結婚式で賢く節約!節約しても豪華に見せるために知っておくべきこと

結婚 2022.05.31

人生に一度のパーティー、結婚式。できることなら、盛大にお祝いしたいですよね。ですが、やはり気になるのは、予算の問題です。

結婚式は赤字、お葬式は黒字と言われているように、結婚式は大変お金がかかります。

割引プランなどがあるとはいえ、やはり打合せのたびにどんどん予算が上がっていくことも少なくありません。

「自分たちにはお金がないから……」と、結婚式をあきらめている夫婦も多い現代。でも、女性なら、やっぱり結婚式はやりたいですよね!

そこで今回は、「出来ることなら、抑えられるところは抑えたい!」という花嫁さまにも、これから結婚するという女性にも役に立つ情報を調べてきました。結婚式で、賢く節約するための節約術をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。


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結婚式費用は、季節・日程・曜日で安くなる!

「どうしてもこの時期に!」というこだわりがないのなら、結婚式場を借りる3つの「季節・日程・曜日」で大きな節約ができるのです!

季節によって結婚式場は安くなる!

結婚式場の料金は、実は時期によって大きく違っています。大型連休のある5月から、ジューンブライドの時期の6月は一番人気。また、夏を終えて過ごしやすくなる10~11月も人気が高く、それに応じて結婚式場費用も高くなります。

逆に、寒さの厳しい12月~2月や、外で式を行うと汗ばんでしまう真夏の7~8月は、結婚式場にとってはいわゆるオフシーズン。雪対策や暑さ対策は必須ですが、式場代は、安くなる傾向にあります。

日程によって結婚式場は安くなる!

次に「日程」ですが、普通、「結婚式は大安が良い」と言われています。大安とは、「六曜」といって、その日の吉凶を表すもの。ほかの友引・先勝・先負・赤口・仏滅を避け、大安にカップルの人気が集中しているため、その日は式場の費用も高いようです。

そこで、夫婦で相談し、「わたしたちは六曜なんて気にしない!」というのであれば、「仏滅」や「赤口」を狙うと、大きな値引きや、信じられないほど豪華な結婚式での特典があることも!

基本的に「仏滅」や「赤口」は結婚式にふさわしくないとされる六曜なので、両親・親戚などが気にする可能性もあります。値引きがあるからと言って即決するのではなく、一度家族に相談してみてくださいね。

曜日によって結婚式場は安くなる!

結婚式は、多くの場合、ゲストのことを考え、土日・祝日に行うことが多いですよね。ですから、土日祝は、結婚式場も費用が高いのです。

そこでおすすめなのが、「平日の結婚式」です。平日は、あまり結婚式を挙げる夫婦がいないため、割引プランが用意されていることが多いだけでなく、上で紹介した「六曜」においても「大安」や「友引」といった縁起のいい日を選びやすくなっています。

ちなみに、土日であっても時間帯で安くなることもあります。ずばり「ナイトウェディング」と呼ばれる結婚式で、夜に結婚式を行うというもの。昼間とは違った幻想的な結婚式ができると、最近では人気の高い節約方法です。

平日に行うにしろ、ナイトウェディングにするにしろ、考えなくてはならないのはゲストのこと。夜に行われれば帰りが遅くなりますし、平日では参列できない人もいます。ゲストに配慮した日程にして、皆に気持ちよく祝ってもらいましょうね。

知らないと大きな損をする?!ドレス節約術は「中古」がカギ

結婚式の費用のうち、大きな割合を占めるのがずばり「ドレス」。一世一代の晴れ舞台、衣装代はケチりたくないと思っても、背に腹は代えられない……。「でも、きれいなドレスを着たい!」というのが女性のホンネです。

ドレスは、後で他のものも紹介しますが、結婚式場に持ち込むことができるものの1つ。これを利用しない手はありません。

今、ドレスの中古販売というのが盛んにおこなわれています。レンタルでは20万円ほどかかるドレスが、なんと1万円~3万円前後で「購入できる」のです。

「でも、誰かが着たんだよね……」と思う花嫁さん。1度立ち止まって考えてみてください。普通のドレスショップや、結婚式場でレンタルされているものも、誰かが使用したものをクリーニングして何度も使用しているものですよね。

また、中古といっても、展示品やドレスショップの在庫処分、レンタル商品の入れ替えのものもあります。人目に触れてはいますが、一度も袖を通されない「未使用」のものなのに、値段は格安という掘り出し物もあるのです。

結婚式は普通、1回きり。1度着ただけのドレスは、よほどのことがない限り綺麗です。中古販売のお店でも、しっかりクリーニングして出してくれるので、清潔ですし、気になるようであれば自分でもういちどクリーニングに出してもいいでしょう。

結婚式の予算に不安のある花嫁さま必見!賢く節約するための5の持ち込み術

早速、結婚式で賢く節約するために大事な5つの「持ち込み術」について見ていこうと思います。何でもかんでも「持ち込み」していいわけではないので、そのマナーも一緒に勉強していきましょう。

節約その1 ウェディングブーケは造花or外注で節約!

まず、もっとも簡単に節約できるのが、ウェディングブーケです。ブーケと言えば、結婚式には欠かせない必須アイテムですよね。

一見、ただの綺麗な花束に見えますが、花嫁のドレスに合わせたデザインになっていたり、花言葉にちなんだお花を選んであったりと、実はウェディングブーケには工夫がたくさんあるのです。

そんな、花嫁をより華やかに、きらびやかに見せてくれるウェディングブーケは、式場でそろえると25,000円~45,000円程かかり、少々費用がかさみます。?

  • 「お花より、他のことにお金をまわしたい!」
  • 「素敵なブーケを自分でも作ってみたい……」

そんな夫婦は、事前に手作りで造花のアートブーケを作ったり、外注でお花屋さんに頼んでみるという「持ち込み」を検討してみましょう。

造花のブーケは、当日に枯れてしまう心配もなく、事前に準備し、長い間置いておいてもいいのがポイント。外注のブーケは、「こんなイメージで」「このドレスに合わせます」などとしっかり注文すればOK!

どちらもそれなりの費用はかかれど、式場で頼むよりは安く用意ができることがほとんどです。

ちなみに、ブーケトス用のブーケは、ウェディングブーケとは違います。ウェディングブーケは、トスブーケの後も使用するため、別のものを準備します。これも式場で準備してもらえますが、やはり外注するとお安く上がりますよ。

ウェディングブーケは「持ち込みマナー違反」にはなりません。ただ、式場で頼んだブーケであれば、「花が折れてしまった!」「この葉っぱが枯れていて汚い……」などの急なトラブルにも対応が可能なところがおおきなメリット。

トラブル対応にお金をかけるか、安さを取るかは夫婦で相談してみてくださいね。

節約その2 プロフィールムービーは自作で節約!

花嫁・花婿の生い立ちを紹介するため、プロフィールムービーを流すのが結婚式の定番です。幼いころの写真から、お付き合いしているときの写真まで、想い出の詰まった素敵な映像演出として、最も人気を博しています。

式場でムービーを作ってもらうと、費用の相場は30,000円~50,000円ほどかかります。「お花のように外注すればいいんじゃ……」と思う人もいるかと思いますが、外注するくらいなら式場で頼んだほうが安くなるケースも多いのです。

このお金を浮かせたい!という夫婦におすすめなのが、自分たちでムービーを編集し、作ってしまうという方法です。

ムービー作成を、フリーソフトでもできてしまう時代。写真を選んでスキャンして入れ込むだけで、簡単にムービーが作れてしまうものもありますし、なんと携帯のアプリでも作成が可能なんだとか!

ただ、そうは言ってもイチからの映像作成は意外に難しく、負担に感じる可能性が高いので、全くの初心者にはお勧めできません。ですが、普段からムービーを作りなれている人は、自分好みのおしゃれな動画を作って上映するのも楽しみの一つになるかもしれませんよ。

プロフィールムービーの持ち込みは、実は注意が必要。PCで作った自作のムービーは、式場のDVDプレイヤーで上映できない可能性もあります。スマホで作ったムービーだと、画面比率が違って、せっかくの写真が見切れてしまうことも……。

持ち込み禁止というわけではありませんから、前もってに式場に伝え、必ず事前に試写させてもらいましょう。

節約その3 ドレスアクセサリーは「サムシングフォー」で節約!

「サムシングフォー」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。『なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの、なにかひとつ借りたもの、なにかひとつ青いもの』という、「マザーグース」の結婚を祝う歌にちなんだ由来です。

200年以上前から花嫁の幸せを願うおまじないとして結婚式に取り入れられてきたこの風習は、なんと「節約」にもつながるのです。

花嫁衣裳で欠かせないのは、やはりアクセサリー。ドレスは節約したくない、でも、5万円~15万円程かかってしまうアクセサリーは節約出来たら……と思う人もいるでしょう。

そんな時、思い出してほしいのが「サムシングフォー」です。その中の一節に、「なにかひとつ借りたもの」とありますよね。これは、友人や隣人との縁をあらわしていて、幸せな結婚生活を送っている友人や隣人から持ち物を借りることにより、その幸せを少し分けてもらう、というもの。

幸せを分けてもらいながら、節約もできちゃうなんて素敵ですよね。親族や友人で、ネックレスやイヤリング、ティアラなどを持っている人がいれば、借りてみるのもいいかもしれません。

アクセサリーの持ち込みはOK。ただ、保管状態が悪いものや、安っぽいもの、ドレスの雰囲気と会っていないものだと、当日それだけ浮いてしまう可能性もあります。事前に見せてもらうなどして、自分のドレスとのコーディネートを見ておく必要がありますね。

節約その4 記念品・プチギフトは自分で選んで節約!

披露宴の終わりに、両親へ渡す「記念品」。引出物と同じで、センスが問われるものですが、違うのはたくさん準備しなくてはならない引出物と違って、記念品は持ち込みOKなところも多いということです。

式場に準備してもらうと、大体1つ5,000円~1万円程。記念品をケチりたくない、という気持ちももちろんわかりますが、両親が本当に欲しいものを送りたいという気持ちで探せば、結果的に節約になるかもしれません。

おすすめなのは、デパートやネットでより数多くの種類から探すことです。すべて同じ品にせず、それぞれの両親が一番ほしいと思っているものをチョイスするのも、喜ばれそうですよね。

また、両親に送るものではなく「ゲストへの幸せのお裾分けにお渡しする」プチギフトというものもあります。プチというだけあって、費用の相場は1個200円~500円程とお安くなっています。

ふたりの想い出の品や、ご当地お菓子、オリジナル缶バッチなどなど、二人の個性の光るアイテムを準備できます。こちらも、持ち込みできるケースがほとんどです。

記念品は名入れなどを行うと時間がかかることがあったり、プチギフトは大量注文しないといけないため、こちらも時間がかかることがあります。

記念品・プチギフトの持ち込みは禁止されていませんが、どちらも余裕を持ったスケジュールで、早めに用意しておかないと当日「ない!」なんてことになるかもしれないので、要注意です。

節約その5 ペーパーアイテムは手作りで節約!

持ち込み節約グッズとして最後に紹介するのが、最も持ち込みが多いとされているペーパーアイテムです。

ペーパーアイテムとは、招待状、席次表、席札などの紙アイテム。どれも大体1,000円前後で式場が準備してくれます。ですが、手作りの場合、約半額ほどで用意できるのです!

ムービー系の作成と違って、ペーパーアイテムは手作りの難易度も低いうえ、夫婦二人の共同作業にもなりますので、ぜひ持ち込みして愛を深め、ついでに節約もしていただきたいアイテムです。

ちなみに、ペーパーアイテムにの中でも「招待状」は、簡素すぎるものだと、届いた人に「手抜きかな?」「お金をケチってるのかしら」と思われてしまうので、できるだけしっかりしたものを準備するのがポイント。

席次表や、席札だけを自分たちで準備し、招待状は送ってもらうというのでももちろんOKです。無理ない範囲での手作りを楽しんでくださいね。

ウエディングには、案外細かいルールが多いので、印刷前に式場に確認してもらったり、担当のプランナーさんに作成を相談したりしてみましょう。

ミスがあると二度手間になってしまうだけでなく、結局お金が高くついてしまった……というのでは、せっかくの手作りも残念な思い出になってしまいます。

結婚式の節約は、メリットデメリットを知って行おう!

今回は、5つの持ち込み術や、式場の節約方法、ドレスの節約方法などさまざまな結婚式の節約術について見てきました。どの方法にも、いい所と悪いところがあります。

とにかく節約したいから全部自分たちで!としてしまうと、式までの準備が大変で、それまでに夫婦が険悪ムードに……なんてことになってしまったら、元も子もありませんよね。

夫婦二人で相談して決めた賢い節約で、一世一代の晴れ舞台である結婚式を、幸せに、満足して行うことができるようにしてください!

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