ダイエット中こそ漬物を!おやつに食べて内側からキレイに
Date:2018.06.20
「痩せたいけれど、おやつが止められない…!」という方、今日からそのおやつを「漬け物」に変えてみませんか?
実はダイエットのサポートに役立つ漬物の効果や、食事に取り入れる際の注意点などを紹介していきます!
嬉しいダイエットサポート効果!漬物の持つパワーとは?
どうして漬物がダイエットに効果的なのでしょうか?それには主に二つの理由があります。
さっそく漬物がダイエットに効果的である理由や、漬物の種類による効能の違いなどを見ていきましょう!
たっぷり野菜の栄養素を丸ごと食べられる
漬物にはたっぷりの野菜が漬けられていますが、その多くは加熱処理などを行わずに漬けられるため、野菜が本来持っている栄養素をまるごと残すことができます。
さらにこの栄養素はぬか漬けやキムチなど発酵過程を経て作られる漬物の場合、その発酵によってビタミンやミネラルをはじめとする栄養素が増加するため、より効率的に栄養を摂ることができるんです!
発酵食品としてお腹の調子を整える
ぬか漬けやキムチなどの発酵プロセスを経て作られる漬物は、主に野菜表面などに付着している乳酸菌などの働きによる発酵食品です。
実はこの「乳酸菌」がダイエットにおいても重要な役割を果たしてくれるんです。乳酸菌は言わずもがな、お腹の調子を整えてくれる菌として広く知られています。しかしそれだけではないんです!
乳酸菌の持つ効果には次のようなものもあります。
- 脂肪が蓄積されることを防ぐ。
- 血糖値の上昇を抑える。
- 代謝を改善する。
- 自立神経のバランスを整える。
- 免疫力を高める。
このように乳酸菌には、ダイエットに役立つ効果をはじめ美容や健康をサポートしてくれる機能など様々なパワーを持っており、ダイエット中にも積極的に摂取したい成分です。
漬物では野菜の豊富な栄養素に加え、ローカロリーで乳酸菌も摂取することができるためダイエットのサポートに役立ちます!
食べすぎは禁物!漬物ダイエットでの注意点とは
漬物のダイエット効果について紹介してきましたが、実際にダイエット中の食生活に漬物を取り入れる場合、どのようなことに注意をしたら良いのでしょうか?
食べる量や食べ方における注意点、漬物の選び方などを見ていきましょう!
漬物を食べる際の適量はどのくらい?
漬物と言えば塩分を多く含む食べ物の代表的な存在ですが、一日当たりどのくらいの量まで食べてよいのでしょうか?
まず、日本人の一日当たりの塩分摂取量は10gまでが理想的と言われています。これに対して塩分を比較的多く含む食品の塩分量を見てみましょう。
食品名 | 塩分量の目安 |
---|---|
カップラーメン 1個 | 5.0g |
ポテトチップス 1袋 | 1.5g |
からし明太子 1腹 | 3.5g |
カップラーメンなどの塩分量は特に多く、1つ食べると一日の摂取目安のおよそ半分を占めてしまいます。次に漬物の塩分量です。
食品名 | 塩分量の目安 |
---|---|
キムチ 30g | 0.7g |
ぬか漬け 35g | 0.9g |
白菜の漬物 30g | 0.6g |
先ほどの食品と比較すると漬物の塩分量が意外と少ないことが分かります。しかし、一度に大量に食べてしまったり、3食ずっと漬物食べ続けてしまったりしては塩分過多になってしまいます。
一日の食事の中で、ラーメンのように塩分の多いものを食べた日には漬物を控えたり喉が渇くほどに食べすぎたりしないように加減しながら、日々の食事に取り入れていきましょう。
「漬物を一度に食べる量は小鉢いっぱい程度」などと決めておくと、食べすぎを防ぐことに繋がりますよ!
漬物の種類とその効果の違いは?
漬物は漬けている野菜や漬ける方法などにより様々な種類があります。ダイエットに漬物の効果を活かしたい場合には「発酵過程を経ている」漬物がおすすめです。
では発酵により作られている漬物にはどのようなものがあるのでしょうか?
- キムチ
- ぬか漬け
- 高菜漬け
- 沢庵漬け
- しば漬け
これらのようなものが発酵により作られている漬物です。しかし、昔ながらの発酵による本来の手法で漬けることは非常に手間と時間がかかります。そのため、最近では市販されている漬物の多くが調味液に漬けただけで発酵過程をきちんと経ていない「発酵風の漬物」となってしまっています。
そのため、しっかりと発酵過程を経て作られた本格的な漬物を入手したい場合には漬物屋さんで購入したり、自分で漬けることにチャレンジしたりすることもおすすめです。
スーパーなどで購入する際には、表示を確認して目的に見合った方法で作られているものかどうか、しっかりチェックしてみるようにしましょう!
ダイエットにはキュウリのぬか漬けで脂肪燃焼
漬物の具材として、ダイエット目的で漬物を食べる際に特におすすめなのは「キュウリ」の漬物です。
しかしそれだけではありません。キュウリには消化酵素である「ホスホリパーゼ」という酵素が含まれているんです。このホスホリパーゼには脂肪を分解してくれる働きがあるため、ダイエットの際には積極的に摂取したい成分になります。
しかし酵素は熱に弱いため、加熱すると失活してその効果を十分に得ることができなくなってしまいます。そこで漬物のような加熱をしない食べ方がポイントです。漬物は乳酸菌やビタミンといったその他の栄養素もたっぷりと摂取することができるため、ダイエット効果がより期待できるんです。
キュウリのぬか漬けなどは発酵による乳酸菌もしっかり摂取することができるため、特におすすめですよ!
毎日食べたい!漬物のアレンジレシピや食べ方
漬物のダイエット効果について紹介してきました。ダイエットをする際には何事でも軽ゾックすることが一つの大きなポイントになります。
そこで飽きずに楽しみながら、漬物をダイエット生活に取り入れるためのアレンジレシピやおすすめの食べ方なども見ていきましょう!
おやつの代わりに漬物
いつも食べている甘いおやつの代わりに漬物を食べるようにするだけで、大幅なカロリーカットが期待できます。野菜の栄養などもおやつとして摂取することができるので、一石二鳥です。
しかし難点として、「手で食べるのが難しい」「水やごはんが欲しくなる」といったことが起こる可能性もあるので、家にいる日のおやつにしたり食べすぎたりしないように注意しましょう!
漬物入りサラダはアレンジ自在
漬物自体に塩味がついているため、味付けや下ごしらえの手間を省くことができ簡単に作ることができます。マリネの具材として漬物を使ってもおいしくいただくことができるんです。
常備菜として漬物を使ったサラダを作り置きしておくこともダイエットに役立ちます!
チャーハンや焼うどんの具材としても
漬物をチャーハンや焼うどんなど、焼き物系メニューの具材にすると一気に野菜たっぷりのヘルシーメニューになります。
こちらもサラダ同様、味付けや下ごしらえの手間が省けるという点も取り入れやすい大きなポイントです。
しかし加熱してしまうことで乳酸菌の持つ働きは得られにくくなってしまうので、漬物の整腸効果などを狙って食べたいときには加熱しない調理法を選んだ方が良いでしょう。
漬物スープで野菜たっぷり
意外なことに漬物はスープの具材としても活躍します。ただ漬物を加えるだけではなく、軽く刻んでから水に加えることで、ダシやうま味もたくさん出てくれるんです。
漬物スープは次のようにして簡単に作ることができますよ。
- お好みの漬物を適当な大きさに刻み、軽く炒める。
- 水を加えてひと煮たちさせる。
- お好みで溶き卵や他の具材を加える。
- 味を調える。
漬物自体の塩分やうま味がたくさん染み出してくるため、味を調える際には味見をしながら作ることがポイントです!
漬物ダイエットでお腹の中からキレイになろう!
漬物のダイエット効果や食べ方のアレンジ方法などについて紹介してきました。
漬物は上手に活用すれば、野菜の栄養や乳酸菌を手軽に摂取できダイエットのサポートもしてくれる万能食材です。
ぜひ漬物を毎日の食生活に取り入れて、ダイエットに活かしていきましょう!
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