オイリーヘアの改善法、ベタベタして臭いも気になる髪をサラサラに
Date:2018.08.08
髪がべたついてボリュームも出ないし、臭いも少し気になる。毎日ちゃんとシャンプーしているのに、どうしてこんなにべたつくんだろうとお悩みではありませんか。
夏に汗をかくことは当然として、季節を問わずオイリーヘアに悩まされている女性は少なくありません。
今回は、どうして毎日きちんと洗っているのに髪がべたついてしまうのか、オイリーヘアになってしまう原因と改善法についてご紹介します。
これであなたもオイリーヘアにはさよならして、サラサラヘアが手に入りますよ。
毎日洗っているのにオイリーヘアになってしまう原因
オイリーヘアで悩んでいる方はきっと毎日しっかりシャンプーをしていることと思います。
それなのにどうしてベタベタになってしまうのか、それは過剰な皮脂分泌が原因です。
ですから、どうして頭皮の皮脂が過剰に分泌されるのか、その原因について知っておく必要があるでしょう。
ホルモンバランスの乱れ
女性が一番影響があるのは、ホルモンバランスの乱れかもしれません。
女性はストレスに弱い生き物です。ちょっとしたことでも精神的な負担になって、ホルモンバランスが乱れることがあります。
また、疲労や睡眠不足もホルモンバランスにはよくありません。
特に30代後半からは段々女性ホルモンの量が減少してきますから、ただでさえバランスを乱しがち。あまりストレスをためないように、気をつけたいですね。
生活習慣の乱れ
寝不足や疲れがたまると顔がベタベタすることがありませんか?
- 睡眠不足
- 不規則な食事
など、生活習慣が乱れることでも皮脂の分泌が増えることがあります。顔がべたつくなら頭皮もべたつきます。
仕事が忙しくて生活のリズムがなかなか一定にならないという人は要注意です。
油物の摂り過ぎ
お肉や揚げ物が好きな人は皮脂が過剰に分泌される傾向があります。
肉も脂身の多いところが好きではありませんか?
たしかにカロリーの高いものは美味しいですが、食べ過ぎは健康に悪いだけでなく、頭皮の皮脂も多くなってしまうのです。
頭皮の洗い過ぎ
オイリーヘアが気になって、朝も夜もシャンプーをするなど、頭皮の洗い過ぎが原因で皮脂が増えることがあります。
洗浄力の強いシャンプーを使って何度も洗うと必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮が乾燥します。
すると、頭皮は「潤いが足りない!」と思って、どんどん皮脂を分泌します。ですから、頭皮が乾燥することもオイリーヘアの原因の一つなのです。
雑菌の繁殖
髪を洗った後は自然乾燥にしていないでしょうか。
ドライヤーを使うと髪が傷むと思っている人も多いのですが、そうではありません。むしろ放っておく方が髪にも頭皮にも良くないのです。
ドライヤーは髪を乾かすというより、頭皮を乾かすために必要なもので、洗髪後はスキンケアが終わったら次に髪を乾かすようにしてください。
塗れたままにしておく時間が長いほど、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなるからです。
頭皮がベタベタするのは雑菌のせいかもしれないですよ。
花粉が原因で皮脂が増える
花粉と皮脂と、どんな関係があるの?と思うかもしれませんが、花粉やホコリなどが体内に入ることで、皮脂の分泌量をコントロールできなくなってしまう、という症状があるのだとか。
この症状を「シティスキン症候群」といいます。
身体の抵抗力が落ちていることが原因で、皮脂を分泌する機能がうまく働かなくなってしまうからだと考えられています。
花粉やホコリは、くしゃみや咳などの症状のためだけでなく、皮脂の分泌を抑えるためにもなるべく体内に入らないようにする工夫が必要でしょう。
薬の長期使用
これはあまり多くはないかもしれないですが、副腎皮質ホルモンが入った塗り薬などを長期にわたって使っている人は、皮脂が多く出る傾向にあります。
体質的な原因
ご家族にオイリースキン、オイリーヘアの人はいますか?
脂質の出方は遺伝的要素もあるので、そのような体質を受け継いでいると頭皮がべたつきやすくなるかもしれません。
家族にオイリーヘアの人がいる場合は体質的になりやすいでしょう。
これでベタベタとさよなら。オイリーヘアを改善する方法
原因が分かったところで、どうすれば改善出来るのか、オイリーヘアの対策について考えていきましょう。
ホルモンバランスを整える
やっぱり一番はこれですね。ホルモンバランスを整えると、頭皮のべたつきだけでなく、心身ともにスッキリしますよ。
ストレスをためないように楽しいことをしたり、時には運動をするのもいいですね。
運動といってもそんなに難しい、大変なことをしなくても大丈夫です。散歩をするくらいの軽い気持ちでお出掛けしてみてはいかがでしょうか。
規則正しい生活をする
休みの日だからといってゴロゴロとお昼まで寝ている、という方は、すぐに起きましょう。
なるべく同じリズムで生活をした方が、疲れもたまりませんし、頭皮の健康も保てます。
朝起きたらカーテンを開けて、しっかりと朝日を浴びてください。
夜はしっかり眠る
本当は8時間くらい寝た方が良いのでしょうが、忙しい毎日を送っていると、そうもいきません。
睡眠時間は短くても、なるべくぐっすり深い眠りを得られるようにするといいですね。
そのためには、
- 寝る直前までスマホやパソコンを見ていないこと
- イヤなことは忘れること
- 「寝る前の儀式」で寝るパターンを作ること
などを試してみてください。
寝る前の儀式は何でもいいんです。このパータンで動くと自分が寝やすいなと思う方法を見つけてください。
例えば、
- パジャマを着て、水を1杯飲んだら寝る
- 寝る前には必ずアロマテラピーでリラックスする時間を作る
- 寝る前に数分ストレッチをする
など、何でもいいのです。
自分なりに「こうすると眠りに入りやすい」という方法を知っておくといいでしょう。
栄養バランスの取れた食事を心がける
肉はおいしいですが、脂質の摂り過ぎが気になります。
肉を食べるなら、
- モモ肉
- ロース肉
- 鶏の胸肉
- ササミ
など、脂質の少ない部位を選んで食べます。
また、野菜もたっぷり摂るようにするなど、栄養バランスも考えた食事をしてみましょう。
おやつには甘いお菓子よりも、
- ナッツ類
- 昆布
- フルーツ
などの方がおすすめですよ。
洗浄力が穏やかなシャンプーを使う
頭皮がべたつくからといって、洗浄力の強いシャンプーは逆効果です。肌に優しい、弱酸性のシャンプーなど、洗浄力が穏やかなものを使いましょう。
人によっては、シャンプーを変えるだけでも髪が変わるかもしれません。
正しい洗い方でシャンプーをする
ゴシゴシ洗えばいいというものではありません。頭皮を傷めてしまうとかえって皮脂が増える原因にもなりますから、正しいブラッシングをマスターしてください。
- まずはしっかりブラッシングしましょう。
- 予洗いをしっかりします。髪の奥までしっかりお湯を行き渡らせます。
- シャンプーは手で泡立ててから、頭皮につけます。頭皮をマッサージするようにして洗ってください。
- 酢過ぎを十分します。洗っている時の2倍の時間をかけてすすぎましょう。
正しい洗髪方法は、まず最初にどれだけ汚れを落とせるかということが大事です。
ブラッシングや予洗いで大まかな汚れを落としておくことで、シャンプーの泡立ちも良くなりますし、ゴシゴシこすらなくても頭皮の汚れを落とせます。
タオルドライ後はすぐにドライヤーで乾かす
髪を洗ってタオルドライをしたら、すぐにドライヤーで乾かします。
髪を乾かすのではなくて、頭皮に風を当てるようにして短時間で済ませれば、髪は傷まないですよ。
丁寧なブラッシングも大事!
シャンプー前のブラッシングも大事ですし、寝る前や朝のスタイリングの時にもブラッシングをするといいでしょう。
頭皮に適度な刺激を与えることで血行が良くなり、乾燥しにくい健康な頭皮になります。
手ぐしだけで済ませている人は、是非天然毛のブラシでブラッシングしてみてください。
気持ちがよくて、頭皮のストレスも和らげてくれます。
週に1回のオイルマッサージもおすすめ
週に1回のスペシャルケアとして、頭皮のオイルマッサージはいかがでしょうか。
毛穴の汚れをしっかり落として、頭皮を健やかに保ちます。
オイルなんて使ったら余計にべたつくんじゃない?と思われがちですが、そうではないんですよ。
油汚れには油がいいんです。オイルでマッサージすることで汚れを浮かし、頭皮の乾燥を防いで柔らかくなるので、髪もサラサラになるんです。
- シャンプー前によくブラッシングをします。
- 手の平にオイルを適量取り、頭皮に馴染ませます。
- 気持ちがいいくらいの圧でしっかりとマッサージしましょう。
- そのままタオルかシャワーキャップをかぶって10分ほどおきます。
- 最後はいつものようにシャンプーをして終了です。
頭皮が柔らかくなると肌のたるみも防げるので、是非やってみてください!
セルフケアでも改善しない場合は皮膚科を受診して!
もしも色々と頭皮ケアをしてもオイリーヘアが改善できない時は、一度皮膚科を受診してみることをおすすめします。
かゆみがフケが出ているときは、何らかの皮膚の炎症が起きているのかもしれません。
素人判断は危険ですし、症状を悪化させてしまうこともあるので、あまり気になるようなら病院へ行きましょう。
頭皮を健やかにして、サラサラヘアをキープしよう!
健康な髪は健康な頭皮から育ちます。頭皮も顔のケアをするのと同じくらい、丁寧にしてあげてください。
まずは汚れをしっかり落とすこと。それから、生活習慣や食事にも気をつけて、油を過剰摂取しないことです。
お肌にいいことは頭皮にもいいので、スキンケアと同じように頭皮も優しくケアしていきたいですね。
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