おしゃれは足元からの意味って?ファッションにおける靴の重要性
Date:2019.01.31
よく聞くけれどどんな意味なのか、実のところよくわかっていない言葉だったりしませんか?
「おしゃれは足元から」そう聞いたときに、あなたはどんなことを連想するでしょうか。
その詳しい意味と、「おしゃれは足元から」を実践する方法をご紹介します。
おしゃれ風だけど、なんだか残念な人にならないために、本当のおしゃれな人は足元からおしゃれにしている、その意味を知りましょう。
「おしゃれは足元から」を実践している人はTPOを意識し、その場にふさわしい靴をきちんと履けるようにお手入れもしています。
そんなお手入れも自分で簡単にできる方法を載せているので参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
そもそも「おしゃれは足元から」という言葉はどうやってできたの?
服装に気を使う時は、特に靴に注意を払うべきであるとする語。靴を強調する理由は定かではないが、生活レベルや几帳面さを靴から判断する慣習に由来すると考えられる。
引用…実用日本語表現辞典
なぜ靴なの?と思いますよね。靴は手入れをし、きちんと休ませて、適切に履くことで長く使える革を使用していることが多いからなのです。
今では革以外の靴も多く、手入れをしなくてもファッションとして楽しめるものがほとんどですが、簡単な手入れをするだけでも見違えるものです。
普段ちょっと会う人でも、靴がきれいだとなんだか良い印象を受けませんか?
「おしゃれは足元から」と聞くのに、なぜ靴は後回しになってしまうのか
ほとんどの人がこのフレーズを、一度は目や耳にしたことがあると思います。なのになぜ靴のおしゃれは後回しになってしまうのでしょうか?
それは日本の住宅事情が関係していると言えますね。日本では靴を玄関で脱ぎ履きし、全身が見える姿見は寝室や個室にあることが多いのです。
コーディネートを考えるときに、わざわざ靴を部屋にまで持ち込む人はあまり多くないため、洋服だけ一生懸命考え、靴は玄関で適当に選んでしまうことが多いのです。
実はこれを読んでいるあなたも、思い当たるふしがあるのではないでしょうか?
少々面倒でも、姿見の前に敷物を敷いて、靴からコーディネートを考えてみるとまた違ったファッションが似合うことにも気付けるきっかけになります。
せっかくのお出かけに、ショーウィンドウのガラスに映ったコーディネートを見てがっかりするよりも、ひと手間かけてきちんとコーディネートを考えてみませんか?
「おしゃれは足元から」を実践している人は自分に合った靴を知っている
足元のおしゃれに目覚めたら、色々な靴が欲しくなりますよね。足元からおしゃれを意識している人は、自分の足に合った靴を知っています。
おしゃれに意識が行き過ぎてしまって、なんだか足が痛くてお出かけの途中で我慢できなくなってしまっては意味がありません。
どこでどれだけの時間過ごすのか、立っている時間、歩く時間や距離はどのくらいかがわかっていれば、それに合わせた靴選びができます。
例えばヒールが苦手だけれど、かしこまった場に行くためにヒールが必要となったとき、自分に合った靴を知っていればそのイベントをこなせる靴が選べます。
自分に合った靴を知らないと、ただただ我慢をするしかなくなってしまいますよね。ここのブランドのこの高さのヒールなら大丈夫というものを見つけておくのも大事なことです。
TPOを意識するときこそ「おしゃれは足元から」が大事
「おしゃれは足元から」そう意識していると、TPOに合わせたファッションも自然と選べるようになるものです。
TPOに合わせた靴を一足ずつでも持っていると、何があっても大丈夫、とも言えます。
冠婚葬祭やビジネスの場では、大人の女性としてきちんとしたものを身に着けていることはとても大事なこと。
間に合わせでなんとか履いてきた靴では格好がつきません。普段から準備しておくことでスマートに身をこなせるのです。
靴からコーディネートを決めると、気持ちの引き締まるファッションにしたいとき、カジュアルなファッションにしたいとき、使い分けがとても簡単になる点でもおすすめなのです。
「おしゃれは足元から」を一歩進める自分でできる簡単シューケア
自分でも簡単なお手入れをするだけで、靴のキズや摩耗に気付けるので、定期的にチェックするのをおすすめします。
なんとなく脱ぎ履きしていると、また次になんとなく履いたら傷がついていたなんてことにならないようにしましょう。
家でできるシューケアの方法は、簡単な手順でできるので、3週間を目安に行いましょう。
- 柔らかい馬毛のブラシや柔らかい布でホコリを払う
- 素材に合った汚れ落とし剤で、汚れを落とす
- 必要に応じて補色剤で色をおぎなう
- 素材に合った栄養を与えるクリームや艶出しクリームを塗る
毎日外を歩くだけで、靴にはホコリがたまってしまいます。ホコリを払う用のブラシは100円ショップでも売っているので一つあると便利。
それ以上のケアは定期的にメンテナンスも兼ねて、プロにお任せするのも一つの手ですが、むずかしいことではないのでチャレンジしてみるのも良いですよ。
簡単にホコリを落としても、土や泥はね、その他にも靴はとっても汚れやすいもの。それぞれ素材によって専用クリーナーが売っているので、それらを使って落とします。
補色をする場合は、少しずつ色をのせ、一度乾いてから次を乗せるようにすると、濃くなりすぎてしまう失敗も少ないです。
色落ちに関しては、少々難しい事なのでプロに任せた方が安心ですね。
革には革用、エナメル用、スエード用等それぞれ仕上げ材もあります。光沢をだしたり、買ったときのようなスエードの毛並みを整えてくれるので、ケアの最後にしっかりかけておきましょう。
シューケアのポイントは?
一つ一つの工程で、クリームやローション、補色剤を使用する場合はしっかり乾燥しながら行うことが必要ですが、それぞれはむずかしいことではありません。
月に一回、身だしなみのために時間を割くことは、自分磨きにもなって素敵だと思いませんか?
帰宅時に軽いブラッシングをしておくだけでも、傷や汚れに早く気付くことができるのでおすすめですよ。
大きな傷や、ヒールのすり減りはプロに相談することが大事です。ヒールのゴム部分は消耗品と考え、定期的に交換しておくのも身だしなみですね。
最近では多い、合成皮革の靴も汚れを落としてあげるだけできれいに長く履けるものなので大事にしたくなりませんか?
綺麗な靴で「おしゃれは足元から」を実践していこう
「おしゃれは足元から」という意味を知ってみると、さっそく靴からおしゃれを整えてお出かけしたくなりますね。
意味を知るとシューケアにも興味が湧いてくると思います。街の靴修理屋さんやホームセンター、雑貨屋さんでもケアキットなどは意外と手軽に手に入るようになりました。
難しそうと思っている方も、少しずつできることからチャレンジしてみましょう。
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