BBクリームの正しい使い方。下地なしでもキレイに仕上がる!
Date:2019.12.19
すっかりお手軽ファンデとして定着した感のあるBBクリームですが、その反面、上手につけられない、厚塗り感が出てしまうなどのお悩みもあるようです。
今やいろんなブランドが独自のBBクリームを発売しているので、持っている人も多いのではないでしょうか?
今回はBBクリームの正しい付け方についてご紹介しますので、これ1本で楽チンメイクをキレイに完成させてくださいね。
コツを掴めば誰でもキレイに仕上げることが出来ます。
この記事の目次
BBクリームを使う前に特徴を知っておこう!
今や時短メイクには欠かせなくなったBBクリームですが、実際どんなものなのかということを一度おさらいしておきましょう。
元々はドイツ生まれの医療用のクリームで、ピーリングなどの施術の後の肌を保護する目的で使われていたものです。
BBクリームという名称は「Blemish Balm」の頭文字で、
- Blemishは傷、欠陥
- Balmは軟膏、香油
という意味があります。
カバー力が高く、施術後の赤みなどを目立たなくさせることが出来ることから、お隣の美容整形大国・韓国でブームになりました。
日本では韓流ブームとともに韓国コスメが人気となり、BBクリームもすっかり定着しましたね。
1本で下地とファンデーションの役割
BBクリームの特徴はこれ1本で
- 下地
- ファンデーション
- コンシーラー
といった機能を持っていることです。
最近では美容液成分が配合されているものや乳液としての機能があるものもあり、化粧水で肌を整えれば、すぐにメイクが出来てしまうものもあります。
キレイにし仕上げたい!BBクリームの上手な使い方
手軽、簡単と人気の一方で、塗るのが難しいという声も。厚塗り感を出さず、キレイに塗る方法をご紹介しますね。
BBクリームは適量を守ること
BBクリームで一番大事なことは、使用量を守ることなんです。少なすぎると伸びが足りなくてムラになりやすくなります。
かといって多すぎると厚塗り感が出てしまいます。
使用量は「パール粒大」が一般的ですが、パールといっても実際どのくらいの大きさなのかよくわからない人が多いのではないでしょうか。
それよりひと回り小さいくらいの量で使ってみて、足りなければ少し足していくような感じで使っていくと、適量が分かると思います。
いずれにしてもメーカーの指定している量を守ることが大切です。
BBクリームを塗る順序を覚えておく
BBクリームは下地の役割があるのですから、当然下地はいりません。スキンケアの後にそのまま塗って大丈夫です。
別に日焼け止めを塗る場合は、
- スキンケア
- 日焼け止め
- 5分おいてなじませる
- BBクリーム
の順序で塗りましょう。
そして最後にフェイスパウダーを使って整えます。
BBクリームの上手な塗り方・伸ばし方
BBクリームを美しく仕上げるためには、厚塗りにならないようにすること!そのための伸ばし方にもコツがあります。
顔の5点にまずクリームを置きましょう。
- おでこ
- 両頬
- 顎
- 鼻
です。
鼻は面積が小さいので少量で良いでしょう。
ざっと中指と薬指で、内側から外側に向かって伸ばしましょう。あまり力を入れずに、なでるように伸ばしていくのがムラを作らないコツです。
スポンジを使ってなじませる
すべて指で伸ばすよりも、スポンジを使った方がキレイに仕上がります。
特に小鼻の周りなど、細かい部分はスポンジの角を使って丁寧になじませてください。
だったら最初からスポンジで伸ばした方がいいのでは?と思うかもしれませんね。
コスパを考えても、最初はざっくり指で伸ばし、最後にスポンジを使うのがおすすめです。
よく動く部分は薄めに塗ること
ファンデーションがよれるのは均等に塗りすぎるからです。
- 小鼻の周り
- まぶた
- 目の際
- 口の周り
などは良く動く部分なので軽めに塗るとよれにくいですよ。
この辺りに塗る時は指に残った分程度の量で十分です。
カバーしたいところは2度塗り
動きやすい部分とは反対に、BBクリームのカバー力を活かしたいところは2度塗りをしましょう。
- シミ
- ニキビ跡
などのカバーしたいところは、1度全体を塗った後に、ほんの少し重ね塗りをします。
力を入れると肌に負担になりますから、摩擦を与えないように優しくなじませてください。
最後にフェイスパウダーで密着させる
乾燥肌の人はBBクリームだけで終わらせる方がツヤ感が合っていいかもしれないのですが、最後にフェイスパウダーを使うことで、クリームの密着度がアップします。
パウダーの光を飛ばす効果で肌に透明感が出るので、BBクリームだけよりも仕上がりに差が出ます。
また、パウダーで密着させた方がメイクの持ちが良くなるので、化粧崩れしにくいというメリットもあります。
BBクリームをキレイに仕上げる重要なポイント
塗り方のコツを覚えたところで、BBクリームの効果を引き出すポイントもご紹介しますね。
メイク前のスキンケアを丁寧行うこと
BBクリームに限らないことなのですが、メイク前のスキンケアはとても大切です。
崩れにくくするためには、BBクリームを塗る前にしっかり保湿しておくことが大事なんです。
しかし、
- 余分な水分
- 油分
はティッテュなどで吸い取ることも忘れないでください。
保湿は細胞が潤っていることが必要なのであって、化粧水や乳液をたっぷり塗ればいいということではありません。
表面がベタベタになっていたらメイクがよれるので、BBクリームを塗る前に、軽くティッシュオフしましょう。
自分の肌質にあったものを選ぶ
BBクリームは保湿力も高いので、どちらかというと乾燥肌に向いているクリームですが、今では色々な美容成分が配合されているものがあります。
- 毛穴の開きや肌荒れが気になるならカバー力の高いもの
- 敏感肌なら保湿力の高いもの
など、まずは自分の肌質を知り、それに合った成分のクリームを選ぶことでキレイに仕上げることが出来ます。
自分の肌の色味にあったBBクリームを選ぶ
BBクリームを購入する時は、成分以上に大事なのが色選びかもしれません。
というのも、BBクリームはカラーコントロールは出来ないので、肌色にあったものを使わないと首の色と差が出やすいのです。
ハイライト代わりに2度塗り
顔を立体的に見せたい、光を飛ばしてしわなどを目立たなくしたいという時は、ハイライト代わりに2度塗りするという方法があります。
- 目の下
- 鼻筋
などはパールタイプを重ね塗りすると、そこが明るく見えるので顔に立体感が出ます。
CCクリームとのダブル使いでナチュラルメイク
CCクリームはカラーコントロールするクリームです。BBクリームのようなカバー力はありませんが、肌色をきれいに見せる効果があります。
ナチュラルメイク=薄いメイクではありません。いかに「自然な肌に見せるか」というメイク法です。そのためにCCクリームが役に立つんですよ。
- くすみ
- 色ムラ
- 全体的にあるシミ
が気になる時はCCクリームで肌色をコントロールすると、より自然な仕上がりになります。
ツヤ感もアップするので、CCクリームを下地のようにして使い、その上からBBクリームをファンデーションとして使うといいでしょう。
CCクリームは全体に塗ってもいいですし、Tゾーンと顎だけに塗るという方法もあります。
脂性肌の人はベビーパウダーもおすすめ
BBクリーム自体は保湿力の高いクリームなので、脂性肌の人はちょっとべたついてしまうかもしれません。
そんな時はフェイスパウダーの変わりにベビーパウダーを使うのもおすすめです。
ベビーパウダーは汗や皮脂を吸着しますので、べたつきを抑えてメイクの持ちをよくします。
パフを使うより大きなフェイスブラシを使った方がムラなく薄くつけることが出来るでしょう。
BBクリームを使っている時のメイク直し
メイク直しをする時は、上からBBクリームを塗るのではなく、ティッシュなどで油分を拭き取ってからフェイスパウダーで軽く直すようにしましょう。
もしくは、乳液を使ってよれたところを少しオフして、その上にほんの少しだけBBクリームを指に乗せて周りとなじませるようにします。
BBクリームを上手に使って時短メイク!
BBクリームは1本でベースメイクが出来てしまうので、忙しい女性の強い味方ですね。
今回ご紹介したポイントを押さえて使っていただければ、厚塗りにならずにキレイに仕上げることが出来ますよ。
これ1本あれば、朝の忙しい時間でも余裕を持ってメイクできるようになるのではないでしょうか。
この楽チンさを知ってしまうと、もう普通のファンデーションには戻れないかもしれないですね。
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