痩せやすい体を作るための習慣、少しの工夫で痩せ体質に!
Date:2019.01.11
- 「ダイエットを始めたけれど、なかなか結果がついてこない」
- 「そこまでたくさん食べているわけではないのに体重が減らない」
といったことを感じる時、「身体が痩せにくい状態」になってしまっている可能性があります。
効率良くダイエットを行うためには、まず身体の「痩せやすい状態」を作ることが必要です。痩せやすい状態に体を整えることができていると、その後のリバウンドや体重増加も起こりにくくすることができます。
今回は「痩せやすい体を作るための方法」などについてご紹介していきます。
この記事の目次
効率よく痩せるためには痩せやすい体作りが大切
いざダイエットをしようと志しても、身体が痩せにくい状態になっていると思うように結果が付いてこないことがあります。
このような事態を防ぎ、効率良く痩せて体型をキープしていくためには身体を「痩せやすい状態」に整えていくことが必要なのです。
これまでダイエットとリバウンドを繰り返してきた方や、一生ものの体型をキープしていきたいという方は、まずは痩せやすい体を作るということに取り組んでみましょう。
体作りの基本は食事や食べ方の見直しから
私たちの身体は私たちが普段食べているものから作られています。そのため痩せやすい体を作るためにも食事内容や食べ方などの見直しが不可欠です。
食事の改善は難しそうな印象がありますが、いつも選ぶものを少し変えたり食べ方に気を付けたりといった、ちょっとした工夫によって徐々に悪習慣を改善していくことができます。
ぜひ今日の食事から、痩せやすい体作りのための食べ方を意識していきましょう。
栄養不足もしくは栄養過多
食べすぎによる栄養過多はもちろん体重増加の原因となりますが、食べなさすぎや栄養バランスの偏りによって栄養が不足している状態も痩せにくい体となる原因になります。
食事の中で特に不足しやすい栄養素が「タンパク質」です。タンパク質は代謝を上げるためには欠かせない筋肉の元となる栄養素のため、不足すると筋肉が減少し余計に代謝が低下してしまうという悪循環に陥ってしまいます。
- パスタやラーメンのような単品メニューで食事を済ませることが多い
- 野菜をあまり食べない
- ダイエットのために肉を控えている
という方などは特に栄養の偏りや不足が起こっている可能性が高いです。ここr当たりがある場合には、野菜やタンパク質などもバランス良く食べるように意識してみましょう。
ながら食べやだらだら間食は止める
- 間食が止められない
- ジュースなど砂糖入りの飲み物を良く飲む
- 食べるのが早い
- テレビを見たり作業をしながら食事を摂ったりすることが多い
このような特徴に当てはまる方は、カロリーを余分に摂取してしまっている可能性が高いです。
おやつやジュースによる間食でのエネルギー摂取は、痩せやすい体作りのためにまず改善したい習慣であり、このような摂取カロリーは見直してみるとかなりの量になっていることもあります。
間食を控えて水分補給のためのジュースを水に変えるだけでも、かなりのカロリー摂取を抑えることができ、結果的に痩せやすい体や習慣へと変えていくことができるのです。
また「ながら食べ」は食事への集中がそれやすく、満腹感を感じにくくなる原因にもなります。食事の際にはできるだけ食事に集中して、よく噛んで食べることが適切なタイミングで満腹感を感じることができる痩せやすい体を作るのです。
規則的な生活習慣で痩せやすい体を作る
痩せやすい体を作るための次のポイントは、規則的な生活習慣を身に付けることです。
生活習慣の乱れは身体のホルモンバランスを崩して、脂肪を蓄積しやすい状態にしてしまう原因となります。心当たりのある習慣がある場合には、ぜひ今日から改善していきましょう。
睡眠を十分にとる
睡眠と体重の変動には大きな関係があります。睡眠不足や不規則な生活が続くことによって、体内リズムの乱れが起こりホルモンの分泌に影響を与えてしまうのです。
痩せやすい体を作るためには、特に次の2つのホルモンが関係しています。
- レプチン
- 脳の食欲を感じる部分に「満腹だよ!」という信号を送り、食欲を抑える働きをするホルモン。脂肪細胞から分泌される。
- グレリン
- 脳の食欲を感じる部分に「空腹だよ!」という信号を送り、食欲を増進させる。胃で分泌される。
睡眠が不足すると食欲をつかさどっている二つのホルモンのうち、レプチンの分泌が減りグレリンの分泌が増えます。そのため必要以上に食欲を感じてしまい、食べる量が増える恐れがあるのです。
そのため十分に睡眠をとることが、食欲を適切に抑えて食べすぎを防ぐために有効な方法となります。
体を冷やさず温める
身体が冷えていると基礎代謝量が低下するため、痩せにくい体となってしまいます。
痩せやすい体を作るためにはベースとなる基礎代謝量を増やすことがキーポイントです。そのため身体の冷えは痩せやすい体作りにおいては、しっかりと改善していく必要があります。
冷えを改善し、身体を温めるためには次のようなことを意識してみましょう。
- 身体の筋肉量を増やす
- 姿勢を改善する
- シャワーのみは避けて湯船につかる
- (夏場は)冷房の効きすぎに注意する
- (喫煙者の方は)タバコを控える
身体の筋肉量が多いと基礎代謝量も多くなり、エネルギー消費も増えるので身体も冷えにくくなります。
筋トレなどにあまり時間を割くことができなくても、デスクワーク時の姿勢に気を付けたり階段を使ったりといった意識を持つようにすることで、使われる筋肉が増えて基礎代謝を高めて身体を温めることに繋がります。
入浴時にはできるだけ湯船にゆっくりとつかることで、身体が芯から温まり代謝を上げることができます。身体が温まることで血液循環も良くなるので、むくみが気になる方にもおすすめです。
ストレスを溜めない
ストレスを上手に付き合うことも痩せやすい体作りのための大切なポイントです。これには次の2つのホルモンと睡眠の質が深くかかわっています。
- 成長ホルモン
- 肌や筋肉などの修復を行うホルモンで、寝つき初めのノンレム睡眠時に最も多く分泌される。脂肪を燃焼させる働きもある。
- コルチゾール
- 「ストレスホルモン」とも呼ばれるホルモンで、ストレスを感じると多く分泌される。肥満度の高い人ほど、コルチゾールが多く検出されている。コルチゾールの分泌によって、成長ホルモンの分泌が妨げられてしまうことがある。朝に最も多く分泌される。
成長ホルモンとコルチゾールはどちらも睡眠中に脂肪をエネルギーに変換する働きを持ちますが、ストレスによりコルチゾールの分泌が過剰になると逆に肥満になりやすい傾向にあります。
日頃から睡眠を十分に取りストレスを溜めないようにすることが、痩せやすい体内リズムを整えるために大切です。
運動を加えてもっと痩せやすい体を作る
身体を動かすことが好きな方や時間の取れる方は、より効率的に痩せやすい体作りを行うために運動や筋トレを習慣として取り入れることもおすすめです。
特にスクワットは全身の筋肉を効率的に刺激することができ、大きな筋肉がある太もも部分を鍛えることができるので、基礎代謝の向上にも効果的です。
有酸素運動などは必ずしも必要ではありませんが、「一駅分歩くようにする」などのストレスを感じない程度で身体を動かす意識を持って生活することで、自然と痩せやすい体を作ることに役立ちます。
痩せやすい体作りのために日頃の生活を見直してみよう
今回は「痩せやすい体を作るための方法」についてご紹介してきました。
「身体作り」というと運動や筋トレのような激しいトレーニングを思い浮かべることも多いですが、痩せやすい体を作るためには日頃の食事習慣や生活習慣といった、生活のベースとなる部分を整えることが大切です。
ちょっとした心がけなどで身体をより痩せやすい状態にしていくことができます。ぜひ今日から実践して、痩せやすい体の状態を作り上げてくださいね。
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