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乳液の基本的な使い方と一歩先行くアレンジ法

Date:2019.06.25

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乳液の基本的な使い方と一歩先行くアレンジ法|女性の美学
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化粧水の後につける乳液、正しく使えていますか?

え、乳液に使い方なんてあるの、普通に化粧水の後に塗ればいいんじゃない、と思われたかもしれませんね。

どのくらいつければいいか、化粧水をつけた直後に塗ってもいいのかなど、正しい使い方といわれると実はよく分かっていない、という方も多いのではないでしょうか。

乳液は使い方次第でもっとキレイな肌を作るんですよ!肌のハリ、ツヤを取り戻し、透明感が増すんです。

基本の使い方から、さらに肌の美しさを引き出すためのアレンジ法まで、乳液のことがまるっと分かるように使用法についてまとめました。


スキンケアの順番をおさらいしよう!

基本的な乳液の使い方は化粧水の後ですね。

  1. 化粧水
  2. (美容液)
  3. 乳液
  4. (クリーム)

これが通常の順序だと思います。美容液やクリームは人によって使う、使わないがあると思いますが、化粧水と乳液はスキンケアの必須アイテムですね。

美容液は乳液の前に塗りましょう。

乳液を先に使ってしまうと、油分の膜で、せっかくの美容成分の浸透が悪くなってしまいます。

▼乳液の効果についてはコチラを参考にしてください!

乳液の基本的な塗り方(手で塗る場合)

化粧水で肌を整えた後乳液を塗りますが、手で塗る方が多いでしょう。手に出す量は1円玉~10円玉大といわれていますが、そこは使っている乳液の表示を確認してみてください。

<塗り方>

  1. 顔の内側から外側に向かって、手の平全体を使って優しく塗ります。
  2. 乾燥しがちな頬や口周りなどから塗って、Tゾーンなどべたつきがちなところは薄めに塗りましょう。
  3. 最後はハンドプレスで顔全体になじませます。

乳液の基本的な塗り方

塗るというよりもなじませるような感じで、肌を丁寧に扱ってくださいね。

乳液をコットンでつける場合

化粧水も乳液もコットンでつけている、という人もいますね。

コットンに乳液をつけたら、手でつける時と同じように顔の内側から外側に向かって優しく伸ばしていきましょう。

コットンが吸い込んでしまう分があるので、つける分量の目安は手で付ける時の1.5倍くらいです。

塗る時に肌に引っかからないくらいの量(10円玉よりやや大きめの量)を目安にするといいでしょう。

乳液をコットンでつける場合

摩擦が多いと肌に刺激になってしまうので注意してくださいね。

特に肌が荒れている時やニキビが出来ている時には、コットンでつけるのはやめておいた方がいいかもしれません。

保湿効果を高める乳液の使い方

乳液はくすみをとって透明感のある肌を作るには必須のアイテム!といっても過言ではありません。

乳液を正しく使うことで、角質層が水分を含んでしっかり潤い、肌のキメが整うのでツヤのある肌を作ることが出来るんです。

高級なものを使うよりも正しい使い方をすることが美肌のためには大切なこと!肌がふっくらすることでメイクのノリも変わってきますよ!

適切な使用量を守ること

乳液は多すぎても少なすぎてもいけません。少なすぎると肌に摩擦を起こして負担をかけますし、多すぎるとべたついてしまいます。

しっとりなのかさっぱりなのか、その乳液のタイプによって使用量も変わってくるので、自分の肌質と照らし合わせ、適切な使用量を守ることが大切です。

適切な使用量を守る

1円玉大、さくらんぼ大など量が書いてあればそれに従えばいいですし、「適量」しかない場合は10円玉大を目安とし、肌の状態によって量を加減してみましょう。

ホットタオルで顔を温めてから

肌を温めて柔らかくしてから化粧水と乳液を使った方が浸透が良くなり、肌もふっくらします。

朝時間がある時は、洗顔後にホットタオルで肌を温めてからスキンケアをすると保湿効果が高まりますよ。

ホットタオルで顔を温めてから

夜はお風呂に入った直後に、肌が温まっているうちに乳液までしっかり塗ってくださいね。

化粧水がしっかりなじんでから塗る

化粧水を塗った後、まだ肌が濡れた状態ですぐに乳液を塗ってしまっていませんか。実はこれ、とてももったいないことなんです。

化粧水が角質層に浸透している最中なので、それを待ってから乳液を塗った方が肌が潤うんですよ。

化粧水を塗ったら1~2分おいて肌をしっとりさせてから乳液を塗りましょう。

化粧水がしっかりなじんでから塗る

そうすると角質層がふっくらした状態のところに乳液で蓋をすることが出来るので、肌のキメが整うんです。

手でよく温めてから塗る

乳液を塗る時には、手に出してから、手の平で包むようにして少し温めてから塗るといいでしょう。肌への馴染みが良くなって、保湿効果がアップします。

手でよく温めてから塗る

コットンを使う時には、ボトルごとお湯につけて温めるか、使う分だけ小さな容器などに出して温めてから塗るといいですね。

乾燥しがちなところは重ね塗りをする

乳液を顔全体に伸ばした後、乾燥しがちなところには重ね塗りをしていきましょう。

  • 口の周り
  • 目の周り

乾燥しがちなところは重ね塗り

などは、再度乳液を手に取って塗るといいですよ。

目元や口元や指先で力を入れずに、トントンとなじませるようにして塗ると、肌に負担がかかりません。

重ねづけする時にも、一気に塗るのではなくて少し間をおきながら塗るとじっくりとなじんでいき、保湿効果がアップします。

肌質別の乳液の使い方

乳液はべたつくからと使わなかったり、少なく使う人がいますが、それは良くありません。肌質にあったものを適量使ってこそ、乳液の効果が発揮できるのです。

オイリー肌さんの乳液の塗り方

オイリー肌の人は、油分の少ないさっぱりタイプを部位別に使い分けることで、乳液のべたつき感から解放されます。

Tゾーンは皮脂が多いですよね。汗や皮脂が多い部分はたっぷりつける必要はありません。顔全体に同じようにつけてしまうから肌がべたつく原因になるんです。

  • 頬は普通に塗る
  • Tゾーンはやや薄めに塗る

オイリー肌の乳液の塗り方

ことで顔全体の油分が均等になって、ベタベタしなくなると思います。

保湿がしっかりできるようになれば余分な皮脂も減っていき、テカリともおさらばできますよ。

乾燥肌・敏感肌さんの乳液の塗り方

乾燥肌、敏感肌の人は、保湿成分にこだわり、肌にやさしいものを選ぶようにしてください。

乾燥肌の人は少し多めにつけても大丈夫。頬など特に乾燥しがちなところは、化粧水→乳液→化粧水→クリームと重ねづけしてもOKです。

乾燥肌、敏感肌の乳液の塗り方

朝と夜の使い方の違い

朝と夜で乳液を使い分けるのもおすすめです。それは、メイク前と夜寝る前では、スキンケアの目的がそれぞれ違うからです。

朝はメイク崩れを防ぎたい

朝のスキンケアは、それほど時間が取れないということと、これからメイクをするため、あまりべたつかせたくないんですね。

ですから、朝はさっぱりタイプの乳液を使うのもおすすめ。

保湿効果が心配なら、頬→口元→目元→Tゾーン→頬→口元→目元→と、乾燥しやすいところに重ねづけします。

もしくはオイルフリーの乳液もいいでしょう。乳液は油分が入っているといいましたが、オイルフリーはその名の通りオイルが使われていない乳液です。

乾燥肌やニキビ肌の人には保湿感が足りないかもしれませんが、オイルがない分肌への刺激も少なく、敏感肌の人でも使えます。

夜は保湿効果を高めたい

夜はたっぷり保湿をしたいので、高保湿タイプの乳液を選びましょう。

  • コラーゲン
  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • プラセンタエキス

などの基本的な美容成分の他に、どのような保湿成分が配合されているのかもチェックして、なるべく保湿効果の高い乳液を使いましょう。

乳液でクレンジングもできる

乳液の役割は保湿だけではありません。実はクレンジングにも使える優れものです。軽いメイクなら乳液でも十分落とすことが出来ます。

敏感肌の人はクレンジングも肌には負担になると思います。乳液を使うことで、必要な皮脂を落としすぎることなく汚れを落とすことが出来るんです。

乳液クレンジングのやり方

乳液はいつも使っているものでもいいですし、クレンジング用に安いものを1本用意してもいいですね。

  1. コットンにたっぷり目に乳液を取ります。
  2. くるくるとメイクとなじませるようにしてコットンを動かします。

乳液クレンジングのやり方

決してゴシゴシと力を入れないこと!こすると皮膚を痛めてしまいますから、せっかくの乳液クレンジングが無駄になってしまいます。

メイクをしていない時でも、洗顔前にこのクレンジングをすると肌汚れがしっかり落ちます。使った後のコットンを見ると結構汚れがついているので驚きますよ。

乾燥肌に効果絶大の乳液洗顔

乳液に含まれている適度な油分が毛穴の汚れを取ってくれる上に、肌もしっとりさせてくれるので乾燥肌にもピッタリ!

乾燥や毛穴の開きに悩む年齢肌にはピッタリの洗顔法です。

乳液洗顔の方法

乳液洗顔はとても簡単!早速今日からでも試してみてください。

  1. 蒸しタオルを作ります。タオルを濡らして電子レンジで30秒ほど温めるかお湯で濡らして軽く絞ってください。
  2. それを顔の上に乗せて毛穴を開きます。数回繰り返すとしっかり毛穴が開きます。
  3. たっぷりの乳液を手の平でよくあたため、顔全体を優しくマッサージします。
  4. 水かぬるま湯でいったん洗い流します。
  5. 普通に洗顔料か石けんでいつも通り洗顔します。
  6. 化粧水と乳液でいつも通りスキンケアをして終了です。

乳液洗顔の方法

ポイントは乳液をケチらないこと!指がスルッと動くようにたっぷり使ってください。

洗顔というよりもマッサージに近いですね。毛穴の汚れや古い角質も浮かび上がり、落としやすくしてくれるので、洗い上がりはしっとりしながらもお肌がスッキリして気持ちがいいんですよ。

お風呂に入りながら乳液パック

乳液をたっぷり塗るだけでパックにもなってしまう!やり方はとても簡単です。

  1. 洗顔後のお肌に乳液をたっぷり塗りそのままお風呂へ
  2. 5~10分たったら洗い流しましょう。

お風呂に入りながら乳液パック

ポイントは肌が見えないくらいたっぷり乳液を塗ること。塗りやすいのはやや重めのテクスチャーの乳液ですね。あまりにサラサラしていると垂れてきてしまうと思います。

保湿効果を高めるには、ラップを上から貼るのもおすすめです。

シートマスクに乳液をプラス

乳液を使って、安いシートマスクでも保湿効果をアップさせることが出来るんです。乾燥がちょっとひどいかなと思ったら是非試してみてください。

いつも通り、市販のシートマスクをつけたらその上から乳液をたっぷり塗るだけ!

そしてプラスのひと手間。規定の時間を過ぎたらシートをひっくり返し、乳液を塗った方を顔に当てるんです。

そうすることで肌への密着度が増して、しっかり保湿が出来ます。

シートマスクに乳液をプラス

いつもはシートマスクをはがした後に乳液を塗ると思いますが、この方法ならそれは必要ありません。

ブースターとして使う

ブースターとは、その後に使う化粧品の浸透を良くするためのもの。

肌が乾燥してごわごわしているような時は、洗顔後すぐに乳液を薄く塗ることで肌を柔らかくし、その後の化粧水や美容液の浸透をよくすることが出来るんです。

あくまでも肌を柔らかくすることが目的なので、そんなにたっぷり塗らなくても大丈夫です。

ファンデーションに混ぜて使う

乾燥肌の人はいくらスキンケアをがんばってもファンデーションが粉を吹いてしまう、ということがあるかもしれません。

そんな時の裏技として、下地やリキッドファンデーションに混ぜて使うという方法があります。

下地やファンデーションを手の平に出して、乳液を少量加えてよく混ぜてから塗ります。

ファンデーションはツヤも良くなりますが、乳液を混ぜすぎると崩れやすくなるので気をつけてくださいね。

乳液を使う時の注意事項

肌の潤いを保つために必要な乳液ですが、使う時にはいくつか注意して欲しいことがあります。

せっかくの乳液の効果を無駄にしないために、このポイントを守ってください。

何度も塗らない!

保湿効果を高める方法として、重ねづけをご紹介しました。ただし、それはスキンケアの時に数回重ねるだけであって、1日に何度も乳液を塗る、ということではありません。

例えばメイク直しのたびに乳液を塗るようなことをしていたらそれは明らかに塗り過ぎです。

塗れば塗るほど保湿効果が高まるものではありませんし、べたついて毛穴を詰まらせればそれは肌トラブルの原因となりますから、塗り過ぎには気をつけてください。

肌をこすらない!

塗る時には適量を守り、肌に負担をかけない程度の量を使って優しく塗るようにしてください。量が少なすぎると肌をこすってしまうので、それはしわやシミの原因になります。

べたつくところにはたくさん塗らない

鼻や額は皮脂が多いところです。

顔全体に乳液を均等に塗る必要はないので、塗る前に肌をさわってみて、ちょっとべたついているかなと思うところは薄く塗るようにしましょう。

乳液は使い方次第でスキンケア効果もアップ!

毎日使うものだからこそ、正しく使うことでその効果を発揮できます。

大事なのは、

  • 使う量
  • 肌にあった乳液を使うこと

です。

肌の状態は1年中同じではありませんね。季節によっても違うし体調によっても変わると思います。

その都度、乾燥したりべたついたりと、何らかの肌からのサインがあるはずです。

乾燥したら重ねづけする、皮脂が多いところはさっぱりタイプの乳液を使うなど、自分の肌の状態に合わせて乳液を使い分けていきましょう。

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乳液の基本的な使い方と一歩先行くアレンジ法|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/ynuekikouka1122/
ライター:奈南有花
イラストレーター:町田李句

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