
コーヒーベリーがハワイで話題!注目のアンチエイジング効果
Date:2016.04.23
次々と出てくるスーパーフード、今度は新たなスーパーフードとしてコーヒーベリーが注目を集めています。
アサイーをしのぐといわれるコーヒーベリーにはどのような栄養素が含まれていて、どのような効果があるのでしょうか。
今やアンチエイジングケアのためには抗酸化作用のある食べ物を摂る、というのは美意識の高い女性の間では常識になっていますね。
もう化粧品だけに頼ることなく、細胞のレベルでアンチエイジングに取り組みたい方にオススメしたいのが新たなスーパーフルーツ、コーヒーベリーです。
これからコーヒーベリーを試してみたい!と思っている方へ効果効能、美味しい食べ方などをご紹介します。
コーヒーベリーにはアサイー以上の抗酸化作用がある!
コーヒーベリーとは、コーヒーチェリーとも呼ばれるコーヒーの実です。真っ赤な美しい色をしています。私たちが飲んでいるコーヒーは、種の部分を取り出して焙煎したものです。
「コーヒー豆」というから、コーヒーの実自体が豆のようだと思われていますが、普通の果物と同じく、種があってその周りに果肉があるんですね。
実は、これまで捨てられてしまっていた果肉や皮の部分に素晴らしい栄養素が含まれていることがわかったのです。
その抗酸化作用はアサイーベリーを凌ぐと言われており、ハワイのコーヒー会社によってドリンクなどが続々販売されています。
コーヒーベリーのORAC値の高さに脱帽!
ORAC値とは抗酸化力を示す値のことで、アメリカの研究機関によって開発されたものです。数値が高い程抗酸化力が高いということになります。
コーヒーベリーは他のスーパーフルーツと比べても群を抜いてその値が高く、アサイーの約15倍、ブルーベリーの約41倍もあるんです。
コーヒーベリーに含まれるポリフェノール・その4つの効果効能
コーヒーといえばカフェインですが、コーヒーベリーには健康効果の高いポリフェノールがたっぷり!
ポリフェノールとは水酸基(-OH基)のついたフェノール環構造を持つ分子の総称なので、「ポリフェノール」という名前の物質があるわけではありません。
- 赤ワイン(葡萄)に含まれるポリフェノールはアントシアニン
- コーヒーにはカフェ酸
- 緑茶にはカテキン
約300種のポリフェノールがあります。そのうち、コーヒーベリーにはどのようなポリフェノールが含まれているのかを解説します。
なぜコーヒーベリーにポリフェノールがたくさん含まれているのかというと、コーヒーの木は熱帯地方で育つ植物。強い陽ざし、紫外線から身を守るために抗酸化物質がたくさん作られるのです。
コーヒーベリーの赤い実に含まれる「アントシアニン」
アントシアニンといえば、
- 赤ワイン
- ブルーベリー
が有名ですね。
ポリフェノールの一種で、葡萄やナスなどの青紫の色素です。
コーヒーの実は熟すと赤くなりますが、アントシアニンを豊富に含んでいるので強い抗酸化作用があるのです。
がん予防に効果あり!?「クロロゲン酸」
クロロゲン酸には活性酸素を抑えて、がんや生活習慣病を予防する抗酸化作用があります。
がんは細胞の突然変異ですが、その変異自体を防ぎ、発がん物質の発生も抑制する効果が注目されているポリフェノールです。
脂肪を分解し、燃焼を助けることからダイエット効果も期待されています。コーヒーから抽出したクロロゲン酸を使ったダイエット用サプリメントも人気があります。
シミ、シワ、老化防止の「フェルラ酸」
米ぬかなどにも含まれるフェルラ酸は、抗酸化作用の他に強力な殺菌作用も持っています。
活性酸素を抑えて細胞の老化を防ぐとともに、ガン予防の効果も期待されているポリフェノールです。その他、アルツハイマー病の改善効果もあるとされています。
食品添加物として酸化防止剤に使われたり、紫外線を吸収する働きがあることから美白化粧品の成分として利用されています。
アルツハイマー病を予防するキナ酸
クランベリーに多く含まれているポリフェノールで、アルツハイマー病を予防する効果が期待されています。
また、尿を弱酸性に保つことで、細菌の発生を防ぐという作用もあります。
この働きから、
- 膀胱炎
- 腎盂炎
- 尿路感染症
- 尿路結石
にも有効です。
コーヒーベリーのポリフェノールで美肌対策
コーヒーベリーのポリフェノールがお肌にどのような効果があるのか、詳しくご紹介します。
シミやシワを予防するアンチエイジング
コーヒーベリーはポリフェノールの宝庫。抗酸化作用の固まりのようなフルーツですから、アンチエイジングに効果がないわけがない!
そもそもなぜ酸化がいけないのでしょうか。
身体によくないと敵視ばかりされている活性酸素ですが、本来は身体に必要なものです。
呼吸によって体内に取り入れた酸素は、食べたものをエネルギーに変えるために必要なもので、そのうち約2%が活性酸素に変わります。
そして活性酸素は風邪のウィルスや細菌を攻撃して退治するという大切な役目があるのですが、必要以上に増えてしまうと健康な細胞まで攻撃して酸化させてしまうのです。
細胞が酸化するとシミができたり、細胞膜が壊れやすくなります。つまり酸化とは細胞が老化すること。活性酸素が増えるとシミやシワが増えたり、肌の艶がなくなったりするのはこのためです。
だからこそ、エイジングケアには抗酸化作用のある食べ物を摂ることがとても大切!
コーヒーベリーは食後に摂るのが効果的
ポリフェノールの抗酸化作用の持続時間は摂取後2~3時間です。
ポリフェノールが身体に良いからといって一度にコーヒーベリーを大量摂取してもあまり意味はなく、1日を通してこまめに摂取する方が効果的です。
ポリフェノールには
- 糖の吸収を緩やかにする
- 血糖値を下げる
という効果などもあるので、食後に摂取するのが効果的でしょう。
コーヒーベリーのカフェインは心配しなくても大丈夫
これだけ抗酸化作用があり、健康に良いとされるコーヒーベリーに副作用はないのでしょうか?
コーヒーといえばカフェインですが、集中力を増したり目を覚まさせる覚醒作用がある一方で、摂りすぎると神経過敏になったり眠れなくなったりする副作用もあります。
コーヒーベリーにはコーヒー豆と同じようにカフェインが含まれていますが、コーヒー豆程多くはないのでカフェイン中毒を心配する必要はないでしょう。
おすすめのコーヒーベリー商品
チアシードなどのように飲みのもに入れたりできる食べ物なら使いやすいのですが、コーヒーベリーはパウダーなどアレンジしやすいような形ではまだ販売されていないんですね。
コーヒーベリーはジュースや栄養ドリンクとして加工されているものを利用すると便利です。
食品だけでなく化粧品にも利用されているので、内側、外側両方からコーヒーベリーの抗酸化作用が期待できますね。
日本でも買えるハワイのコナレッドドリンク
「コナレッド」には下記の3種類があります。
- オリジナルブレンド
- ココナッツウォーターブレンド
- グリーンティーブレンド
エナジードリンクとして販売されているのですが、コーヒーと同じような黒っぽい色をしています。
オリジナルブレンドはベリー系の味でさっぱりした甘さが美味しいという評判です。
ココナッツウォーターブレンドは、ブレンドされているのがココナッツウォーターだからか、やや色が薄くなっています。ココナッツの甘い香りと自然な甘みが楽しめます。
グリーンティーブレンドはコーヒーの味に負けているのか?グリーンティーの要素はあまり感じられないようです。
いずれも砂糖不使用でヘルシーです。
価格:各486円
容量:311ml
https://www.konared.com/
Amazonやナチュラルローソンの一部の店舗で販売中
毎日続けたい方にはベリー・エクス
コーヒーベリーエキスの他に高麗人参エキス、赤ワインエキス、ハトムギエキス、ブラックチョークベリー果汁、カシス果汁などを配合し、飲みやすさを追求した栄養ドリンクです。
毎日欠かさず飲んで美肌作りをしたい方におすすめです。
価格:3150円
容量:50ml×10本
http://www.pr-affiliate.com/berryx/
化粧品にもコーヒーベリー・リーベルスキンドクターズコスメ
クレンザー、ローション(昼用/夜用)にコーヒーベリーを配合。紫外線から肌を守りシミやシワを防ぐコスメのセットです。
コーヒーベリーのポリフェノールで美白効果も期待できます。
価格:9700円
※単品での販売もあり
http://www.tyamerica.com/cosmetic/RS-jk-04.html
コーヒーベリーを続けてアンチエイジング
コーヒーベリーに含まれるポリフェノールはアンチエイジングにはとても有効ですが、水溶性で持続性がないため、毎日続けていくことが大切です。
美肌は1日にして成らず!地道にケアを続けることが数年後でも美しい肌を保つことにつながります。
コツコツとコーヒーベリーでエイジングケアを続けましょう!

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