
爪の形の種類と自分に合った形の選び方。形で印象も変わる!
Date:2018.01.04
皆さんは、爪先をどのくらいの頻度で綺麗にしていますか?
いくら綺麗にメイクをしていても、爪が整っていないと美しく見えないと言われています。
見られていないと思っていても、意外にチェックされているのが爪です。特に男性は、爪が綺麗な女性は細部にまで気が行き届いていると感じるそうです。
ネイルをすれば綺麗に見えると思っている女性もいますが、爪の形がバラバラだとネイルをしていても綺麗に見えません。
また、仕事で爪を短くしなくてはいけない人でも、形を整えていればネイルをしなくても綺麗に見えます。
せっかく爪を整えるのであれば、自分に合った爪の形にした方がより良い印象を与えることができますよ!
爪を整える時に知っておきたい!爪の形の種類と特徴
爪を綺麗に整える時、適当に切って適当に整えていませんか?爪には主に5種類の整え方があります。
仕上がりは印象だけではなく、それぞれのメリット・デメリット、またネイルの色などによって向いている形などもあります。
まずは、主な爪の形の種類と特徴を知って、どういったものがあるか知っておきましょう。
その1.ネイリストの競技会などで使われる「スクエア」
ネイリストの競技会などでネイルアートを競う時、このスクエアの形に爪を整えます。
ネイルアートが映えるので、パーティーの時にスクエアに爪を整えるという女性もいます。
また、スクエアはフレンチネイルを綺麗に見せてくれるので、長さを調整すれば普段使いも可能です。
スクエアの特徴というと、爪の幅が根元から先まで同じで、爪先が真っ直ぐになっていることです。スクエアの形で爪を伸ばすと、かなりのボリュームになります。
また、スクエアのメリット・デメリットは、次のようなものがあります。
- 爪の幅が一緒で爪先が真っ直ぐなので、爪に強度が出て割れにくい
- 手元を華やかに見せてくれる
- 爪先が真っ直ぐで角があるため、衣類などにひっかかりやすい
- ボリュームのある爪なので日常生活にあまり向いていない
自爪をスクエアにする場合、まずは綺麗に爪を伸ばすところから始まります。
爪の長さがある程度ないとスクエアにはできないので、パーティーなどで爪をスクエアにしたい場合は、事前に伸ばしておくようにしましょう。
- 爪先にやすり(エメリーボード)を当てて、真っ直ぐになるように削る
- 爪の両サイドも同様、やすり(エメリーボード)を当てて同じ方向に削っていく
- 根元から指先まで爪が同じ幅になるように微調整しながらやすりをかける
ハサミでカットして、やすりで整える人もいますが綺麗なスクエアにするためには微調整が必要なので、やすり(エメリーボード)で整えるようにしましょう。
その2.ネイルアートをしている女性に多い「スクエアオフ」
スクエアオフは、スクエアの爪の角部分に少し丸みをつけた形になります。
スクエアのように爪の角がないので、日常生活でも使いやすいと多くの女性がスクエアオフにしています。
また、スクエアのように爪の幅が広いためネイルアートを楽しむ女性も、スクエアオフにしている人が多いです。
スクエアのように爪の幅があるのでボリュームはありますが、爪先の角を少しまるくしているため、重たい印象は軽減されます。
また、爪が短くてもスクエアオフにしている爪が綺麗に見えるのも特徴です。
スクエアオフのメリット・デメリットは、次のようなものがあります。
- 爪の幅が一緒なので適度な強度があり、先を少し丸くしているので割れにくい
- ネイルアートが綺麗に見える
- 爪の角の丸みをつける時に均等にするのが難しい
- 爪が大きい人がすると手元が目立つ
自爪をスクエアオフにする場合、スクエアと同様でまずは爪を綺麗に伸ばすところから始まります。
短いままスクエアオフにすると、爪の幅が均一にならないこともあるので注意が必要です。
- 爪先にやすり(エメリーボード)を当てて、真っ直ぐになるように削る
- 爪の両サイドも同様、やすり(エメリーボード)を当てて同じ方向に削っていく
- 根元から指先まで爪が同じ幅になるように微調整しながらやすりをかける
- 幅が整ったら、爪の角を少しずつ削って丸みをつける
丸みを付ける時、どんどん削っていくとスクエアオフではなくなるので、少しずつ調整をしながら少しだけ丸みを付けるのがポイントです。
その3.先端に丸みがあり優しい印象を与える「ラウンド」
ネイルアートをしない女性の多くが、ラウンドの形に爪を整えています。
ラウンドの場合、爪を短くしても女性らしいシルエットが残りますし、派手なネイルアートをしなくても普通にマニキュアを塗るだけで可愛らしい印象になります。
仕事上、爪が伸ばせずネイルアートもできないけれど、休日出かける時はマニキュアを塗るという人は、ラウンドがオススメです。
ラウンドのメリット・デメリットは、次のようなものがあります。
- 短い爪でもシルエットが綺麗で指が細く見える
- マニキュアだけでも可愛らしい印象になる
- 派手なネイルアートが似合わない
- スクエアオフなどに比べると強度が弱く爪が割れることもある
ラウンドの場合、短い爪にも向いているのである程度の長さに爪をカットしてからやすりを使って整えても大丈夫です。
ただし、左右対称に丸みをつけていくのが少し難しいので、1度形を整えたらこまめにやすりで長さを調整していくと、いつまでも綺麗な形を保つことができます。
- 爪が伸びている場合は、自分の好みの長さにカットする
- 爪の端から中央に向かって、好みの長さになるまで削っていく
- 左右両方を削っていき、左右対称に角度がつくように微調整していく
ラウンドの場合、丸みの角度をどれぐらいにしたらいいか難しいという人がいます。1番簡単なのは、指先のカーブと同じような形にすることです。
指先のカーブと爪のカーブが揃うと、見た目も揃っているのでとても綺麗に仕上がります。
その4.ラウンドよりも女性らしい指先になる「オーバル」
オーバルは、ラウンドよりもさらに角度のある丸みを付けた形になります。そのため、指がスラッと見えるのが特徴です。
オーバルは、派手なネイルアートよりも少し大人っぽい色のマニキュアや、上品なネイルアートが向いています。
ネイルアートはしないけれど、指先を女性らしく見せたいという人には、オーバルが向いています。
オーバルのメリット・デメリットは、次のようなものがあります。
- 指が細く、長く見える
- 女性らしい上品なネイルアートが栄える
- 強度が弱く割れやすい
- ある程度の長さが必要なので爪が短い人には不向き
オーバルの場合、ラウンドよりも角度のある丸みをつけるため、ある程度爪を伸ばしてから整える必要があります。
爪の先がたまご形のような丸みになるようにしていきますが、長さがないと丸みが出ません。
- やすりを約30度の角度で爪に当てて、爪の端から中央に向かって、好みの長さになるまで削る
- 左右両方を削っていき、左右対称に角度がつくように微調整していく
オーバルの場合、左右対称の丸みだけではなく、カーブの始まり部分も左右対称にする必要があります。
カーブが始まる位置が左右非対称だとたまご形には仕上がらないので、注意が必要です。
その5.指先が細くて女性らしく見える「ポイント(アーモンド)」
オーバルよりも、さらに爪先がシャープに仕上がっているのが「ポイント」です。サロンなどによっては、アーモンドと呼ぶところもあります。
ポイントは、爪の先端にかなり角度をつけて尖らせたようなようになっているので、指先が細く見えるのが特徴です。
とにかく指を細く見せたいという人にはポイントが向いています。
ポイントのメリット・デメリットは、次のようなものがあります。
- 指が細くみえる
- パーティーなど非日常的なところで映える
- とにかく強度が弱く、スカルプチュアやジェルネイルなどでの補強が必要
- 爪が尖ったようになっているので日常生活には不向き
ポイントの場合、かなりの角度をつけるため爪の強度は落ちてきます。そのため、元々爪が割れやすい人には不向きです。
また、とがらせているためパソコン作業などをする人はキーボードにひっかかりやすいのであまりオススメできません。
- やすりを約40~45度の角度で爪に当てて、爪の端から中央に向かって、好みの長さになるまで削る
- 左右両方を削っていき、左右対称に角度がつくように微調整していく
オーバル同様、左右対称の丸みだけではなく、カーブの始まり部分も左右対称にする必要があります。
ポイントの場合、先が少し尖ったような状態になっているので、やすりで削っている時に爪が欠けることもあります。
補強も必要なので、ポイントに整えたい場合は、ネイルサロンでプロの人にしてもらうのが無難です。
爪の状態で似合う形が違う!自分に合った爪の選び方
様々な爪の形がありますが、どの爪の形も自分に似合うという訳ではありません。また、爪の状態によっては、その爪の形に整えることが難しい場合もあります。
特に爪の場合、強度によって不向きな形もあります。
爪を整える時、爪先に角度が出てくると強度は落ちてきます。上記で紹介した5つの形の場合、強度は次のような順番になります。
【強度の高い順】
- スクエア
- スクエアオフ
- ラウンド
- オーバル
- ポイント
自爪が、ちょっとしたことで欠けたり強度がない人が、ポイントなどの形にすると、さらに爪が欠けやすくなります。
自爪の強度が極端に弱いという人は、スクエアやスクエアオフといった強度の高いものがオススメです。
爪を整える時、「とにかく無難な爪の形にしたい」という人もいます。この5種類の中で、無難な形は、ラウンドと言われています。
指先のカーブと同じ爪の形なので、指先もスッキリと見えてネイル不可の職場でも違和感はありません。
その1.自爪が小さくネイルをしても栄えない人は「オーバル」
爪が縦横とも短くて全体的に小さい場合、指が短く太く見えてしまうことがあります。
また、オシャレをしようとネイルやネイルアートをしても映えないこともあります。
自爪が小さいと、スクエアなどで爪を大きく見せたくなりますが、それではさらに指が短く見えてしまいます。
指先を女性らしく、指をスラッと見せるためにオススメなのは「オーバル」です。
自爪が小さい人は、少し指先より爪を長くして指を長く見せるのがポイントです。
オーバルにすることによって、少し丸みのある方が指先自体がスラッと細く見せてくれます。
また、少し指先より爪を伸ばすことでネイル栄えもするので、オススメです。
その2.自爪が大きくネイルが目立ってしまう人は「ラウンド」
爪が縦横ともに長く全体的に爪が大きい人は、ネイルをすると目立ってしまい、女性らしさが感じられないことがあります。
特に、凝ったネイルアートや濃いめのネイルをすると派手に見えてしまうこともあります。
自爪が大きいと、どうしても面積を減らそうとしてオーバルやポイントのように爪の面積が少ない形に整えてしまいます。
しかし、オーバルやポイントは爪の長さが必要ですし、反対に爪が目立ってしまいます。
爪の大きさを目立たないようにするには、ラウンドなどのベーシックなものにするとナチュラルに仕上がるため、爪が目立つことはありません。
また、爪先のカーブが指と同じなので、指に馴染むため長さを短くしても違和感はありません。
その3.爪の横幅が広く指がゴツゴツして見える人は「ポイント・オーバル」
爪の長さは気にならないけれど、爪の横幅が広いと指が太くゴツゴツとした印象を与えます。
ネイルをしても、女性らしい指先にならずゴツく見えてしまうのもこの爪の特徴です。
こういう爪の場合、女性らしい指先にするために、少し角度のある「ポイント」や「オーバル」がオススメです。
横幅があっても先端に向かって爪を細くすることで、爪の幅もあまり気にならなくなります。
ただし、ポイントはかなり先が細くなっているので爪の強度が弱い人はオーバルにしましょう。
爪先に角度を付けることで、ネイルをつけてもゴツゴツとした印象はなくなるので、ネイルも楽しめるようになります。
その4.爪に丸みがなく平べったい人は「スクエア・スクエアオフ」
爪の表面に丸みがなく、平べったいと指がぺたっとして見えます。
爪に丸みがないため、長く伸ばすと爪が反りかえってしまうこともあるため、あまり長さがなくても爪が綺麗に見える整え方がオススメです。
5種類の整え方の中では、スクエアやスクエアオフは短い爪でも印象的な爪を作ることができます。
短めの爪の時はスクエア、少し長めにしたい時はスクエアオフなど使い分けをしてもいいかもしれません。
自分に合った爪の形に整えて綺麗な手元を演出
爪を整えても、手元がゴツゴツしたように見えたり指が短く見えたりするのは、爪の形が自分の爪に合ってない可能性があります。
自分の爪にはどの形が似合い、どういうふうに手元を見せてくれるのかを知れば、爪も整えやすくなりますし、ネイルの色やネイルアートなども自然と自分に似合うものがわかってきます。
自分に合った爪の形に整えて、綺麗な手元を選出しましょう。そうすることで、さらに女性らしさが出せるかもしれません。

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