マニキュアをキレイに仕上げる塗り方の基本、セルフでも失敗なし!
Date:2018.06.25
爪のおしゃれを楽しみたい時、ネイルサロンでプロの施術を受ければ間違いないですが、自分でマニキュアを塗ってセルフネイルをするのも手軽さとコスパの面を考えるとメリットが大きい方法ですね。
自分でマニキュアを塗っている皆さんは、その仕上がりに満足していますか?ムラができたり、外出中に剥がれてしまったり…マニキュアは綺麗に塗ろうとすると、意外と難しいものです。
この記事では、マニキュアを綺麗に塗るために必要なグッズや爪のケア方法も交えて、マニキュアの塗り方をおさらいします。セルフネイルの出来に満足していない人、もっとセルフネイルが上手くなりたい人は必見ですよ。
この記事の目次
マニキュアを綺麗に塗るために揃えよう!ネイルグッズ
マニキュアを塗る際、必要なのはマニキュアだけではありません。綺麗に塗るために持っておきたいグッズがありますので、ここでご紹介していきます。
ベースコート
マニキュアを綺麗に塗るために絶対必要といっても過言ではないのが、ベースコートです。よく、製品のパッケージに「爪を保護する」などと書かれていますが、具体的には以下のような目的があります。
- 爪の表面を平らにする
- 爪の表面に細かい線や凹みがあると、マニキュアを塗ってもムラができてしまうだけでなく、剥がれやすい原因にもなります。ベースコートを塗ることで爪の表面に凹凸をなくし、マニキュアを綺麗に塗りやすく、そして持ちを良くします。
- 爪にマニキュアの色素が移るのを防ぐ
- マニキュアを爪に直塗りするとマニキュアの色素が移ることがあり、爪が黄ばんだりくすんだりする可能性があります。ベースコートで爪を保護することにより、防ぐことができます。
ベースコートは爪を保護するだけでなく、セルフネイルの出来を左右するものです。これまで使っていなかった人は、必ず使うようにしましょう。
爪の血色が良くない人はピンクの色つきベースコートを使うとマニキュアの色が綺麗に映えますし、爪が薄く割れやすい人はオイルが入ったベースコートを使うと、マニキュアの持ちをより良くできます。
トップコート
マニキュアを塗った上にトップコートを重ねると、ツヤが出て発色がより良く見えます。表面を整えてくれるので、少しムラができてしまった場合に目立たなくする効果もあります。
また、塗ったマニキュアをコーティングするので色あせを防ぎ、剥がれにくくもしてくれます。ベースコート同様、塗ったのと塗らないのとでは仕上がりが全く違うので、ぜひ使っていただきたいアイテムです。
より本格的な仕上がりに!あると便利なネイルグッズ
マニキュアを綺麗に塗るために準備したいグッズは、まだあります。より本格的な仕上がりを求めたい時、またはセルフネイルに慣れてきてもっと完成度を高めたい場合に使用しましょう。
- 爪やすり
- 爪やすりは専門用語では「ネイルファイル」と言い、爪の形や厚さを調節するのに使います。爪切りで切ったあとにやすりをかけると、爪が割れにくくなり綺麗な状態が保たれます。
- 綿棒
- はみ出したマニキュアを取るために使うほか、ネイルアートにも活用できます。
以下のものは、次の項で詳しくご紹介します。
- アルコール剤(消毒液など)
- プッシャー、ウッドスティック
綺麗な爪も良い仕上がりの条件!マニキュアの前のネイルケア
続いて、マニキュアを塗る前に行いたい爪のケアです。マニキュアを塗ってしまえば本来の爪は見えなくなりますが、土台となる爪がきれいであればセルフネイルの仕上がりもより綺麗になりますよ。
爪の油分を取る
もともと爪の表面には、爪を保護するため油分がついています。マニキュアを塗る際はこの油分を取ったほうが綺麗に塗れるので、事前に爪の油分を取りましょう。
やり方としては、石鹸で手を洗うだけでもかまいませんが、アルコール剤を使うとよりしっかり油分を取ることができます。アルコール成分の入ったウェットティッシュや消毒液、エタノールを使いましょう。
こだわりたい人は、プレプライマーという爪専用の油分除去剤を購入して使います。
甘皮を処理する
爪の根元に付いている、半透明の皮膚が甘皮です。甘皮を放置したままマニキュアを塗って、甘皮のあたりが雑になってしまった経験はありませんか?甘皮の処理は慣れれば簡単にできるようになりますよ。
甘皮処理に必要なものは、以下の通りです。
- キューティクルリムーバー
- プッシャー、ウッドスティック
- 爪用のオイル、美容液
- 甘皮処理の手順
- 1.キューティクルリムーバーを甘皮の部分に塗る
- ハンドクリームでも代用できます。
- 2.爪を38度くらいのぬるま湯に浸す
- 甘皮をふやかします。時間は5分くらいが目安です。
- 3.ふやけた甘皮をプッシャーで爪の根元に押し集める
- やさしくこするようにします。周りの皮膚が傷つかないよう、慎重に行います。
- 4.爪の根元を、ガーゼやコットンをくるくる動かすように使って拭く
- 薄皮はこれで処理完了です。皮膚とつながって浮き上がっている甘皮は、長い部分だけニッパーで切ります。切りすぎると出血したり、ささくれができやすくなったりするので注意しましょう。
- 5.爪用のオイルや美容液でケアする
- 甘皮を処理したあとの爪や周りの皮膚はデリケートです。乾燥を防ぐため、しっかりケアしましょう。
マニキュアの基本的な塗り方をおさらい!長持ちさせる方法も
それでは肝心の、マニキュアの綺麗な塗り方です。ここで今一度、マニキュアの基本的な塗り方をおさらいしましょう。塗ったマニキュアを長持ちさせる方法もあわせてご覧ください。
なお、ベースコートを塗る工程は省いてあります。ベースコートを塗った前提でお読みください。
マニキュアの基本的な塗り方と、重ね塗りの必要性
マニキュアを塗る順番は、最初に爪の中央を塗ってから両サイドを塗ります。ムラを防ぐため、ハケを動かす回数は中央と両サイド各1回の3回か、多くても4回にしましょう。
また、重ね塗りをするといいと言われますが、厳密にはマニキュアの色合いによって適した回数が異なります。
- 薄い色のマニキュアの場合
- パステルカラーなどの薄い色は三度塗りがおすすめです。ムラができる、ハケの跡が残るという失敗が生じやすいので、まず最初の一回で多めに塗ってから重ね塗りをしましょう。
- 濃い色のマニキュアの場合
- ビビッドカラーなどの濃い色は二度塗りで十分です。最初の一回を薄めに塗ったほうが、うまくいきやすいですよ。
仕上げにトップコートを重ねて完成です。
利き手から先に塗る
マニキュアを塗る際は、利き手から塗るようにしましょう。利き手の指は塗りづらいですが、だからこそ先に塗って乾かしておく必要があります。
利き手と反対の手の指から塗ると、マニキュアが乾ききらない状態で塗りづらいほうの指に塗ることになるため、塗ったばかりのマニキュアが剥がれてやり直しということになりかねません。
なお、利き手の指にマニキュアを塗る際は手や手首をテーブルに置き、安定した状態で塗りましょう。
綺麗に塗ったマニキュアを長持ちさせる方法2つ
綺麗に塗ったマニキュアは、できる限り塗りたての状態を保ちたいですよね。マニキュアを長持ちさせる方法は大きく分けて2つあります。
一つは、爪用のオイルや美容液を塗ってケアする方法です。マニキュアを塗った上から、こまめにオイルや美容液で保湿しましょう。爪の乾燥を防ぎ、柔軟性が保たれるので塗ったマニキュアも剥がれにくくなります。
もう一つは、トップコートを塗り直す方法です。マニキュアは時間の経過や日常生活の動作で少しずつ剥がれていきますので、綺麗なうちにトップコートを塗り直して保護しましょう。2〜3日おきに行うのがおすすめです。
基本を押さえて、あなたもセルフネイルの達人になろう
マニキュアを綺麗に塗るにはベースコートやトップコートの使用や、事前の爪のケアが大切です。面倒に感じた人もいるかもしれませんが、セルフネイルは時間をかけてゆっくり行うこともクオリティを上げる秘訣になります。
また、基本的なマニキュアの塗り方を押さえて綺麗な塗り方が板についてきたら、グラデーションネイルやラインストーンを使ったネイルなどもセルフでできるようになり、おしゃれの幅が広がっていきます。
服やメイクと同じように、マニキュアも自由に楽しんでくださいね!
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