
飽きっぽいのは脳のせい!性格だからとあきらめないで対策を
Date:2017.06.07
ダイエットを始めても、習い事を始めても、三日坊主で終わってしまう…初日のやる気はどこへやら、すぐに面倒になってやめてしまう…。
どうしてこんなに飽きっぽいんだと自分を責めているあなた。飽き性は性格だからとあきらめないでください。そもそも人間は飽きる生き物なのです。
ただ、そんな中、飽きっぽい人とそうでない人がいるのも事実。では、どうすれば、飽きっぽい気持ちを抑えて、一度始めたことを長く続けることができるのでしょうか。
「慣れる」と「飽きる」の関係性を考えながら、飽きないための対処法を考えてみましょう。
人は誰しも持っている「慣れる」という能力
人間には「慣れる」という能力があります。脳には、一度見たものを当たり前のものとして慣れさせていく働きがあるのです。その働きがなければ、みんな幼い子供みたいに、目に映るものすべてに驚いたり感動したりしなければなりません。
我が子はもうすぐ六歳ですが、まだまだ発見の日々を送っています。散歩に出て、ちょっと色や形の違う石を見つけては「これなに?」です。
いや、石だから、どう見ても石だから、と思うのですが、石の定義がまだできていないので、少し素材や色が違うとそれは石と認識されないようです。「石だよ」と教えると「これも石なんだ~」と石の仲間に入れます。
翌日、同じ石を見つけたら「石だね」とうれしそうに確認します。でも、三日もすれば素通りです。もうその石は、その他大勢の石と同じくらい関心のないものになってしまいます。
そうやって、「はじめて」だったものは「当たり前」のものへと受け入れられていきます。毎日毎日「あれはなんだ」「これはなんだ」と言っていては生活できないので、脳は人を「慣れる」方向へと導いていくのです。
慣れるとつまらなくなる!興味をなくす!そして飽きる!
この「慣れる」は人が生きていく上でとても大切な能力ですが、反面「つまらなくなる」、「興味をなくす」というマイナスの働きも持っています。
一度慣れてしまうと、最初に見たとき、やった時の、ワクワクドキドキする感じ、目の輝きはどこへ…と自分でもびっくりするくらいに心の在り方は変わってしまいます。
つまらなくなり、興味をなくし、やる気もすっかりなくしてしまえば、初心を取り戻すのは容易ではありません。
つまらない状態にも慣れれば飽きない!「慣れる」能力を上手に利用!
「慣れる」→「つまらなくなる」→「飽きる」という飽きるまでの流れを説明しましたが、ここであれ?と思った人もいるはず。
そう。日常の中には「慣れる」→「習慣化」という、もうひとつのパターンも存在しています。慣れてつまらなくなったことも、習慣化することで継続できている事柄もあるのです。
人はつまらない状態にも慣れる!
「慣れる」という働きは、どんなものにも作用します。うまくすれば「つまらなくて面倒」と思っている状態にも慣れることができるのです。
たとえば、たいていの子供が面倒臭がって嫌う「歯磨き」。毎朝毎晩同じことの繰り返しで飽き飽きしますが、飽きたからといってやめた人はいないでしょう。
面倒だ、いやだ、やりたくない、と思っていても、継続を強いられているうちに、「面倒だ~」と思う状態にも慣れて、歯磨きすることをなんとも思わなくなるのです。
幼いうちは「歯磨きしたの?」と言われなくては動かなかったものが、いつの間にか言われなくても歯磨きをするようになるのです。
継続した先の景色が見えるまで頑張ることで心に変化
面倒臭さに慣れて習慣となっていく過程で、歯磨きをすれば口の中がスッキリすると気づいたり、歯磨きをすることが虫歯を抑制することにつながると実感したりします。
こうして効果や結果を知ることも、飽きないで続けるための重要なポイントになります。続けることに利があってこそ、継続も確固たるものになるのです。
ではダイエットや習い事に、この作用を応用することはできないでしょうか。
達成感を得られるまで持続できるかどうかがポイント!
例えばダイエット。成功した先に待っている、美しくなった自分、どんな服でも似合う自分、それを手にした達成感を一度でも知ってしまえば、継続も苦ではなくなります。
問題は、そこに達するまでにやめてしまう、習慣化するまで我慢して続けることができないということです。では、達成感が得られるまで、習慣化するまで、なんとか気持ちを飽きさせないためにはどうすれば良いでしょうか。
習慣化しているものとセットで行う
賢いイメージのある脳ですが、意外に騙されやすいところがあります。「恋の吊り橋理論」は有名ですね。橋が揺れることによるドキドキと恋のドキドキを脳が勘違いしちゃうというものです。
この脳のうっかり屋さんな性格を利用しない手はありません。
すでに習慣化している行動とセットにして取り組むことで、「これはすでに習慣としてやっているものだよ~」と脳に勘違いさせるのです。
- 歯磨きをしに洗面台の鏡の前に立ったときに、歯磨きとセットでトレーニング
- 会社や駅の近くなど、いつも通う場所の近くにある教室を見つけて習い事
など、いつもの行動パターンの中に取り込むのです。一日の流れの中に組み込むので忘れたりすることもなく、スムーズに習慣化していくことができますよ。
プチゴールを設定して飽きる前に達成感を
あまりにもゴールが遠いと、効果や達成感、やりがいなどを感じる前に飽きてやめてしまいます。「頑張ればこの先に!」と希望が見えるのと見えないのとでは、やる気も随分違ってきます。
ダイエットのゴールが-10kgでも、-1kg達成したらご褒美に好きなものを買うなどして、痩せて美しくなった自分を見るまで気持ちが折れないようするのです。
習い事も「一か月続いたら」「三回続いたら」など自分の気持ちの程度を見ながら、気持ちが切れるちょっと手前に、「やった~」という気持ちが生まれるご褒美を何か設定してみましょう。
変化を持たせて慣れない・飽きない努力も!
習慣化する前につまらなくなってしまったり、プチゴールにすらたどり着けずに飽きてしまいそうになったら、やり方を変えたり、環境を変えたりして変化を与えてみましょう。
- 趣味や習い事のレベルを少しアップする
- 新しいトレーニングウエアを用意する
- 音楽をかけたり、アロマやお香など香りものを用意したり。聴覚や嗅覚を刺激する
器用な人・できる人ほど飽きやすい?目移りしないで成し遂げる努力を
飽き性な人には器用な人が多いと聞きます。何かを始めてもすぐにやり方を覚えたり、上手くできたりするので、慣れるのも早いのです。慣れるのが早ければ飽きるのも早いというわけです。
せっかくの器用さがあるのですから、別の何かへと目移りせずに、ひとつのことを成し遂げてください。脳を騙し騙し続けてみてください。
いつの間にか習慣になっていた!本当の達成感が得られるポイントまでたどり着いていた!と、充実感たっぷりに言えるようにがんばってくださいね。

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