シュガースクラブでつるつる肌に!自宅で簡単にできる作り方
Date:2018.01.25
肌にざらつきが出ると、肌色がくすんで見えたり肌荒れを起こすためケアをします。
当初、スクラブは塩を使ったソルトスクラブが主流でしたが、ソルトスクラブは肌のざらつきを取り除くことはできますが、塩の刺激で乾燥肌や敏感肌の人が使うと肌状態が悪化することも…。
そこでオススメなのが、シュガースクラブ。以前は肌よりも唇などの皮膚の薄い部分に使うものでした。
しかし、肌への負担が少ないことから体全体にシュガースクラブを使うようになり、今ではソルトスクラブよりもシュガースクラブを使う人が増えているんですよ!
そこで、今回はシュガースクラブの作り方や使い方、その魅力をお伝えします。
この記事の目次
何故?シュガースクラブが肌に良いと言われている理由
そもそも、シュガースクラブってどういった物なのでしょうか?シュガースクラブとは、砂糖でできたスクラブのことを言います。
市販されているものもたくさんありますが、材料を混ぜ合わせるだけなので自分で作ることもできます。
シュガースクラブは良いと言われている理由には、次のようなことが挙げられます。
- 敏感肌や赤ちゃんでも使うことができる
- 手作りしたものは何が入っているか分かっているので安全
- 水に溶けやすいので肌に優しい
- 保湿効果で肌が柔らかくなる
シュガースクラブと同じくらい有名なのが、ソルトスクラブです。ソルトスクラブは発汗作用があるため、贅肉が気になる部分に揉み込んだりして使います。
しかし、肌が弱い人には塩の刺激が強すぎて使えないというデメリットもあります。
シュガースクラブの場合、水に溶けやすいため肌へ大きな負担をかけることもありません。そのため、肌に良いと使っている人が多いようです。
簡単に手作りできる!シュガースクラブの作り方
シュガースクラブは、いろんな種類が市販されています。しかし、どういったものを材料に使っているのかが分からないと気になる人も多いようです。
そういう人にオススメなのが、手作りのシュガースクラブです。
シュガースクラブは自分で簡単に作ることができるので、ケアしたい時に作ることもできます。
また、自分の好きなようなアレンジなどもできるのでその時の肌に合わせて作ることもできます。
シュガースクラブの作り方は様々な方法がありますが、今回は特に人気のあるシュガースクラブの作り方を4つ紹介します。
その1.まずは基本!ベーシックなシュガースクラブ
まずは、基本であるベーシックなシュガースクラブからチャレンジするようにしましょう。
作るのも1番簡単ですし、不要なものが入っていないので肌が弱い人でも使いやすいものになっています。
- 上白糖 50g
- オイル 50g
- 消毒された容器
- 容器に同量の砂糖とオイルを入れる
- 砂糖とオイルが馴染むまで混ぜる
上白糖でも十分スクラブ感はありますが、もっとしっかりとしたスクラブを感じたい人は、グラニュー糖と上白糖を混ぜて使っても構いません。
またオイルもどういうものでも構いませんが、肌のことを考えるとオリーブオイルやココナッツオイルがいいかもしれません。
今回は50gで記載していますが、上白糖とオイルは1:1であれば量は調整することが可能です。
その2.保湿効果の高いハチミツ入りシュガースクラブ
シュガースクラブでも保湿効果はありますが、さらに保湿効果が高いのがハチミツの入ったハチミツ入りシュガースクラブです。
顔や体だけではなく、唇にも使うことができるので乾燥する時期にはオススメのシュガースクラブです。
- 上白糖 50g
- オイル 20g
- ハチミツ 10g
- 消毒された容器
- 容器に砂糖とオイルを入れる
- 砂糖とオイルが馴染むまで混ぜる
- 砂糖とオイルが馴染んだらハチミツを入れて混ぜる
上記の作り方でも保湿効果はありますが、もっと保湿効果をアップさせたい場合は、オイルを減らしてハチミツを増やしてみましょう。
しかし、ハチミツが多すぎるとベタッとしたテクスチャーになるのでマッサージする時に負担がかかる可能性があります。
その3.コスパが高いあのクリームを使ったシュガースクラブ
今、ネットなどでよく取り上げられているのが、ニベアを使ったシュガースクラブです。
ニベアはコスパが高いと、スキンケアで使っている人も多いと思います。
そのニベアをシュガースクラブに使うことで、美肌効果もあると人気が出ているようです。
- 上白糖 20g
- オイル 10g
- ニベア 40g
- 消毒された容器
- 容器に砂糖とニベアを入れて混ぜる
- 砂糖とニベアが馴染んだら、少しずつオイルを入れて全体を馴染ませる
ニベアを使ったシュガースクラブは、ニベアクリームが入っているので水で洗い流すのが難しい場合があります。
そのため、ニベア入りシュガースクラブはマッサージクリームのように使い、蒸しタオルを使って拭き取るとニベアの効果も残すことができます。
その4.皮脂が気になる人は塩入りシュガースクラブ
スクラブにはシュガースクラブだけではなく、ソルトスクラブもあります。ソルトスクラブは粒が大きいため角質や皮脂を綺麗に落とすことができます。
シュガースクラブの保湿効果も欲しいけれど、皮脂汚れも落としたいという人は、塩入りシュガースクラブがオススメです。
- 上白糖 50g
- オイル 50g
- 塩 2つまみ
- 消毒された容器
- 容器に砂糖と塩を入れる
- 軽く混ぜたらオイルを入れてなじむまで混ぜる
塩はたくさん入れると肌に負担がかかるので、ほんの少しで十分です。
塩入りシュガースクラブは塩の粒で汚れを落とすわけではなく、塩の成分で皮脂を落とすようにするため粒子が細かいものでも効果は変わりません。
目指せツルツル肌!シュガースクラブを使った5つの美容効果
シュガースクラブは肌に良いと言われています。しかし、正しい使い方をしないと肌を傷めてしまうので美容効果も期待できません。
シュガースクラブの基本的な使い方は次のようになります。
- メイクを綺麗に落とす
- 洗顔前にティースプーン1杯程度のシュガースクラブを手に取る
- 手のひらにシュガースクラブを広げ優しく円を描くように顔をマッサージする
- マッサージが終わったら、1分程度そのままにしておく
- ぬるま湯で綺麗に洗い流す
では、シュガースクラブにはどういった美容効果があるのでしょうか。
その1.砂糖が持っている保水性を活かした「保湿効果」
砂糖には、保水性があります。この保水性は、シュガースクラブにしても効果があるため肌をマッサージすることで保湿効果が期待できます。
乾燥肌の人はもちろん、肌の奥が乾燥しているインナードライの人もシュガースクラブで肌質を改善することができます。
シュガースクラブを使うだけで肌が潤いというわけではなく、保水性を活かして次に使う化粧水などの浸透が良くなることで保湿効果が高くなります。
シュガースクラブでケアした後にしっかりとスキンケアをすれば潤いのあるもちもちとした肌にも繋がります。
その2.砂糖の細かい粒子でざらつきを落とす「角質・黒ずみ除去」
シュガースクラブはソルトスクラブに比べると粒子は細かいですが、古い角質を取り除く効果はあります。
特に顔の場合、ソルトスクラブを使うとヒリヒリしたり顔が乾燥することもあります。
シュガースクラブは粒子が細かく、保湿効果もあるので顔の古い角質や黒ずみを除去することができます。
顔の余分な角質が取れると、黒ずみだけではなくくすみも解消されるので、ワントーン明るいツルツルとした肌になります。
その3.肌が柔らかくなるため「化粧のりがアップ」
シュガースクラブをすると余分な角質がなくなるため、化粧水の浸透が良くなります。
化粧水の浸透が良くなると肌が柔らかくなり、素肌が綺麗になります。
古い角質が落ち素肌が綺麗になると、今までと同じようにメイクをしても仕上がりが全く違います。
ツルツル肌でくすみや黒ずみがなくなると、ファンデーションの付きが良くなり、少量のファンデーションでメイクも終わります。
その4.余分な汚れや乾燥予防で「ニキビ・吹き出物予防」
ニキビや吹き出物ができる原因には、次のようなものがあります。
- 皮脂や汚れが毛穴に詰まる
- 古い角質が残っている
- 肌が乾燥している
シュガースクラブを使うと、角質や皮脂汚れを取り除くことができます。また、保湿効果もあるので、肌を潤すこともできます。
シュガースクラブをすると肌状態が良くなるため、ニキビや吹き出物ができにくくなります。
その5.唇に使うとかさつきのないプルプルとした唇になる
シュガースクラブは、体や顔だけではありません。唇のケアをしても使うことができます。
唇に使う場合、次のようなケアをするとプルプルとした唇になります。
- 唇全体にシュガースクラブを塗る
- 指を水で濡らしてくるくるを円を描くようにマッサージする
- マッサージが終わったら1分間ほど放置する
- ぬるま湯で洗い流す
シュガースクラブで唇をマッサージすると、唇が保湿されるのでかさつきやひび割れが解消されます。
また、定期的にケアをすることで唇にできる縦ジワも薄くなっていきます。
覚えておきたいシュガースクラブを使う時の注意点
シュガースクラブは、肌に嬉しい効果がたくさんありますが、使い方などに注意しなければいけないこともあります。
使い方の注意点を守って、綺麗なツルツル肌を手に入れましょう。
その1.作ったシュガースクラブはなるべく早く使う
市販されているシュガースクラブは、保存がきくように防腐剤などが入っています。
しかし、手作りしたシュガースクラブには保存料や防腐剤は入っていません。そのため、市販のもののように長持ちはしません。
シュガースクラブを作ったら、なるべく1週間以内に使いきるようにしましょう。
また、雑菌が繁殖しやすいので、消毒された綺麗な容器を使うことも大事です。煮沸消毒をすれば、雑菌の繁殖も抑えることができます。
その2.過度な使用は肌を傷めるため使用頻度は必ず守る
シュガースクラブを使うと、肌がツルツルになるからといって毎日使うと肌に負担を与えてしまいます。
顔の場合、週1回使うだけでも効果があります。敏感肌の人は、月に2~3回でも効果は期待できます。
肌が硬くなりやすいひざやかかと、肘といった部分は週1~2回使っても大丈夫です。
シュガースクラブを使う時は、自分の肌状態に合わせて使う回数も調整することが大事です。
その3.シュガースクラブを使う時は絶対に強い力でマッサージしない
少しでも角質を落としたいために、強い力でマッサージする人がいます。シュガースクラブは粒子が細かいですが、強い力を使うと肌に負担を与えてしまいます。
また、あまり強い力でマッサージをすると肌状態が悪くなることもあるので、泡洗顔をするように軽い力でマッサージをしましょう。
その4.肌がごわついていても肌の調子が悪い時は使わない
シュガースクラブは肌を綺麗にしてくれますが、肌の調子が悪い時に使うと肌を傷めてしまいます。
- 季節の変わり目で肌が敏感になっている時
- 生理前の肌が敏感になっている時
- 吹き出物やニキビができている時
- 日焼けなどで肌が炎症を起こしている時
こういった時は、肌のバリア機能が落ちている可能性があるので、シュガースクラブは避けるようにしましょう。
シュガースクラブを使ってツルツルの肌を手に入れる
シュガースクラブは、砂糖の粒子で肌のざらつきを取り除きます。ピーリングなどと違って薬品を使っていないので、安全なスキンケアアイテムです。
肌に優しい成分でできていますが、間違った使い方をすると肌状態は悪くなってしまいます。
また、シュガースクラブは自分の肌状態に合わせて手作りすることもできます。
今の自分の肌状態に合ったものを作れば、いつでもツルツルの肌を手に入れることができます。
今まで、いろんなものを使ったけれど肌状態が思わしくなかったという人は、1度手作りのシュガースクラブを試してみるといいかもしれません。
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