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みかん肌の原因と治し方。洗顔のやり方と化粧水選びがカギ

Date:2019.12.13

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みかん肌の原因と治し方。洗顔のやり方と化粧水選びがカギ|女性の美学
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肌の毛穴が開いてデコボコになってしまった状態のことを、みかんの皮の表面に例えて「みかん肌」と言います。

みかん肌になるとメイクが上手く乗らなくなり、毛穴が開いて汚れが溜まりやすくなって、見た目にも汚い印象になりがち。

みかん肌になる原因の大元は「肌の乾燥」です。肌が乾燥することで肌荒れが起き、ニキビが出来たりして、毛穴が開いてしまうわけです。

みかん肌になりやすい人に共通する原因と、みかん肌の治し方についてご紹介します。


▼動画で見たい方はコチラから

みかん肌になる3つの条件。こんな特徴があると要注意

みかん肌になる人には、ある3つの条件が揃っています。逆に言えばこれらを回避することで、みかん肌を防げるということ。以下の特徴に当てはまるかどうかチェックしてみましょう。

1.ニキビが多いor跡がある

みかん肌特有の毛穴のクレーターは、ニキビが原因でできることが多くあります。

  • ニキビができやすい
  • 昔たくさんニキビができていた
  • ニキビを潰したことがある
  • ニキビ跡が残っている

こんな人は要注意。ニキビ跡はそのままみかん肌になりやすい上、ニキビができやすい人は肌が敏感です。

敏感な肌は刺激に弱いため、些細なことですぐに荒れて毛穴が開き、みかん肌になりがち。ニキビとみかん肌はほぼ直結していると言っても過言ではありません。

2.毛穴が開いている

毛穴開きはみかん肌の予兆です。すっぴん状態で鏡を見たとき、毛穴が目立っていませんか?

  • 毛穴が開いて目立つ
  • 毛穴が黒ずんでいる
  • メイクをしても毛穴が気になる

みかん肌は毛穴が大きく開いている状態。毛穴開きはみかん肌そのものです。

皮脂や汚れが詰まっている場合は毛穴を清潔にすることが大切ですが、かと言って無理にピーリングや毛穴パックをすると、毛穴が開いたまま閉じず悪化します。

あくまで肌に優しいクレンジング・洗顔をして、適切な保湿で毛穴をキュッと引き締める必要があります。

3.肌が弛んでいる

ただ毛穴が開いているだけなら、それをキュッと引き締めればみかん肌は防げます。それなのにみかん肌になっているというのは、皮膚表面が弛んで垂れ下がっているから。

ハリのない肌や表情筋の衰えた肌は皮膚表面を垂れ下げて、開いた毛穴をさらに開かせてしまいます。

肌をたっぷり保湿しているのにみかん肌が治らないのは、肌のたるみも起因しています。乾燥や肌荒れ以外にもみかん肌の条件があるのは、意外と見落とされがちです。

みかん肌になる原因。スキンケアの間違いや食生活

みかん肌の条件を整えてしまう原因について見てみましょう。好きな食事メニューや何気ない習慣に、みかん肌の原因が隠れていないか要チェックです。

肌が乾燥している

肌の乾燥はあらゆる肌トラブルの種。肌が乾燥すると、

  • 皮脂が過剰分泌されて毛穴が開く
  • 毛穴が詰まりやすくなる
  • 肌のバリア機能が落ちて敏感肌になる
  • ニキビができやすくなる
  • 肌にハリがなくなってたるみやすくなる

こんな状態を招き、みかん肌へと導きます。もともと乾燥肌の人であれば、特にみかん肌になりやすいので要注意。

乾燥肌ではなくても、スキンケアをサボったり生活習慣の乱れで肌が乾燥することも。常に肌を乾燥から守るのが、みかん肌を予防・改善する一番の方法です。

脂っぽいものばかり食べている

美味しいからと言って、脂っぽい食生活になっていませんか?

  • 油たっぷりの揚げ物や炒め物
  • 肉類
  • クリームや洋菓子・スナック菓子
  • たっぷりの調味料

こんな食生活に心当たりのある人は危険です。脂分の多い食事は皮脂の分泌量を増やします。

皮脂が増えれば毛穴が開きやすく・詰まりやすくなって、みかん肌の要因になってしまいます。肉類以外にも野菜や魚を食べて、偏りのない食生活を送ることが大切です。

間違った洗顔をしている

毛穴詰まりを失くそうとして、躍起になって洗顔をするのは危ない兆候です。洗顔のやり方を間違ってしまうと、みかん肌は悪化の一途を辿るのみ。

こんな洗顔は間違いです。

  • 熱いお湯で洗っている
  • 刺激の強い洗顔料を使っている
  • 肌をゴシゴシ擦っている
  • 洗顔料を泡立てずに使っている

洗顔の目的はあくまで肌に刺激を与えないように、優しく汚れを落とすことです。いくら汚れを取ったとしても、肌を擦ったり刺激を与えたりしては意味がありません。

間違った洗顔では肌に本来必要な分の皮脂まで取り去ってしまって、肌を乾燥させて余計に皮脂を過剰分泌させてしまうので注意しましょう。

ホルモンバランスが乱れている

肌の調子はホルモンバランスの影響を強く受けています。特にホルモンの分泌量が上下しやすい女性は、些細なホルモンバランスの乱れでも肌の調子が左右されます。

ストレスを抱えたり、睡眠不足や環境の変化などでホルモンバランスが乱れると、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

いわばみかん肌は、自分が追い込まれているときのサインの1つとも言えます。自分を必要以上に責めないように、メンタルケアにも注目したいですね。

加齢による肌の変化

肌の乾燥を除けば、皮膚表面のたるみがみかん肌の大きな原因です。肌がたるむ理由は乾燥もありますが、加齢に伴う肌質の変化の可能性もあります。

歳を重ねると、肌にはこんな変化が生じて皮膚表面がたるんでしまいます。

  • 肌にうるおいがなくなる
  • 肌にハリがなくなる
  • 表情筋が衰えて皮膚が持ち上がらなくなる
  • バリア機能が落ちてダメージに弱くなる

女性は加齢に伴い、肌の水分を保つセラミドなどのうるおい成分が減っていくため、みかん肌になりやすくなります。

保湿や洗顔といった基本的なスキンケアだけではなく、エイジングケアにも注目してみましょう。

みかん肌の治し方。基礎化粧品と生活習慣に注目

実際にみかん肌を治すには、どのようなアプローチをかければ良いのでしょうか?みかん肌の改善におすすめの方法をご紹介します。

年齢や肌質、思い当たるみかん肌の原因にぴったりな方法で、みかん肌を治していきましょう。

洗顔料と洗顔のやり方を見直す

毎日やることですから、まずは正しい洗顔のやり方を押さえておきましょう。洗顔料やクレンジング剤選びに頓着しないという人は、まずアイテム選びから始めてください。

洗顔料はアミノ酸系の洗浄力が強すぎないものを、クレンジング剤はクリームタイプやミルクタイプのものを選びましょう。

洗浄力の強いものは肌に負担をかけます。拭き取りタイプのクレンジング剤は肌を強く擦ってしまうのでNG。

正しい洗顔・クレンジングのポイントは次の通りです。

  • クレンジング剤でよくメイクを落とす
  • 洗顔料をしっかり泡立てる
  • 泡を転がす・乗せるように顔を洗う
  • ぬるま湯をたっぷり使って丁寧に泡をすすぎ落とす

洗顔後はしっかり化粧水と乳液・クリームで保湿しましょう。洗顔料やクレンジング剤そのものに保湿剤が配合されていると、乾燥肌を防げますよ。

基礎化粧品は成分を見て選ぶ

化粧水や乳液などの基礎化粧品は、配合されている成分によく注目してみましょう。みかん肌は肌の乾燥が主な理由ですから、肌を健康にして潤いを保ち、かつエイジング効果のある成分が含まれていると理想的です。

基礎化粧品にあると嬉しい成分は次の通り。

  • コラーゲン
  • セラミド
  • ビタミンC誘導体
  • ヒアルロン酸

特にセラミドは、肌質が変化してきた年代のエイジングケアに最適です。

逆に避けた方が良いのは、アルコール・エタノール・香料などの添加物が含まれた基礎化粧品。刺激が強いのでみかん肌を悪化させてしまいます。

基礎化粧品を買うときは成分表示に目を通して、自分の肌質・体質に合ったものを選んでくださいね。

ピーリングは多くても週に1回

毛穴の汚れや古い角質を綺麗に取り去る「ピーリング」は、みかん肌に有効的と思われがちですが意外と逆効果。

頻繁なピーリングや毛穴パックは肌に負担をかけ、毛穴を余計に開いて閉じにくくします。ターンオーバーを乱す一因でもあるため、頻繁にやるのはおすすめできません。

たまのピーリングであれば、お肌の汚れをリセットしてみかん肌改善にも役立ちます。ピーリングは多くても1週間に1回程度に抑えてください。

紫外線対策を徹底する

紫外線対策は夏場の暑い季節だけではなく、年中無休で行いましょう。寒い季節にも紫外線は降り注いでいます。

紫外線は肌のバリア機能を下げ、コラーゲンを破壊して肌の乾燥とたるみを悪化させます。

メイクの前には日焼け止めを忘れずに塗り、外出時は定期的に日焼け止めを塗り直しましょう。日差しの強い日は帽子や日傘も忘れずに。

また、セラミドは紫外線から肌を守る作用を持っています。紫外線対策の面でも、セラミド配合の基礎化粧品を選ぶのがおすすめですよ。

表情筋を鍛えて肌にハリを戻す

表情筋は目に見えない筋肉ですから、知らない間に衰えてしまっていることが多くあります。無表情に過ごしている人や内勤でずっとデスクに向かっている人などは、表情筋の衰えに注目してみましょう。

頬を膨らませたり、「あ・い・う・え・お」の形に口を大きく動かしたりするだけでも、表情筋のエクササイズになります。

また、口を閉じたまま舌で歯茎をなぞる「舌回し」も表情筋のエクササイズに有効的。テレビやスマホを見ている時間など、何かをしながら表情筋を鍛えて肌のたるみを防ぎましょう。

栄養バランスに気を付けた食生活を送る

肌は摂り入れた食べ物や飲み物からの影響を如実に受けます。栄養バランスの整った食生活を心がけて、肌質を改善していきましょう。

  • 野菜
  • 乳製品
  • 主食(米や小麦)
  • 果物

これらの食品を毎日バランスよく食べるのが大切。肉のみや野菜のみにならないよう、「主食・副菜・主菜」を毎食用意してくださいね。

脂っぽい食事にならないよう、煮物や汁物、野菜中心の和食がおすすめです。

規則正しい生活習慣を送る

寝不足や運動不足、食事の時間がバラバラなど…こんな不規則な生活は肌荒れを引き起こす原因です。

  • 適度な運動
  • 質の高い睡眠
  • 規則的な1日3回の食事
  • ストレスケア

以上のポイントに気を付けた規則正しい生活を目指すだけでも、お肌の調子は整いますよ。

運動や睡眠はお肌のターンオーバーを正常化させ、肌のバリア機能を復活させます。

ニキビができやすい人や敏感肌の兆候がある人は、スキンケアの他にも生活リズムを整えるところから始めてみましょう。

美容と健康は紙一重。みかん肌の改善で生活も整う

見た目の美しさは身体の内側の状態を表す鏡です。肌が荒れているということは、不健康な生活を送って身体が悲鳴を上げているというサインでもあります。

みかん肌も栄養の偏りや加齢、不規則な生活を示すサインの一つです。生活習慣が原因でみかん肌になるということは、生活習慣次第で改善できるということ。

洗顔や保湿と言ったスキンケアを中心に、心当たりのあるアプローチでみかん肌を改善していきましょう。地道な努力が積み重なれば、肌質も綺麗に整っていきますよ。

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ライター:箸屋

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