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年齢肌 | 女性の美学
https://josei-bigaku.jp/beauty/aging-skin/

若返りの秘訣は肌!年齢肌に負けないアンチエイジングを極める

年齢肌

最近、年齢肌という言葉をよく目にするようになってきました。

年齢肌というのは、シワやくすみ、たるみ、シミやほうれい線など、加齢によって起こる肌の老化全般のこと。

いくら綺麗にメイクをしていても、肌の状態がよくないと老けて見えることってありますよね。逆に肌が綺麗な人は年齢を聞いて驚くことがあるのではないでしょうか?そのくらい、肌は年齢のバロメーターなのです。

30代はもう下り坂?肌の老化はいつから始まる?

一般的に20代前半のピークを境に、肌は徐々に衰えると言われています。

だけど、老化だから仕方ないと諦めることはありません。

今は老化の原因も徐々に究明されるようになり、効果的なアンチエイジング成分や美容法がたくさんあることが分かっています。

ひとことにアンチエイジングといっても、食事から化粧品、マッサージなど対策はさまざま。自分のライフスタイルに合った、続けやすい方法を探してみてください。

肌を老化させる5つの要因はこれ!特に紫外線は肌の天敵!

若い頃はまだまだ肌が綺麗だと思っていても、実は生まれた時から老化は始まっています。原因としては、以下の5つの要因が挙げられます。

光老化
紫外線を浴びることで活性酸素が増え、保湿成分のコラーゲンが破壊されてシワの原因に。また、紫外線によりメラニンが生成され、シミやそばかすもできやすくなります。少しの紫外線でも肌はダメージを受けるので、日頃から日焼け止めや帽子を使用し、UVケアを心がけましょう。
酸化
金属が空気に触れて錆びるように、わたしたちの身体にも酸化は起こります。これは体内に取り込まれた酸素の一部から、活性酸素ができてしまうため。皮膚が酸化すると細胞がダメージを受け、張りや弾力が失われていきます。活性酸素は紫外線のほか、ストレスや喫煙、脂質や添加物の多い食品などでも発生しやすくなります。
乾燥
皮膚は角質層の天然保湿成分と皮脂で潤いを保っています。しかし、20代を過ぎると皮脂腺の分泌が減少し、肌は乾燥しがちに。乾燥により角質の弾力が奪われて古い角質が残り、皮膚がガサガサになったり、コラーゲンやそれを支えるエラスチンなどの生成が減少し、たるみやシワの原因になります。
皮膚の菲薄化
年齢を重ねると、女性ホルモンの分泌が少なくなり、コラーゲンの減少や新陳代謝の低下を招きます。それにより、肌細胞を作り出す力も衰え、肌がどんどん薄くなっていきます。薄くなった肌は刺激や細菌に対する抵抗力が弱まり、炎症も起こしやすくなります。
糖化
タンパク質や脂質が体内の糖と結びつき、老化を促す糖化生成物を作り出します。これが肌の黄ぐすみやシワ、たるみ、乾燥によるごわつきの原因になります。

老化を防ぐには、しっかり汚れを落とすこと!まずは洗顔の見直しを

アンチエイジングというと、つい色々な成分の入った化粧品に目がいきがちですが、メイクは乗せることより、実は落とすことが大切。日々の洗顔をしっかり見直してみましょう。

肌のためを思うなら、オイルクレンジングはNG?

しっかり落としたいからと、クレンジングオイルを使っている人は多いのでは?

実は洗浄力の高いクレンジングオイルには、肌の皮脂を必要以上に落としてしまう、界面活性剤がたくさん入っている商品もあります。

BBクリームや薄めのメイクなら、クリームクレンジングでも充分です。しっかりメイクの日だけオイルにするなど、使い分けるとよいでしょう。

洗顔料はしっかり泡立て、ぬるま湯ですすぐ

洗顔料は惜しまずたっぷり使い、ネットなどでしっかり泡立てましょう。泡は顔の内側から外側へと意識しながら、撫でるように優しく乗せていってください。

泡で洗うのは長すぎると皮膚を傷めてしまうので、30秒から1分以内を心がけて。

すすぐ時はぬるま湯で、こちらも内から外へと意識しながらすすぎましょう。洗顔後は化粧水をたっぷり肌に含ませることも忘れずに。

高ければいいわけじゃない?アンチエイジング基礎化粧品の選び方

ドラッグストアや百貨店などに行くと、たくさんアンチエイジング化粧品が並んでいて、どれを選べばいいか分かなくなってしまいますよね。

アンチエイジング化粧品はただ闇雲に色々な成分が入っていればいいというわけではなく、自分の悩みに合ったものを選ぶことが大切です。

悩み別に適した化粧品の成分をまとめました。

シミ
メラニン還元作用のある成分(ビタミンC誘導体など)が含まれるものが有効です。
シワ
乾燥による浅いシワにはセラミド、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が入ったものを。

コラーゲン減少により起こる真皮性の深いシワには、コラーゲンを増やす役割のあるレチノール、ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビル、APPS)、成長因子(FGF)などが配合されたものを選ぶとよいでしょう

たるみ
たるみは真皮のコラーゲンやエラスチン減少による弾力不足が原因で起こります。線維芽細胞を活性化させるレチノールやビタミンC,FGFなどを配合した化粧品でハリを戻したり、あるいは活性酸素を抑制させるコエンザイムQ10やアスタキサンチンを含む化粧品が有効です。
くすみ
糖化による黄ぐすみには、ブルーベリーエキスやヨモギエキスなどの植物抽出成分が効果的。乾燥によるくすみには、保湿成分を重視した化粧品を。古い角質によるくすみには、AHAなどピーリング効果のある化粧品がおすすめです。
基礎化粧品だけでなく、ファンデーションもノンシリコンなど、肌への刺激の少ないものを選べば、アンチエイジングにさらに磨きがかかります。

年齢肌の悩みNO1は毛穴!正しい毛穴ケアでマイナス5歳肌へ!

実は年齢肌の悩みで一番多いのは毛穴に関するものだと言われています。

確かに歳を重ねるごとに毛穴の黒ずみや開きが目立つようになってきますよね。そんな気になる毛穴の、悩み別ケア方法をまとめました。

たるみ毛穴
頬に涙型に垂れ下った毛穴は、たるみが原因。真皮のコラーゲン減少が原因で起こるたるみ対策としては、コラーゲン生成を促すビタミンC誘導体やナイアシン、レチノールといった有効成分を肌に与えると効果的です。また、活性酸素や紫外線の影響もあるので、正しい食生活やUV対策を心がけましょう。
開き毛穴
過剰な皮脂分泌が原因の開き毛穴には、ビタミンCが有効です。ビタミンCには皮脂分泌を抑制させる作用と、少しですが毛穴を引き締める作用があります。毛穴の汚れが原因なので、パックなどはあまり効果がありません。また脂質の多い食事や睡眠不足も皮脂分泌を促すので注意が必要です。
黒ずみ毛穴
皮膚の不要物が酸化した黒ずみ毛穴の場合、何よりも重要なのは洗顔です。毎日しっかりと洗顔料を泡立て、汚れを吸着させてください。また、クレンジングではないオリーブオイルやココナッツオイルなどで、角質の気になる部分をマッサージするのもよいでしょう。仕上げは抗酸化作用のあるビタミンCを含む化粧品でケアしたり、抗酸化作用のある食べ物を取るとさらに効果的です。
乾燥毛穴
何よりも保湿が重要なので、セラミドやヒアルロン酸など保湿成分の入った化粧品やパックで日頃のケアを。洗浄力の高いオイルクレンジングは避けましょう。また、冬場は加湿器などを使って部屋を乾燥させないように心がけるのもよいでしょう。

今、話題のアンチエイジング成分「プラセンタ」って?

アンチエイジングを意識している人なら、「プラセンタ」という言葉をよく耳にするのではないでしょうか?

プラセンタとは哺乳類の胎盤から栄養素などの成分を抽出したエキスのこと。

プラセンタはアミノ酸やるタンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルなどのほか、アンチエイジングに効果のある核酸や酵素、ムコ多糖体(ヒアルロン酸など)、抗酸化作用のある活性ペプチド、新陳代謝を促す成長因子など、あらゆる栄養素を豊富に含んでいます。

プラセンタの利用法としては

  • サプリメントなどの経口摂取
  • 化粧水などで皮膚につける
  • 注射で直接投与する

などがあります。サプリメントや化粧品は豚や馬の胎盤が使われ、注射の場合は人の胎盤を使うことが多いようです。

非常に効果が高いと評判のプラセンタですが、まれにアレルギーや発疹などの副作用がある場合もあるので、注意が必要です。また、プラセンタの注射を1度でも受けると、クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)防止の観点から、献血をすることができなくなります。しっかりとリスクを知った上で納得して利用しましょう。

効果的な食生活で、身体の内側からもアンチエイジング!

有効成分の入った化粧品を使って、しっかり肌のケアを行っていても、不健康な食生活を送っていてはせっかくの効果も台無しになってしまいます。

肌の老化を防ぐには、外側だけでなく内側からのケアも大切。

アンチエイジングに効果のある栄養成分と食品は以下の通りです。

ポリフェノール
多く含むものとしては赤ワインやブルーベリー、ぶどうなどが有名ですが、大豆や緑茶、カカオや玉ねぎ、ブロッコリーなどにも含まれています。
タンパク質
たんぱく質を多く摂ると、つい余分な脂質も摂取してしまうので、カロリーを抑えるには赤身の肉や鶏肉、魚や大豆製品、アボガドなどがおすすめです。
酵素
酵素はタンパク質の一種で、代謝を促すのに必須のもの。生野菜や果物、味噌や納豆といった発酵食品などに多く含まれています。生野菜が苦手な人はすりおろしたり、ジュースにしてもOK。
ビタミンA
代謝を高めたり、粘膜を保護する力を高める栄養素。レバーやうなぎ、チーズや卵などの動物性食品や、かぼちゃ、ほうれん草、にんじんなどの緑黄色野菜に多く含まれます。野菜は加熱調理することにより吸収が高まります。
ビタミンC
メラニンの生成を抑える美白効果がある成分。抗酸化作用も高く老化を抑制します。イチゴやレモンなどの果物、キャベツやピーマン、パセリなどの野菜に多く含まれます。熱に弱いのでできるだけ生で食べるようにし、一度にたくさん食べるよりこまめに摂ることを心がけましょう。
食物繊維
便秘解消効果でよく知られている成分。老廃物を排出し肌荒れや肥満を防ぎます。ごぼうやキャベツ、さつまいもなどの野菜や、みかんやりんごなどの果物、キノコ類やかに、えびなどにも含まれています。またミネラルを同時に摂取できる海藻類もおすすめです。

リンパの流れを刺激して、若々しさを保つマッサージ

血流が悪くなり老廃物が溜まりやすくなることでも、むくみやたるみの原因になる場合があります。マッサージでリンパの流れを円滑にし、血行を改善することで、アンチエイジングの効果が期待できます。

  1. 洗顔後、クリームを手に取り、顔全体に塗った後、親指と小指以外の指3本を使い、目尻からこめかみにかけて引き上げるように優しくマッサージ。
  2. さらに頬や鼻の下、あごも顔の中心から外に撫でるように引き上げながらマッサージ。
  3. 最後に首の付け根からデコルテまでマッサージして首筋のリンパを流します。普段、顔ほど気を使っていないものの、意外と首やデコルテ部分は肌の老化が目立つ場所なので、しっかりケアしてあげましょう。。

生活の乱れは肌に直結!規則正しい生活で張りのある美肌を取り戻す

いかがでしたか?歳だから仕方ないと諦めていた人も、ちょっとした心がけで肌を若々しく保てることがお分かりいただけたのではないでしょうか?

とはいえ、いくら肌にいい化粧品や食べ物の力を借りても、生活が不規則では美肌が保てるはずはありません。肌の健康は身体の健康と直結します。

しっかりと睡眠を取り、バランスの取れた食生活を心がけ、できればストレスも溜めこまないよう、適度に発散することが理想的。

歳を重ねると身体のダメージがすぐ肌に現れてしまうことをネガティブに捉えがちですが、経済的にも精神的にもゆとりのある世代なら、肌のケアにもお金と時間をかけることができます。

どんな花でも手入れをしなければ傷んでしまうもの。

加齢は肌に手をかけるチャンスとポジティブに捉えて、いつまでも若々しい肌美人を目指してくださいね。

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