黒烏龍茶の効果。毎日飲み続けるだけで痩せやすい健康体質に
Date:2018.05.19
ダイエットの天敵である中性脂肪。これを効果的に減らせるアイテムとして今注目を集めているのが、黒烏龍茶です。
黒烏龍茶は色も味も効果も、ただの烏龍茶とは一味違います。
毎日欠かさずに黒烏龍茶を飲み続けることで、脂肪が付きにくくなったり排出されやすくなったり…あらゆる健康効果が現れるのです。
黒烏龍茶を飲むことで得られる、具体的な健康効果を一つずつ見ていきましょう。
この記事の目次
黒烏龍茶ってどんなお茶?烏龍茶との違いをチェック
黒烏龍茶と聞いて、あまりピンとくる人もいないのではないでしょうか?烏龍茶との違いも実はあまり知られていません。
「烏龍茶で良いんじゃないの?」とただの烏龍茶を飲むのは間違い。どうして黒烏龍茶が良いのかをサクッとご説明しますね。
他のお茶とは違う黒烏龍茶の成り立ち
黒烏龍茶の材料として使われているのは、「カメリアシネンシス」という樹から採れる葉っぱです。この葉っぱを
- 発酵させなければ「緑茶」
- 半発酵させれば「烏龍茶」
- 完全に発酵させれば「紅茶」
- 麹菌を使って発酵させると「黒烏龍茶」
になるのです。
つまり黒烏龍茶は烏龍茶を始め、緑茶や紅茶と同じ原料から出来ているということですね。
発酵方法が変われば効果も成分も変わりますから、烏龍茶ではなくて黒烏龍茶である必要があるのです。
黒烏龍茶はトクホ認定の飲み物
黒烏龍茶と聞いたとき「トクホ」という言葉が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?トクホとは「特定保健用食品」の略語で、
- 臨床試験を行う
- 試験の結果が国に再検証され、効果・効能が認められる
- 具体的なデータを公開する
…など、あらゆるハードルを乗り越えないと認められないものです。
つまりトクホとして認定されている黒烏龍茶には、国が認めるほどの効果・効能があるということです。
健康食品としての信憑性があって、頼れる存在ですよね。
具体的にどのような効果・効能があるのかをこれからご紹介していきます。
油ものも躊躇せず食べられる!黒烏龍茶の持つ効果
黒烏龍茶の効果と言えば、「中性脂肪を低下させる」というものですね。ダイエットや健康維持にもよく推奨されている黒烏龍茶の、詳しい効果を見ていきましょう。
血中の中性脂肪が20%低下
中性脂肪というのは、血中に含まれている身体のエネルギー源になるものです。この中性脂肪が多くなりすぎると、血管が詰まったり脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。
黒烏龍茶を摂取することで、血中に存在する中性脂肪の濃度を20%も低くすることができるのです。
黒烏龍茶に含まれている重合ポリフェノールが、摂取直後に脂肪を吸収されにくくする効果を持っているからです。
ですから油っぽい食べ物のお供には、黒烏龍茶が向いていると言われているんですね。中性脂肪を減らせられたら、食事の内容が脂肪に変わるのを抑えてダイエット効果が期待できますよ。
黒烏龍茶で脂肪の排出量が増える
黒烏龍茶の重合ポリフェノールには、脂肪を排出させる働きが含まれています。実際、排便時に排出された脂肪の量は、他の飲み物と比べて黒烏龍茶を飲んだ時の方が多く記録されているのです。
欠かさずに黒烏龍茶を飲み続けると脂肪がどんどん出ていき、結果的に身体の脂肪面積も減るという効果が期待できます。
前述の通り脂肪が吸収されなくなるため、蓄積される脂肪がなくなって身体がスリムになるということですね。
便秘の解消に繋がる効果も
黒烏龍茶は排便によって脂肪を排出します。…ということはつまり、お通じも良くなるということですよね。
通常、体内の脂肪は吸収されて身体の一部となります。ところが黒烏龍茶を飲めば本来吸収されるはずだった脂肪が、そのまま大腸へと運ばれて便になるのです。
大腸に脂肪が溜まることで便意を感じやすくなり、結果としてお通じの改善効果に繋がることがあるのです。
また、
- ポリフェノール自体が胃腸の働きを整えて便通を改善する
- カフェインの利尿作用によって排泄の回数が増える
という観点から、黒烏龍茶が便秘を改善するのだとも言われていますね。
生活習慣病の予防になる
中性脂肪を減らすという黒烏龍茶の効果は、生活習慣病の予防や改善にも効果を発揮します。
血液中に中性脂肪が増えてしまうと、血圧が上がって
- 高血圧
- 動脈硬化
- 脳卒中
- 心筋梗塞
といった病気を引き起こしてしまうのです。最悪、命の危険性もあります。
食事の度に黒烏龍茶を飲むことで高血圧を防ぐため、血液がサラサラになって健康的な体質を維持することができるのです。
黒烏龍茶にはポリフェノールも含まれているため、体内の調子を整える働きも期待できますね。健康維持と一緒にダイエット効果も得られるのが、黒烏龍茶の魅力の一つです。
黒烏龍茶はノンカロリー
健康茶や健康飲料の中には、効果は高くてもカロリーがあるため飲み過ぎると太る…というデメリットもありますよね。
ところが黒烏龍茶は0kcalです。食事のカロリー計算にも影響を与えませんし、飲む量で太るという心配も要りません。
脂肪をつけない&減らすという点において、とても優秀な飲み物だと分かりますね。
どんな人でも毎日続けやすい
黒烏龍茶を健康に摂り入れる方法は、ただ「毎日欠かさず飲むだけ」です。そのため三日坊主になりにくく、どんな人でも続けやすいのが特徴。
- 運動の前の水分補給
- 食前や食後、食事中の飲み物として
- 外出時に持っていくドリンクとして
…など、あらゆるタイミングで黒烏龍茶を飲む機会は訪れます。
どんな健康法も続かなくては意味がありません。効果はもちろんですが、”続けやすさ”が黒烏龍茶の健康効果のカギとも言えますね。
運動ダイエットを1週間でやめてしまうより、黒烏龍茶を1か月飲み続ける方が体質改善やダイエット効果が期待できます。
黒烏龍茶の効果をさらに高める飲み方のポイント
健康的でダイエットにもいかせる効果が多い黒烏龍茶ですが、もちろんただ飲むだけでは効果は得られません。
黒烏龍茶の効果をより高める飲み方をチェックしていきましょう。
食前・食事中・食後に飲もう
血中の中性脂肪濃度が高まるのは、食事の後です。そして黒烏龍茶の効果があらわれるのは、飲んだ直後。
食事による脂肪を抑えるなら、食前や食後、もしくは食事中に黒烏龍茶を飲むのがおすすめです。食事のお供として飲んでいれば安心ですね。
特に油分の多い食事には、黒烏龍茶は大きく効果を発揮します。揚げ物や炒め物などを食べるときは、意識して黒烏龍茶を飲む習慣をつけましょう。
1日700mlが理想的な摂取量
目安となる黒烏龍茶の摂取量は、1日に750mlです。少なすぎても効果が発揮されませんし、多すぎると過剰摂取になって身体に毒。
よく推奨されている飲み方は、350mlのペットボトルを1日に2回飲むやり方です。トクホの黒烏龍茶が350mlのペットボトルで販売されているのもそのためですね。
もしくは、350mlのペットボトルを1本用意しておき、そこに黒烏龍茶を入れて摂取量を調整するという方法もあります。
1か月は毎日飲み続けて
飲み物を飲むだけの健康法ですから、すぐに効果があらわれるわけではありません。
黒烏龍茶の効果を見たいなら、最低でも1か月は毎日欠かさずに飲み続けましょう。
脂肪吸収を抑え、脂肪面積を減らす…これらの効果は、体質を少しずつ改善してこそ見られるものです。
毎日飲み続けていればゆっくり体質は変わっていきますから、欠かさずコツコツと黒烏龍茶を飲んでいってくださいね。
飲み過ぎはNG!黒烏龍茶は過剰摂取で下痢の副作用も
手軽に健康を手に入れられる黒烏龍茶ですが、「飲めば飲むほど良くなる」というのはまた違います。
黒烏龍茶を飲み過ぎると、消化不良を起こして下痢になってしまうリスクが高まります。
脂肪を便として排出する…という効果は、裏を返せば「意図的に脂肪を消化しない」ということになります。消化不良と似たような状態をつくるわけですから、過剰摂取で下痢になることは十分考えられるのです。
いくら身体に良い飲み物でも、飲み過ぎには十分気を付けてくださいね。
飲み物を黒烏龍茶にするだけで痩せやすく健康な体質に
トクホ認定により効果がいろんな人に知られている黒烏龍茶は、現在コンビニでも手に入れられるお手軽な健康飲料です。試したくなったら今すぐにでも飲めますね。
「中性脂肪を減らす」というシンプルな働きで、健康的にダイエット効果を得られます。もちろん「劇的に痩せる」というわけではありませんが、少しずつ着実に脂肪が減っていくのは事実。
黒烏龍茶の味は「濃い目の烏龍茶」といった感じです。あまりクセはなく、どちらかと言えば飲みやすい方。「できるだけ痩せやすい生活を送りたい」という人は、ぜひ毎日の飲み物を黒烏龍茶にしてみてくださいね。
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