やめられない衝動買いを抑える方法、後悔する前にまず一呼吸!
Date:2018.08.09
買うつもりはなかったのに、ふらっと立ち寄ったお店で一目惚れでつい買っちゃったなんて経験は多くの人にあるでしょう。
でも、家に帰ってみると何で買っちゃったんだろうと後悔してしまうことも。
たまには衝動買いをしてしまうこともあるでしょうが、それが慢性化してしまうと経済的にも精神的にも良くない影響をもたらします。
今回こちらの記事では衝動買いが止められないという方に参考にして頂きたい衝動買いを抑える方法をご紹介します。周囲に衝動買いが止められず悩んでいる人がいるという方もアドバイスの材料にしてみてくださいね。
この記事の目次
衝動買いをしてしまう時の状況
衝動買いをしてしまう時、その時の自分の精神状態以外にも、その時の状況や環境が影響している場合があります。これが欲しい!と咄嗟に思っても、自分の置かれている状況を冷静に判断できたら、衝動買いを抑えられるようになります。
給料日直後で経済的に余裕がある
お財布が潤っている給料日直後は散財しがちなので注意が必要です。今月は大きな出費の予定もないし、余裕があるから買ってもいいよね!と気の向くままに買ってみたものの、数日経ったら飽きてしまっていたり、買ったものの全然似合わなかったという結果になることもあります。
店員さんの声掛けにつられて購入してしまう
買うつもりはなかったのに店員さんの「お似合いですよ!」や「ラスト1点です!」、「うちの店舗限定なんですよ」といったセリフにつられてしまったり、話が弾んでつい購入してしまうこともあります。
このパターンの衝動買いは、新しいものを取り入れていたいという流行に敏感なタイプの人や、社交的で店員さんとのコミュニケーションが好きだという人に多く見られます。
セール期間中などで商品が値引きされている
セール時期中、特に洋服や靴などのアパレルショップでは「〇〇%オフ!」や「タイムセールです!」といった声が飛び交い、店内が賑わっていて、レジに行列ができています。安いし、持っていて損は無いよねとその場の空気に飲まれて買ってしまい、結局はあまり着ない、履かないまま終わってしまうことも。
夜中眠れずにネットサーフィンでポチり!
眠れずにベッドの中でスマートフォンを眺めていて、なんとなく見ていたショッピングサイトでポチり!というのもよくあります。
夜中は人の判断能力が低下している時間帯なので、その時にたくさんの商品が目に飛び込んでくるネットショッピングは誘惑が多く、衝動買いに繋がりやすいので要注意です。
衝動買いをしてしまう人の心理状態
衝動買いはただその時欲しくて買っているだけでなく、その人の心理状態が大きく関係しています。その時の自分の心理状態を把握しておけば買いたい衝動をセーブできますよ。
気分が高揚していて勢いで買ってしまう
衝動買いには「気分一致効果」という、その時の気分によって入ってくる情報が左右される現象が関係していると言われています。
気分が良くテンションが上がっている時は良い情報だけが入って来ます。ショッピングという女性にとって気分が上がる状況では、魅力的な情報が目に飛び込んで来やすくなるので、結果として衝動買いに繋がりやすくなります。
ストレスが溜まっていて発散のために買ってしまう
強くストレスを感じている時、それを打ち消すように衝動買い押してしまう場合があります。そのストレスは職場や人間関係に限ったことではなく、育児や家庭内でのストレスによるものも多く、それを発散できる環境作りが難しいママたちの中にも衝動買いに悩む人が多くいます。
意外と怖い衝動買いがもたらすデメリット
たかが衝動買いくらいと思いがちですが、それが慢性化した時、生活に支障をきたす場合もあります。特に金銭面ではすぐにリカバーできる金額なら良いのですが、大きな金額になると家計にも大きなダメージになります。
貯金ができず、いざという時にお金が用意できない
生活費の範囲内で、たまに衝動買いしてしまう分には問題ありませんが、頻繁であったり、一度の金額が大きいと貯金ができなかったり、日頃の家計でも予備費の確保が難しくなり、いざまとまったお金が必要といった場合に困ることになります。
慢性化すると買い物依存症になる可能性も
衝動買いも慢性化すると買い物依存症予備軍になります。買い物をすることで幸福を感じ、欲求を満たす買い物依存症は克服することが難しく、カウンセリングや自助会に参加して治療していかなくてはなりません。
また、重度の買い物依存症になると薬物療法を取り入れることもあるため、決して簡単には治りません。
また買ってしまったという後悔からくるストレス
衝動買いがやめられない人は、買った瞬間は気持ちが良いのですが、その後にまたやってしまったと後悔して落ち込んでしまうというパターンを繰り返すことが多いです。
また、その後悔する気持ち自体がストレスとなり、さらに買ってしまうという悪循環に陥ってしまう場合もあります。
衝動買いをやめると得られるメリット
衝動買いをやめると精神的にも経済的にもメリットがあります。これまでやめたくてもやめられなかったという方はメリットを覚えて意識しておくと、買ってしまいそうになった時にグッと我慢できるポイントになりますよ。
貯金ができるようになる
衝動買いをやめる一番のメリットは経済面です。これまで浪費してきた分が抑えられるので、その分を貯金に回したり、NISA(少額投資非課税制度)などお金を増やすという方向に転換できるようになります。
無駄買いがなくなる分、長く使えるアイテムが増える
安かったから、なんとなく可愛いからという理由で衝動買いしてしまったものは結局使わずじまいだったり、数日で飽きてしまう場合が多いです。
衝動買いをグッと堪えて、本当に欲しいものや吟味して買ったものは長く大切に使うようになるので「良い買い物をした」という満足感が得られます。
衝動買いを抑えるための日頃からできる対策
多くの人は衝動買いをした経験があるでしょう。ですが、それがやめられなくなると先述したように様々な弊害が出てきます。そうした弊害を避けるためにも、衝動買いがやめられないという方は日頃から衝動買いしないような対策をしておきましょう。
魔の給料日にできる衝動買い対策
お財布が潤って余裕ができる給料日は気持ちが緩んで衝動買いに走りがちです。だからこそ、給料日にしっかりとお金の管理して衝動買いを防ぎましょう。
- 財形貯蓄や定期預金を組んで無駄使いをカット!
- お勤めをしている人または結婚している人は旦那様の会社に「財形貯蓄」という給料から指定した金額が天引きされて貯められる制度の利用をおすすめします。
また、多くの銀行で取り扱いのある「定期預金」を組んでおけば、自分で決めた金額が毎月引き落とされて別口座に溜まっていくので使いすぎで貯金ができないなんてことが避けられます。
- 支出の項目ごとにお金を分けて、その範囲内でやりくりする
- 食費や雑費など細かく項目ごとに区切ってお金を振り分けるようにすると無駄使い防止になります。特に食費は各週ごとに予算を立てて仕分けると便利です。
用途を決めずにざっくりと予算を立ててしまうと、衝動買いが癖になっているという場合は娯楽費や被服費がかさみがちになるので、このように項目ごとにお金を仕分け、その範囲内でやりくりするように心掛けましょう。
買い物の仕方を工夫して衝動買いをセーブする
お給料の仕分け方も工夫したし、あとはグッと堪えるだけ!と思っていても、やはり買ってしまいそうだなという方は、買い物の仕方も工夫してみましょう。衝動買いの誘惑に負けない買い物方法が身につけば、自然と衝動買いも無くなっていきますよ。
- すぐには買わず一度はお店を出てみる
- これ欲しい!と思っても、まずは冷静になるためにお店を出ましょう。カフェで一休みしながら、または本当に必要なものを買いに行くなどして、さっきの商品は買っても良いのか、必要なのか改めて考えてみると意外にも欲求を抑えることができます。
- 買い物は誰かと一緒に行くようにして一人で行くことを避ける
- 一人で買い物に行ってしまうと店員さんの声かけに乗ってしまったり、買い物に没頭しすぎて勢いで買ってしまいます。ですが、誰かと一緒に行けばおしゃべりをしながら買い物ができるので、良い意味で気が紛れ、衝動買いも抑えられます。また、一緒に行く人に事前に「衝動買いしそうになっていたら止めてね!」とお願いする工夫もするとさらに効果的です.
- クレジットカードではなく現金派に切り替える
- お金を使ったという感覚が薄くなるクレジットカードは衝動買い癖のある人にとっては危険です。ポイントが貯まる、お財布がかさばらないというメリットもありますが、衝動買いを防ぎたいという場合は現金に切り替えましょう。
私生活を見直してストレスを溜めない自分作りをする
ストレス発散のために衝動買いに走る人も多く、さらにはその衝動買いをしてしまったことを後悔して、さらにストレスを感じてしまうループにはまってしまう人もいます。まずは自分の生活パターンを見直し、ストレス発散方法や夢中になれるものを見つけましょう。
- 趣味や習い事に集中して買いたいという衝動を抑える
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- 衝動買いを抑える手っ取り早い方法は買い物に行かないことです!これまで週末や仕事帰りは街に出てウィンドウショッピングが定番だった方は、趣味や習い事を見つけて足を運ぶ場所を変えてみましょう。
教室などに通えば、そこで仲間ができて一緒に出かけるようになったり、スポーツを始めた場合はストレス発散にもなるので自然と衝動買いする環境から離れることができます。
- 衝動買いを抑える手っ取り早い方法は買い物に行かないことです!これまで週末や仕事帰りは街に出てウィンドウショッピングが定番だった方は、趣味や習い事を見つけて足を運ぶ場所を変えてみましょう。
- たくさん眠ってストレスを溜めにくい身体に
- 睡眠不足は身体的ストレスに大きく関係します。体が思うようにいかないと精神的にも負担がかかり、それが衝動買いに繋がることもあるます。また、深夜のネットショッピングは睡眠不足を助長するだけでなく、判断能力が鈍る時間帯であることも相まって衝動買いしやすくなります。
就寝前は部屋を暗くし、デジタル機器は見ないようにしたり、アロマを焚く、ストレッチをするなど眠りやすい環境を作りましょう。しっかりと睡眠をとることで身体的・精神的な疲れを次の日に持ち越さないようになりますよ。
衝動買いの原因を把握して、気持ちの良い買い物ができるように努力しましょう!
衝動買いは幸福感を得るためにしてしまう場合が多く、特に女性に多く見られる行動だと言われています。
また、衝動買いの原因はストレス発散のため、店員さんなど周りの声に乗って買ってしまうなど、原因は様々で、それに応じて対策が必要になります。
衝動買いがやめられないという方は、まずは自分の衝動買いパターンを把握し、根本的な解決をしていきましょう。
金額の問題だけではなく、頻回になると買い物依存症に陥る可能性も考えられる衝動買いは、これくらい大丈夫と放置せず、早めに対策を講じることが重要です!
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