ロングヘアが似合う女性の特徴と似合わない人のロングの楽しみ方
Date:2019.12.02
風が吹いたときや振り返り様、何かの動きに合わせて長い髪の毛がなびくのは、男女共に見とれてしまう美しさがありますよね。ロングヘアは女性を美しく見せる大切な要素です。
とは言え、ロングヘアにすれば誰もが綺麗に見えるかと言えばそうではありません。ロングヘアが似合うかどうかは、顔の形やつくり、体型、ファッションなどによって異なります。
好きな髪型と似合う髪型は別物。本当にロングヘアが似合う人の条件とは何なのか?似合わない人がロングヘアを楽しむための小技も合わせてご紹介します。
ロングヘアが似合う人の条件。身長や髪質、ファッションに着目
サラサラ、ふわふわのロングヘアが似合う人にはどんな特徴があるのでしょうか?体型や顔立ちといった見た目だけではなく、髪質や普段のファッションセンスもチェックしてみましょう。
身長が高くスラッとしている人
まず無条件にロングヘアが似合うのが、身長の高い人です。身長が平均かそれ以上にあるか、もしくは小顔で等身が高く見えがちな人。
背が高いと頂点に位置するロングヘアが綺麗に収まりますが、逆に背が低いとロングヘアのせいで頭が重たく見えてしまいます。
髪の長さが悪目立ちするかしないか、という差ですね。背の高い人なら多少髪が長くても、背中にかかる程度でスッキリとした印象に見えます。風になびいたときもサマになって見えますし、縦長にスラッとして見えます。
小柄な人がロングヘアだと、頭が重たそうに見えて全体的に野暮ったくなり、バランスが崩れてしまうのです。
顎がシャープで細い人
鏡で顎の形を見てみましょう。顎の先にかけてのラインがシュっとしていてシャープな顔立ちの女性は、ロングヘアが似合います。
ロングヘア自体がスラッとシャープな印象を持っているため、顎がシャープな顔との相性は抜群。
顎が細い場合は、前髪を作らないセンターパーツのロングヘアが特に似合います。逆に顎のラインが丸っこいタイプの顔立ちだと、ロングヘアよりもミディアムやショートの方が似合いやすいですよ。
可愛い系ではなく美人系の人
甘い顔立ちとクールな顔立ちで大きく分けたとき、あなたの顔はどちらに分類されますか?「甘くて可愛い系」か「クールな美人系」なら、「美人系」の方がロングヘアが似合います。
- 卵型・ベース型のようなすらっとしたフェイスライン
- 顎のラインがシャープ
- 黒目が小さめで三白眼に近い
- 鼻筋が通っている、鼻が高い
- 全体的に涼しげで大人っぽい印象
ロングヘアには女性らしい、大人っぽい色気があります。どちらかと言えば男顔な美人系の人だからこそ、ロングヘアの女性らしさと絶妙にマッチするのです。
クールな顔立ちにツヤツヤの長い髪が流れていると、優雅で美人な印象が加速します。逆に可愛い系の顔立ちはロングヘアだと少し重くなりがちで、ショートやボブの方がフレッシュで可愛らしい印象に仕上がりますよ。
丸顔・ベース顔・三角顔の人
ロングヘアと相性が良いのは、全体的なフェイスラインが短い丸顔やベース顔、三角顔の人です。逆に相性が悪いのが、フェイスラインが長めの面長タイプ。
ロングヘアは縦のラインを強調するヘアスタイルですから、顔の長い人がやると全体的にぬぼーっと細長い印象になってしまいます。
丸顔やベース顔・三角顔の人はむしろ、ロングヘアでサイドにボリュームを出すことでフェイスラインをシュっと落ち着けて見せて、エレガントな雰囲気に近づけることができます。
髪の毛が細い・少ない人
髪の毛の量は多い方ですか?それとも少ない方?ロングヘアが似合うと言われているのは、どちらかと言えば髪の毛が細くて少ない人の方です。
髪の毛を伸ばすとどうしても頭髪にボリュームが出がちなので、髪が少なくて細い方がバランス良く見えます。
実際、風に乗ってサラサラとなびく髪は細くて柔らかい方が画になるというもの。アレンジをするにしても、髪の細い人の方がスッキリとまとまって見えます。
髪質が整っていて綺麗な人
どんなにスタイルが良く顔立ちが綺麗でも、ダメージヘアではロングヘアが似合いません。「似合わない」というよりは「台無し」に近いです。
ロングヘアは毛先までツヤツヤで光を反射し、サラサラとなびくのが魅力。それがゴワゴワのパサパサ、枝毛や切れ毛だらけのロングヘアでは、かえって不潔な印象を与えるだけ。
これは裏を返せば、背丈が低かったり面長だったりした場合でも、毛先まで手入れの行き届いた美髪であれば、ロングヘアが似合うようになるということ。
エレガント系の服が好きな人
いつもどんな服装を好んで着ていますか?体型や顔立ちだけではなく、身にまとうファッションの雰囲気でもロングヘアとの相性が左右されます。
ロングヘアが似合うのは、女性らしいエレガントな雰囲気の服装。女性らしいシルエットの、柔らかな色や素材、レースなどと相性抜群です。
対してモダン系、モード系のファッションにはロングヘアよりもショートヘアの方が似合います。こちらは女性らしさよりもスタイリッシュなイメージが強いため、ロングヘアだと雰囲気に統一感が出ません。
似合わない人でもロングヘアを楽しむための小技
誰にだって似合う・似合わないはありますが、分かっていても憧れのヘアスタイルは挑戦してみたいものですよね。
上で挙げた条件を満たしていない人でも素敵なロングヘアを楽しめる、ちょっとした小技をご紹介。
面長は前髪を重めにつくる
面長な人や顔が細長いタイプの人は、重めの前髪を作ってロングヘアにするのがおすすめです。前髪があると顔の長さが緩和され、程よく女性らしい雰囲気に仕上がります。
髪の毛が多い人でも同様に、後ろ髪から少し前髪に取ってくることで、ロングヘア特有の重たさを軽減させられますよ。前髪を巻いたりポンパドールにしたりといったアレンジでも、ロングヘアとの相性がUPします。
ウェーブでボリュームを出す
ストレートロングにしてイマイチだと感じる人は、ウェーブを作って髪全体にボリュームをつけてみましょう。パーマをかけるだけでも雰囲気が一気に変わります。
面長の人はウェーブをつけることで顔の長さが軽減され、華やかでふんわりとした印象になります。
また、髪の毛が太くて重たく見えがちな人も、軽いウェーブで髪に動きをつけると見た目のバランスが軽くなります。
レイヤーロング・シャギーロングにする
身長の低い人や髪の毛が太くて多い人は、髪にレイヤーやシャギーを入れてもらいましょう。髪の毛の量を調節して、物理的に少なくするのが効果的。
レイヤーやシャギーを入れると髪がスッキリまとまって、ロングヘアでも全身がスラッと見えます。
レイヤーロングは顔が大きいとお悩みの人にもおすすめ。ウェーブロングとの相性も抜群です。
お団子やまとめ髪アレンジをする
似合わなくてもロングヘアを楽しみたいと言う人は、ダウンスタイルではなくまとめ髪を楽しんでみてはいかがでしょうか?
お団子ヘアは小柄な人でもシャープに見えますし、シニヨンなどのまとめ髪は清潔感のある優雅で落ち着いた印象にしてくれます。
髪の多いロングヘアはダウンスタイルが似合わなくても、まとめ髪にするとボリュームが出て魅力的になります。服と雰囲気の合うヘアアクセサリーを使えば、全身で調和が取れて一気に垢抜けます。
明るい・透明感のある髪色にする
ロングヘアが似合わない人の多くが、「重たい」「野暮ったい」「暗い」といった印象を持っています。これらを打破するのにおすすめの解決策が、カラーリングです。
いつもよりも少し明るめのカラーリングをするか、透明感のあるアッシュ系のカラーリングを検討してみましょう。
同じ毛量や体型でも、髪色が変わるだけで見た目の印象が変わります。毛先に向かって色が明るくなるグラデーションカラーも、ロングヘアならではの楽しみ方ですよ。
自分の髪型や体型、雰囲気を見極めて似合う髪型を満喫
生まれ持った体型や容姿が大きな影響を与えるのは確かですが、ヘアケアやファッション、ヘアアレンジなど…ロングヘアが似合うようになる方法はいくつもあります。
髪型を決める上で大切なのは、自分の特徴を活かした上で、なりたい髪型にどう近づけていくかです。
自分には似合わないから、とバッサリ切ってしまうのはもったいないことです。髪を伸ばすには時間がかかりますから、まずは自分に似合うロングヘアがないかどうかを模索してみてください。
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