腹が痛む
- へその中が化膿する
- 湿疹ができる
臍炎は、へその緒を切ったばかりの新生児が発症する確率が高いのですが、大人になっても発症するので、注意が必要です。
また、その雑菌が腹膜に感染すると「腹膜炎」を発症する場合もあります。
腹膜炎は、命に関わる場合もあるので、少しでもおへそが痛かったり化膿していると感じたら、すぐに皮膚科で診察をしてもらいましょう。
正しいおへその掃除方法を覚えて綺麗にしよう
雑菌が繁殖している、おへその中。綺麗に掃除をしてあげることでおへそのゴマも綺麗に取れて雑菌の繁殖もなくなります。
しかし、おへそは触るのが怖いという人は、正しい掃除方法を覚えることで、痛みもなく綺麗におへそを掃除することができます。
おへその掃除方法にはいくつかあるので、自分が1番やりやすい方法で掃除をしてあげましょう。
その1.入浴でおへその中をふやかしてから掃除をする
おへそのゴマは、そのままにしていると皮膚にしっかりと付着して固くなってしまいます。
そのため、無理に取ろうとすると力を入れてしまい、お腹が痛くなることもあります。
入浴する際、湯船に浸かると肌がふやけて柔らかくなります。その性質を使って、入浴時におへそを掃除すると負担なく綺麗にすることができます。
- 湯船につかり、おへその中をふやかす
- ガーゼやタオルなどの柔らかいものを指に巻き付ける
- おへその中を2~3回くるっとなぞるように拭く
- お湯で汚れを洗い流す
この時、石鹸をつけて洗ってもいいのですが、石鹸カスがおへそに残るとまたゴマになるので、タオルやガーゼだけで洗うのをオススメします。
これを週2~3回行うことで、おへその中のゴマは取れるので、綺麗にすることができます。
1度では綺麗にゴマは取れませんが、徐々に取れていくので「取れない!」とおへそをゴリゴリとするのはやめましょう。
その2.オイルを使って汚れを浮き上がらせて掃除をする
入浴は、湯船に浸からずシャワーで済ませることが多いという人は、ふやかすことができないのでオイルを使った掃除方法がオススメです。
オイルは、どういうものでもいいのですが、次のようなものがオススメです。
- ベビーオイル
- 馬油
- オリーブオイル
肌に優しいオイルであればどれでも構いませんが、香料などの入ったものよりは、皮膚を傷めないようなオイルを使う方がおへそへの負担も和らげることができます。
- オイルをおへその中に垂らす
- おへそからオイルが流れないように、ラップや絆創膏を被せて蓋をする
- 10分以上放置し、おへその中のゴマを浮かび上がらせる
- ガーゼや綿棒でおへその中をぐるっとなぞる
- 余分なオイルはコットンなどで拭き取る
馬油の場合、クリーム状になっているのでそれを直接おへそに塗りたくなりますが、それではおへそに負担をかけてしまいます。
おへその穴の周りにたっぷりと馬油を塗ると体温で溶けて、自然とおへその中へ流れて行くので、その方法で行うようにしましょう。
オイルがおへそ掃除に良いと言われているのは、皮脂などを浮き上がらせる力が強いからです。
おへそのゴマには垢などが含まれているので、水で一生懸命拭き取っても残ってしまいます。
そのため、オイルで皮脂を浮き上がらせてから取り除くと綺麗になるという方法です。
その3.クリームなどを使ってゆっくりと汚れを浮かせる
オイルだと垂れてくるのが気になるという人は、クリームを使うと手軽にできます。使うクリームは、次のようなものがオススメです。
- オロナインH軟膏
- ニベア
- ワセリン
- ボディクリーム
おへその中はデリケートなので、肌に負担がないものをクリームを選ぶのがポイントです。
これもオイル同様、香料が強いものだとおへその中に入れて合わないと炎症を起こす場合があるので、日頃自分が顔につけているものなどを使うといいかもしれません。
- クリームを綿棒などを使い、たっぷりとおへその中に塗る
- おへその穴をラップか絆創膏で蓋をする
- 一晩そのまま放置する
- ガーゼや綿棒でおへその中をぐるっとなぞる
クリームは洗浄力が強くないので、一晩そのままにしておくのがポイントです。これで、じっくりとおへその中の汚れを浮き上がらせます。
クリームだと、オイルに比べてべたつきも気にならないので、とても簡単です。
その4.市販されているおへそ掃除キットを使う
実は今、おへそ掃除ができるキットがドラッグストアなどで販売されています。
これは、
- おへその中に入れる綿棒のようなスティック
- オイル(クリーム)
がセットになっています。
方法は、クリームやオイルを使った掃除方法に似ているのですが、ゴマを取り除くだけではなく、その後のケアもできるような成分がクリームに含まれているので、掃除とケアが一緒にできると人気です。
ドラッグストア以外に、Amazonなどでも通信販売されているようなので、気になる人はチェックしてみましょう。
おへそのゴマが取れない!という人は皮膚科へ
おへそのゴマは大きくなると、自分で取り除くことが難しくなります。そういう時は、自分で無理に取るのではなく、皮膚科で取り除いてもらうようにしましょう。
こういったタイプの人は、臍のゴマが溜まりやすくと言われています。
- 高齢者
- へそが深い人
- 太っている人、お腹が出ている人
日頃から、こまめに掃除をしていれば問題ありませんが、掃除をしていないとすぐにゴマが溜まり、臍石になるので注意しましょう。
おへその掃除は週2回!やりすぎると炎症の原因に
おへそにはたくさんの菌が繁殖していると聞くと、毎日綺麗に掃除しなくちゃいけないと思いますが、おへその掃除は週2回で十分です。
おへそは他の部分に比べると皮膚が薄いので、ちょっとしたことで傷がつきやすくなります。
傷がついてしまうと、その部分から雑菌が入ってしまうので、あまり触りすぎるのもよくありません。
また、おへそを強く触ると腹膜を刺激するため、お腹が痛くなってしまいます。綺麗にしたいからとゴシゴシと触ると傷はつくし、お腹は痛くなるしといいことはありません。
また、おへそが綺麗になったら、ケアは週1回にしても大丈夫です。ただし、その場合は毎日お風呂で綺麗にするなどデイリーケアを忘れないようにするのが大事です。
見える部分だけじゃない!おへそも綺麗にして綺麗なボディを手に入れよう
目に見える部分は、しっかりとケアをするけれど見えない部分はつい手を抜いてしまいます。
特に、おへそは人に見られることもないので、しっかりと掃除をしてお手入れしているという人も少ないようです。
本当に綺麗な女性は、見えない部分こそお手入れをしていると言います。おへそもしっかりとお手入れをして、本当の綺麗なボディを手に入れてみませんか?
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