顔のテカリを解消する方法。テカテカしない肌作りのコツ
Date:2019.03.19
ほとんどの女性が困った経験を持つであろう「顔のテカリ」。あなたはどうですか?朝起きた時や外出中に鏡で自分を見た時に肌がテカテカになっているとがっかりしますよね。
夕方にメイクをした肌がテカるのはどうしようもないと、あきらめている人もいるかもしれません。しかし、顔のテカリを止める方法はあります!
今回は顔のテカリの原因を突き止め、適切な解消法をお伝えします。あなたもテカらず、メイクが崩れない肌を手に入れましょう!
顔のテカリはなぜ起こる?納得の原因、意外な原因
顔のテカリが起こるのには、きちんとした原因があります。そして原因は一つとは限りません。
メイクや生活習慣、肌の調子など、普段と変わらない生活をしているようでも、よく考えてみたらテカリの原因を作ってしまっている可能性があります。
あなたのテカリの原因に当てはまるものはありますか?
皮脂分泌量の増加
顔のテカリの原因は、主に汗と皮脂です。このうち、明らかに汗をかいたのでなければ皮脂の分泌量が過剰になっている可能性が大きいです。
皮脂は肌を外部の刺激から守ったり、肌の水分が蒸発するのを防いだりする役割を担っていて、気温・湿度などの環境条件や、肌のコンディションによって分泌量を調節しています。
顔がテカる時、肌は何らかの理由で皮脂を多く出さなければいけなくなっているといます。例えばあなたは、以下のようなことが思い当たりませんか?
- 洗顔の際、念入りに洗いすぎている
- 食事で油をとりすぎている
- 睡眠不足やストレスで肌荒れを起こしている
わかりやすい理由としては、このようなものが挙げられるでしょう。もし、生活習慣の中にテカリの原因になっていることがあればそれを控えることが必要です。
肌の乾燥
顔がテカる原因に乾燥が絡んでいることもあります。「肌が皮脂を多く分泌しなければいけない状態」は、私たちの生活では「乾燥から肌を守るため」であることが意外と多いです。
また、乾燥によるテカリは肌表面に古い角質がたまっている可能性もあります。
肌に十分な水分量があれば、古くなった角質はターンオーバーで自然に剥がれ落ちるのですが、水分量が不足すると角質が硬くなり剥がれにくい状態になります。
長時間のメイク
ファンデーションをつけた肌は毛穴が隠れて目立たなくなりますが、つまりそれは毛穴が塞がった状態です。
肌につけたファンデーションは時間とともに皮脂と混ざり合って酸化し、クレンジングをしても毛穴に詰まってしまうことがあります。
長時間のメイクは肌にとって想像以上に負担になっています。仕事でどうしても長時間メイクをしなければいけない人は、そのぶんケアが必要ということですね。
体調のいい時は気にならない外部刺激が、ホルモンバランスが乱れている時だと大きなダメージになることもあります。
顔のテカリ解消法【スキンケア編】
それでは、顔のテカリの解消法をお伝えしていきます。まずは肌に直接働きかける、毎日のスキンケアからです。
洗顔は毎日行うものですから、ちょっとしたことが積み重なってトラブルにも肌質の改善にもなり得ます。
洗顔はぬるま湯で行う
熱めのお湯で洗顔をすると、必要な皮脂まで流れやすくなってしまいます。入浴の際に洗顔をする場合は、面倒でも身体や髪を洗うお湯よりぬるめのお湯を用意しましょう。
こすりすぎや時間をかけた洗顔も良くありません。皮脂の分泌量を安定させるには余計なことをしないのが一番なので、ほどほどの洗い方に慣れましょう。
スキンケアは水分を補うことが大事
スキンケアにおいて最も重要とも言えるのが保湿ですが、皮脂による顔のテカリを解消したい場合は化粧水で水分を補うことを重視します。
おすすめは、化粧水をコットンやフェイスマスクに含ませてパックすることです。硬くなった角質にもしっかり水分がしみこみ、古い角質を剥がれやすくしてくれます。
なお、化粧水を成分で選ぶ場合は、角質の細胞にもともと存在する成分が配合されたものがおすすめです。
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸などがそれにあたりますが、化粧水で細胞内の成分を補うことで肌の保水力が高まります。
顔のテカリ解消法【メイク編】
続いては、顔のテカリを解消するメイクのポイントです。メイクの方法を少し変えるだけで、テカリが気にならなくなるかもしれません。
また、テカった肌に合った化粧直しの方法もお伝えします。外出中にテカってしまってもご安心ください!
化粧下地は成分が重要
テカリを防ぐためにメイクで欠かせないのが化粧下地です。肌に直接ファンデーションを塗っている人は、化粧下地を使うだけでもメイクの持ちが違うかもしれません。
さらに顔のテカリ対策を強化したい場合は、皮脂吸着成分が含まれるものがおすすめです。余分な皮脂を吸収してメイクを長持ちさせる効果があります。
なお、化粧下地を含め多くのベースメイク製品には油分が含まれているので、テカリを防ぎたいならオイルフリーの化粧下地を選ぶのもいいでしょう。
肌表面の油分が多くなるとメイクが崩れやすくなるのはもちろん、毛穴が詰まって皮脂の分泌量が増えやすくなります。
ファンデーションは少なめに
ファンデーションは、パウダーでもリキッドでも少なめが基本です。ファンデーションを厚塗りしなくていいように、カバーしたいところにはコンシーラーを使います。
パウダーファンデーションをお使いの場合、先にフェイスパウダーをつけるのもおすすめです。
いつもと逆ですが、フェイスパウダーで肌をサラサラにすると皮脂と混ざってドロドロになるのが緩和されます。
そして先にフェイスパウダーをつけてしまえば、すでに肌が補正されているのでファンデーションが薄づきでも気にならなくなるというメリットもあります。
化粧直しにはティッシュと乳液を使う
テカリが気になる時はティッシュでおさえましょう。あぶらとり紙は皮脂を取りすぎてしまいやすいので、乾燥を考えるとティッシュが無難です。
化粧直しは最初に乳液で保湿すると、油分が含まれるのでファンデーションともなじみやすく、保湿をしながら綺麗に化粧直しができます。
家でお使いの乳液を、小さい容器に入れて持ち歩くといいでしょう。
顔のテカリは解消できる!テカリを気にせず、思いのままにメイクしよう
顔のテカリは生活習慣や肌の乾燥といった原因で起こります。つまり顔のテカリが気になる時、身体や肌が不調を起こしているということです。
顔がテカっていると感じたら、日々の生活や体調を見直して早めに対策しましょう。テカリを解消して、メイクをバッチリ決めてくださいね!
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