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腸を温める食べ物で腸の冷えを予防!調理方法にも工夫

Date:2018.09.18

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腸を温める食べ物で腸の冷えを予防!調理方法にも工夫|女性の美学
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健康や美容・ダイエットのための方法として「腸活」「腸内環境を整える」といったことが有効であると言われています。

腸活の中でも手軽にできて様々な効果が期待できる方法が「腸を温める」ということです。

腸を温めるためには、日頃の食べ物の選び方や調理方法などを意識することがおすすめです。

腸が温まっていることは痩せやすい身体づくりや免疫力の向上など美容面や健康面で様々なメリットがあるため、特にダイエットをしている方や体調を崩しやすい方などは、日頃から腸を温める食べ物を選ぶことがおすすめです。

漢方などの観点では身体を温める食材は「陽性」の食材、冷やす食材は「陰性」の食材と呼ばれています。

今回は夏場も積極的に取り入れていきたい、腸を温める食べ物や食べ方についてご紹介しいていきます!


まずは見た目をチェック、色や原産地がポイント

腸を温めることのできる食べ物を一番簡単に見分けるためのポイントは「食材の色味」です。

まずはどのような色味の食材が腸を温めるのか、色味以外の簡単な見分け方などを見ていきましょう!

暖かい色味・黒色の食材

暖色系の温かい色味の食材や黒っぽい色の食材には、身体や腸を温めてくれる働きを持つものが多いです。

反対に、特に身体を冷やしやすい食材の色は「青、緑、紫、白」といった寒色系の食材です。白い食材と言えば白米ですが、実は白米や白パンなども身体を冷やしやすい食材となります。

野菜では葉物の野菜は身体を冷やしやすい食材のため、腸や身体を温めたいときには生野菜のサラダはできるだけ避けて温野菜などにすると腸を温めることができますよ。

寒い場所で摂れる食材

寒い土地で盛んに採れる食材や寒い時期が旬の食材は身体を温めてくれるものが多くあります。

冬に旬の野菜や果物で身体を温めるてくれる食材には、次のようなものがあります。

野菜

  • かぼちゃ
  • ネギ
  • レンコン

果物

  • りんご
  • さくらんぼ

身体を温めてくれる野菜には、スープなどの温かいメニューにピッタリの食材が多くあります。調理方法も温かく食べられるものを選ぶと、腸を温める効果をより高めることができるのでおすすめです。

また野菜や果物の他にも、冬が旬となる鮭や鰹などの魚介類も腸を温める食材となります。

水分量の少ない食材

水分量の多い食材は身体を冷やしやすい食材です。特に「夏野菜」と言われるようなトマトやきゅうりなどは、色味は濃いですが水分量が多く身体を温めることには向きません。

また水分の摂り方にも注意が必要です。牛乳やコーヒー、ジュースなどのドリンクも身体を冷やしやすい食材となります。

腸や身体を温めるためにはできるだけ常温のドリンクを飲むようにするか、紅茶やココアなどの身体を温めてくれる作用のあるドリンクを選ぶようことが理想的です。

身体を温める飲み物
紅茶、ココア、ほうじ茶、黒豆茶、あまざけ、ホットワイン、白湯

調理方法や食べ合わせを工夫してみよう

腸を温める食材や冷やしやすい食材やその特徴を見てきましたが、身体を冷やしやすい食材を避けるというのはけっこう難しいものです。

しかし調理方法や食べ方を工夫することで、食材単体では身体を冷やしやすいものでも、腸を温める料理へと変化させることができます。

次は腸を温めるためにおすすめの調理方法や食べ方について見ていきましょう。

温かい調理方法を選ぶ

腸を温めるためには、冷たいものよりも温かい料理を選ぶことがおすすめです。腸を冷やしやすい野菜などでも、温野菜などにすることによって、腸をなるべく冷やさないように食事に取り入れることができます。

飲み物を選ぶ時にも、できるだけ常温かホットのものを選ぶことが腸を冷やさないためのポイントです。

夏場は冷たいものを飲んだり食べたりしたくなりますが、できるだけキンキンに冷えたものは控えるようにすると、胃腸に優しく夏を過ごすことができます。

発酵や塩もみで水分を減らす

牛乳は腸を冷やしてしまう食材ですが、チーズやヨーグルトになると身体を冷やしにくい食材へと変化します。

またきゅうりも水分が多く身体を冷やしやすい食べ物ですが、塩もみ処理をしたり漬物にしたりしたきゅうりは腸を温める食べ物です。

このように、身体を冷やしやすい食材でも発酵させるなどのちょっとした処理をすることが、腸を温めるための工夫として有効になります。

陽性の食材と一緒に食べる

身体を冷やしやすい食材を食べるときに、身体を温める食べ物を一緒に食べるようにすると身体を冷やす作用を中和して、腸を冷やしにくくすることができます。

食べ合わせだけではなく、料理と一緒に飲むドリンクで腸を温めるものを一緒に摂ることも、腸を冷やさないための手軽な方法としておすすめです。

味噌などの調味料は身体を温める作用があるので、付け合わせの調味料として身体を温める作用を持つものをチョイスすることも、腸を温めるためには有効な方法になります。

スパイスの活用で腸を温める食べ物にお手軽変化!

料理をする際に使うスパイスなどを工夫することでも、腸をより温めやすくすることができます。

特におすすめなの腸を温めてくれるスパイスは「シナモン」「生姜」です。

それぞれどのような働きがあるのか、どのような取り入れ方があるのかを見ていきましょう。

シナモンで血流アップ

シナモンには血管を強くしてくれて、血管の状態を改善してくれる働きがあり、血管の状態がよくなることで、血流がよくなることが期待できます。

血流が改善されることで身体の冷えが改善されたり体温が向上したりするため、身体全体を腸などの内臓からしっかりと温めることにつながるのです。

シナモンはお菓子や料理などの香りづけのような使い方から、トーストやドリンクのトッピングなど幅広く取り入れることができます。朝食としてヨーグルトのトッピングに用いることもおすすめです。

ただしシナモンは摂りすぎてしまうと、肝臓や婦人科系にあまりよくないと言われています。そのため、一日の摂取量は3g程度までに留めておくことが安心です。

▼シナモンの効果効能についてはコチラを参考にしてください!

シナモンの記事のトップ画像

生姜の効果で体温をキープ

身体を温めてくれる食材の代表と言えば「生姜」ではないでしょうか?

生姜が身体を温めてくれることには「ジンゲロール」「ショウガオール」といった成分が関係しています。これらの成分は生姜に特有のもので生の生姜にはジンゲロールが、加熱した生姜にはジンゲロールが変化したショウガオールが多く含まれているのです。

これらの二つの成分はどちらも身体を温める作用を持ちますが、特にジンゲロールは手足をはじめとする身体の末端を、ショウガオールは臓器を温めてくれる効果が強くなります。

そのため、腸を温めたい場合には加熱した生姜を食べるようにすることがおすすめです。

生姜はすりおろしたり刻んだりして料理に加えることはもちろん、酢漬けにする、ショウガパウダーなどで様々な料理にトッピングするなど好みに応じて多様な取り入れ方をすることができるので、飽きずに続けやすいことも嬉しいポイントです。

▼生姜の効果効能についてはコチラを参考にしてください!

生姜の写真

腸を温めるドリンクを作ってみよう

身体を温めることのできるドリンクは自分でも簡単に手作りすることができます。特におすすめのドリンクは「はちみつ生姜湯」です。生姜の味が得意ではない方も、はちみつの甘味を加えることでだいぶ飲みやすくなっていますよ。

材料

  • 生姜のスライス 1~2枚
  • はちみつ 適量

作り方

  1. 生姜をレンジで2分加熱する。
  2. 加熱した生姜を裏返して3分冷ましたら、再度2分加熱する。
  3. お湯200 mLに加熱した生姜、はちみつを加える。
  4. 軽く混ぜ合わせる。

はちみつの量は大さじ1杯を目安に、お好みで加減しましょう。

身体を温めるドリンクは他に「チャイ」もおすすめです。チャイは生姜やシナモンをはじめとして様々なスパイスが入っているため、腸を温めるためにはもってこいのドリンクです。

インスタントのものなども販売されていて、より手軽に取り入れることができるので、ぜひティータイムにはチャイも取り入れてみてくださいね。

腸を温めることは、様々な不調の改善に効果的

腸を温める食べ物について紹介してきましたが、腸を温めることは日頃感じている様々な不調を改善することに役立つ可能性があります。

腸を温めることで期待できる代表的な効果には、次のようなものがあります。

  • 代謝が向上し太りにくくなる。
  • 腸内環境がよくなり肌荒れが改善される。
  • 免疫機能の向上
  • ストレスを緩和してくれる。

腸は消化の他にもストレスなどに関わる様々な働きを担っているため、温めることでこのような様々な効果が期待できます。

日常的に何か胃腸の不調を抱えていたり、肌荒れやダイエットの悩みがあったりする場合には、ぜひ腸を温める食べ物を取り入れてみてくださいね。

積極的に腸を温めて体調を改善・キープしよう!

今回は腸を温める食べ物についてご紹介してきました。身体を冷やしやすい食材でも工夫次第では、身体を冷やさずに食べることができます。

またドリンクで腸を温める食材を取り入れることはとても簡単な方法なので、外食が多い方などにもおすすめの方法です。

腸を温めることは身体全体に大きなメリットをもたらしてくれます。ぜひ日頃から腸を冷やさない食事を心がけてみてくださいね!

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ライター:国見ふみ

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