派遣社員が借りやすいカードローンは?在籍確認のコツも具体的に解説


正社員でなければ、カードローンは利用できないのでは?と思っている人もいるでしょう。その場合、派遣社員ではカードローンの審査が通らないとあきらめてしまうのではないでしょうか?

一般的にカードローンの審査を通過するには、「安定した収入がある、継続して収入がある」という条件があります。収入がなければ、返済できません。そのため、無職の人はもちろん、専業主婦なども借入は難しいことが多いものです。

年収が高くても、毎月収入がないと審査に通らないこともあります。

その点、派遣社員は継続して安定した収入を得ているケースは多く、実際にカードローンを利用している人も少なくありません。

それでも心配になるという人のために、また、安心して審査に申し込めるカードローンを知りたい、という人のために、派遣社員でも借りられるカードローンを紹介します。審査には欠かせない在籍確認についても解説します。

派遣社員でも借りられるカードローン

派遣社員でも借入ができるカードローンは多数あります。なかでもおすすめのカードローンを紹介します。

SMBCモビット

SMBCモビットは、満20歳~69歳で安定した定期収入があれば、派遣社員のほかアルバイトやパート、自営業でも申込できます。Web完結が可能なので店舗に行く必要もなく、いつでもどこでも申込可能です。

審査時間も最短30分で完了。スピードにこだわったサービスを提供するSMBCモビットでは、即日融資も可能です。Webでの申込なら審査通過後、入会手続きをすればすぐに利用できます。カードレスの場合、書類の返送などがないのでスピーディに融資可能。電話連絡も郵送物もありません。

プロミス

プロミスの申込条件は、18歳~69歳の安定した収入のある方で、主婦や学生、アルバイトやパートでも申込可能。もちろん、派遣社員も申込できます。Web申込なら原則24時間365日申込できます。

プロミスの金利は最大17.8%で、ほかの大手消費者金融カードローンと比べて金利が低いのがメリット。さらに、30日間無利息サービスがあります。はじめての契約で、なおかつWeb明細を選択すれば、初回利用日から30日間は無利息です。

最短即日での融資も可能。本人確認もWebでできるので、郵送の必要もありません。カードレスを選択すればカードを持たなくてもWebとアプリで利用できます。

アコム

アコムに申込できるのは、20歳以上の安定した収入と返済があり、アコムの審査基準に通る方です。派遣社員はもちろん、パートやアルバイトでも審査に通れば借入できます。

急ぎで融資を希望する場合もアコムがおすすめ。アコムでは最短即日融資をおこなっています。スマホで申込、契約をするだけで借入が可能。最短30分で借入ができます。契約完了後、振込を選べばカードレスで借入ができます。楽天銀行なら最短1分という早さです。

また、30日間金利0円サービスもあり、契約の翌日から30日間は金利なしで借入できます。女性専用ダイヤルもあり、わからないことがあれば気軽に問い合わせができ、安心して利用できるのもメリットです。

アイフル

アイフルに申込が可能なのは、満20歳以上69歳までで、定期的な収入と返済能力のある人です。無職である場合はもちろん、専業主婦などは申込できませんが、継続的に一定額の給料があれば申込できます。

アイフルのメリットの一つが、最大30間利息0円サービスがあることです。はじめての利用で、キャッシングローンを選択していれば契約日の翌日から、30日間無利息で借入ができます。

Web申込なら最短25分で融資も可能。すぐに借入がしたい場合は、Web申込のあと、電話をしましょう。審査時間をより短くすることができます。原則在籍確認もありません。アプリを選択すればカードレスでの利用ができ、郵送分もありません。

レイクALSA

レイクALSAに申込可能な職業は、正社員や契約社員をはじめ、安定した収入のある派遣社員、パート・アルバイト勤務の学生や主婦・主夫、自営業です。申込可能な年齢は、満20歳から満70歳まで。専業主婦・主夫や無職の場合は申込できません。

レイクALSAにも無利息期間サービスがあり、特徴はサービス内容を選べることです。他社と同様、30日間無利息のほか、Web申込であれば、借入額の全額に対する利息が、契約日の翌日から60日間発生しません。また、5万円までの借入で180日間無利息、というサービスもあります。

最短60分での融資が可能で、Web明細サービスに登録すれば郵送物もありません。

オリックスマネー

オリックスマネーのメリットは最大17.8%の低金利であることです。返済が長期化する場合は、少しでも低金利のカードローンがおすすめ。上限融資額が800万円なので、高額融資を希望する人に向いています。審査時間は最短60分でスムーズに審査が進めば、スピーディに借入ができます。

専用アプリがあり、カードレスで借入返済も可能。オンライン本人確認サービス利用で自宅への郵送分もありません。また、オリックスレンタカーを優待価格で利用できる、カーリース新規成約でギフト券がもらえるなど、オリックスグループのサービス利用や特典を受けられます。

派遣社員だと正社員に比べたら審査は通りにくい?

カードローンでの借入は安定した収入があることが大前提です。そのため、正社員であれば問題ありませんが、派遣社員となれば信頼度は低くなると言えます。

派遣社員の場合契約期間があり、それが終了すれば次の派遣先が決まらない限り無職になってしまうでしょう。そのため、審査においても不利になる可能性はないとは言えません。

  • 短期間での契約が多い
  • 派遣社員になって日が浅い
  • 継続して仕事をしていない

などの場合、審査に通らない可能性もあります。

ただし、派遣社員だから必ずしも借入できないとは限りません。派遣社員としての経験が長く、契約期間が終わっても派遣会社から給料が出る、など安定した収入があることを証明できれば、審査は通りやすくなるでしょう。

カードローンを利用している人の派遣社員率

派遣社員だからといって、カードローンが利用できないわけではありません。実際、派遣社員でもカードローンを利用している人は少なくありません。

カードローン利用者の職業を見てみると、100人中、会社員が60人、パート・アルバイトが19人、次いで派遣社員が6人となっています。ほかには専業主婦や自営業、学生などの利用もあります(「マイナビニュース・カードローン比較」より)。

会社員と比べると6%と比率的には低いですが、パートやアルバイトに次いで利用者は多いということです。

在籍確認の電話はどこにかかってくる?

カードローンの在籍確認は、通常、勤務先にかかってきます。 “安定した収入”を得るための勤務先に、本当に在籍しているのかどうかを確認するためです。

しかし派遣社員の場合、登録している派遣会社に連絡が来るのか、派遣先に来るのか、わからないという人も多いでしょう。

派遣社員の場合、派遣元に電話がかかってくるのが一般的です。出社し仕事をするのは派遣先ですが、給料を払っているのは派遣元だからです。申込の際の勤務先も、現在派遣されている会社ではなく、派遣元の会社名を記入します。

カード会社によっては、その旨が書かれているので見落とさないようにしましょう。もし、注意書きがなかったとしても、派遣元の会社名を記載するのが基本です。

派遣社員の場合、在籍確認の連絡先を派遣元か派遣先か選べるカードローンもあります。なかには在籍確認の連絡方法を選べるカードローンもあるので、カードローンを選ぶ際にはその点も踏まえて選ぶとよいでしょう。

派遣社員が在籍確認をうまく完了させるための準備

カードローンを利用するにあたり、在籍確認ができないと審査落ちしてしまいます。派遣社員が在籍確認をスムーズに完了させるには、どのような点に注意をすればよいか、またしておきたい準備について把握しておきましょう。

勤務先は派遣元の連絡先を書く

申込の際、勤務先の住所など連絡先を記入する際は、派遣元の連絡先を記入します。派遣先の連絡先を書いてしまうと、在籍確認の連絡をしても、派遣先では派遣社員のことを把握していないケースもあり、確認が取れない可能性もあります。

在籍確認があることを職場に知らせておく

在籍確認の連絡が入ることを、あらかじめ職場のスタッフに伝えておきましょう。派遣社員の場合、派遣先で仕事をしているため、派遣元にかかってきた電話を自分で取ることができません。派遣先にかかってきても、派遣社員の仕事内容によっては、自分で電話を取れない場合もあります。

在籍確認は個人名で連絡をしますから、プライバシー保護のため会社によっては、「そのような者は在籍していません」、「お答えしかねます」などと言ってしまうことがあります。あらかじめ在籍確認の連絡がくることを伝えておけば問題なく在籍確認がすみます。

カードローンを利用するのは悪いことではありませんが、会社に知られるのは抵抗がある、という人もいるでしょう。カードローンだと知られたくない場合は、「クレジットカードを作成したので」と言っておくとよいです。クレジットカードを作成する際も在籍確認をするケースはあるので、怪しまれずにすむでしょう。

代表番号だけでなく直通番号を伝える

会社の代表番号を記入してしまうと、個人名での電話は取り次がないことがあります。在籍確認を確実におこなうためには、直通番号などを記入するようにしましょう。

土日の在籍確認はどうなるか確認する

申込が土日の場合、会社が休業日になってしまうことがあります。その場合、在籍確認ができません。とくに急ぎで借入をしたい場合は、土日の在籍確認はどうなるのか確認してみましょう。

カードローン会社に相談する

在籍確認をスムーズに、より確実にすませるには、都合のよい方法をカードローン会社に相談することです。派遣元への連絡より派遣先への連絡がよければその旨を伝えておく、時間などの融通がきくなら自分が電話を取れる時間を伝えておく、など。

また、電話ではなく書類提出でOKかどうかを確認してみるとよいでしょう。

在籍確認なしのカードローンを選ぶ

カードローンでの借入において、在籍確認がネックになることもあるでしょう。原則カードローンは在籍確認をしないと審査が通りません。なかには、在籍確認なしでもOKのカードローンや、電話ではなく書類でもOKというカードローンもあります。

そのようなカードローンを選べば、在籍確認の電話連絡について心配をせずにすむでしょう。

在籍確認は「なし」にできる?

カードローンの審査では、原則在籍確認が必要です。貸したお金をきちんと返済してもらう確証がなければ、お金を貸すことはできません。お金を融資するほうは、安心してお金を貸したいので、在籍確認は重要事項の一つです。

しかし、大手消費者金融のカードローンは、利用者のニーズを大切にし、柔軟な対応をしてくれるケースがあります。なかには在籍確認「なし」にできたり、書類提出でOKとしたりするケースも。在籍確認において柔軟な対応をしてくれるカードローンを紹介します。

SMBCモビットなら電話連絡なし

SMBCモビットの場合、Web完結の申し込みなら、電話連絡なしで審査が可能です。提出した書類によって確認をしてくれます。または、連絡先を派遣元か勤務先か、どちらか選択することもできます。

ただし、ローンカードが必要な場合は「カード申込」になるため、電話による在籍確認が必要になります。

アイフルは原則電話による在籍確認なし

アイフルは原則電話による在籍確認をしません。ただし、審査上、会社への電話連絡が必要になった場合は勤務先に連絡がいきます。

アコムは相談にのってくれる

アコムの場合、原則在籍確認はあります。ただし、確認の電話の時間帯を指定できる、電話をかける担当者が男性、女性などを指定できるなど、在籍確認について相談にのってくれます。相談したいことや不安な点があれば、フリーコールに連絡してみましょう。

スムーズに審査通過をするためにも在籍確認の準備は早めに

カードローンの審査に通るには、安定した収入があることが前提ですが、派遣社員だからといって、審査に通らないことはありません。

派遣社員になったばかり、派遣社員として継続して勤務していない、といったケースだと難しい場合もありますが、そうでなければ派遣社員という理由だけで審査に落ちることはないでしょう。

ただし、在籍確認には注意が必要です。派遣社員は主に派遣先で勤務をしますが、在籍確認は派遣元に連絡がいきます。カードローンを申し込む際には、連絡先を間違わないようにしましょう。

その際、派遣元に連絡がいった場合、自分では電話を取ることができないので、在籍確認の連絡がくることを職場のスタッフなどに伝えておくと安心です。審査時間が早いカードローンは多いので、準備は早めにしておくことをおすすめします。

在籍確認が難しいようであれば、在籍確認がないなど柔軟な対応をしてくれるカードローンを選ぶとよいでしょう。疑問点や不安な点があれば、フリーコールなどに電話をして、相談してみるのもおすすめです。

第二新卒や20代に強いマイナビエージェントの評判は?

マイナビエージェントとは、就職・転職・進学情報支援や人材派遣・人材紹介業の大手「株式会社マイナビ」が運営する転職エージェントです。
若者の利用者が多く「20代に信頼されている転職エージェント1位」に選ばれています。

しかし、ネットでマイナビエージェントと検索すると「ひどい」「うざい」というワードが出てくることもあり、不安に思う人もいるのではないでしょうか。

この記事では、マイナビエージェントの悪い評判はどんなものがあるのか、悪い評判を超えるほどの強みとともに紹介しています。

マイナビエージェントの悪い評判

マイナビエージェントの悪い評判は、どんなものがあるのでしょうか?
口コミから具体的に見ていきましょう。

アドバイザーのアタリハズレがある

悪い口コミの中で特に多かったのが、「利用者の話を聞かない」「応募を急かしてくる」「希望していない求人をゴリ押しされる」「態度が悪い」「対応が遅い」など、アドバイザーに対する不満でした。
最初は親身で好印象だったにも関わらず、その後横柄な態度を取られたりいい加減だったりと不誠実な対応をされた人が多くいます。

応募した求人の就業内容と希望条件と異なることが、実際に企業で面接を受けた際に判明したという声も1人や2人ではありませんでした。
中には、自分の成績のために希望条件とは程遠い求人を紹介し内定を取らせたい圧をかけてくるアドバイザーもいるようなので、流されずに毅然とした態度を取る必要がありそうです。

担当についたアドバイザーとの相性やタイミングもあるので、合わないと感じたらアドバイザーを変えてもらうか他の転職エージェントに切り替えることをおすすめします。

登録させてもらえない

「マイナビエージェントに登録さえも断られた」「マッチした求人を紹介できないと弾かれた」「初期登録しても連絡がない」という口コミの人は、マイナビエージェントに登録してしばらく経ってから「紹介できる求人がありません」という連絡が来たようです。

転職の回数が多い人やバイトしか経験がない人、40代以上でハイキャリアの転職を目指している人などは、マイナビエージェントに断られやすいと言えるでしょう。
マイナビエージェントが保有する求人の中に条件に合う求人がないという理由で登録もさせてもらえないなんてひどい!と考えがちですが、気持ちを切り替えて他の転職エージェントを利用しましょう。

電話やメールが多すぎる

「興味のないメルマガが大量に送られてきてうざい」「電話やメールで急かされる」「通知を見るのも億劫なくらい連絡が来る」と、電話やメールが頻繁に来るとの口コミが多くありました。

面倒になるくらい連絡が来るということは、マイナビエージェントが保有する求人にマッチする人材と判断されたと考えていいでしょう。
転職エージェントの紹介期限は三ヵ月なので、早くに手持ちの求人を紹介したいアドバイザーの思いが頻繁な連絡という形になったと考えられます。

マイナビエージェントは、適性のある人材を企業の求人にマッチングさせて報酬を得る会社でもあるので、仕方がないかもしれません。

マイナビエージェントの強みは?

多くの人が登録しているマイナビエージェントの特徴や強みは、悪い評判を打ち消すほどの魅力があります。

第二新卒など若手の求人に強い

第二新卒や20代の転職成功実績が豊富で、若手の求人に強いことが特徴です。
株式会社マイナビは、新卒採用支援サービスで多くの若者利用者を獲得しているため、転職活動でもマイナビ系列のマイナビエージェントを利用する確率が高いのです。

実際に第二新卒歓迎の企業の求人が多く、第二新卒におすすめの企業情報をサイトに公開している点でも、第二新卒の求人に力を入れていることがわかりますね。

手厚いサポートが充実

若手=転職活動初心者が多いため、手取り足取り転職活動についてトータルサポートしてくれる体制が整っています。

  • キャリアカウンセリング
  • 履歴書・職務経歴書の指導と添削
  • 求人紹介
  • 面接対策
  • 面接日程の調整
  • 内定後の条件交渉

など、手厚いサポートを無料で受けることができます。

熱意のあるアドバイザーが多い

「話しやすく相談しやすいアドバイザーで安心した」「担当アドバイザーの熱意が高かった」「親切な対応で転職をサポートしてくれた」とアドバイザーの熱心さが好印象の口コミが多くありました。
一人で悩むことなくアドバイザーとの二人三脚で行う転職活動だと感じるサポートを受けられたようですね。

優良企業求人の幅広い紹介とミスマッチがないよう配慮あるサポートを受け、転職後も細やかなサポートがあったと至れり尽くせりな利用者が、アドバイザーに高評価を持っています。

専用のアプリがある

マイナビエージェントには、スマホで使える無料のアプリがあります。
「気になる機能」では自分専用の求人リストを作ることができ、「スカウトサービス」からは希望条件に合った企業からの応募依頼が来る可能性もあり、転職活動の幅が広がります。

気楽にどこでもアプリで求人検索ができるので、アドバイザーの利用と併用すれば、コロナ禍での転職活動もスムーズに進むことでしょう。

自分に合った転職エージェントを見つけて転職を成功させよう!

第二新卒や20代の若者が利用しやすいと評判のマイナビエージェントは、2chやツイッターでは悪い口コミが目立ちます。
しかし、悪い口コミを投稿している人はマイナビエージェントで転職を成功できなかった人だと推測できますよね。
転職エージェントとは相性がとても大切なので、合う合わないで転職活動の結果が変わってしまうもの。

株式会社マイナビは、自分に合った転職エージェントを探すことができるマイナビエージェントサーチというサイトも運営しているので、是非利用してみましょう。
転職エージェントに登録すれば、料金の心配なく手厚いサポートを受けられるため、自分に合った転職エージェントをいくつか併用することをおすすめします。

主婦におすすめの副業5選!特徴や向いているタイプを紹介

日頃から家事や育児に忙しい主婦・主夫。そんな中でも空いた時間を使って家計を支えたい!少しでもお金を稼ぎたいと副業を考えている方も増えています。

今回は、自宅でもできる主婦におすすめの副業を5つピックアップしてみました。それぞれの副業や在宅ワークに向いているタイプについても解説していますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

お得感があり人気も抜群!【覆面調査】

主婦の副業で人気なのが、覆面調査(ミステリーショッパー)です。

覆面調査とは

客を装って店員やお店の雰囲気などを調査する仕事。

チェックする項目は、主に以下の通りです。

  • 接客態度
  • 待ち時間
  • 清掃状態
  • 入店・退出時間の記録

スーパーやアパレル、家電量販店やカフェなど自分の好きなお店に行って調査できるだけでなく、調査結果がお店や商品を良くするために使われるやりがいもあります。

時間の自由度が高いので主婦でも始めやすく、普段自分が行かないお店を開拓できる楽しさもある仕事です。

また、覆面調査にはエステの体験や化粧品のモニターなど、美容に特化したサイトもあります。

新しい商品やエステを仕事として体験できるということもあり、人気も高い仕事となります。

報酬目安
1件1,000円~5,000円

報酬には交通費や商品購入費、飲食費などの諸経費が含まれているのが一般的です。

また、エステなどの体験型の調査では、報酬(謝礼)に体験料が含まれている場合があります。

  • 謝礼:5,000円
  • 体験料:4,500円
  • 実質報酬:500円

この場合、得られる報酬が少なくなってしまうこともありますので注意しましょう。

ただし、得られる報酬が少なくてもほとんど無料で体験エステを受けられること自体がメリットになるとも考えられます。

覆面調査が向いているタイプは?

覆面調査は、案件が幅広くいろいろなお店に行く、商品を体験することができるので、好奇心の強い方や知識を増やしたい方に向いています。

また、時間も自由が利くことが多く、自分のペースで仕事ができます。多くの店を回るのは気分転換にもなりますので、隙間時間に外で出来る仕事を探している方にもおすすめです。

家で出来る副業【在宅ワーク】

主婦が家事の合間に行う副業を考えているのであれば、在宅ワークも良いでしょう。

在宅ワークには、様々な種類があります。

  • WEBライター
  • テープ起こし
  • データ入力
  • 内職
  • WEBデザイン

それぞれの仕事について簡単に紹介します。

WEBライター

企業サイトや情報サイトなど、インターネット上に掲載する記事を書く仕事です。

ライターサイトに登録して仕事を受託するのが一般的ですが、自分で書きたい記事を売り込んで仕事に繋げるケースもあります。

やり取りは全てメールなどで行いますので、完全在宅でできる仕事です。仕事を始めたばかりでは文字単価が低くても、経験を積めば単価も上がっていきます。

文章を書くのが好きな人や、情報を調べるのが得意な人に向いているでしょう。

報酬目安
1文字0.3円~5円

テープ起こし

会議や講演会、インタビューなど録音された音声データを文章にするのが、テープ起こしです。

録音状態が悪く聞き取りづらい場合や、専門的な内容で言葉が分からない場合などもあり、簡単な仕事ではありません。

また、ただ文章に起こすだけではなく段落や句読点の位置についてもチェックが必要なので、テープ起こしを副業とする場合はまずテープ起こしの講座を受けてみて雰囲気を掴むのも良いでしょう。

テープ起こしはクラウドソーシングや業者と契約して仕事をしていきます。

報酬目安
1件1,000~10,000円

テープ起こしはデータ入力と比較しても報酬が良いのですが、最初は慣れずに稼げないこともあります。

文章を書くのが好きな方、集中して音声を聞く気力や根気がある方、新しい情報・知識を得るのが好きな方などに向いていると言えます。

データ入力

アンケート結果の集計や名刺情報の入力など、指定された情報を入力する仕事です。

出来高制となっているため、やればやるほど収入が得られるやりがいがあります。

単純作業が好きな方、タイピングが得意な方に向いています。

報酬目安
1件当たり10円~50円

内職

自宅でテープ貼りや梱包、部品の組み立てなどを行う内職。作業自体は単純ですが、1つあたりの単価が「円」ではなく「銭」と低いために一定の収入を得るためには数をこなす必要があります。

ただし、内職は自分の空いた時間に自分のペースで進められるメリットがあり、主婦にも人気の副業の1つです。

報酬目安
1ヶ月1万円~3万円

内職が向いているのは、コツコツと稼ぎたい、単純作業が好き、パソコンスキルが無く大きな収入は求めていないという人です。

WEBデザイン

ホームページやバナー、アイコンなどを作成するWEBデザイン。案件の幅が広いため、スキルを持っている人はもちろん、初心者・未経験者でも始めやすい仕事です。

バナーやアイコン作成は単価も低いのですが、ランディングページの作成になると10万円を超える案件もあり高額収入が得らえます。

クラウドソーシングやエージェントを利用して仕事を始めるほか、SNSなどで情報を発信して自分で仕事を獲得することもできます。

報酬目安
1件数百円~10万円

WEBデザインが向いているのは、デザインが好きな人はもちろん、学ぶ意識がある人、何かを作り出すことが好きな人に向いているでしょう。

在宅ワークが向いているタイプは?

忙しい時には仕事を減らし、稼ぎたいときにはしっかり稼ぐなど融通が利くのが在宅ワークの魅力。

ただし、在宅ワークは、自分でスケジュール管理をしなければいけません。仕事量の調整を間違えて家事や育児の時間がなくなってしまうことがないよう、自己管理できるタイプがおすすめです。

主婦でもスマホがあればできる副業【ポイントサイト】

ポイントサイトは、アンケートなどに回答することでポイントをためるというものです。

実際に現金を得られるわけではありませんが、一定のポイントがたまれば商品券やクオカードなどと交換することができます。

ポイントを得る方法には、以下の内容があります。

  • サイトの会員登録
  • アプリダウンロード
  • アンケート回答
  • 資料請求
  • クレジットカード作成
  • 口座の開設

中には、商品の購入やサービスへの登録などを求められることもあります。これらは得られるポイントは大きいのですが、利用料や登録料を支払って損をすることがないよう注意しましょう。

報酬目安
月10,000円(ポイント)未満

ポイントサイトが向いているタイプは?

ポイントサイトは、隙間時間にスマホがあれば行える手軽さから主婦に人気の副業の1つです。

ただし、高額な収入が見込めるわけではありませんので、あくまでも節約の1つとして考えると良いでしょう。

隙間時間でお小遣い稼ぎがしたい方におすすめです。

主婦が副業でスキルを活かすなら【スキルマーケット】

自分のスキルを活かして副業をするなら、スキルマーケットがおすすめです。

スキルマーケットとは

自分の持っているスキルに価格を付けて出品し、希望者に購入してもらう形で仕事をするというもの

販売する商品・スキルは、様々です。

  • イラスト作成
  • ウェブサイト作成
  • 翻訳
  • Excel作成
  • ビジネス文書作成
  • デザイン
  • 動画編集
  • 占い
  • 場所の提供
  • 確定進行代行、相談
  • インスタ・YouTubeの始め方・レクチャー

自分でできるものは何でも商品として販売することができ、需要があれば仕事に繋がるのでやりがいがあります。

報酬目安
月数千円~5万円

資格がなくても実績を積んで高い評価が得られれば、購入者も増えて収入アップが見込めます。根気強く続けていくことが大切です。

スキルマーケットが向いているタイプは?

自分が持っているスキルを活かしたい、自由に仕事をしたい人にスキルマーケットは向いています。

スキルを取り扱うスキルシェアサービスは多くあり、多ジャンルを取り扱う「ココナラ」、家事全般に特化した「タスカジ」、写真に特化した「PIXTA」など、自分のスキルに合ったサイトに登録しましょう。

主婦の安全な副業を見極めるポイントとは

主婦でもできる副業には多くの種類がありますが、中には副業詐欺と呼ばれる悪質なものも多くあります。

安全な副業を選ぶためには次の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • ランニングコストが必要か
  • 会社情報は確かか
  • 違法なものではないか

それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

ランニングコストが必要か

副業を始めるにあたり金銭を要求してくるところは、基本的に避けるようにしましょう。

今回紹介した副業は、すべて 初期費用・ランニングコストはほとんど発生しません。ランニングコストを求められる場合、動画制作やWEBデザインなどにかかるソフトなど、本当に必要なものかどうかを確認することが大切です。

教材費やレッスン料などを事前に支払わせる場合は入金してもサービスが受けられないという詐欺被害に遭うリスクがあります。

十分に注意することが大切です。

会社情報は確かか

サイトに登録して副業を行う場合、運営元となる企業が確かなものかを必ず確認しましょう。

  • 代表者名
  • 資本金
  • 会社所在地
  • 電話番号

これらの情報がしっかり記載されているか、虚偽のものではないか、利用者の口コミなども確認して判断するようにしたいですね。

違法なものではないか

「楽して稼げる」「〇万円確実!」などの表現をしている仕事は、詐欺の可能性があります。

また、紹介者を増やすことで利益を得るねずみ講は違法となっており、勧誘しただけでも20万円以下の罰金が科せられてしまいます。

副業で成功する主婦は目的が明確な人!

副業は、しっかり時間を確保して継続しなければ収入を得る=成功することができません。

副業は自分でスケジュール管理をしなければいけないことも多く、なんとなくお金が欲しいというだけでは仕事が続かないこともあるでしょう。

自分に甘いと仕事量が確保できずに、思ったような収入を得られません。

副業で成功するためにはしっかり時間を確保し、より高いスキルを求める・学ぶ意欲があることも大切です。

第二新卒で転職するのは難しい?うまく就職するためのコツを解説!

入社して数年だけどもう今の会社を辞めたい、あるいはすでに退職してしまったという人はいませんか。

この記事では、新卒から数年で会社を辞めた「第二新卒」が、転職市場でどういう評価をされているのかを説明していきます。

また、第二新卒がうまく転職する「コツ」と、第二新卒が使ったほうがよい「転職エージェント」についても解説していきます。

第二新卒とは?いつまでが第二新卒なの?

「第二新卒」が何を指している言葉なのか、よくわからないという人もいるのではないでしょうか。わからないのも当然で、実は第二新卒という言葉のハッキリとした定義は定まっていないのです。

第二新卒は一般的に、学校を卒業して就職し、短期間(3年以内程度)で退職した人を示す言葉だと考えられています。

大学卒業者なら、「25歳」ぐらいまでが第二新卒と見なされます。ただし、求人を出している会社によって第二新卒の意味は変わってくるので、応募時には確認が必要になります。

ちなみに第二新卒と似た言葉に「既卒」がありますが、こちらは卒業後に正社員として就職しなかった人を意味しています。

第二新卒の転職が難しい2つの理由

第二新卒は、新卒と比べて正社員就職が難しくなっています。その理由としては、次の2つが挙げられます。

第二新卒の転職が難しい理由
  1. すぐ辞めそうだと思われている
  2. 技術やマナーを身に着けていないと思われている

では、第二新卒の転職が難しい理由について、詳しく見ていきましょう。

1.第二新卒はすぐに会社を辞める人間だと思われている

第二新卒というのは、入社後3年以内の短期間で退職した人を意味します。そのため第二新卒は、企業から「採用してもすぐ辞めそう」と思われてしまうのです。

「飽きっぽい」「責任感がない」「忍耐力がない」「コミュニケーション能力に欠ける」どの理由で退職したにしろ、企業としては欲しい人材ではありません。

ただし、短期間で退職した理由を、会社が納得できるように説明できるなら、第二新卒でも大きなマイナスにはなりません。

2.第二新卒を採用しても教育コストがかかると思われている

企業が中途採用をする大きな理由は、すぐに役に立つ「即戦力」を補充することにあります。しかし短期間で辞めた第二新卒は、働くために必要な技術やビジネスマナーを身に着けているとは見なされません。

そのため、新卒と同程度の教育コストがかかるなら、新卒を採用した方がよい、というのが企業側の考えとなります。

第二新卒の中でも特に「半年以内」で辞めた人が、教育コスト面での価値が無いと見なされます。同じ第二新卒でも3年近く働いていた場合、基本的なビジネスマナーは身につけているとプラスに考えてもらえることもあります。

第二新卒で転職する4つのメリット

第二新卒で転職することには、次のようなメリットがあります。

第二新卒転職のメリット
  1. 労働環境を変えられる
  2. ポテンシャル採用を狙える
  3. 就職経験を生かして会社を選べる
  4. 新しい分野にチャレンジできる

では、第二新卒が転職するメリットについて、詳しく見ていきましょう。

1.転職することによって労働環境を変えられる

やはり転職する大きなメリットは、「労働環境」を変えられるということです。新卒で就職する場合、経験がないため、とんでもないブラック企業に入ってしまうこともあります。

ブラック企業で耐え続けて心身を壊してしまうよりは、早めに転職して、やり直したほうがはるかにマシです。

新卒と比べると多少価値が落ちるとはいえ、第二新卒は転職しやすい立ち位置です。そのため、ひどい労働環境の会社に入ってしまったなら、なるべく早く転職準備をするのがよいでしょう。

2.第二新卒は転職でポテンシャル採用をギリギリ狙えるタイミング

新卒は技術も経験もありませんが、働くうちに育つことを期待して、企業は「ポテンシャル採用」しています。

第二新卒も、まだギリギリポテンシャル採用が通用するタイミングです。これが30歳近くなってしまうと、ポテンシャルだけでは厳しく、一定の「経験」か「資格」「能力」が求められます。

そのため、転職成功率を考えるなら、第二新卒でいるうちに転職してしまったほうがよい、ということになります。

3.第二新卒なら就職経験を生かして会社を選べる

はじめての就職では、イメージでしか会社のことがわからないため、自分の思ったような会社を選ぶことが困難です。

しかし第二新卒なら、実際に働いて会社というものがどういうものなのか実感できています。そのため、新卒の時よりも自分に合った会社を選ぶことができるようになります。

4.第二新卒は新しい分野にチャレンジできる

年齢が上がるごとに、企業が求職者に求める「ハードル」も上がってきます。40代なら実務経験とマネジメント能力が求められますし、30代でもその分野の職務経験が必要とされます。

しかし第二新卒ぐらいまでなら、やる気さえあれば、未経験者でも雇ってもらえる可能性が十分にあります。

一度きりの人生ですので、どうしてもやりたい仕事があるなら、成功率が高いうちにチャレンジしてみるのも1つの方法です。

第二新卒が転職を成功させる5つのコツ

第二新卒が転職をする場合、次のようなことに注意してみてください。

第二新卒転職のコツ
  • 働きながら転職活動をする
  • 退職理由と志望動機はポジティブなものにする
  • 自分と企業の分析をしっかりおこなう
  • 転職の条件を設定する
  • 転職エージェントを使う

では、第二新卒が転職する際のコツについて、詳しく見ていきましょう。

次の職場が決まるまでは退職しない

すでに会社を辞めてしまっている場合は仕方ありませんが、また働いているなら、勢いで退職はしない方が賢明です。

仕事を失うと、「金銭面」の問題や「世間の冷たい目」から逃れるために、焦って会社を決めてしまいやすくなるからです。

働きながら転職活動をするのは大変ですが、内定が出るまではそのまま働き続けましょう。

退職理由と志望動機はポジティブなものにする

今の労働環境がどれほどひどいものだったとしても、それを面接などで伝えるのは厳禁です。ネガティブな「退職理由」は、採用担当者にマイナスのイメージを与えてしまいます。

新しい会社への「志望動機」と合わせて、ポジティブな退職理由を考えましょう。

この時、同業他社に転職するよりも、まったく違う業種に転職したほうが退職理由と志望動機の説明は簡単になります。新しい世界にチャレンジするために退職した、と理由付けができるからです。

自分と企業の分析をしっかりおこなう

実際に働いた後なら、学生のころより、自分がどういう性格でどんな仕事に向いているかよくわかるはずです。

「性格」「技術」「志望」などを、自己分析で見極め、自分に合った会社に応募しましょう。

また学生のころにはわからなかった、企業が出している求人の裏事情についても見えてくるはずです。企業分析もしっかりおこない、会社が求職者に何を求めているのかを把握しましょう。

転職の条件をハッキリと設定する

ただ今の会社を辞めたくて、転職すること自体が目的になってしまうと、転職後に後悔する可能性が高くなります。

転職をするとして、譲れない条件が何であるのか、しっかりと考えてから転職活動をしてください。

「やりたい仕事がある」「収入を増やしたい」「プライベートに余裕を持ちたい」など、どんな条件でもかまいませんが、具体的な数字を定め、そのラインを下回らない転職をしましょう。

逆に、譲れない条件以外は、ある程度柔軟に対応した方が、転職がうまくいきやすくなります。

第二新卒は転職エージェントを使うと転職成功率が上がる

働きながら転職活動をした方がよいと述べましたが、現実的には時間と労力の問題から、なかなか難しいものです。

そうした問題を解決してくれるのが、「転職エージェント」です。転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーが自分が伝えた条件に合った求人を紹介してくれるからです。

これまで述べた「自己分析」「企業分析」「退職理由」「志望動機」など、転職で考えておきたいこと全般についても、キャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。

転職エージェントは複数併用した方が効果的

転職エージェントを使えと言われても、どの転職エージェントを使えばよくわからない、という人もいるかもしれません。

しかし、気になったすべての転職エージェントに登録してしまえば大丈夫です。ほとんどの転職エージェントは「無料」で利用できるため、複数登録してもデメリットはほぼありません。

転職エージェントを複数利用することで、「求人の数」も増えますし、複数のキャリアアドバイザーと相談すれば、より「精度の高い情報」を入手できます。

第二新卒におすすめの転職エージェント5選

転職エージェントは複数登録すればよいとしても、基準がなければ、どれを選べばよいのかわからないという人もいるでしょう。そういう人には、次の5つの転職エージェントがおすすめです。

第二新卒が使うべき転職エージェント
  • リクルートエージェント
  • マイナビジョブ20’s
  • DYM就職
  • 就職Shop
  • ジェイック

では、第二新卒に向いている転職エージェントについて、詳しく見ていきましょう。

リクルートエージェントはとりあえず最初の転職エージェントに

「リクルートエージェント」は、業界でも最大手の転職エージェントです。大手だけあって、他の転職エージェントとは比べ物にならないほど「求人数」が豊富です。

求人数が多いほど選択肢が増え、自分が望む職場に行ける可能性が上がりますから、とりあえずリクルートエージェントに登録しておくことをおすすめします。

万能型のリクルートエージェントに、第二新卒に特化した転職エージェントを組み合わせるのが、基本的な利用法となります。

マイナビジョブ20’sは第二新卒に特化した転職エージェント

「マイナビジョブ20’s」は、その名のとおり20代の転職サポートを目的として作られた転職エージェントです。そのため、20代前半の第二新卒には非常に適したサービスとなっています。

マイナビジョブ20’sに登録している人の「85%」以上が第二新卒ですし、紹介している求人の「70%以上」が未経験者OKの職場となっています。

そのため、転職をして本当に自分がやりたい仕事をしようと考えている第二新卒の人にぜひおすすめした転職エージェントだと言えます。

また、マイナビジョブ20’sは、大手転職サービスの「マイナビ」のグループ会社です。マイナビグループが蓄えてきた転職に関するノウハウが継承されていますので、信頼性が高い転職エージェントとなっています。

DYM就職は未経験者でも就職しやすい転職サポートサービス

「DYM就職」は、若者に特化した転職エージェントです。「既卒」や「フリーター」「ニート」の転職を成功させた実績が多数あります。

第二新卒は、短期間で最初の会社を退職したとはいえ、正社員経験が無い既卒、フリーター、ニートの人よりはずっと企業からの評価が高くなります。

正社員経験が無い人でもどんどん転職しているくらいですから、第二新卒の転職成功率もかなり高いことが期待できます。

DYM就職を使うと、担当のキャリアアドバイザーが二人三脚体制でサポートしてくれますので、仕事をしながらでも安心して転職活動をおこなえます。

就職Shopを使えば書類選考をスキップできる

「就職Shop」は、大手転職サービスの「リクルート」の関連サービスです。そのため、信頼性が高い転職エージェントだと言えます。

就職Shopは20代に特化したサービスで、利用者の90%が20代となっています。

就職Shopを使う大きなメリットは、「書類選考」を省いて、いきなり「面接」をしてもらうことができるとうことです。書類選考で落とされてしまう人も多いため、これが無くなるだけでもだいぶ転職成功率を上げることができます。

また就職Shopでは、求人を出している企業を、社員が直接訪問して取材しています。そのため、ネットの情報だけではわからない、生の情報を教えてもらうことができます。

ジェイックは集団面接会があり内定までの期間が短い

「ジェイック(JAIC)」は、若者の転職サポートに定評のある転職エージェントです。第二新卒だけでなく、既卒やフリーターの人の転職サポート実績も多くあります。

2020年のマイナビの調査によると、既卒やフリーターの就職成功率は「34%」程度しかありません。しかしジェイックを使った場合は、就職成功率が「81.1%」と倍以上に高くなっています。

またジェイックでも、書類選考を省いて面接からスタートできます。20社程度を集めた集団面接会が実施されているため、なるべく早く転職をしたい第二新卒の人には、適したサービスとなっています。

転職エージェントのランキング記事を見ればより詳しい情報が

次の記事では、転職エージェントの紹介をしています。

転職エージェントと転職サイトをランキング形式で紹介しているため、詳しい情報を見てから転職エージェントに登録したいという方は、ぜひ確認してみてください。

第二新卒の転職でよくある質問と回答

第二新卒の転職では、次のような疑問がよくあります。

第二新卒転職に関する疑問
  1. 第二新卒が転職しやすい時期はある?
  2. 第二新卒での転職はやめたほうがいい?

では、第二新卒の転職に関する疑問について、詳しく見ていきましょう。

1.第二新卒の中でも経験が長いほうが有利

第二新卒の中でも、半年で辞めた人と2年働いて辞めた人では、評価が変わってきます。1年未満で辞めた場合は、評価が厳しくなりがちのため、最低1年間は働いておいた方が賢明です。

早く転職したい場合、1年目の1月ごろから転職の準備をして、4月から新会社に移行するというのが効率的な方法となります。

3カ月は、転職準備期間としてはそれほど余裕があるとは言えないため、11月や12月など、前の年から準備をしておくと、より転職しやすくなります。

2.第二新卒での転職はやめたほうがいい?

第二新卒で転職してもうまくいかない、という人も多くいます。しかし1年程度働いてビジネスマナーの基本を身に着けておけば、転職できないということはありません。

むしろ多くの企業が労働力不足で苦しんでいるため、第二新卒なら採用したいとう企業もたくさんあります。

ただし企業によっては、中途採用者は昇進を抑えるという慣習を持っている場合もあります。そのため、事前に企業情報を十分に調査しておくか、キャリアアドバイザーのアドバイスを聞いておくことが必要になります。

第二新卒は自分が望む仕事に移りやすい時期

第二新卒は新卒よりは、転職市場での評価が低くなります。しかし需要も大きく、転職成功率は低くありません。

また第二新卒は、未経験者でも採用されやすい最後のタイミングです。

これ以降は、未経験での転職は難易度が上がるため、どうしてもやりたい仕事があるなら、チャレンジしてみるのも1つの方法です。

第二新卒は、若者に特化した転職エージェントを利用すると、転職の成功率が上がるため、おすすめです。

30代の未経験転職は厳しい?使える転職エージェントはある?

昔は30代での転職は難しく、「35歳転職限界説」といったものが唱えられていました。

しかし現在では風向きが変わって、30代でも転職できる可能性が高まってきています。

この記事では、30代の転職がどういった状況になっているのかを説明していきます。また、30代がうまく転職するコツや、利用したい転職エージェントについても解説します。

30代の未経験転職が難しい3つの理由

20代と比べると、30代の転職は難易度が高くなります。さらに「未経験」の業種に転職する場合は、より転職の成功が厳しくなります。その理由としては、次のようなことが挙げられます。

30代の未経験転職が難しい理由
  • 求人数が少ない
  • 即戦力が求められている
  • 30代の女性は敬遠されがち

では、30代の未経験転職が難しい理由について、詳しく見ていきましょう。

30代で未経験者だと求人自体が少ない

そもそも30代で、仕事で使える技術や経験が無い人を募集している企業自体が少ない、という問題があります。

また、求人要項に20代のみと書いてなくても、30代以上は書類選考の時点で弾いてしまうという企業も多くあります。そのため、求人を検索をした時に出る求人件数からのイメージよりも、実際の転職は厳しくなります。
30代の需要は増加傾向

30代の転職は難しいのが現状ですが、30代の需要は増加傾向にあります。厚生労働省が調査した「有効求人件数」によると、35~39歳の求人件数は、2019年の方が2000年よりも約28%も増加しています。

35~39歳の人口自体は、2000年より2019年の方が減少していますから、間違いなく30代の転職需要は増えています。

今後も、30代の求人は増加することが予想されます。そのため、30代の未経験者でも転職に成功できる可能性は十分にあります。

企業が30代に望んでいるのは即戦力

20代と30代では、企業が求める人材像が違います。20代は、経験が無くても将来を見据えた「ポテンシャル」で採用してもらえますが、30代はすぐに会社で活躍できる「即戦力」が求められています。

そのため、仕事で使える「技術」か「資格」を持っていない30代の人は、採用されるのが難しくなってしまいます。

逆に、その職場で通用する技術か資格を持っている人は、30代でも採用率は高くなっています。実際データによると、転職成功年齢は、平均で「32歳」ぐらいとなっています。

30代女性はさらに転職にハンデがある

同じ30代でも、男性より女性の方が転職が厳しくなっています。なぜなら、30代になった女性は、「出産」や「育児」に時間が取られることが予想されるからです。

もちろん、仕事を優先してバリバリ働く女性も多くいますし、出産はともかく育児は女性だけがやるべきものではありません。

しかしどうしても企業側からは、30代女性を採用すると、出産や育児で休暇を取られてしまうリスクが高い、というイメージを持たれているのです。

転職先を絞り過ぎなければ30代からでも目指せる職業もある

30代の場合、あまり転職先の「業種」や「職種」を絞りすぎない方が、転職成功率を上げられます。

次のような、業界や職種は、30代の未経験者でも転職実績が多く、おすすめです。

30代の未経験転職におすすめの仕事
種別 内容
業種 IT業界、建設業界、製造業界
職種 営業職、販売職、接客職

では、30代でも転職しやすい業種と職種について、詳しく見ていきましょう。

求人需要の高い業種なら30代未経験者でも転職しやすい

常に人材を求めていて、求人が多く出ている業種は、30代未経験者の転職に適しています。具体的には、「IT業界」「建設業界」「製造業界」などが求人数が多く、おすすめの業種となります。

1つ注意したいのが、これらの業界は、メインとなる職種以外も広く人材を求めている、ということです。

たとえばIT業界と言うと、プログラマーやシステムエンジニアといった「エンジニア職」での求人が思い浮かびます。

しかしIT会社でも、「営業職」「事務職」といったエンジニア職以外の職種も必要不可欠です。専門知識が無くても、こうした求人に応募して採用されることはありえます。

どの業界でも就職しやすい職種がある

どのような業界でも、未経験者が就職しやすい職種があります。それは、「営業職」「販売職」「接客職」の3つです。

これらは、ほとんどの会社で必要な職種なのですが、それだけに労働者の数が足りていません。そのため、求人も多く出ています。

これらの職種は、経験しておくことで他の業界の同職種に転職しやすくなる、というメリットもあります。

30代転職を成功させるためのコツと注意点

30代転職は、20代の時よりは難しくなっていますので、次のようなポイントに注意して転職活動をおこないましょう。

30代転職の注意点
  • 自己分析をしっかりやる
  • 収入は下がることは覚悟する
  • 書類と面接の対策は徹底してやる
  • 経験をアピールする

では、30代転職の注意点について、詳しく見ていきましょう。

30代転職は自己分析をしっかりやることが先決

30代で転職を成功させるなら、「自己分析」をしっかりとおこなうことが重要です。まず、次のようなことを把握しておきましょう。

転職前におこなうべき自己分析
  1. 本当に転職したほうが良いのか
  2. どういう理由で転職するのか
  3. 自分がどんな仕事をやりたいのか
  4. 自分にどんな経験と技術があるのか
  5. 自分はどういった性格なのか

こういった自己分析をちゃんとやっておけば、転職の成功率も上がりますし、転職後にミスマッチで後悔するといった事態も防げます。

30代未経験者の転職は収入が下がることが多い

30代未経験者での転職は、前の職場よりも収入が下がってしまうのが普通です。そのため、最低限今の会社と同じ年収を、といった希望を持っていると転職がうまくいかないことが多くなります。

ですから収入を重視しているなら、次の職場が決まる前に退職してしまうのは危険です。働きながら、時間をかけて転職活動をしましょう。

30代でビジネスマナーがわかっていないのは許されない

求人の応募書類がまとまっていなかったり、面接での服装や喋り方などに問題があると転職はうまくできません。

20代なら「まだ若いから仕方ないか」とある程度は大目に見てもらえますが、30代になると「30にもなってこんな常識も知らないのか」と思われてしまいます。

そのため書類対策と面接対策は、徹底しておこなうのが原則です。

30代未経験者でも経験をアピールする

それまで働いたことのない業界に転職する場合でも、自分の「経験」をアピールすることが大切です。

専門的な知識がなくても、リーダーとしてプロジェクトを推進した経験や、後輩を指導した経験など、新しい業界でも通用する経験が何かしらあるはずです。

自分の経験を組み合わせて、新しい世界でどういったことができるのかをよく考えてまとめておくと、転職の成功率が向上します。

30代の転職は転職エージェントを使うのが近道

30代で転職を成功させるコツや注意点を説明してきましたが、1番手軽で効果が大きい転職活動方法は、「転職エージェント」を利用することです。転職エージェントを利用すると、次のようなメリットがあります。

転職エージェントを使うメリット
  • 求人の詳細を教えてもらえる
  • 非公開求人がある
  • キャリアアドバイザーに相談できる
  • 書類と面接対策を手伝ってもらえる
  • 求人を紹介してもらえる

では、30代が転職エージェントを使うメリットについて、詳しく見ていきましょう。

転職エージェントを使えば求人の詳細を知ることができる

求人票にはさまざまな「条件」が書いてありますが、実は記載されていない条件というものが存在します。

ありがちなのが、男性のみ女性のみといった「性別条件」と、20代以下30代以下といった「年齢条件」です。

求人に男性のみ募集などとすると、差別になったしまうため、おおっぴらに記載することはできません。しかし実際は、条件外の人は書類選考の段階で弾かれてしまいます。

転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば、こういった裏の条件も教えてもらえますので、無駄な応募をするロスを無くせます。

転職エージェントは非公開求人を持っている

一派に公開されている求人の他に、転職エージェントが独自に持っている「非公開求人」というものがあります。

転職エージェントに登録しないと非公開求人に応募ができませんので、転職の可能性を広げるなら、転職エージェントの利用は必須になります。

ほとんどの転職エージェントは無料で利用できますし、本気で転職活動をするなら、登録しない理由は無いと言ってよいでしょう。

プロのキャリアアドバイザーに転職の相談ができる

転職をする際には、自己分析をしたほうがよいと述べました。しかし自分だけで分析をしていると、実情とは違った結果が出てしまうこともあります。

第三者の視点があったほうが、より正確な自己分析とキャリアの棚卸しができます。その第三者として最適なのが、転職エージェントのキャリアアドバイザーです。

キャリアアドバイザーは転職活動の専門家ですので、求職者の強みや適職について的確なアドバイスをしてくれます。

書類添削と模擬面接で転職成功率がアップする

転職成功率を上げるためには、応募書類と面接の対策は必須です。こちらも独力でやっていると、思わぬ見逃しをしていることがあります。

転職エージェントに登録すれば、キャリアアドバイザーが応募書類の「添削」をしてくれますし、キャリアアドバイザーに「模擬面接」もやってもらえます。

さらに調査力の高い転職エージェントなら、応募する企業に特化した書類対策と面接対策を実施してくれます。

この企業は元気のある人材を求めているから面接ではハキハキと喋るべき、といった情報をもらえるため、一般に知られているような面接対策だけをやるより、狙った企業に採用される可能性が高まります。

転職エージェントで適職を紹介してもらえる

転職エージェントの大きな利点は、「受け身」で転職活動ができるということです。キャリアアドバイザーに自分の希望や経歴を伝えておけば、自分に合った求人を紹介してもらえるのです。

30代は仕事で忙しい時期ですが、転職エージェントを使えば自分で求人を探す手間が省けるため、仕事をしながら転職活動をするのが容易になります。

また、キャリアアドバイザーが厳選された求人を紹介してくれるため、ブラック企業に就職してしまう危険性も大きく減らすことができます。

転職エージェントの選び方とうまく使う4つの方法

転職エージェントを上手に使うためには、次のような点に注意してみてください。

転職エージェントの上手な使い方
  1. 求人数が多い転職エージェントに登録する
  2. 希望する分野に強い転職エージェントに登録する
  3. 自分のエリアに強い転職エージェントに登録する
  4. 複数の転職エージェントを組み合わせる

では、転職エージェントの上手な使い方について、詳しく見ていきましょう。

1.求人数が多い転職エージェントに登録する

とりあえず、扱っている「求人数」が多い転職エージェントに登録するのが得策です。求人が多ければそれだけチャンスも広がりますし、求人数が多いということは転職エージェントが多くの企業に信頼されている証でもあります。

この時、一般的な求人だけでなく、非公開求人の数もチェックしてみてください。転職エージェントによっては、他では応募不可能な「独占求」人を多数保有していることもあります。

自分の希望分野に強い転職エージェントに登録する

転職エージェントには、幅広く対応している「総合タイプ」と、一部の分野に強い「特化タイプ」があります。

自分の希望する分野に特化した転職エージェントがあれば、登録しておいて損はありません。

希望する業界の求人を紹介してもらえることももちろんですが、その業界の「動向」や「企業情報」なども詳しく教えてもらえるため、転職成功率が大きく向上します。

自分のエリアに強い転職エージェントに登録する

転職エージェントには、日本全国の求人を紹介しているところもありますが、関東圏のみなど一部エリアの求人紹介しかしていないものもあります。

自分の働きたい地域の求人が無い転職エージェントに登録しても無意味ですので、最初に確認しておきましょう。

日本全国に対応した転職エージェントを使ったほうが簡単だと思うかもしれませんが、一部地域に特化した転職エージェントは、思わぬ独占求人を持っていたりします。

そのため、自分の働きたい地域に強い転職エージェントも、利用を検討しておいたほうが賢明です。

複数の転職エージェントを組み合わせると効果が高まる

ここまで求人数、分野特化、エリア特化のそれぞれの良さを述べてきました。どれを重視すべきなのか迷った人もいるかもしれません。

しかし転職エージェントを1つに絞る必要は、まったくありません。どうせ無料ですから、使えるものはどんどん登録していきましょう。

最低限、求人数が多い大手の転職エージェントと、希望分野に強い転職エージェントの2つは登録しておくのがおすすめです。

ちなみに、転職エージェントに複数登録しておくと、自分と馬が合うキャリアアドバイザーに出会える確率が上がるというメリットもあります。

どんな転職エージェントがあるのかは特集記事で

転職エージェントを使ってみよう、と思われた方は次の記事を確認してみてください。

こちらの記事では、各転職エージェントと転職サイトの特徴やメリットをまとめて、ランキング形式で紹介しています。

この記事で目についた転職エージェントに登録していけば、転職活動がうまくいく可能性が高まりますよ。

すべての30代に適した転職エージェント3選

転職エージェントを1つ1つチェックしている時間がない、という方のためにおすすめの転職エージェントを紹介しておきます。すべての30代に適した使いやすい転職エージェントは、次の3つです。

すべての30代に適した転職エージェント
  • リクルートエージェント
  • マイナビエージェント
  • パソナキャリア

では、すべての30代におすすめの転職エージェントについて、詳しく見ていきましょう。

リクルートエージェントは万能型で使いやすい

「リクルートエージェント」は、公開求人と非公開求人のどちらも非常に多い大手の転職エージェントです。30代向けの求人も多数保有しているため、30代の転職にも適しています。

またリクルートエージェントは、日本全国どこの求人も取り扱っているため、どんな人でも活用可能です。

30代の転職で、リクルートエージェントを避ける理由は特にありません。とりあえず登録しておきましょう。

マイナビエージェントは専任アドバイザーのサポートが手厚い

「マイナビエージェント」は、専任アドバイザーのサポートが手厚いのが特徴です。キャリアアドバイザーが、書類添削や面接対策もしっかりやってくれるため、ビジネスマナーに自信がないという人にも適しています。

また、マイナビエージェントでは、企業側の人事担当者とコミュニケーションを取っています。そのため面接対策などで、企業に合わせた情報をもらえることがあります。

他にマイナビエージェントは、「無期限で転職サポートをしてくれる」という点も魅力的です。

30代は会社での仕事が忙しく、転職活動の時間を取りにくい場合が多いのですが、マイナビエージェントは無期限サポートのため、じっくりと転職活動ができます。

女性にはパソナキャリアがおすすめ

「パソナキャリア」は、20代から30代の求人が多い転職エージェントです。40代以上の求人は少ないという弱点はありますが、30代なら問題ありません。

パソナキャリアは、キャリアアドバイザーのサポートが高品質なのが特徴で、「キャリアカウンセリング」「書類添削」「面接対策」「企業との条件交渉」「退職交渉」など、転職活動全般についてサポートを得られます。

またパソナキャリアには、「女性活躍推進コンサルティングチーム」があるため、女性にはぜひ登録しておいたほしい転職エージェントとなっています。

30代の社会人未経験者にはジェイックがおすすめ

30代で社会人経験が無い人は、正社員として就職するのは厳しいのが現実です。しかし「ジェイック(JAIC)」を利用すると、30代の社会人未経験者でも就職できる可能性が大きく上がります。

なぜならジェイックには、社会人未経験者やフリーター向けの求人が多くあるからです。

また、ジェイックは「就職カレッジ」という、就職活動に必要な知識を学べる「講座」を実施しています。

この就職カレッジに参加すれば、社会人未経験者でも、基本的なビジネスマナーなどを身につけることが可能です。

キャリアアップを目指す30代向けの転職エージェント2選

30代で、収入が増える「キャリアアップ」としての転職を目指しているなら、次の2つの転職エージェントがおすすめです。

キャリアアップ転職向けの転職エージェント
  • JACリクルートメント
  • ビズリーチ

では、キャリアアップ向けの転職エージェントについて、詳しく見ていきましょう。

JACリクルートメントは外資系に強い転職エージェント

キャリアアップとしての転職を考えている人で、外資系企業への就職や、海外での勤務を希望している人は「JACリクルートメント」がおすすめです。

JACリクルートメントは、世界10カ国で転職支援サービスを実施しており、外資系企業や海外企業への強いパイプを持っています。

30代で自分の実力を試してみたいと考えているなら、JACリクルートメント経由でキャリアアップを狙ってみるのはどうでしょうか。

ビズリーチはハイクラス向けの転職サポートサービス

「ビズリーチ」は、エグゼクティブ向けの転職に特化した転職サポートサービスです。「管理職」や「外資系企業」の求人など、高収入の求人が多くあります。

ハイクラス向けの求人は、一般公開されないこともよくあるため、キャリアアップを望んでいるなら、ビズリーチは登録しておきたいサービスです。

ただしビズリーチを利用する場合は、求職者側にも一定の能力が求められます。基準以上の職歴や能力が無いと、求人紹介を断られることもありえます。そういう意味では、自分に自信がある人向けのサービスとなっています。

30代転職でよくある疑問と回答

30代の転職でよくある次のような疑問について回答していきます。

30代転職の疑問と回答
  1. 転職回数は転職に影響する?
  2. うまく退職できる?
  3. 競合他社に転職してもよい?
  4. 転職すると収入は減る?

1.30代で「転職回数」が3回を超えていると、「採用してもすぐ辞めるのでは?」というネガティブなイメージを持たれやすくなります。

2.30代の社員は、会社の戦力として貴重な存在です。そのため、辞めようとしても強く慰留されることがあります。しかし転職エージェントのキャリアアドバイザーと相談し、毅然と態度で退職を宣言すれば退職できます。ブラック企業で難しい場合は、「労働局」の力を借りるという方法もあります。

3.退職後に競業で業務をしてもよいのか「就業規則」を確認する必要があります。こういったルールに法的な有効性があるのかどうかは微妙なのですが、破ってしまうとトラブルに発展してしまう危険性があります。

4.未経験の分野に転職すると、収入は減るのが普通です。しかし経験を活かせる業種や職種を選ぶと、「幹部候補生」としてキャリアアップ転職ができる場合も珍しくありません。

介護ワーカー利用者の評判から見えてきたメリット・メリットとは

介護職専門のアドバイザーが求人紹介から面接、採用時の条件交渉までをサポートしてくれる介護ワーカー。

ハローワークなど一般の求人紹介サービスには公開されていない非公開求人も多く取り扱い、希望条件にマッチする求人を紹介してくれます。

今回は、取り扱っている介護ワーカーの評判からメリット・デメリットを調べてみました。介護系の転職を考えている方は、ぜひチェックしてください。

手厚いサービスが受けられる介護ワーカーの良い評判・メリット

介護ワーカーの良い評判・メリットについてまとめてみました。

求人数がトップクラス!非公開求人情報もメールで届く

介護ワーカーの公開求人数はおよそ80,000件となっており、他の求人サイトと比較してもトップクラスを誇ります。

求人は全国に対応しており、2022年3月23日時点で東京は9,112件、大阪は12,051件と多く、北海道や鹿児島、沖縄など47都道府県すべての求人を用意しています。

また、好条件の非公開求人情報を優先して案内してくれるメールサービスも実施。月に1~2回新着求人情報が届くので、情報を見逃すことがありません。

このメールサービスはメール会員限定で配信され、まずは情報収集がしたいという方にもおすすめです。

メール会員への登録は、介護ワーカーのウェブサイトから行います。

  • 名前
  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 保有資格
  • 希望勤務形態
  • 入職希望時期

これらの情報を入力するだけで簡単に登録できます。

介護職専門のキャリアアドバイザーの手厚いサービス

介護ワーカーのキャリアアドバイザーは介護職専門であり介護業界に精通しているため、初めての転職や介護職未経験の方の転職も手厚くサポートします。

キャリアアドバイザーのサービス内容は、次の通りです。

  • 希望に合った求人紹介
  • 面接日の調整
  • 提出書類、面接のアドバイス
  • 給与や休日など待遇についての条件交渉
  • 就職後のアフターフォロー

また、面接も同席してサポートしてくれます。

細かい希望条件から求人を探せる

介護ワーカーでは、エリアや職種、給料の他にも、細かい希望条件から求人の検索が可能となっています。

条件検索について、一部ご紹介しましょう。

エリア 都道府県、市区町村
職種 介護職・ヘルパー、ケアマネージャー、相談員、管理職など
勤務形態 正社員、パート、派遣
給料 時給、月給、年収など
フリーワード 高額求人、駅チカ、土日休み可、車通勤可能、夜勤なしなど
こだわり条件 寮・住宅補助、研修支援あり、週休2日
年間休日110日以上、ブランクありOKなど
施設形態 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム
訪問介護、デイサービス、病院、デイケアなどなど
職種 介護職・ヘルパー、ケアマネージャー、サービス提供責任者など
資格 介護福祉士、介護職員実務者研修、社会福祉士
介護職員初任者研修

フリーワードでは路線・駅からの検索も可能です。細かく指定して検索できるので、自分の希望に合う求人が見つかるでしょう。

介護ワーカーでは派遣社員の給与前払いサービスが利用可能

介護ワーカーでは、派遣社員向けの給与前払いサービスを導入しています。

働いた分の給与の一部を給与日前に受け取ることができる福利厚生の1つであり、必要なときにすぐに給与が受け取れるメリットがあります。

介護ワーカー登録前に知っておくべき悪い評判・デメリット

介護ワーカー利用者の評判から見たデメリットについて紹介します。

登録前にしっかりチェックしておきましょう。

介護ワーカーは電話がしつこい・連絡が頻繁に来る

介護ワーカーの利用者から、頻繁に連絡が来る、しつこいという評判が見られます。

電話やメールなどの連絡が多く、マイペースに転職活動を進めたい方には向いていないようです。

ただし、連絡が多いということはそれだけ熱心にサポートしてくれているとも言えます。

連絡が多くて困る場合は、担当者に連絡の時間を指定する、連絡頻度を調整するよう依頼しても良いでしょう。

すべて自分で交渉したい場合は不向き

キャリアアドバイザーが中心となり転職活動を進めていくため、自分で転職活動を進めたい方、自分で交渉をしたい方には向いていません。

キャリアアドバイザーは転職活動を早く進めようとすることがありますが、自分の希望と合致しない、もっとゆっくり進めたい場合はしっかり希望を伝えてください。

また、自分のペースですべて転職活動を行いたいのであれば、転職エージェントではなく転職サイトに登録しても良いでしょう。

介護ワーカーを利用する流れとは

介護ワーカーに登録してから内定するまでの流れは、次の5ステップです。

STEP1:登録
STEP2:ヒアリング
STEP3:仕事の紹介
STEP4:応募・面接
STEP5:内定・条件調整

それぞれのステップについて詳しく紹介します。

STEP1:登録

介護ワーカーの登録は、公式サイトから行います。登録はカンタン60秒!

  • 所有している資格(介護福祉士、実務者研修、初任者研修、資格なし(経験あり・なし)、ケアマネージャー、社会福祉士)
  • 希望勤続携帯(常勤(夜勤あり・なし)、パート・アルバイト(夜勤あり・なし)、派遣)
  • 入職希望時期(1ヶ月以内、3か月以内、6ヶ月以内、1年以内、1年以上先、未定)
  • 住所
  • 名前・生まれ年
  • 電話番号・メールアドレス

これらの項目を選択・入力するだけで簡単に登録できます。

STEP2:ヒアリング

登録後、各地域のアドバイザーから連絡が来ます。その際、勤務時間や勤務地、給与などの希望条件だけでなく、転職に関する不安や疑問に対しての相談にも応じます。

ヒアリングを行うのは介護職を専門とするアドバイザーなので、気になることを気軽に相談できます。

STEP3:仕事の紹介

求人情報の中から、希望条件に合う仕事を紹介します。

その際は、求人票に記載されている情報だけでなく職場の雰囲気や実際に入職して働いている人の情報についても教えてもらえます。

STEP4:応募・面接

気になる求人があれば、応募・面接へと進みます。面接スケジュールはアドバイザーが行い、各面接に対するアドバイスについてもアドバイザーがサポートします。

面接時に聞けなかった疑問・質問についても後日アドバイザーから採用担当者に確認することも可能です。

STEP5:内定・条件調整

内定後は、アドバイザーが休日や給与を含めた条件確認・調整を行います。内定後の辞退も可能です。

介護ワーカー利用者のよくある質問集

介護ワーカーを利用している人、利用を考えている人のよくある質問をまとめてみました。

介護ワーカーの利用で紹介手数料はかかるの?

介護ワーカーでは、すべてのサービスを無料で利用することが出来ます。

登録や求人紹介、アドバイザーによるサポオートなど、一切費用が掛かることはありません。

介護ワーカーでは採用する企業側から採用手数料を受け取ることで運営しているため、求職者である登録者は無料で利用できるのです。

正社員だけじゃなくパートの求人もありますか?

介護ワーカーでは、様々な勤務形態の求人情報を取り扱っています。

  • 正社員
  • パート
  • 派遣
  • 契約社員
  • 紹介予定派遣

夜勤あり・なしや夜勤のみといった求人にも対応できるので、自分の希望する勤務形態で働くことが出来ます。

介護職は未経験ですが登録できますか?

介護ワーカーでは無経験者歓迎の求人も取り扱っており、教育制度の整った職場の紹介を行っているので未経験者でも安心です。

地方の求人もありますか?

介護ワーカーでは、全国各地での転職に対応しています。北海道から九州まで支社がありますが、遠方の方は電話やメールでサポートできるので地方の方も利用可能です。

介護ワーカーの拠点はどこにありますか?

介護ワーカーは、株式会社トライトキャリアが運営しているサービスの1つです。

北海道から九州まで拠点を用意しています。

北海道・東北 札幌支社、札幌第二支社、仙台支社、仙台第二支社
関東 東京本部、東京第二支社、横浜支社、横浜第二支社、大宮支社
大宮第二支社、船橋支社、船橋第二支社、高崎支社
新潟支社、新潟第二支社
中部 金沢支社、名古屋支社、名古屋第二支社
静岡支社、静岡第二支社
関西 奈良支社、大阪本社、大阪第二支社、京都支社
神戸支社、神戸第二支社
中国・四国 広島支社、高松支社、岡山支社
九州・沖縄 福岡支社、福岡第二支社、熊本支社、鹿児島支社

面接が不安なのですが、どのような対策をしてもらえますか?

介護ワーカーでは、専任のアドバイザーによる面接対策を行っています。

面接での受け答えだけでなく、採用担当者の特徴や想定質問についてのアドバイスを求人ごとに行います。

転職後に希望条件と違う、ということは起きませんか?

介護ワーカーでは、転職時には条件についてまとめた条件書を作成し、求職者にコピーを渡しています。

確認していた条件と異なる内容で働くことになった時は、担当のアドバイザーに連絡することで問題を解消してもらえるので安心です。

介護ワーカーの退会・登録解除の仕方は?

介護ワーカーの退会・登録解除の方法は、次の3つとなります。

  • 電話
  • メール
  • 問い合わせフォーム

一番早いのが、専任のアドバイザーに電話をして退会の旨を伝えるという方法です。アドバイザーとの関係が良好であれば、もっともスムーズに退会できる方法になります。

メールも、専任のアドバイザーに送信します。電話よりも文章で伝える方が得意であれば、メールで退会について連絡しましょう。

また、登録して間もなく担当のアドバイザーが決まっていない段階であれば、公式サイトの問い合わせフォームから連絡をすることでも退会は可能です。

いずれの方法にしても、採用が進んでいる途中での退会は応募先に迷惑をかけることになります。採用が進んでいるときは退会しないこと、再登録を考えて円満に退会することを心がけておきましょう。

介護ワーカーの会社概要

介護ワーカーはトライトキャリアが運営している転職支援サービスの1つであり、介護職の転職・就職支援に特化しています。

介護ワーカーの基本情報について紹介します。

運営会社 株式会社トライトキャリア
求人数 公開求人:86,880件
※2020年3月23日時点
非公開求人:あり
利用料 無料
エリア 日本全国
スカウト機能 なし
サービス 転職サポートとは別に
非公開求人メールサービスあり

転職エージェントは複数サイトへの登録がおすすめ

転職活動を行うのであれば、複数の転職エージェントに登録・活用することをおすすめします。

複数の転職エージェント・転職サイトに登録することにより、以下のメリットが得られます。

  • 多くの求人情報に出会える
  • 相性の良いキャリアアドバイザーと出会える
  • 様々な視点から見たアドバイスが受けられる

転職エージェントに複数登録するときには、同じ求人に応募しないよう注意しましょう。

おすすめの介護系転職エージェント

介護ワーカーの他にも、介護系の転職エージェントは色々あります。

ここでは、おすすめの介護系転職エージェントをピックアップしてご紹介します。

転職エージェント 特徴
きらケア介護 ・医療・介護を専門としたアドバイザーがサポート
・正社員はもちろん、派遣求人も多い
・求人情報に掲載されていない職場の雰囲気も把握できる
かいご畑 ・給与週払い制度、キャリアアップ応援制度あり
・介護資格を持つコーディネーターがサポート
・非公開求人の紹介あり
・派遣で働きたい方向け
マイナビ介護職 ・キャリアアドバイザーは介護職専門
・非公開求人が多く、詳細条件から希望条件の検索が可能
・出張・休日相談会を実施
ジョブメドレー介護
※転職サイト
・スカウト機能が充実している
・勤続支援金あり
・地方求人にも強い
・医療・介護業界に詳しい

他にも、求人数などのランキング記事も用意しています。転職エージェント選びに迷っている方は、ぜひ一度確認してみてください。

介護ワーカーは地方の転職や手厚いサポートを希望する方におすすめ

介護ワーカーは、全国の求人情報を取り扱っており、地方の求人も多く用意しています。また、介護職専門のキャリアアドバイザーが求人検索から面接、条件調整まですべてサポートしてくれるので、1人での転職活動が不安な方におすすめです。

介護ワーカーには、未経験者歓迎の求人も多くあります。メールサービスに登録すれば非公開求人を優先して案内してもらうこともできますので、興味がある方はぜひ登録してみてください。

マイナビ介護職の評判は?利用前に確認したいメリット・デメリット

マイナビが運営するマイナビ介護職は、ヘルパーやケアマネージャーなど介護職に特化した転職エージェントです。

非公開求人も含めた豊富な求人は全国のエリアを対象としており、正社員だけではなく契約社員や非常勤向けもあります。

ここでは、マイナビ介護職を実際に利用した人たちの評判からメリットやデメリット、マイナビ介護職の特徴についてまとめています。介護系への転職を考えている方は、ぜひチェックしてください。

専任のアドバイザーがサポート!マイナビ介護の良い評判・メリットは?

マイナビ介護の良い評判・メリットについて紹介します。

介護職専門のキャリアアドバイザーの手厚いフォロー

マイナビ介護職では、専任のキャリアアドバイザーが1対1でフォローをしてくれます。

キャリアアドバイザーは介護職を専門としており、転職を成功させるために様々なサポートを行います。

  • 求人紹介
  • 希望に合わせたスケジュールの提案
  • 日程調整
  • 履歴書の添削
  • 面接対策
  • 条件交渉
  • 退職交渉

希望に合う求人探しや応募や日程調整などをすべてキャリアアドバイザーが代行してくれるので、仕事や家事で忙しい人でも安心して転職活動を進めることができます。

また、経歴や自己アピールについてのアドバイスや給与や休日などの条件交渉代行、スムーズな退職のためのアドバイスもしてくれます。

面接対策では、応募施設の想定質問だけでなく、面接官の人数・人柄や面接日の服装についても教えてくれます。希望に応じて模擬面接もできるので、ぜひ活用してください。

非公開求人が多い

マイナビ介護職では、取り扱っている総求人数の40%が非公開求人となっています。

非公開求人とは

サイト上に後悔していない求人情報。会員登録をすることで紹介してもらえる。

非公開求人は、人気の求人で応募が殺到してしまう、選考を効率よく進めたいという企業・医療機関の希望により、公開していない求人情報です。

マイナビ介護職に登録することで優先的に紹介してもらえるため、良い条件の求人に出会える可能性が高まります。

希望の求人を詳しく探せる

マイナビ介護職の求人は、細かい希望条件での検索が可能となっています。

地域・エリア 北海道・東北、北陸・甲信越、関東
東海、関西、中国・四国、九州・沖縄
キーワード 自由入力(例:未経験OK、訪問介護、車通勤可など)
職種 介護職・ヘルパー、ケアマネージャー、生活相談員、看護助手
サービス提供責任者、施設長、サービス管理責任者
人気エリア 札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、横浜市など
仕事内容 病院、クリニック、介護福祉施設、在宅医療
雇用形態 正社員、契約社員、非常勤・パート
サービス 訪問入浴、訪問介護、定期巡回、デイサービスなど
こだわり条件 管理職求人、駅から徒歩10分以内、ブランクOK、
研修制度あり、土日祝休、高収入など
給与 時給850円以上、1000円以上、1200円以上など
月収15万円以上、20万円以上、25万円以上など
年収250万円以上、300万円以上、350万円以上など

また、希望条件に合う求人が見つからない場合はキャリアアドバイザーに相談することで見つかることもあります。

出張・休日相談会を行っている

マイナビ介護職では、全国19会場で転職相談会を開催しています。介護職のためのはじめて転職相談会や、プライベートを大切にしたい方向けの働き方相談会など、様々な相談会を実施。

短期間で効率よく転職する方法についてはオンラインセミナーも開催しているため、遠方に住んでいて会場が遠いという方でも安心です。

また、遠方でも相談会に参加したい場合は出張転職相談会もあります。

転職の進め方や希望エリアに良い求人情報はあるかといった質問から、自分の市場価値などキャリアの悩みについても対応してもらえます。

費用は無料ですが完全予約制となっていますので、興味がある方は公式サイトから申し込みをしましょう。

登録前に要チェック!マイナビ介護職のデメリットとは

マイナビ介護職に登録する前に、実際に利用した人の評判から見られるデメリットについても確認しておきましょう。

ここでは、2つのデメリットを紹介します。

キャリアアドバイザーと相性が合わない場合もある

マイナビ介護職ではキャリアアドバイザーとマンツーマンで転職を進めていきますが、相性の良いキャリアアドバイザーばかりではありません。連絡がしつこいと感じる、態度が悪い、希望する条件と異なる求人を紹介されるなど、残念な評判も見られます。

一方、スタッフの対応が良かった、親身になって対応してくれたという評判も見られるため、キャリアアドバイザーと相性が合わないと感じたら担当者の交代を希望することも検討しましょう。

地方の求人数は多くない

マイナビ介護職は全国の求人を取り扱っていますが、地方の求人数は決して多いとは言えません。

「限られた中から選ばなければならず、地方への転職には向かないと感じた」「都心部は求人数が多いのにエリアによっては求人がわずかしかない」という評判も見られ、地方への転職を考えている方は他の転職エージェントの利用も視野に入れることをおすすめします。

マイナビ介護職の登録から内定までの流れをご紹介

マイナビ介護職は、次の流れで利用します。

STEP1:無料転職サポート申し込み
STEP2:キャリアアドバイザーから電話
STEP3:ヒアリングまたは面談
STEP4:求人紹介
STEP5:面接・見学
STEP6:内定・入職
STEP7:アフターフォロー

登録から面接、内定まで、マイナビ介護職を利用する各ステップについて紹介します。

STEP1:無料転職サポート申し込み

公式サイトから申し込みをします。申し込みでは、下記の質問に答えていきます。

  • 取得している資格(介護福祉士・実務者研修・介護職員初任者研修・ケアマネ―ジャー・社会福祉士・社会福祉主事・精神保健福祉士・資格なし)
  • 希望する働き方(常勤(夜勤あり・なし)、非常勤(扶養内・不要外)、こだわらない)
  • 就職希望時期
  • 名前・生年月日
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス

回答自体は1分程度で終了します。

STEP2:キャリアアドバイザーから電話

登録後、キャリアアドバイザーから連絡があります。ここでは、転職先についての希望条件や福祉業界の経験や資格の有無、今の仕事に就いてなどのヒアリングがあります。

転職についての不安や疑問についての相談も可能です。

STEP3:希望者のみ面談

希望者は、実際にキャリアアドバイザーと合って直接話すことができます。

マイナビ介護職では、全国に23の会場を用意。希望する会場で面談が可能です。

関東 東京会場(新宿・京橋)、西東京会場、埼玉会場
横浜会場、千葉会場、船橋会場、群馬会場
東海 静岡会場、名古屋会場
関西 大阪会場、京都会場、神戸会場
北海道・東北 札幌会場、仙台会場
北陸・甲信越 金沢会場、新潟会場
中国・四国 岡山会場、広島会場、香川会場
九州・沖縄 福岡会場、鹿児島会場
面談は、希望者のみです。遠方に住んでいる、忙しくて時間がないという方は、メールでやり取りを進めることができます。

STEP4:求人紹介

キャリアアドバイザーが希望条件から求人を探し、紹介します。このとき、求人票に掲載されていない職場の雰囲気などについても知ることが出来るので、聞きたいことはしっかり聞いておきましょう。

応募する求人が見つかれば、応募、そして書類の提出へと進みます。このとき、キャリアアドバイザーが履歴書や職務経歴書の作成についてもサポートしてくれます。

STEP5:面接・見学

職場の面接となります。このとき、同時に職場見学も行うことができます。

基本的に面接はキャリアアドバイザーが同行・同席してくれますが、1人で行くことも可能です。

面接では、自分では確認しづらい給与面や勤務条件について、キャリアアドバイザーがヒアリングや交渉をしてくれます。

STEP6:内定・入職

面接後、内定となります。このとき、自分の希望と折り合わない場合は辞退することも可能です。

内定後、退職までのスケジュール管理や必要な準備についてはキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。

STEP7:アフターフォロー

マイナビ介護職では、お客様相談室を用意しています。お客様相談室では、新しい環境での悩みなど転職後の不安について相談することができます。

通話は無料で秘密は厳守してもらえるので安心です。利用可能時間は平日の9時30分~17時となっていますが、お客様相談室受付時間外についてはフリーダイヤルまたは担当のキャリアアドバイザーに連絡すれば、相談することができます。

マイナビ介護職利用者のよくある質問8選

マイナビ介護職利用者が気になる疑問・質問についてまとめました。登録を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

Q1:マイナビ介護職に紹介料などの料金はかかるの?

マイナビ介護職は、すべてのサービスを無料で利用することが出来ます。

求人を出す医療機関や企業からの紹介手数料で運営しており、マイナビ介護職利用者から費用を徴収することはありません。

また、厚生労働省の認可を受けているため、安心して利用できます。

Q2:転職を考えていなくても登録できる?

マイナビ介護職は、現在転職を考えていないけど相談だけしたい、どのような求人があるのかチェックしたい、という方でも利用することが出来ます。

Q3:未経験者でも転職できる?

マイナビ介護職では、未経験者でも転職した実績があります。また、2022年3月16日時点で未経験OKの公開求人が17,096件、無資格OKの公開求人が700件あります。

介護の現場では利用者が増えていることから人出不足の傾向にあり、公開求人全体の30%程度ですが未経験者や無資格者を対象とした求人もあるのです。

Q4:40代でも転職できる?

介護現場では、安定して長く働いてほしい、将来の幹部候補となってほしいという期待から、30代や40代の求人も豊富です。

介護職として働き始めた後は、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修を取得すれば、3年の実務経験を経て介護福祉士という国家資格に挑戦できるなどキャリアアップの機会もあります。

Q5:正社員以外の求人もある?

マイナビ介護職では、正社員だけでなく契約社員や非常勤・パートの求人も取り扱っています。

また、登録後のヒアリングや面談で希望する勤務形態を伝えることもできます。夜勤の有無や扶養内で働きたいなど、自分の希望を事前にしっかりと伝えておきましょう。

Q6:転職活動をしていることが勤務先にバレることはないの?

マイナビ介護職では、マイナビ介護職に登録したこと、転職活動をしていることが勤務先にバレないよう、個人情報をしっかり保護しています。

また、現在の勤務先に連絡することもありません。介護施設に勤めている場合は、その法人や施設・採用担当者を聞いて連絡しないように気を付けてくれます。

Q7:マイナビ介護職からの電話はしつこいの?

マイナビ介護職の口コミでは、電話連絡がしつこいという意見も見られます。それは、キャリアアドバイザーが熱心であることの裏返しでもあります。

キャリアアドバイザーからの電話は、求人紹介や転職希望の確認などのためにかかってきます。熱心であるキャリアアドバイザーだからこそ電話が多く、しつこいと感じてしまうのかもしれません。

ただし、マイナビ介護職では電話に対応する時間がない方でもメール連絡でのやり取りを可能としています。

登録後のヒアリングで電話連絡は避けてほしいと希望すれば、しつこく電話がかかってくることはないでしょう。また、電話をするときの時間帯を指定することもできます。

Q8:マイナビ介護職を退会するときはどうしたら良い?

マイナビ介護職は、退会したいときに自由に退会することができます。

  • 担当キャリアアドバイザーに伝える
  • お客様窓口に電話をして伝える

この2つの方法で簡単に退会できますので、安心して登録しましょう。

マイナビ介護職の会社情報

マイナビ介護職の会社情報を確認しておきましょう。

運営会社 株式会社マイナビ
求人数 公開求人数:56,691件
※2022年3月16日時点
全体の40%が非公開求人
利用料 無料
エリア 全国
スカウト機能 なし
イベント 下記各種相談会を実施
・はじめて転職相談会
・スピード転職相談会
・個別相談会(介護福祉士、サービス提供責任者、
ケアマネ―ジャーそれぞれで実施)
・休日転職相談会など

40年にわたる人材関連ビジネス実績

マイナビ介護職は、株式会社マイナビが運営する介護職に特化した転職サービスです。マイナビは40年にわたり人材関連サービスを行っており、医療業界での採用や転職についても実績があります。

転職エージェントは2~4社の登録がおすすめ

転職エージェントは1つだけでなく、2~4社複数の登録をしておきましょう。

転職エージェントの複数登録には、以下のメリットがあります。

  • 非公開求人を含め、より多くの求人情報をチェックできる
  • 相性の良いキャリアアドバイザーと出会える
  • より多角的な視点で自分の適性を見てもらえる

転職を希望する人の多くが、複数の転職エージェントに登録しています。

実際にいくつか利用してみて、最終的に自分が使いやすい・自分に合った転職エージェントを1~2社に絞ると良いでしょう。

まだまだある!介護系転職エージェント・サイトをチェック

マイナビ介護職の他にも、介護系の転職エージェントは色々あります。

ここでは、おすすめの介護系転職エージェント・サイトをピックアップしてご紹介しましょう。

サイト名 特徴
きらケア介護 ・医療・介護を専門としたアドバイザーによるサポート
・正社員だけでなく派遣の求人も豊富
・職場の雰囲気を把握できる
かいご畑 ・給与週払い制度やキャリアアップ応援制度あり
・専任のコーディネーターは介護資格を持つ
・非公開求人の紹介がある
介護ワーカー ・業界トップクラスの求人数
・非公開求人情報がメールで届く
・内部事情に詳しいアドバイザーがサポート
ジョブメドレー介護
※転職サイト
・充実のスカウト機能
・金属支援金あり
・地方の求人案件にも強い

また、介護系転職エージェント・サイトの求人数などをまとめたランキング記事も用意しています。介護系転職エージェントの利用を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

マイナビ介護職は手厚いサポート希望者や有資格者・経験者におすすめ

マイナビ介護職は、介護職専門のキャリアアドバイザーが求人検索から提出書類の添削、面接対策、面接への同行や条件交渉など手厚いサポートを行ってくれるため、手厚いサポートを受けたい方や忙しくて自分自身で転職活動ができない方におすすめです。

また、有資格者や経験者向けの求人が多くあるため、今までの経歴を生かして転職をしたい方は、ぜひ登録を検討してください。

40代男性の転職は厳しい?未経験者でも転職しやすい職種を紹介

「40代」になると、転職が難しくなるとよく言われています。実際に、転職活動をした際、書類選考でさえ落とされて、ガッカリした経験がある人も多いのではないでしょうか。

この記事では、40代が転職しにくい「理由」と、40代が転職する「リスク」について説明していきます。

また、40代でも転職しやすい仕事についてと、40代が転職を成功させるためのコツについても解説します。

40代の転職が難しい5つの理由

40代の転職は、成功率が低くなっています。その理由としては、次のようなものが考えられます。

40代の転職が難しい理由
  • 求人の数が少ない
  • 高い技術を求められる
  • 柔軟性に欠けると思われる
  • 年上の部下は敬遠される
  • 求職者の希望と企業の需要がマッチしない
  • では、40代の転職が難しい理由について、詳しく見ていきましょう。

    そもそも40代向けの求人は数が少ない

    20代と40代では、企業が求職者に求めるものが違います。20代の若者は、将来を見据えた単純な労働力として採用しますが、40代の人材には「幹部候補」としての能力が求められます。

    管理職を中途採用で大量に取るということはまずありませんので、そもそも40代向けの求人は、若者向けの求人よりずっと数が少なくなります。

    また、企業が幹部候補生を探しているときは、一般的な求人サイトやハローワークなどには求人を出さないケースも多くなります。

    独自にヘッドハンティングをするか、能力の高い人材が揃っているエグゼクティブ向けの転職エージェントなどに求人を出します。そのため、よけいに簡単に見つかる40代向けの求人は少なくなります。

    40代男性は資格なしだと転職が難しくなる

    企業がわざわざ40代の人間を採用する場合は、能力の高い即戦力になる人材を求めています。

    プロジェクトリーダーとして活動できる「案件遂行能力」、チームを円滑に率いることができる「部下管理能力」、取引先とうまくやりとりできる「交渉能力」などが必要とされます。

    こうしたマネジメント能力、もしくは業務で使える高度な「専門知識」のどちらかは持っていないと、企業に魅力的な人材だと見てもらえません。

    未経験者は問題外ですが、ただ職務経験があるというだけでなく、なんらかの「資格」か特別な「技術」を持っていないと、40代での転職は難しくなります。

    40代は柔軟性に乏しいと思われている

    同じ業界の同じ職種でも、各企業ごとにそれぞれ仕事のやり方が微妙に違います。新卒で入社した場合は、そのまま社風に馴染めますが、40代で他の会社の社風に慣れた人間は、会社に馴染めるか不安視されます。

    また、入社後は新しく学ぶことが多くできますが、40代だと吸収能力が低く、教育コストが高くついてしまうのでは、という疑いも企業に持たれています。

    そのため、柔軟性に乏しい(と思われる)40代よりは、知識に乏しい若者の方が求められているのです。

    年上の部下を持ちたくない人間は多い

    中途採用の場合、年齢から考えると下の立場の役職になるのが一般的です。そのため、元からいる上司の方が転職者よりも「年下」という状況が発生しがちです。

    そして、部下が年上だと気を使ってしまって、面倒だと思っている人が多くいます。わざわざ既存の社員に負担をかけるデメリットが大きいため、40代の人間は敬遠されがちになります。

    また、転職者の方も、上司が年下だとプライドが邪魔して素直に命令を聞かない、ということも起こります。この恐れもあるため、よけいに40代は採用されにくくなっています。

    求職者の希望と企業の需要がマッチしない

    40代にもなると、結婚していて大きな子供がいる人も増えます。そうなると、転職先にはある程度の「年収」を希望します。

    しかし企業側としては、中途採用の40代の人間に高い報酬は払いたくないと考えています。

    もちろん、実際に会社に大きな利益をもたらしてくれるなら、給料が高くても問題ありません。しかし、数回の面接だけで判断した人材が本当に有能かどうかは、かなりの賭けになってしまいます。

    このように40代の転職では、求職者側の条件は高くなり、企業側の出す条件は低くなるため、両者がマッチした転職は難しくなります。

    40代で転職するのはリスクも大きい

    すでに退職しているなら転職活動に邁進するのみですが、まだ働いていて転職しようかどうか迷っている人は、40代での転職のリスクについて把握しておいてください。

    転職が難しい理由が、そのまま転職時のリスクになってしまいます。

    40代転職のリスク
    1. 求人が少なく競争率が高い
    2. 高い能力を期待される
    3. 新しく学び直しが必要になる
    4. 上司が年下になる可能性が高い
    5. 収入が下がる可能性が高い

    1.求人が少なく転職できるかどうかわかりません。そのため、転職できるつもりで退職してから転職活動をするのは危険です。転職を決めた場合でも、働きながら転職活動をしましょう。

    2.転職に成功した場合でも、周囲から大きな期待を持たれるというプレッシャーがあります。

    企業は40代に即戦力を求めているため、入社後すぐに仕事をこなせないと、期待はずれだと思われてしまいます。

    3.すでに何回か転職をしている人なら問題ありませんが、はじめての転職の人は要注意です。意外なくらい、会社によって仕事のやり方が違います。そのため、転職先に慣れるために相当の努力が必要になります。

    4.転職前に、今の会社の部下に顎で使われても耐えられるかどうか、想像してみてください。年下の上司に使われるというのは、予想以上にストレスがたまるものです。耐えられそうにないなら、管理職としての転職以外はやめておいたほうが無難です。

    5.転職すると収入が下がる可能性が高くなります。単純な年収だけでなく「退職金」についても、計算する必要があります。もちろん、ヘッドハンティングなどの収入が増える転職なら問題ありません。

    40代でも転職しやすい仕事とは?

    40代でも転職が成功しやすい仕事も存在します。未経験者で転職したい場合、転職成功率の高い仕事を選ぶのが大事なポイントとなります。

    「業界」「職種」「職業」の3つの分類で、それぞれ40代でも転職しやすいものを見ていきましょう。

    人手不足の業界なら40代でも転職できる

    人手不足の「業界」を選ぶと、40代でも転職しやすくなります。具体的には、次のような業界が、40代の未経験者でも転職しやすくなっています。

    40代でも転職しやすい業界
    1. 介護業界
    2. 建築(土木)業界
    3. IT業界

    これらの3業界は、どれも慢性的な人手不足に悩まされているため、転職しやすい業界だと言えます。

    人とのコミュニケーション能力に自信があるなら「介護業界」を、体力に自信があるなら「建築(土木)業界」を、頭を使った作業に自信があるなら「IT業界」を目指すのがおすすめです。

    コミュニケーション能力が必要な職種は40代でも転職しやすい

    「職種」としては、不特定多数の人とコミュニケーションを取る必要がある、次のような職種が転職しやすい仕事となっています。

    40代でも転職しやすい職種
    1. 営業職
    2. 接客職
    3. 販売職

    これらの職種は、どの業界でも人手が不足しがちです。そのため、未経験者でも採用される可能性が十分にあります。

    40代でも転職しやすい職業もある

    職業としては、次のようなものが40代での転職実績が多くなっています。

    40代でも転職しやすい職業
    1. ドライバー
    2. 警備員
    3. 倉庫管理

    ドライバーは運転免許が必要ですが、これらの職業は、経験が無くても採用されやすくなっています。

    近年、ネット販売の増加から、商品を運搬する「ドライバー」、及び在庫を管理する「倉庫の作業員」、「倉庫の警備員」の需要が増加しています。この傾向は、今後も続くと考えられます。

    40代が転職を成功させるための5つのコツ

    40代での転職を成功させたいなら、次のようなことに注意してみてください。

    40代転職のコツ
    • 家族の理解を得る
    • 転職条件にこだわり過ぎない
    • 能力を活かす
    • 人脈を使う
    • 転職エージェントを利用する

    では、40代転職を成功させるコツについて、詳しく見ていきましょう。

    家族とのコミュニケーションは大切

    家族と相談せずに自分だけで転職を決めてしまう人も多くいますが、あまりおすすめできません。

    苦しい転職活動を乗り切る時、家族の助けが力になります。また、転職活動中に、転職について家族と揉めてしまうと、転職の成功率にも悪影響が出ます。

    どうして今の仕事を辞めるのか、どういった仕事をしたいのかなどを家族とよく話し合い、理解を求めてから転職をしましょう。

    40代で転職条件にこだわりすぎるとできる仕事がない

    養っている家族がいると、年収などの条件が気になりますが、条件にこだわりすぎると転職に失敗しやすくなります。ある程度は「妥協」することも必要です。

    また、営業職はやりたくない、人事部は嫌だ、など希望があるかもしれませんが、職種や業種についても柔軟に対応したほうが転職の成功率が上がります。

    他に、心構えも大切です。今まで働いてきた自信や矜持があるでしょうが、新人のように謙虚な気持ちで挑まないと、40代での転職はうまくいきません。

    これまでに培った技術と経験を活かす

    40代が20代に勝っているのは、それまでの仕事で培った「技術」と「経験」です。転職の応募書類でも面接時でも、自分の能力をしっかりとアピールすることが大事です。

    新規プロジェクトの立ち上げ、大きな商談の成功、部下の育成経験など、自分の実績を細かく伝えられると転職の成功率が上がります。

    また当然のことですが、資格や特別な技術を持っているなら、その能力を活かせる職場を選ぶのが転職を成功させる基本です。

    若者にはない独自の人脈を使って転職する

    40代ともなると、仕事を通じて多くの「人脈」を得ています。これは入社したばかりの若者にはない能力です。転職する際には、知人すべてに声をかけるつもりで、人脈を有効活用しましょう。

    コネで入社する、ということだけでなく、実際に働いている人から、その会社や業界の詳しい情報を仕入れられれば、必ず転職の役に立ちます。

    40代なら転職エージェントを複数使うのがおすすめ

    ただでさえ難しい40代での転職を、独力で進めようとすると負担が大きくなり過ぎます。そんな時に役に立つのが「転職エージェント」です。

    転職エージェントは、基本無料で転職のサポートをしてくれるサービスです。転職エージェントに登録すると、転職の専門家であるキャリアアドバイザーが、転職活動全般に関するサポートをしてくれます。

    キャリアアドバイザーは、本当に転職をするべきなのかどうか、どの会社に転職するべきか、など的確なアドバイスをしてくれますので、転職で失敗する危険性を減らすことができます。

    ただし、人間には相性というものがありますので、担当者と気が合わない可能性もあります。そのため、「複数」の転職エージェントに登録して、何人かのキャリアアドバイザーと話して転職の参考にするのが良いでしょう。

    40代の転職で役に立つ転職エージェント4選

    40代の転職には、次の4つの転職エージェントがおすすめです。

    40代におすすめの転職エージェント
    • リクルートエージェント
    • リクルートダイレクトスカウト
    • doda(デューダ)
    • マイナビエージェント

    では、それぞれ転職エージェントの特徴について、詳しく説明していきます。

    リクルートエージェントは40代の転職実績も多い

    「リクルートエージェント」は、業界最大手の転職エージェントです。転職エージェントとして活動してきた期間も長く、高い信頼性と実績を持っています。

    リクルートエージェントは、その信頼性の高さから、企業から依頼される求人の数が非常に多くなっています。母体となる求人数が多いため、40代向けの求人も、他の転職関連サービスよりも多く存在しています。

    また、リクルートエージェントでは、転職に関する「ノウハウ」の蓄積が多いため、40代の求職者にも的確なアドバイスをおこなえます。

    リクルートダイレクトスカウトは能力の高い40代に最適

    同じリクルート関連の転職サポートサービスに、「リクルートダイレクトスカウト」もあります。こちらは、エグゼクティブ向けの転職エージェントです。

    40代で、仕事における高度な「専門知識」や、取得難易度の高い「資格」、業務における著しい「実績」を持っている人は、こちらの方がおすすめです。

    リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス用の転職エージェントのため、管理職などの求人が多くあります。

    そのため、リクルートダイレクトスカウトを利用すれば、現在の職場よりも年収が高くなるような、好条件の転職ができる可能性が高くなります。

    また、基本的には、スカウトを待つだけで転職活動ができますので、現在の仕事が忙しい人でも、転職活動をおこなえます。

    dodaはスカウトメールが多く受け身の転職活動ができる

    「doda」も業界大手で、大量の求人がある転職エージェントです。求人数が多いため、40代の人でも、自分が望む条件の会社に出会える可能性が高くなっています。

    dodaに登録すると、スカウトメールが来るため、自分で動かなくても、受け身の姿勢で転職活動ができるのも魅力です。働きながら次の職場を探したい、という人に向いています。

    また、dodaは転職エージェントの機能とともに、転職サイトの機能も備えています。そのため、積極的に転職活動をしたいという人は、転職サイト機能を使って、どんどん求人に応募していくことも可能です。

    マイナビエージェントは若者向けの転職エージェントだが

    「マイナビエージェント」は、比較的新しい転職エージェントで、特に第二新卒などの20代の転職に秀でています。

    20代の転職に強いというと、40代の転職には関係無いように思われるかもしれません。しかし、他の転職エージェントとは、求人の質がまったく異なるため、一応登録しておいた方が、掘り出し物の求人を見逃すリスクを抑えられます。

    また、マイナビエージェントでは、求人を出している企業に担当者が出向いてリスニングをおこなっています。そのため、40代でも、その人にマッチした企業の求人を紹介することができます。

    より貪欲に転職エージェントを探したほうが転職成功率が上がる

    おすすめした転職エージェントだけでも、十分に役立ちます。しかし、さらに万全を期したいなら、もっと多くの転職エージェントから選んだほうが効果が大きくなります。

    次の記事では、多くの転職エージェントや転職サイトの特徴をランキング形式で紹介しています。

    この記事を見て、登録する転職エージェントを決めれば、より転職で失敗する危険性を減らすことが可能性です。

    40代の転職についての5つの疑問と回答

    40代の転職について、次のような質問がよくあります。

    40代の転職に関する疑問
    1. 40代の転職は難しい?
    2. 40代は資格がないと転職は無理?
    3. 40代の年収はどれくらい?
    4. 40代の転職はどのくらいの期間がかかる?
    5. 40代転職は転職エージェントを使うべき?

    1.40代の転職は「難しい」のが実情です。ただし、転職成功例も多くあります。

    2.「資格」か専門知識が無いと転職できない仕事が大半です。しかし介護業界や建築業界などの人手不足な仕事を選べば、未経験者でも転職可能です。

    資格は「中小企業診断士」「宅地建物取引士」「介護職員初任者研修/実務者研修」などを持っていると転職に有利です。

    3.男性は、40代前半で「463万円」、40代後半で「505万円」が年収の「中央値」となっています。女性は、40代前半で「345万円」、40代後半で「344万円」です。

    平均年収とすると、非常に高年収を得ている一部の人のためにデータが歪むため、中央値の方が実情に近いと考えられます。

    4.40代の人が転職にかける期間は、6~12カ月が一般的です。

    ただし、働きながら転職活動をするなら、期間を気にせず慎重に次の会社を探したほうが、後悔をしないですみます。

    5.40代転職では、転職エージェントの利用がおすすめです。大手の転職エージェント、志望する業界に強い転職エージェント、ハイクラス向け転職エージェントの3つは登録しておくほうが良いでしょう。

    40代は即戦力となれなければ転職は難しいが転職しやすい業界も

    40代では、そもそも求人が少ないため、転職は困難になります。また企業側は、40代に即戦力として高い能力を求めているため、よけいに転職が難しくなっています。

    しかし40代で未経験の仕事に応募する場合でも、「介護業界」「建築業界」「IT業界」などの労働力不足の業界を選べば、転職に成功する可能性が高くなります。

    また40代で転職する際は、それまでに得ている「技術」や「人脈」をフル活用して、うまく転職できるようにしましょう。

    転職エージェントに登録して、プロのアドバイスを受けるのも非常に良い方法です。

    ※記載の情報は2022年3月現在のものです。

「第二新卒」とはいつまで?第二新卒採用増加の理由は?


転職活動をする際、「新卒」や「第二新卒」、「既卒」など、自分はどこに当てはまるのか気になっていませんか?
自分がどのような立場なのかわからないまま転職活動をしていても不安ですよね。
まずは、求められる企業に積極的に自分をアピールできるように、自分の立ち位置を明確にしましょう。

この記事では、第二新卒の定義と第二新卒の採用求人が増加傾向にある理由について詳しく説明しています。

第二新卒とは?新卒との違いってなに?

新卒(新卒者)とは、いつまでという定義はなく、その年に学校を卒業する人を指します。
卒業してすぐに入社する人のことを新卒と定義することが多いですね。
就活生は新卒枠での採用を獲得するために日々奮闘していることでしょう。
毎年ほとんどの企業は新卒を採用する枠があり、新卒しか採用しないという大手企業もあるほどなので、就活生は新卒のうちに採用された方がよいという認識が定着しています。

第二新卒(第二新卒者)とは、学校を卒業後に就職して1~3年して離職し転職活動している若者のことを指します。
大卒だけでなく高卒や院卒も入ります。
年齢は最終学歴によりますが、大卒の場合は25歳前後となります。
確固たる定義はなく各企業の認識によりますが、新卒入社をして3年未満の求職者を指すことが多いですね。

一方、学校卒業後1~3年経っていても一度も社会人経験がない人は、「既卒」と言います。

第二新卒の求人募集が増加傾向にある理由は?

近年は新卒の離職率が高いためもあり、第二新卒の採用を歓迎している企業が増えています。
これは一般企業だけでなく、看護師などの専門的な職業においても言えることで、第二新卒を採用するメリットがあるからなのです。

ここでは、なぜ第二新卒の求人募集が増加傾向にあるのか、その理由について具体的に見ていきましょう。

基本的ビジネスマナーが備わっている

一定の社会人としての経験があるため、新卒者よりもビジネスマナーやスキルが備わっている第二新卒は、扱いやすく教育コストを抑えることができるのです。
よって、その分手間や時間をかけることなく即戦力へと育てられるのですね。

フレッシュで柔軟性がある

30代40代の社会人キャリアのある転職者よりも、社会人経験が浅く若い第二新卒は、柔軟性に優れ会社の風土に染まりやすい傾向にあり、能力の伸びしろに期待できるのです。
前職の風習を持ち込まず新しい環境に適応する力があるため、良好な人間関係を築くことができます。

熱意やポテンシャルがある

前職を短期間で離職していることから自分が未熟であるということを踏まえており、熱意を持って転職に臨んでいる第二新卒は多いです。
新卒入社で成しえなかった目標や離職せざるを得なかった経験が、ポテンシャルを高めているとも言えるでしょう。

一度就職に失敗しているため今回は失敗できないという強い決意を持って仕事に打ち込む人が多く離職率が低いのです。

コロナの影響

新型コロナウイルスの流行により業績が悪化して新卒採用枠を絞る企業が増え、採用基準を上げてより自社とマッチする人材を求める傾向が強まってきました。
その結果、第二新卒の採用が増加することにつながったのです。

タイミングよく採用できる

新卒は4月入社ですが、新卒に近い若手人材である第二新卒は、自社の都合で4月以外にも採用できるからです。
企業の都合のよいタイミングに合わせて採用できる点は、第二新卒の大いなるメリットでしょう。

第二新卒は要らない・使えないはデマ!第二新卒は需要がある人材

第二新卒と検索すると、「やめとけ」「やばい」という文言がヒットして不安になるかもしれませんが、先述の通り若くて使い勝手がよい第二新卒は需要があります。
企業によっては「第二新卒はすぐまた辞めてしまうのではないか」とネガティブなイメージを持っているかもしれませんが、多くの企業は第二新卒の採用に積極的です。

しかし、第二新卒を名乗れる期間は限られているため、需要があるうちに自分の希望条件に合致した企業と出会わなければなりません。
離職した原因に向き合い自分がどのような職場でどのように働きたいのか明確にしてから、第二新卒というステータスを活用して転職を勝ち取りましょう。

自分に合った薬剤師専門の転職サイト・転職エージェントの選び方


薬剤師専門の転職サイト(転職エージェント含む)は数多く存在していますが、実際に自分が使うとなるとどれを選べばいいのか悩んでしまっていませんか?
薬剤師専門の転職サイトには、それぞれの強みや特徴があるので、自分の状況や希望条件に合ったサイトを見つけなければなりません。

この記事では、自分に合ったサポートが受けられる転職サイトを項目別に紹介しています。

薬剤師の転職に失敗しない転職サイトを項目別に紹介!

転職を成功させるためには、目的に合った転職サイトを選びましょう。
ここでは、薬剤師向け転職サイトの選び方の項目別に、おすすめの転職サイトを一覧にして紹介しています。

職種別・雇用形態別

それぞれの転職サイトごとに調剤薬局、病院、企業、ドラッグストアなどの職種別求人数正社員、派遣、アルバイト・パートなどの雇用形態別求人数に違いがあります。

転職サイトによっては、希望する職種や雇用形態を扱っていない場合があります。
それぞれのサイトの薬剤師の求人を比較し、自分が希望する職場と雇用形態の求人を多数保有している転職サイトを選びましょう。

【職種別】

調剤薬局 ファルマスタッフ、マイナビ薬剤師
病院 薬キャリ、マイナビ薬剤師
企業 マイナビ薬剤師、リクナビ薬剤師
ドラッグストア マイナビ薬剤師、ファルマスタッフ

【雇用形態別】

正社員 マイナビ薬剤師、リクナビ薬剤師
派遣 ファルマスタッフ、ファルメイト
アルバイト・パート ファルマスタッフ、マイナビ薬剤師、リクナビ薬剤師

対応が早い

早く転職したいと考えている人は、対応スピードが早く連絡もこまめにしてくれるアドバイザーが在籍している転職サイトを選びましょう。
疑問や質問に対するレスポンスが早ければ、それだけ転職活動もスムーズに運びます。

  • 薬キャリ:電話とメールのみの迅速な対応と初動スピードに定評がある。
  • リクナビ薬剤師:最短3日での転職実績あり。

アドバイザーにじっくり相談したい

アドバイザーに転職活動についてじっくり相談したい人は、アドバイザーが親身に相談に乗ってくれる転職サイトを選びましょう。
数々の薬剤師の転職サポートをしてきたアドバイザーなら、一人ひとりの状況に合わせたアドバイスをしてくれるはずです。

  • マイナビ薬剤師:全国15ヶ所の拠点で対面面談可能。利用者満足度№1。
  • ファルマスタッフ:全国12ヶ所の拠点で対面面談可能。転職すべきかどうかから相談できる。

手厚いフォローで全面的なサポートがほしい

転職したいが初めての転職で何をしたらいいのかわからない、全面的なサポートを受けたいという人は、手厚いサポートを行っている転職サイトを選びましょう。

対面式の面談での聞き取りから求人紹介、履歴書や職務経歴書の書き方・添削、職場見学同行、面接調整、面接対策、面接同行、条件交渉まで手取り足取りのサポートが受けられる転職サイトがあります。

  • ファルマスタッフ:直接面談必須で職場見学や面接同行を積極的に行っている。
  • マイナビ薬剤師:徹底的にヒアリングしているため社内事情や内情に詳しくミスマッチが少ない。転職相談会開催。

経験が浅くて自信がない

新卒や未経験など経験値が浅い新人薬剤師やブランクがある場合は、働きながらスキルアップすることができる研修制度が充実しているサイトを選ぶといいでしょう。

  • ファルマスタッフ:日本調剤グループならではの教育・研修制度が充実している。

年代別

薬剤師は20代30代は薬剤師全体の平均年齢よりも若く、40代以上はベテランとみなされる年代となり、求められるスキルや経験が異なり、働き方も変わってくるため、求人も異なります。
よって、それぞれの年代に合った転職サイトが存在します。

  • マイナビ薬剤師:20代30代の求人を得意とする。初転職での利用者数№1。
  • jobBuddy薬剤師:40代50代60代の求人も積極的なサポート実績あり。

薬剤師は一般転職サイトを選ぶな!専門サイトを活用しよう!

薬剤師の転職を成功させるためには、あらゆる職業の求人が掲載されている総合型転職サイトではなく、薬剤師専門の転職サイトをうまく活用することをおすすめします。
総合型転職サイトには薬剤師の求人が少ないばかりか、アドバイザーも専門知識がなく頼りにならないからです。

一方、薬剤師専門の転職サイトは、専門知識と薬剤師の転職情報を熟知したアドバイザーが、求人紹介から履歴書の書き方指導、面接対策、面接調整、条件交渉と、薬剤師の転職活動全般をサポートしてくれます。
薬剤師専門の転職サイトはたくさんありますが、それぞれの口コミや評判などは参考程度に把握し、複数登録してみましょう。
自分に合ったアドバイザーを見つけることが、転職を成功させるカギとなるはずです。

個人再生で失敗?できないって?手続きの流れや条件、メリットデメリット!

個人再生は債務整理の1つです。多くの人が利用する「任意整理」と借金をゼロにできる「自己破産」の真ん中の位置づけです。「個人再生って?どんな手続きかわからない」「自己破産とどう違うの?」と疑問の方もいるでしょう。

今回は個人再生の手続きの流れ、メリットを紹介します。借金の減額がメリットであると言われていますが、メリットだけに飛びつくと失敗することも…。

もちろん、知らないと不利益を生むデメリットもあります。手続きをして後悔しないためにメリット、デメリットをしっかり学んでいきましょう。

個人再生の手続きの流れとは?専門家に依頼が主流

個人再生は、借金の返済が困難だと裁判所に申立てると手続きができます。弁護士や司法書士に依頼を頼むのが主流です。依頼から手続き完了、返済がスタートするまで6ヶ月程度かかると言われています。

書類の作成、債務や財産の調査など個人再生の流れは多岐にわたります。主に「小規模個人再生」というものになります。手続きの流れを確認しましょう。

【個人再生の手続きの流れ】

  1. 弁護士、司法書士など専門家に相談、依頼
  2. 受任通知書の送付(弁護士などが債権者に通知することで催促が止まる)
  3. 収入や財産の調査(手続き後返済可能かどうか調査)
  4. 個人再生申立て書の作成
  5. 裁判所に個人再生申立て
  6. 債務復行テスト(弁済ができるかどうか実際と同じ額の返済テストを6ヶ月行う)
  7. 個人再生の手続きが開始
  8. 個人再生の再生計画案の作成(弁護士と相談し作成)
  9. 再生計画案の提出(裁判所と債権者の同時に提出)
  10. 再生計画案の書面会議
  11. 再生計画の認可、または不認可
  12. 手続きが完了後、返済スタート

過払い金があれば、受任通知書の送付後に債権者に過払い金返還請求ができます。依頼から返済スタートまで、債務者自身も弁護士と打合せなど出向くことも多くあります。

個人再生は、弁護士費用や裁判所に支払うお金は、60~70万円程度必要になります。弁護士費用の分割払い、後払い制度を取り入れている法律事務所に依頼すれば費用面で対策できます。

個人再生は、債務者と専門家が2人3脚となり、債務者の協力と手続きの参加は必須になります。成功すれば借金の大幅な減額が叶います。

個人再生の手続きに向いている人とは?完済まで条件もある

個人再生は、借金を多額に抱えている人なら誰でも、どんな条件でもできるわけではありません。

【個人再生が検討できる条件とは?】

  • 借金総額が5,000万円以下であること
  • 個人再生が認可後も、継続して安定した収入が見込める人

借金が5,000万円以上あり多額な場合は手続きができません。個人再生で借金の減額が認められた場合は、責任を持って完済しないといけません。「借金の大幅減額ができる」メリットだけ目を向けてはいけません。

個人再生は、収入の安定が絶対条件となります。アルバイトや職を転々としている人は向いていません。完済の意思があることも大切です。

個人再生のメリット①借金の減額!ガッツリ減額で楽になる

個人再生の大きなメリットと言えば「借金の減額」です。「任意整理」は利息分のカットが目的ですが、個人再生は借金の総額の大幅な減額が目的となります。借金総額の1/5程度の圧縮が実現できます。

具体的には…

借金(債務総額) 最低弁済額(どのくらい減額できるか)
100万円以上500万円以内 100万円
 500万円以上1,500万円以上 負債総額の1/5
1500万円上3,000万円以内 300万円程度

借金の減額が決定したら、3年~最長5年で完済を目指します。毎月の返済額が減るので、精神的にも金銭的にもゆとりができます。

個人再生のメリット➁住宅ローンが残っていてもマイホームは残せる

個人再生は「自己破産」のように住宅を失わずに債務整理ができます。住宅ローンが残っていても個人再生の手続きを進めることができます。

個人再生は、家族がいて住宅だけは守りたい方におすすめです。その他、自己免責不許可事由や特定の職業の制限などもありません。

個人再生のデメリット①ブラックリストや官報の掲載は免れない

債務整理のデメリットとしてあげられるのが「ブラックリストの掲載」です。個人再生を行うと、信用情報機関に事故情報として登録されます。5~10年程度で解消されます。

また、官報という国が発行する公告文書に個人名が掲載されます。家族や会社に個人再生がバレるかも!?と不安になりますよね。しかし、官報は一般人は目にすることはありません。官報に載ることで家族やまわりにバレる心配はしなくても大丈夫です。

個人再生のデメリット➁自動車ローンが残っていたらマイカーは手放すことになる

個人再生は「住宅ローン」が完済していなくても持ち家を残すことができます。ですが、「自動車ローン」が残っていて未完済のマイカーは処分の対象となります。車が生活必需品の人は不便になります。

ただし、ローンが完済しているマイカーはそのまま残すことができます。

個人再生のデメリット③クレジットカードの利用、新規作成はできない

ブラックリストに掲載、いわゆる「ブラック状態」ということでクレジットカードの利用はできなくなります。また、新規クレジットカードの作成も審査が通らないので作れません。

今まで、クレジットカードを使っていた人は不都合を感じるかもしれません…。自動車ローンや教育ローンも組めないので、家族にも迷惑がかかることもあります。教育ローンなど、子供の進学と個人再生の申請が重ならないようタイミングの見極めが重要です。

個人再生のデメリット④弁護士費用が心配

個人再生の申請後は、書類の作成や提出、弁護士と打ち合わせなど時間と手間がかかります。手続き完了まで道のりが長く、専門家の依頼にも多くのお金がかかることもデメリットとしてあげられます。

「すでに借金で困っているのに、弁護士費用がかかるなんて…」と個人再生を諦めないといけないのでしょうか。そんな時は、相談無料はもちろん、弁護士費用の分割払いや後払いなど債務者に優しいサービスを提供している法律事務所選びをしましょう。

経済的に厳しく、一定以下の収入や財産の保有であれば、法テラス制度の利用で個人再生をはじめ債務整理ができます。審査に時間がかかりますが、弁護士費用の立て替え制度など受けられます。

個人再生の手続きでやってはいけないこと

個人再生は、依頼から手続きが完了まで6ヶ月、長くて1年程度かかるといわれています。専門家や裁判所に支払うお金も高額であり、失敗なく無事に終えたいものですね。

個人再生の手続き中にやってはいけないことを紹介します。

  • 収入や財産の調査時に嘘の申告をする
  • 再生計画案の提出期限など決まりを守れない
  • 金融業者など債権者に対して平等に返済しなければならない
  • 手続き完了後の返済は計画案どおりに返済し、怠ってなならい
「少しでも多く借金が減って欲しい」誰もが願うことでしょう。ですが、収入や借入額は噓偽りなく申告することが大切です。嘘の申告だと判明されば、個人再生の手続き自体できなくなってしまいます。

再生計画案の提出期限や専門家との打合せ日時など、債務者がルーズだと手続きが進みません。手続き完了後も、債権者が複数ある場合は平等かつ計画案どおりに返済をし続けなければなりません。

個人再生は借金の減額が目的!デメリットや不明点は専門家へ相談

個人再生は、借金の大幅な減額が目的であり、裁判所の判断で認められます。聞き取り調査や複雑な書類作成など経験豊富な専門家に依頼がベストです。

手続き期間が長く費用は高額ですが、借金まみれで途方に暮れるより早めの依頼で人生の立て直しができます。デメリットについて不安点なども、個人再生を一緒に進めてくれる弁護士や司法書士にアドバイスを求められます。

メリット、デメリットだけに目を向けず、手続きが認められたら完済するという意思をしっかり持って明るい未来へ歩んでいきましょう。

借金200万円はやばい?返済するコツは?自力返済する方法を伝授!

借金が200万円になった!ヤバい!気づいたら借金が200万だと大慌てになってしまいます。まずは、落ち着いてどうして借金が200万円まで増えたのか整理しましょう。

借金を自力返済したい場合、どのような行動で返済が楽になるのか考えてみて!原因が浪費癖やクレジットカードの使い過ぎなら、お金の使い方を見直せば改善できるかもしれません!

前向きに借金と向き合い、返済を続けられる工夫を紹介します。逃げたらどうなる?借金を法的に解決する債務整理とは?借金トラブルにまつわる気になる情報もお届けします。

借金200万円!借金が増えた原因は?整理して現状把握

借金200万円は多いのか?余裕で返済ができるのか?判断の目安として、消費者金融業など貸金業の貸付の上限額は年収の1/3と決められています。仮に借金が200万円だとすると、年収は600万円あれば自力で返済が見込めるといわれています。

借金200万円は、借金が50~100万円の返済とは一筋縄ではいかないと思っておいたほうが良いでしょう。だからと言って、自力返済を諦めないで!まずは、どうして借金が200万円まで膨れ上がったのか原因を探ってみましょう。

【借金200万円の原因とは?】

  • 高額な買い物をした(ブランド品、車など)
  • 浪費癖がありリボ払いを選択
  • パチンコなどギャンブルに依存
  • 自営業など起業をした
  • 生活費が必要だった
  • 奨学金、スキルアップの資金

【借金の状況は?】

  • 借り入れ業者はどこ?
  • 複数社あるなら何社なのか?
  • 返済金額はいくら
  • 金利はどのくらいか
  • 返済日はいつか

一体何にお金が必要で、どこからいくら借りたのか?現状を把握しましょう。100万円以上の借り入れだと、金利は15%になります。金利はいくらなのか、貸金業者が提供している利息シミュレーションなどで調べることができます。

起業や学業など大金が必要で借金をしてしまったのであれば、軌道にのれば収入面で心配もなくなります。借金が200万円あっても自力で完済も目指せるでしょう。

価格を気にせず高額な買い物、毎月一定額のリボ払いだから安心だと続けている人は要注意です。借金200万円どころかあっという間に300、400…と増えてしまいます。浪費、ギャンブル依存で借金が増えたのであればすぐやめることです。

まずは、自力で返済を目指して!「返済しても利息分しか減らない」「元金を減らしたい」「自力で返済が困難」だとわかったら早めに債務整理を検討するのも方法です。債務整理については後ほど詳しく説明します。

借金200万円を自力で返済したい①支出の見直しと返済の工夫

借金200万円を自力で返済したいのであれば、今の収入と出ていくお金、つまり支出を見直してください。支出分を減らして返済額を保てるように、今すぐできることから始めましょう。

【支出を減らして返済にまわすためには】

  • リボ払いはやめる
  • ギャンブルはやめる
  • 浪費癖がある場合は、買い物は計画的に
  • クレジットカードを利用しない

これらでしたらすぐ見直しができます。リボ払いは、家計を圧迫しないからと延々と利用している人は一度明細書など確認してみましょう。

返済方法の工夫やおまとめローンの活用を検討する

毎月一定額の返済を続けていても減っているのは利息のみ。借金の元金が減らないこともあります。借金が今どういう状態か明細書をチェックしてください!

【元金を減らす工夫として…】

  • ボーナス返済や繰り上げ返済で借金を大幅に減らす
  • おまとめローンを契約

まとまったお金が手元に入った時は、借金を減らすチャンスです。また、複数社から借り入れをしている場合は、「おまとめローン」の活用もあります。

  • 高金利から低金利へ
  • 借金の一本化で管理しやすい
  • 返済日が統一される

嬉しいメリットがありますがその反面…デメリットもあるので契約は慎重に。

  • 審査が厳しい
  • 返済期間がより延びる
  • 結果的に借金の増加

借金200万円を自力で返済したい➁収入を増やすコツと節約術

返済額を増やしたいのであれば収入を増やす方法を考えてみてはどうでしょうか。自力返済のために収入アップに挑戦してみましょう。

【収入を増やすコツとは?】

  • 副業が認められていれば短時間アルバイト、クラウドソーシングなど
  • 不要なものを売る
  • ハンドメイドが得意ならサイトで売る
  • 働いてないのであれば仕事を始める

最近は、クラウドソーシングなど会社から帰宅後、パソコン1台で始められる在宅ワークが話題になっています。フリマサイトなど不用品を売ってお金を稼ぐのも主流ですね。無理のない方法を見つけてみましょう。

生活に節約術を取り入れ、さらに支出を抑える

節約と聞くと何だか「暗くひもじいイメージ」ですが、それでは長続きません。あくまで、借金200万円返済のためと前向きな気持ちで取り組んではいかがでしょうか。気持ちにメリハリをつけて楽しんでやってみましょう。

【日常生活でできる節約術】

  • タンブラー持参
  • コンビニで買い物をしない
  • 外食を控え自炊する
  • SNS上で節約ご飯など検索
  • 洋服、服飾雑貨などリユースで手に入れる
  • 徒歩で交通費を節約
  • 携帯電話、通信費の見直し
  • 節電、節水をこころがける
  • 家賃の安いところへ引越し
高い家賃が支出を圧迫しているのであれば思い切って引越すのもアリです。自炊は面倒だいう人は、SNSでバズっている簡単節約レシピなど動画を真似て調理してはどうでしょうか。自炊癖がつくと、外食費もグーンと抑えられます!

その他、基本的な節電節水、コンビニを利用しないなどできることはやってみましょう。コツコツでも結果はあらわれます!歩くことで交通費の節約は、運動不足解消やダイエットなど嬉しいメリットもあります。

借金200万円、滞納で返済できないとどうなる?踏み倒しや夜逃げでチャラになるの?

借金200万円…返済しても追いつかない!督促状が届いているけれど無視して借金の踏み倒しをしたら一体どうなるでしょう?また、人目がつかない夜間に「夜逃げ」をしたら借金から解放される!?

借金が辛いのはわかりますが、結果として逃げても借金はなくなりません。状況はもっと悪くなる一方です。借金の放置、夜逃げの後、どんなことが起こるか説明します。

【借金放置、夜逃げのその後とは…】

  1. 返済が遅れると督促状や取り立てが始まる
  2. 遅延損害金が発生
  3. 債務者の行方がわからなくても公示送達という手段で裁判
  4. 判決で、一括支払い命令

返済が遅れると「取り立て」の電話など連絡がきます。夜逃げしたところで、取り立てが止まることはありません。督促状に応じられなければ、「遅延損害金」というより金利が高い利息が発生し、逃げれば逃げるほど追い込まれます。

最終的には、債務者の居場所がわからなくても訴訟を起こされ「一括支払い命令」がくだされます。

特に夜逃げは、逃げた先に住所も移せず不利益ばかりです。家族がいる場合、学校に通えない、通院も10割り負担など迷惑をかけてしまいます。債権者の連絡を無視したり、夜逃げはしないでください!逃げるくらいなら債務整理など別の方法を考えましょう。

借金200万円!返済の為に闇金に手を出すのはあり?

闇金融は街中やSNSで勧誘をしています。「簡単審査、即日融資」など今すぐお金が必要という人なら飛びついてしまうかもしれません。「闇金は怖いイメージだけど、サクッと借りてサクッと返せば大丈夫じゃない?」そんな甘く軽い気持ちで手を出してはいけません。

一般的な消費者金融と違い審査は緩く簡単にお金を貸してくれますが…。闇金は、反社会的勢力が貸金業をしていて違法営業です!法的に認められた消費者金融と違い、超高額な高金利が発生します。

いわゆる、トイチ(10日で1割り)トゴ(10日で5割り)という高金利を突きつけてきます。簡単に借りられても返済は追い付かず、すぐに取り立てに悩む日々が始まります。取り立ての仕方も犯罪ギリギリな行為が多く、精神的苦痛をうけることになります。

【闇金の取り立ての怖さ】

  • 昼夜問わず取り立ての電話が鳴りやまない
  • 家族や会社に借金をバラされる、危害を加えるなど脅される
  • 近所にビラや張り紙をされる
  • 「殺す」など精神的に脅される(死にたいと思うようになる)

闇金から借金は何1つ良いことがありません。最悪、自ら命を絶ってしまう悲惨な結果もあり得ます。そうならないために、絶対に手を出してはいけません。

万が一、闇金に手を出して大変なことになった場合、借金問題に詳しい専門家に相談しましょう。闇金からの取り立ては止まります。

返済がどうしても無理なら債務整理の検討を!専門家ならスピード解決できる

「経済の不況、新型コロナの影響で収入が減った」「闇金しかない」などいくら自力で頑張っても返済できないこともあります。事態が悪化する前に債務整理を検討しましょう。

債務整理は、弁護士や司法書士に手続きの依頼ができます。代表的な3つの方法を説明します。借金の状況を相談すれば専門家が適切な方法を教えてくれます。

任意整理 リボ払いなど利息が増加し元金が減らない場合、利息分のカットができる。
個人再生 借金の総額に応じて1/5程度大幅な減額ができる。住宅は残せるのがポイント。
自己破産 住宅、家財、貯蓄など失うものが非常に多いが、借金が全額免除になる。

一定期間のブラック状態(ローンが組めない、新規クレジット作成できない)や、自己破産をすると重いデメリットなどあります。ですが借金を放置、逃げるなどよりは借金問題を根本的い解決できる良い方法です。

借金200万円、自力返済に行き詰ったら逃げずに債務整理の検討を!

生活しながら借金200万円を自力で返済…。仮に毎月5万円の返済だとおよそ50回の返済回数で4年かかります。返済期間中は、収入の安定を保ち、新たな借り入れは厳禁になります。自分で借りた借金はなるべく自力で返済したいものです。

ですが、突然解雇された、病気で働らけなくなり収入が途絶えることもあります。自暴自棄になって借金を繰り返したり、踏み倒しなどダメです。もし返済が困難になったら早期に弁護士や司法書士に債務整理を依頼しましょう。

的に借金を解決する方法ですので、安心して依頼できますよ。早めに行動すれば借金問題もスムーズに解決できます。最後まで借金から目を背けず対処法を見つけることが大切です。

借金500万円はやばい?返済期間や利息は?返せないならすぐ債務整理の検討を!

借金500万円は簡単に返済できる額ではありません。「ヤバい、どうしよう」と気が動転してしまうほど大きな借金です。自力で返済は何年かかるのしょうか?

借金が多過ぎて、「夜逃げをしよう」「踏み倒せるかも!?」なんて考えはもはや論外です!また借金が500万あっては、家族間のトラブルも避けられません。借金から逃げずに根本的に解決するには「債務整理」が適しています。

今回は借金500万円の解決策についてお伝えします。債務整理について詳しく説明しますので参考にしてみてください。

借金500万円は大変!原因追及と借り入れ先の把握が重要

借金500万円は、かなり大きな負債額です。借り入れ年数や借金の原因はさまざまだと思いますが、事態を重く受け返済に向けて対策を取らないといけません。会社や企業で年収が借金500万円の何倍も多いのであれば返済は可能だと言えます。

基本的に、借入額は年収の1/3 までと決まっています。年収が1,500万円だと完済はできそうです。平均以下の年収、生活費や固定費の捻出、子供が小さくて共働きはできない…毎月の返済費用を絞り出すのも大変な状況になるはずです。

【借金の原因は?多額なのでしっかり追及】

  • クレジットカードローン
  • 高額な商品をリボ払いなど浪費
  • 住宅や車の購入
  • 旅行、趣味など
  • ギャンブル依存
  • 教育資金
  • 起業や自営業の立ち上げ
  • 生活費(借金を繰り返している)

借金の原因は何なのか探り、原因がわかったら断ち切れるものは断ち切りましょう。クレジットカードでの浪費、無駄遣い、ギャンブル依存はすぐ生活を見直す必要があります。もちろん、それだけでは借金500万円は完済には及びませんが、できることはやりましょう。

多額の借金だと、どこから借りたのか?何社から借りたのか?忘れていることもあるはずです。借り入れ先を覚えていないのであれば、信用情報機関に情報開示を求めることができます。

【信用情報機関とは…】

  • 株式会社日本信用情報機構(JICC):消費者金融が加盟している
  • 株式会社シーアイシー(CIC):クレジット会社が加盟している
  • 日本銀行協会(KSC):銀行や信用金庫が加盟している

【情報開示を請求すると…】

  • 契約内容
  • 申し込んでいる金融業者
  • 申し込み年月日
  • 返済の状況
  • 入金額、入金状況
  • 残高はいくらか

上記のように「金融業者はどこか?いつ契約したのか?」情報を得ることができます。支払い状況や残高も確認できます。それぞれの機関でネット、郵送、窓口で情報開示できます。(KSCは郵送のみ対応)

借金500万円は何年で返済できる?利息の計算も忘れずに!

借金500万円を自力で返済をするのであれば、返済額はいくらになるでしょうか。利息と併せて紹介します。

借金500万円、5 年で返済の場合は?

条件として…

  • 借金500万円
  • ボーナス返済なし
  • 返済期間5年
  • 借り入れ金利15%

返済5年の計画は…

  • 毎月の返済額…118,949円
  • 年間返済額…14,273,988円
  • 5年間の総返済額…7,136,940円
  • うち利息分…2,136,940円

借金500万円に対して200万円以上が利息になります。そもそも、毎月の返済額も約12万円だと厳しい金額です。ボーナス返済があり、金利がもっと低くても、生活のやりくりをしながらだと難しくなります。

借金500万円、10 年で返済の場合は?

条件として…

  • 借金500万円
  • ボーナス返済なし
  • 返済期間10年
  • 借り入れ金利15%

返済10年の計画は…

  • 毎月の返済額…80,667円
  • 年間返済額…968,004円
  • 10年間の総返済額…96,080,040円
  • うち利息分…4,680,040円

借金500万円を10年で返済計画を立てると、毎月の返済額は約8万円です。5年で完済を目指す場合より、月々の返済額は低いですが、利息が約470万円という超高額になってしまいます。借金のおよそ半分が利息になります。

また、10年間返済を続けていたら家族の状況も変わります。子供の進学にお金がかかったり、家族の誰かが病気で働けなくなる可能性もあります。子供がいる、ライフイベントを控えているのであれば10年も返済をし続けるのは先が見えず不透明です。

自力返済はかなり苦しい、今すぐできることは?借金にまつわるトラブルにも注意

借金500万円は、毎月の生活費、固定費を支払いながらの返済はかなり厳しいことがわかりました。5年、10年で返そうと思っても月々の返済額は高額、利息分も200~470万円と膨れ上がります。

【自力で返済が困難でもできることは…】

  • 妻も働いて共働きになる
  • 保険など解約
  • 住宅、不動産を売却
  • 信頼できる人から借りる

借金額が高額だと節約してコツコツお金を増やすという方法では解決できません。なるべく大きなお金が手に入る方法を見つけないといけません。

親や兄弟からお金を借りる場合は、「肩代わり」という名目では贈与税が発生します。「貸付け」という形をとり、後々のトラブル回避のために借用書を作成しておくと良いでしょう。

夜逃げや踏み倒しは論外!闇金融もダメ

借金500万円は、あまりに多額過ぎて精神的に参ってしまうでしょう。「何をするにも借金が頭から離れない」「苦しい、逃げたい」と追い詰められることも…。借金500万円を残したまま、踏み倒しや夜逃げは絶対に良くありません!

  • 職場にも連絡がいき給料の差し押さえ
  • 住宅が競売に掛けられる
  • 遅延損害金など高額な利息が発生する
  • 訴訟を起こされ一括請求が命じられる
  • 家財、マイカーの没収

上記のように、滞納や督促状の無視は現状が悪化します。踏み倒しや夜逃げは、論外です!逃げても何も解決できません。

闇金の手を出すのも絶対に良くありません!優しく近づいて勧誘してきますが、超高金利と恐怖の取り立てに怯える日々の始まりになります。借金地獄から抜け出せず、命を失ってしまう危険もあります。

家庭内トラブル、離婚や進学の断念など家族を苦しめる

家族がいて借金500万円が発覚した場合、家庭内トラブルが起きる可能性があります。借金など金銭問題が原因で離婚に至るケースも多くあります。夫婦一緒に返済していくのか、別々の人生を歩むの話し合いが必要になります。

また、子供の習い事、進学など教育費が準備できない恐れもあります。子供に我慢をさせたり、夢を諦めさせることになります。借金は家庭内環境悪化の原因にもなります。

精神的に落ち込み、抑うつ状態、酒浸りなど健康状態にも影響を与えます。「借金地獄で消えたい…」など悲しい気持ちにならないために、借金自体を根本から解決する方法を探しましょう。

返済する力がないと判断したら早急に債務整理を依頼して!

「借金500万円を返済できるほど年収がない」「これ以上の返済が無理」だとわかったらすぐに弁護士や司法書士に相談しましょう。債務整理という法的に認められた借金解決方法を提案してくれます。

借金の状態や債務者の意見を尊重し、「任意整理」「個人再生」「自己破産」から選んで手続きを進めてくれます。「住宅だけは失いたくない」「借金をなくして人生をやり直したい」など希望はあると思います。遠慮せずに意向を伝えましょう。

以下から債務整理の3つの方法を詳しく説明します。それぞれ特徴やメリット、デメリットがありますので自身にあった方法を見つけましょう。

債務整理①任意整理…利息カットがメリット

任意整理は、金融業者など債権者と直接交渉をします。利息のカットの合意が認められると、将来利息分が減額になります。個人でも交渉できますが、交渉事に強い専門家に依頼した方が、スピーディーに確実に成功できます。

利息分が圧迫して元金が減らなかった人は、毎月の返済が楽になります。返済期間も延びて最長5年ですので、精神的にもゆとりが持てます。

任意整理のメリット              

  • 利息のカット支払いが楽になる(3~5年で完済) 
  • 家族などまわりにバレない           
  • 裁判所に出向かない
  • 取り立てが終わる

デメリット

  • 信用情報機関(ブラックリスト)5年掲載される
  • クレジットカードの使用、新規作成ができない
  • 自動車、教育ローンが組めない

弁護士、司法書士費用は約2~4万円程度です。手続きは3ヶ月程度ですが、債務整理に力を入れている法律事務所なら最短1ヶ月で完了します。

債務整理➁個人再生…借金の大幅減額がメリット

個人再生は、借金が5,000万円以下が対象です。返済が困難だと裁判所に認められると借金は1/5程度まで大きく減額できます。借り入れ内容や収入の聞き取り、書類製作など専門家の力がないと難しい手続きです。

借金が大幅減るので、金銭的精神的にかなり楽になります。個人再生の条件は、完済のため収入の安定が約束できること。仕事を続け完済を目指しましょう。

個人再生のメリット

  • 借金が総額から1/5まで減る(3~5年で完済)
  • 取り立てが終わる
  • 住宅を残せる
  • 職業の制限はなし

デメリット

  • 信用情報機関に載る5~10年間
  • 官報に個人情報が掲載される
  • クレジットカードの使用、新規作成ができない
  • 自動車、教育ローンが組めない
  • 自動車ローンが未完済だと車は没収される

弁護士費用は約50~60万円、手続き期間は6ヶ月~1年かかります。

債務整理③自己破産…借金の免除がメリット

自己破産は多重債務などで返済不能だと裁判所に認められると借金が全て免除になります。借金の原因がギャンブルや浪費だと免責不許可事由にあたり自己破産はできません。また、借金がなくなるので精神的に楽になれますが、それなりにデメリットを背負うことになります。

自己破産のメリット

  • 借金が全額免除される
  • 精神的にも借金から解放される
  • 取り立てが終わる
  • 99万円まで現金は持てる

デメリット

  • 信用情報機関に載る5~10年間
  • 官報に個人情報が掲載される
  • クレジットカードの使用、新規作成ができない
  • ローンが組めない
  • 住宅や家具家電、貯蓄など財産は没収される
  • 特定の職業に就けない
自己破産は借金返済から解放されますが、住宅や家財、保険、貯蓄などお金に換えられるものは全て没収されます。最低限の生活が送れる程度の家財と現金になります。

賃貸やマイカーを持ってない人は生活に影響は少ないでしょう。家族に内緒で自己破産はできませんが、デメリットが家族に影響を及ぼす心配もいりません。弁護士費用は約20~50万円、手続き期間は6ヶ月~1年程度です。

借金500万円は抱え込まず債務整理を選択して!専門家が味方になり解決できる

借り入れは借金の1/3までと言われています。借金500万円だと、1,500万以上収入がないと返済が難しくなります。 家族で収入アップを目指す、節約をするなどでは到底返済が追いつきません。

また、借金が原因で家庭内トラブルに発展することもあります。「死んでしまいたい…」と最悪の結果になることも…。そうなってしまっては大変です。返済が無理だとわかったらすぐに弁護士、司法書士に相談しましょう。

「債務整理はちょっと…」とためらいがあるかもしれませんが、法的に認められた借金解決法なので安心して依頼してください。債務整理をして借金から解放、新たなスタートを目指しましょう。

お金がない!貯金もない!今すぐやってみたくなるお金を稼ぐ方法を多数紹介

「明日生きていくためのお金がない」「貯金もない!絶対絶命の大ピンチ!」家賃や食費、光熱費など生きていくにはお金が必要です。「でも本当にお金がなくて困っている」そんな時に試して欲しいいくつかの方法を紹介します。

○○を買い取ってもらう(嬉しい査定額が期待できるかも)、お金はないけれど時間はある…隙間時間に働いて報酬を得るなど1日だけでお金を稼ぐ方法は多くあります!

単発でお金を稼ぐ方法以外にも、長期的に挑戦できるものやスキルを活かせばお金は稼ゲげる方法など探せば多くあります。「お金がないどうしよう」と悲観せず前向きにお金を手に入れる方法を考えてみましょう!

「明日生きていく為のお金がない」「貯金もない!絶対絶命の大ピンチ!」食費や家賃、光熱費など生きていくにはお金が必要です。「今すぐ手元にお金が欲しい」「生活費だけでもお金を稼ぎたい」そんな時に試して欲しいいくつかの方法を紹介します。

○○を買い取ってもらう(嬉しい査定額が期待できるかも)、お金はないけれど時間はある…隙間時間に働いて報酬を得るなど1日だけでお金を稼ぐ方法は多くあります!

単発でお金を稼ぐ方法以外にも、長期的に挑戦できるものやスキルを活かせばお金は稼げる方法など探せば多くあります。「お金がないどうしよう」と悲観せず前向きにお金を手に入れる方法を考えてみましょう!

1日だけ!短時間でお金を手に入れる方法!すぐお金が欲しいなら試してみて

実行すれば最短数時間、1日あればお金を手に入れられる!今すぐできる方法を紹介します。とにかくお金がすぐ必要という方は試してみてください。

【家にあるものを買い取りに出す】高く売れるポイントは?

お金がないと言っても家の中を見渡せば高値で買い取ってもらえるものもあります。

【買い取りで査定で高値がつく!】

  • 商品券、QUOカード、ビール券など
  • ブランド品(時計、バッグ)
  • 貴金属品(金、プラチナ)
  • アニメ、映画など限定グッズ
  • スマホやパソコン

家の中に眠っているものありませんか?金券などは換金率が高いのでおススメです。最近は「金」の価格が高騰しています。1g当たりの相場は、6,000円~7,000円台と非情に高くなっています。相場を事前にチェックしてから査定してもらうといいでしょう。

アニメや映画などキャラクターのフィギュア、グッズ、本、DVDなど限定生産、入手不可のものは高値で売れます。使ってないIPhoneも高値がつくと言われています。

【単発、短期バイトで稼ぐ】隙間時間の有効活用

お金はないけれど空き時間はたくさんある!という方は、単発・即日のアルバイトでお金を稼ぐ方法もあります。

【おすすめポイント】

  • 面接なし
  • 履歴書不要
  • 1日だけOK
  • 日払い(すぐお金を手に入れられる)
  • 曜日や時間帯を選べる
  • アプリから応募できる

【単発アルバイトを探すなら…】

  • タイミー
  • ショットワークス
  • シェアフル
面接、履歴書不要!今すぐ働きたい方はアプリから応募して始めてみては?しかも、給料は日払い、即日お金を手に入れられます。学生、主婦、フリーターの方から隙間時間の有効活用ができると人気を集めています。

【ポイント、クーポン】実は結構貯まっている!今すぐ確認!

現金がない、貯金もない、けれどポイントがたくさん貯まっているという場合もあります。利用しているショッピングサイトやスーパーなどのポイントカードを今すぐチェックしてみましょう。

1ポイント1円、現金と同じく利用できるものが主流です。ポイントを無駄にせず現金がない時はポイントを買い物に活用してみましょう。

【親兄弟など親しい人から借りる】トラブル防止のポイントは?

「一度だけお金を貸して欲しい」と親兄弟、友人など親しい間柄からお金を借りる手もあります。消費者金融とは違い、高い利子など要求されることは少ないと思います。ですが親しい関係だからこそ、トラブルも起きやすいので注意しましょう。

【トラブルの原因】

  • 何度も借りられない
  • 信用を失い人間関係にひびが入ることも

後々、トラブルや揉め事に発展しないように決まり事や「借用書」を書いておくといいでしょう。

【カードローンの申し込み】利用回数や返済日は守ること!

買い取りできるものがない、単発で働けない場合は、カードローンの利用もあげられます。審査が通れば、最短即日で融資が叶います。ですが、初めてだと契約に迷うと思います。

【気をつけるポイント】

  • 返済費の捻出など生活費を圧迫する恐れ
  • 利息が高い
  • 滞納すれば借金地獄へ

「本当にお金がない、今回だけ」と利用回数や返済日は守るなど自分なりのルールを決めましょう。一度の利用が悲惨な借金地獄を招くこともあります。

【クレジットカードや後払い】支払い期限を伸ばす方法

クレジットカードや後払い制度を利用すれば、今手元にお金がなくても買い物や支払いはできます。請求日は翌月以降なので、それまでにお金を準備できれば問題ありません。

【気をつけるポイント】

  • 請求日にお金を準備できない
  • クレジットカードを既に使っている
  • リボ払いの返済が滞っている

賢く使えば便利ですが、上記のように「滞納の恐れ」や「リボ払い地獄に片足突っ込んでいる状態」ではおすすめできません。

お金の入手まで時間がかかるけど…スキルを活かしてお金を稼ぐ方法

先述したようなすぐにお金が手に入る方法ではないけれど、スキルを活かしてお金を稼ぐ方法もあります。

【副業で稼ぐ】体力系から技術系まで幅広い

副業と聞くと「特別なスキルや技術が必要なのでは?」と思うかもしれません。ですが、最近は副業ブームです。自分の特技、センスを活かせる、体力に自信があるなど…「これなら自分もできそう」というものが多くあります。

  • ウーバーイーツなどデリバリーサービス(体力がある方におすすめ)
  • ハンドメイド品、ハンドメイドサイトで販売(ミンネなど)
  • クラウドソーシング(ネット上でデザイン、ライティング、アプリ開発など)
  • ポスティングなど内職系(隙間時間を活かしたい)
  • アンケート、モニターなど(コツコツ作業が好きな人)
  • 写真や動画の編集、販売(写真が好き、センスを活かしたい方におすすめ)
  • アフェリエイト(ブログを運営している)

幅広い職種から自分にピッタリの副業を見つけてみましょう。趣味でやっているハンドメイドや写真なども販売できます。意外なスキル、趣味など副業に繋がるものがあります。

【不動産売却】まとまったお金が手に入る

使う予定のない空地や空き家を所有しているのであれば、売却して現金化する方法もあります。上手くいけば高く売れ大金を手に入れられます。しかし、いくつかデメリットもありますので覚えておきましょう。

【不動産売却のデメリット…】

  • すぐに買い手がつかない(時間がかかる)
  • 地方や遠方で需要がない
  • 必ず売れる訳ではない

売りに出したものの、なかなか買い手が見つからず時間や手間がかかることもあります。遠方過ぎる、地方で立地が悪いと需要がなく興味を持つ人も少なくなります。

投資(ポイントで投資なら初心者向け)

物価の上昇や新型コロナの影響で将来のお金のことが心配な方もいるでしょう。最近は投資にチャレンジする方も多いとか。初心者なら少額投資がおすすめです。

【おすすめの資産運用】

  • 投資信託
  • NISA
  • ポイント投資
  • ロボアドバイザー

初心者でも投資信託のように運用はプロにお任せできる、NISAのように運用益が非課税になるなどさまざまさです。現金がないけれど挑戦したい方におすすめなのが「ポイント投資」です。楽天ポイントやTポイントを使って投資ができます。

投資にはリスクがつきものです、いきなり始めるよりはある程度知識をつけてからの方が安心です。

お金がない…自暴自棄になってやってないけないこと

「お金がなくてうんざり…ストレスばかりたまる!」「もうどうなってもいい」と自暴自棄になるのは良くありません。お金がないイライラから次のようなことはしないでください。

【人生が狂うのでやってはダメなこと】

  • 無計画にカードローンやクレジットカードの利用
  • 毎月一定額の返済なら大丈夫!と無計画なリボ払い
  • パチンコなどギャンブルで大金を狙う

お金がないストレスから、無理な借り入れや計画性のないネットショッピングはとても危険です。一時的に気持ちがスッキリできても、後々返済が追い付かなくなってしまいます。

借金地獄やリボ地獄は簡単には抜け出せません。ギャンブルで大金を狙うのは大抵上手くいきませんのでやめましょう。

お金がないのはどうして?原因を知れば抜け出せることもある

お金がない!助けて!とパニックになるのは当然です。ですが、落ち着いて考えればお金がない原因に気が付つくこともあります。

【お金がない実は使っているから常にない…】

  • お金の管理ができていない
  • 欲しいものは我慢しない、浪費
  • 借金を既に抱え、返済も怠り気味

まず、お金の管理法を身に付けましょう。収入と収支はバランスが大切です。毎月いくらお金が出ていっているのか、家計簿などつけると目に見えてわかります。結果を見れば、浪費癖も落ち着くかもしれません。

お金がない原因は「借金がある」ということ。毎月返済に追われてお金がない原因かもしれません。給料日前は毎月ピンチにならないように、借金を元から解決する方法を検討しましょう。

【借金のせいでお金がないなら、借金を元から解決】

  • おまとめローン…複数社から借り入れがあり、金利の管理が大変な方におすすめ。借金を一本化すれば、返済日も統一できる。
  • 借り換え…金利が高くて返済が大変な方向け。低金利の銀行などカードローンに借り換えるができる。
  • 債務整理など…弁護士や司法書士などに依頼して法的に借金問題を解決。利息のカットや借金減額が認められると返済が楽になる。

いずれも条件やメリット、デメリットがあります。じっくり検討してみましょう。

「お金がない」と悲観せず、できることから始めればお金は稼げる!

「お金がない」「明日生きられない、どうしよう」と落ち込んだり、悲しんでばかりじゃ何も解決しません。家の中を見渡せばお金に換えられるものがあるかもしれません。

特技や趣味を活かせば副業もできます。「文章を書くのが好き!」であれば、ライティングの副業はパソコン1つで始められます。特にアプリから簡単応募できる単発アルバイトは普及しています。

このようにポジティブに考えればお金を稼ぐ方法はたくさんあります。ハードルが高くないので挑戦してみてはいかがでしょうか。

お金がなくても、簡単に今すぐに稼げる方法をいくつも紹介してきました。ぜひ参考にしてください。今まで発揮できていなかった自分の特技が稼ぎに繋がるかもしれません。

自己破産者マップとは?違法性は?被害にあったら専門家へ相談を!

数年前に社会問題となった「自己破産者マップ」を知っていますか?自己破産者をネット上のマップで記し氏名、住所など個人情報を掲載したものです。

自己破産者からは、プライバシーの侵害、人権がないなど精神的に苦しめられたと多くの批判、苦情が寄せられました。それも当然です!新たな第一歩を踏み出すと決意をして、ネット上に居場所や名前が世間に晒されるのは誰でも心外です!

今回は、自己破産者マップの概要や、二次被害を詳しくお伝えします。自己破産者マップを真似た類似サイトも後を絶ちません。現在どのようなサイトが存在しているのかも説明します。

自己破産者マップって何?自己破産とはどんな状態か?

「自己破産者マップ」は数年前にネット上に開設されましたが、ごくわずかな期間で閉鎖されました。どんな内容だったかというと、私たちも良く知っているGoogleマップ上に自己破産者を載せていたそうです。

Googleマップ上のピンを押すと、自己破産者の氏名や住所が公開され誰でも閲覧できる状態に…。いわゆる「個人情報の晒し」です。開設からすぐにネット上で広がり、瞬く間にネット炎上に至ったとのことです。そして現在は閉鎖しています。

そもそも、「自己破産」とはどんな状態でしょうか。まずは自己破産について説明していきます。自己破産とは、債務整理の1つで借金が全額免除される法的手段をいいます。

自己破産のメリット…借金の全額免除

自己破産のメリットは借金がゼロ、全額免除になることです。借金の取り立ての電話もなくなるので精神的に楽になれます。現金は99万円以下なら残すことができます。

多額の借金から解放され、新たな人生の再スタートともいえます。借金はもう繰り返さない、これからは全うに人生を歩んでいくと決心する人も多いでしょう。

自己破産のデメリット…官報に載る(ブラックリスト)切り詰めた最低限の生括

先述で、自己破産のメリットは「借金の全額免除」だとお伝えしました。借金の返済がなくなる反面、それなりに大きなデメリットが存在します。

【自己破産のデメリット】

  • ブラックリストに10年登録
  • 官報に氏名や住所が掲載される
  • 就業の制限がある
  • 住宅やマイカー、家財は処分される

自己破産のデメリットはこれまでの生活を一変させる重いデメリットだといえます。ブラックリスト(信用情報機関)に、氏名など自己破産をした事故情報が10年掲載されます。信用情報機関に登録されると、クレジットカードが利用できない、ローンも組めなくなります。

さらに、国が発行している官報に氏名、住所など個人情報が掲載されます。一般人はよっぽどでない限り目を通さないものです。家族や職場に借金や自己破産がバレる心配はありません。

その他、士業など特定の職業に就けない、家や車の処分、お金になりそうな家具家電も換金されなくなってしまいます。手元に残るのは99万円以下の現金と最低限の生活をするものだけになります。

借金はなくなりますが、厳しい生活状況に変わります。ですが厳しい中でも生活を立て直し、人生の再出発へ前向きに進んでいく人は多くいます!

自己破産者マップはどんな理由でできた?現在は閉鎖された

自己破産に至るまでの苦労は大きいものです。借金から解放され、新たな気持ちで歩む人の不安や恐怖に落とし込んだのが「自己破産者マップ」の存在です。

自己破産について、上記でお伝えしたとおり借金地獄からは解放されますが、自己破産後の生活は非常に我慢をしなければなりません。「誰にも自己破産をバレずに生活をやり直したい」という人がほとんどだと思います。

【自己破産者マップができた経緯とは?】

  • 2019年3月…自己破産者マップが開設、公開
  • 2019年3月…瞬く間にアクセス集中
  • 2019年3月15日…創設者がTwitter上で「破産者マップは問題ない」と声明
  • 2019年3月16日…削除申請にアクセスが集中
  • 2019年3月19日…批判が相次ぎ自己破産者マップは閉鎖
2019年3月に「自己破産者マップ」がネット上に公開され、あっという間に世間に広がりアクセスが集中しました。自己破産者からは「情報を晒さないで」「削除して欲しい」「まわりにバレたくない」と多くの非難の声が寄せられました。

【自己破産者マップで公開されていた内容とは】

  • 氏名、住所など個人情報の掲載
  • 自己破産の手続き日
  • Googleマップ上で自己破産者がどこにいるかひと目でわかる

自己破産は法的な借金の解決方法であり、違法ではありません。誰もが法の助けを借りて借金問題を解決する権利を持っています。しかし、自己破産者マップの創設者は個人情報の晒し行為は問題ないと声明を発表しました。

その後、削除申請フォームが設置され、さらにアクセスが集中しました。多くの批判、プライバシーの侵害、訴訟問題に発展する恐れから、創設者が閉鎖を決めました。2019年3月に開設されましたが、創設者が問題ないと声明を出してからわずか数日での出来事です。

創設者は、自己破産者がどこにいるかわかることで、社会の援助を受けやすくする、助けるために自己破産者マップを公開したと主張していました。しかし、自己破産者の同意も得ず、ネット上の個人情報の掲載は気持ちのいいものではありません。

【自己破産者マップの問題点】

  • 個人情報保護の違反
  • 名誉棄損
  • プライバシーの侵害

多くの人に精神的な苦痛を与えました。現在、官報のみで自己破産者の情報が閲覧できる仕組みになっています。

破産者情報提供サービスとは?後継サイトや類似サイトが後を絶たない

自己破産者マップの閉鎖後も、次々と似たような後継サイトや類似サイトは立ち上げられました。主に「モンスターマップ」「自己破産・特別清算・再生データベース」というサイトでしたが、どちらも閉鎖されています。

自己破産者の個人情報を晒す、名誉棄損ともいえる悪質なサイトは後を絶たない状態です。後継・類似サイトができては閉鎖が繰り返され、現在「破産者情報提供サービス」という破産者マップに似たようなサイトがあります。次から詳しく説明します。

破産者情報提供サービスの存在

自己破産者マップは閉鎖したと何度もお伝えしていますが、2021年後半頃から「破産者情報提供サービス」と名乗るサイトが確認されています。自己破産者マップと同類、自己破産者の情報を公開しているようですが、有料会員制のようです。

情報の閲覧には会員登録が必要です。有料会員登録時には、クレジットカードカード情報の入力、情報の削除にもお金がかかるような怪しいサイトです。サイト運営者は個人情報保護、名誉棄損について違法性はないと訴えています。

このように自己破産者マップの後継サイトといえるものが存在しています。自己破産者の個人情報は国が発行している官報から情報を転載しているようです。官報は、一般的に閲覧する人はいないといわれていますが、官報から破産者の情報を抜き取り、有料で情報を提供している悪質なサイトは残念ながらなくなっていないようです。

自己破産者マップが元のトラブルの実例を紹介

自己破産者マップの出現により、個人情報保護の違法、名誉棄損、プライバシーの侵害など問題点があげられました。実際に、「家族にバレたらどうしよう」「就職や結婚に不利益では?」と苦痛や不安は大きなものだったでしょう。

自己破産者マップを元に、二次被害とされるトラブルも多発しました。実際にあった実例を紹介します。

闇金業者に目をつけられる

破産者マップから情報を元に、手持ちの現金や財産がない状態を狙いヤミ金業者の勧誘が報告されています。自己破産のデメリットで多くの家財など失うので「お金が欲しい」とつい闇金に手を出してしまうこともあるようです。

自己破産者の弱みにつけ込んだ悪質な勧誘です。

削除依頼をしたら詐欺被害が多発

ネット上に氏名や住所などが無断で掲載されたら、誰もが一刻も早く削除して欲しいと思うものです。削除申請したら、お金を要求されるという詐欺被害も多くありました。破産者マップの出現で、二次被害も社会問題となっていきました。

自己破産に悪いイメージ、自己破産を躊躇する人が増えた

自己破産者マップや類似サイトの出現以来、個人情報の掲載を心配して自己破産を躊躇する人も増えたのことです。「もし自分も氏名や住所を掲載れたら…」「まわりにバレるのが怖い」誰もが恐れることだと思います。

「自己破産をしたら、破産者マップに載るかも?自己破産はしない方がいいのでは?」と迷っていても、借金は減るどころか借金地獄に陥ってしまいます。自己破産自体、悪いことではありませんので、躊躇せず最適なタイミングで申請しましょう。

自己破産者マップが気になって自己破産に踏み込ない場合は、ネット問題に強い弁護士など専門家に味方になってもらいましょう。

もし個人情報の晒しにあったら?弁護士など相談先を見つけよう

自己破産後に、ネット上で自己破産情報の掲載が発見されたらすぐに弁護士など専門家へ相談しましょう。ネットトラブルに力を入れている法律事務所がおすすめです。個人情報の晒し行為などの削除依頼は弁護士へお願いしましょう。

個人で運営元へ連絡するのは危険です。詐欺サイトの被害にあう場合もありますので気をつけてください。

破産者マップをなくそうと立ち上がった弁護団もあります。「破産者マップ被害対策弁護団」という弁護士数名が立ち上がり、2019年に閉鎖された自己破産マップの被害の主張、損害賠償訴訟を起こし今でも戦っています。自己破産者マップのような個人情報の掲載は「官報の情報の掲載でも違法」だと主張しています。

また、ネット上に許可なく氏名や住所など掲載された場合「個人情報保護委員会」「違法・有害情報相談センター」などにも相談ができます。ネット上でのトラブルの対処法、アドバイスがもらえます。

自己破産者マップの晒しが怖い!自己破産をためらわずに相談先を見つけよう

自己破産は借金問題を法的に解決すると認められたものです。決して違法ではありません。新たな人生の再出発を決意、自己破産後で精神的に疲労している時に、「自己破産者マップ」「破産者情報提供サービス」のようなものはあってはなりません。

自己破産をしても個人のプライバシー、名誉など守られるべきです!「個人情報の晒しが怖い」とためらわず、自己破産をはじめ債務整理の申請をしましょう。借金問題を先延ばしにしたり、放置してはどんどん大変になります。

どうしても、心配な時はあらかじめネットトラブルに強い法律事務所や「個人情報保護委員会」など相談先を見つけましょう。個人情報を晒す悪質なサイトがなくなり、安心して自己破産などできるよう願っています。