お願いだから泣き止んで!赤ちゃんが泣き止まない原因と対処法
Date:2019.05.27
赤ちゃんは泣くもの。そうはわかっているものの、なかなか泣き止まないと本当につらいですよね。赤ちゃんは言葉を発することができず泣いてコミュニケーションを取るしかないので、ちょっとのことでもすぐ泣いてしまうのは当たり前。赤ちゃんが泣いてくれるから、ママも赤ちゃんの様子がわかるのです。
でも何で泣いているのかわからない、何時間も泣き続ける・・・と悩んでいるママも多いでしょう。どんな方法でも泣き止まないと途方に暮れてしまいます。毎日の繰り返しにストレスも溜まってしまうでしょう。
ここでは、赤ちゃんは泣くものと開き直り腹を据えた上で、赤ちゃんが泣き止まない原因と対処法をご紹介しましょう。
何が原因かわからない!そんな時の泣き止ませ対処法
まずは赤ちゃんが泣く原因で思い当たることを、チェックしていきましょう。
- お腹が空いていないか
- オムツが汚れていないか
- 衣類に違和感がないか
- 暑くないか、汗をかいていないか
- 寒くないか、肌が冷たくなっていないか
以上のように原因がはっきりしている場合は、原因を解消すれば泣き止ませるのは容易ですが、原因がわからない時もありますよね。もしかしたら、泣いている赤ちゃんでさえなぜ泣いているのかわからないこともあるかもしれません。
何が原因で泣くのかわからない時のために、いくつかの赤ちゃんの泣き止ませ対処法を用意しておきましょう。
いろいろな音を試してみる
赤ちゃんはママのお腹にいる時から聴覚が最も発達していて音に敏感です。お腹の中にいた時に聞いていたママの呼吸の音や血液の流れる音、羊水の音などの胎内音に似た音を聞くと落ち着くとされています。さまざまな音を聞かせて赤ちゃんが好む音を見つけてみましょう。
- 新聞をビリビリ破く音
- ドライヤーの音
- スーパーの袋をカシャカシャさせる音
- シャワーの音
- お腹の中にいた時によく聞いていた曲
その他にも赤ちゃんが泣き止む!とうたっているスマホアプリが多くあるので、試してみる価値はありそうですね。
ラッコ抱きをしてみる
ママが寝転がり、その上にラッコのように赤ちゃんを乗せましょう。ママの心臓部分に赤ちゃんの耳を近づけるようにすると、ママの鼓動とぬくもりで安心して泣き止むかもしれません。
ママは、抱きながら背中やお尻を鼓動に合わせてポンポンとやさしく叩いてリズムを取ると、心地良さが倍増するでしょう。
外に出てみる
気分転換にベランダやテラスに出たり、お散歩に出かけてみましょう。外の風にあたり、景色も変わったら泣き止むかもしれません。
お散歩しながら「お外気持ちいいね~」「あ!ワンちゃんがいるよ」などと赤ちゃんに話しかけてみましょう。ママの気分転換にもなりますし、深呼吸して気持ちの切り替えをしましょう。
ドライブする
泣いていても車の心地良い振動で眠る赤ちゃんもいます。ドライブが好きなママや抱っこに疲れたママは、好きな音楽でもかけて気分転換に車を運転しても。
イライラしたりそわそわした気分で運転すると危ないので気をつけましょう。また、せっかく寝たしと短時間でも車内に赤ちゃんを置いて買い物などに行かないようにしましょう。
おしゃぶりを使う
お腹が空いていなくても、ママのおっぱいをくわえると泣き止む赤ちゃんもいます。しかし、ママも年がら年中おっぱいをくわえさせることはできません。そこで、おっぱいの代わりにおしゃぶりを使ってみましょう。
おしゃぶりの使用には、歯並びが悪くなる、あごが出てしまう、クセになって手放すのが大変になる、など心配するママも多いですが、2-3歳にまでやめれば大丈夫です。赤ちゃんが好んでいるのならば、ママの今の大変さが少しでも軽減することを重視して使うことも悪くはないでしょう。
おひな巻きをしてみる
毛布や大きなタオルで顔だけを出して、赤ちゃんを巻いてみましょう。適度な締め付け感と肌触りに心地良さを感じ安心して気持ち良く眠れるのです。赤ちゃんが苦しくない程度にしっかりと巻いてあげましょう。
赤ちゃん特有のカエル足や腕を無理矢理伸ばしたりすると脱臼の恐れがあるので、自然な形のまま程よいホールド感を作りましょう。
鏡に映してみる
鏡に映る世界や自分を見て驚いて泣き止み、鏡に興味を持つかもしれません。ママも赤ちゃんを映して「○○ちゃんだよ~」「鏡って面白いね~」と話しかけてみましょう。ますますテンションが上がり、「鏡」というワードに反応するようになるかもしれませんよ。
お口であわわわ
泣いている赤ちゃんの口に手の平をやさしく当てて小刻みに動かし「あわあわわわ・・」とやってみましょう。自分の鳴き声に変化が起き、びっくりして泣き止むかもしれません。ママも一緒になってもう片方の手で自分の口に当てて一緒にやってみましょう。
こちょこちょ
寝ている赤ちゃんに「こちょこちょこちょ」と言いながら楽しくくすぐってみてください。ちょんちょんつついたり、もにょもにょ触ってみたり変化をつけながらこちょこちょしましょう。
赤ちゃんが気に入ったら、お外でも「こちょこちょするよ~」と言っただけでも反応するようになりますよ。
うちわでパタパタする
うちわでパタパタ仰いでみましょう。急に来る風にまずはびっくりし、うちわの風を心地よく感じる赤ちゃんにはお気に入りになりそうです。大きく風をおこしたり、小刻みに風を起こしたり変化を与えて一緒に遊びましょう。うちわが気に入ると、お外でも持ち運べますし便利ですよ。
ベビーマッサージ
特別なマッサージをしなくても大丈夫です。気持ちいいかなとママがやさしく肌を撫でてあげるだけで、赤ちゃんはその肌のぬくもりとスキンシップで心地良くなるのです。服を軽く脱がせて温かい手で腕や足、お腹などをさすってやさしくマッサージしてあげましょう。
歌をうたう
子守り唄でなくてもいいので、ママの好きな思いつく歌を片っ端から歌ってみましょう。赤ちゃんが気に入ればピタッと泣き止む歌があるはずです。
結構ロックな歌が好きだったりCMの歌が好きだったりと「こんなので?」と思うような歌が気に入るかもしれないので、いろんな曲を試してみる価値はあるでしょう。
いつもと様子が違う泣き方の場合
毎日赤ちゃんの泣き声を聞いていたら、「あれ?いつもと泣き方が違う」と直観的に異変に気付くはずです。まずは、赤ちゃんの全身の様子を観察し以下のことが当てはまるようならば、病院を受診しましょう。
- 熱がある
- 下痢や嘔吐がある
- 発疹がある
- 顔色が悪く不機嫌
- うんちに血が混ざっている
- ぐったりしていて水分も受け付けない
- 脚の付け根が腫れている
- オムツかぶれしている
その他にも、普段よりおかしいと感じることがあったらすぐさま病院を受診することをおすすめします。
泣いている赤ちゃんを放っておいてはダメ!赤ちゃんとも対話を大切に
「抱っこしてもあやしてもおっぱいをあげても泣き止まないんだから、放っておいても一緒でしょ」と泣いている赤ちゃんを放っておいては絶対にいけません。
赤ちゃんは言葉でのコミュニケーションが取れないのですから、その場の雰囲気やママの声色、においなどで状況を判断しています。ママがいなくなったら・・・ママの声が恐かったら・・・赤ちゃんは敏感に感じ取ってしまい、事態の悪化を招きます。
それでも用事でその場を離れなければいけない時は、「ママ、お洗濯取り込んでくるね」「ママは今から○○ちゃんのご飯作りにキッチンに行くからね」とちゃんと赤ちゃんに伝えてから行動しましょう。
このようなちょっとした赤ちゃんとの関わり合いが赤ちゃんとの対話なのです。この対話で信頼関係も育まれ、赤ちゃんにとって安心できる環境を整えることになります。
いろいろ試す価値あり!赤ちゃんはいつか泣き止む!を信じて
ママが「どうしよう~」「もうっ!こっちが泣きたいわよ!」とオロオロしたりイライラしたら、赤ちゃんにもそれが伝わり、泣き止むどころか泣くことに余計に火をつけてしまうことになり兼ねません。
明けない夜はありません。泣くのは赤ちゃんのおしゃべりです。いつかは絶対泣き止むのですから、「うちの子はとってもおじゃべりさんだわね」くらいに思って開き直ることがママにも赤ちゃんにも大切です。
そして、子供によって興味のあることや泣き止むきっかけも違うでしょう。いろいろ試してみて、自分の赤ちゃんに合った方法を見つけてみましょう。「コレはてっぱん!」というアイテムや泣き止ませ方がわかったら、どこに行っても怖いものなしですよ。
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