大好きな彼と住む予定。同棲を始めたら住民票はどうする?

同棲 2022.08.25

大好きな彼と同棲することになった。気分はウキウキ、嬉しい気持ちでいっぱい。同棲をするにあたって、気になるのが住民票です。

そのまま結婚することが決まっているのなら、住民票は移してしまいますが…まだ、結婚の話までは出ていないし、「手続きも面倒そう。引っ越しの片づけが終わってからで、ま、いいか」

なんて後回しにしていませんか?実際に、住民票を移さずに住み続けている人もいるそうですから、「住民票は、そのままでもいいのでは?」という声が聞こえてきそうですね。

この記事では、同棲をするにあたって住民票を移すメリットとデメリット。そして、そもそも住民票はどうするのが正解なのか?ということについて紹介していきます。


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そもそも同棲するのに住民票は移さなくてはいけないの?

同棲するにあたって疑問に思うことは、住民票は移すのが正しいのか?移さなくても正しいことなのか?ということです。

法律上から説明しますと、正しい答えは「同棲したら住民票は移す」です。

「住み始めた日から14日以内に転入届の提出が必要」となっています。もっと言えば、違反した場合には罰則があるので速やかに住民票を移すのが正しいのです。

ただ住民票を移さなくてもいい場合もあります。

  • 生活の中心は変わらない場合
  • 新住所に済み期間が決まっていて1年未満の場合

同棲する家が実家が近い人などは、実家を拠点として彼の家に住む半同棲のような状態の人もいることでしょう。この場合は、住民票は移さなくてもいいことになっています。

同棲すると決まっているなら、住民票は移すものと認識しておきましょう。

好きだから彼と同じ住所にしたい。住民票を移すメリットは?

同棲する時には住民票は移すのが正しいとわかったところでメリットは何かを知っておくとスムーズに気持ちも住民票を移す方向へ流れますよ。

住所を彼と一緒にすることで「内縁の妻」になることができる。

同棲して住民票を移すことによって、住民票がひとつになります。これは、内縁の妻として認められやすい事項の1つになります。

一緒に暮らすということは生計を立てているということになり、法的には妻でなくても事実婚という扱いになります。つまり、結婚届けを出していなくても、法律上ではほぼ夫婦として扱ってくれるということになります。

正し、婚姻意思がお互いにある場合にのみになります。結婚を前提に同棲する人は、住民票を移しましょう。

内縁の妻になる条件

  • 一緒に住んでいること
  • お互いに婚姻の意思があること

役所からの郵便物もすぐに手元に届くから確認がスムーズ

郵便物は、住所が住民票があるところへ配達されます。同棲した時に住民票を移さずにいると、今までの住所に配達されてしまいます。

もし、それが実家であるならば実家まで取りにいかなくてはいけません。急ぎの郵便物は対応が遅れてしまうことでしょう。

ひとり暮らしをしていた人は、暮らしてもいない今までの家に配達されてしまいます。他の住人がいる場合、郵便物を開けられてしまう可能性があるので危険です。新しい人が住んでいない場合には、大家さんか郵便局関係の人に郵便物を処分されてしまう可能性もあります。

同棲が決まったら、住民票は移しておくのが面倒にならずに済みますね。同時に転送届を出しておくと安心です。

近所にある区や市のさまざまな施設を利用できるので便利

各地域にある区や市の施設を利用できるようになっていますが、同棲して住民票を移さないでいると、新しい住所の施設を利用できない場合があります。

図書館や市民利用サービス、福祉サービスなど、その地域によって有料な場合や利用不可になるかは地域によって異なります。

ヨガレッスンやプールなど定期的に施設で運動していたりと頻繁に利用する人は、住民票を移しておくのが便利ですね。

お互いを世帯主にすることで個人個人で責任感を持って生活

同棲をすることで住民票を移すと、世帯主の問題が出てきます。2人共働いているて、別々に収入があるのなら世帯主を別々にすることができます。

結婚をすぐに考えていない人ならば、別々の世帯主である方が便利です。住民票には、相手の名前が載らないのでプライベートな部分が職場にオープンになってしまうこともありません。

同棲が結婚するためのお試し期間であったり、ただの恋人として同棲をする世帯主は個人個人にして、それぞれ責任を持つことが望ましいようです。

また、所得が個人になるので、高額医療費の自己負担限度額も下がります。

結婚を考えているカップルや事実婚のようなカップルは、世帯主を男性にすることもできます。後のことを考えて、そのカップルに合った選択をするのがおすすめです。

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住所は変えつもりはない。住民票を移すデメリットは?

「同棲するだけなのに、住民票をわざわざ移すなんて…」特に結婚を考えていないカップルは面倒なことに思うかもしれませんね。

同棲しているのに住民票を移すデメリットも少ないですがあります。

日本の未来に関われない?住民票を移して3ヶ月間は選挙権×

選挙権は、衆議院選挙や参議院選挙以外は継続して3ヶ月以上住んでいることが条件になります。そのため、選挙に必ず行く人は同棲するタイミングを間違えてしまうと選挙権を一時的に失うことになります。

選挙のタイミングを見てから同棲と住民票を移すことをおすすめします。

税金が今までと違う?住民票を移すと税金が増えるかも?

個人個人を世帯主にした場合、国民健康保険料が変わるかもしれません。減ることもありますが、逆に増えてしまう場合もあります。

国民健康保険は世帯主に支払い義務があるので、個人個人で世帯主になっている場合には個人個人に支払いが義務づけられています。

増えてしまう可能性としては、世帯で見た時の収入が上がってしまた場合になります。同棲するカップルによりますが、増えてしまうことがあるということも頭に入れておくと驚くことがなくなります。

住民票を移しておくと便利なことが多い。彼と一緒の住所に

同棲をしたら、住民票を移す方がメリットが多いということが明確ですね。それ以前に、同棲して引っ越したら住民票は移すのが法律上のルールです。

正し、1年未満であれば例外になるので、お試し同棲であれば住民票は移す必要がないでしょう。

結婚を考えているカップルも、恋人との時間を楽しみたいカップルも住民票は移してしまうことをおすすめします。

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