車・乗り物酔い対策でおでかけを楽しく!長距離移動も怖くない!
Date:2017.05.26
長距離での車の移動となるとすぐに酔ってしまって、ドライブそのものを楽しめない…。
そんな方のために、車酔いの対策をご紹介します。
原因と対策を知っておくだけで、精神的にも安心できますし、薬に頼らなくても車酔いしそうになったら自分で何とかできますよね!
子供から大人まで使える方法なので、車酔いしやすい方はぜひ試してみて下さい。
もうこれで安心!車酔いを防ぐ21の対策
でも大丈夫です。車に酔いにくくする方法を知っておけば、安心してドライブを楽しむことが出来ます。
1.車の中の臭いを極力消す
臭いで車酔いしやすい人は、その臭い自体が「自己暗示」になってしまい、酔う前から車の臭いを嗅いだだけで「酔うかもしれない」と思ってしまうんですね。
ですから、車の中の臭いを極力消す、もしくは自分が心地よく感じる臭いにするというのが、酔いを防ぐひとつの方法です。
臭いを別の臭いで消す方法は、臭いが混ざり合って余計に不快に感じることもあるので、まずは車内を徹底的に掃除をし、無臭タイプの消臭剤を使うといいでしょう。
2.アロマオイルで車酔いを予防
ペパーミントのアロマオイルには、車酔いを予防する働きがあります。メントールのすっきりした香りで、気分をすっきりさせてくれます。
ティッシュなどに染み込ませて車内に置いておくといいでしょう。
他にも、
- バジル
- タラゴン
- アルベンシスミント
- レモン、グレープフルーツなどの柑橘系アロマ
- ジンジャー
- レモンバーム
- ラベンダー
- カモミール・ローマン
などが、乗り物酔いや吐き気に効果的だとされています。
3.前日はしっかりと睡眠を取る
車に乗る前は万全の態勢で乗れるようにしておくといいですね。
- 睡眠不足
- 疲労
は車酔いがひどくなる可能性もあるので、前日はしっかり眠って体調を整えておきましょう。
4.進行方向と反対側の席に座らない
4~5人乗りの乗用車では全員前を向いて座れますが、大型の車やバスなどになると、向き合った席になってしまうことがあります。
その際は、進行方向に向いた席に座るようにしましょう。
5.座る座席の位置も大事!助手席か中央の席へ
車の中で乗る場所によっても、車酔いが起きやすくなることがあります。
車酔いを避けるためには、乗用車なら助手席、バスなど大型の車なら揺れの少ない中央の席に座るのがおすすめです。
後部座席に座るよりも助手席にいた方が視界が広がっていて、加速やブレーキなど車の動きを予測しやすいためです。
また、バスの後部座席は大きなタイヤの上に座席があるため揺れが大きいこと、エンジンの振動や排気ガスの臭いなどで酔いやすいため、避けた方が無難です。
6.体温調節しやすい服装にする
車に乗っているうちに暖房で暑くなってくると、それだけで気分が悪くなることがあります。
でも服装によってはその場で脱ぐことが出来ずに余計に酔ってしまうことも。
7.身体を締め付けない服装にする
ウエストがきつい服など、身体を締め付けている服装で車に乗ると酔ってしまうことがあります。
胃腸への圧力を極力少なくするため、ウエストを少しゆるめて乗ると酔いにくくなりますよ。
8.空腹や満腹を避けて車に乗る
胃に負担がかかっている状態で揺れを感じると酔いやすくなります。
- 極端にお腹がすいている時は少し何かつまんでから乗る
- 逆に食べた直後は乗らない
というようにすると良いでしょう。
お腹が空きすぎているとそれだけで気持ちが悪くなりませんか。その状態で車に乗るとさらに気分が悪くなるので、あめ玉一つでもいいですから、何か口にしてから乗るといいですよ。
9.車酔いにいい飲み物、食べ物
おすすめは炭酸水。お腹が適度に膨らむことと、吐き気を抑える作用があるんです。ただし、がぶがぶと飲まないこと。ゆっくりと少しずつ飲んで下さい。
車酔いしそうな時は、コーラ、ジンジャーエールなど糖分のあるものもおすすめです。血糖値が上がって脳がすっきりするので車に酔いにくくなります。
ただし、柑橘系のジュースなど酸っぱいものは避けて下さい。
胃を刺激して胃酸が出やすくなります。ちなみに、オレンジジュースなどは胃腸炎や吐き気の症状がある時も飲んではいけませんよ。
同じ酸っぱいものでも梅干しは車酔いを軽減するといわれています。
民間療法ですが、唾液の分泌を促し、胃腸の調子を整えるといわれています。
10.乗っている間は頭が揺れないようにする
座ったらシートベルトはもちろんして、身体を安定させることも大切です。
頭が揺れることで酔いがひどくなりますから、酔いやすい人はシートを倒してよりかかり、頭が動かないようにすると酔いにくくなります。
11.できるだけ遠くの景色を眺める
見ている景色と身体の平衡感覚にずれが生じないように、あまり近くの流れている景色を見ないで、遠くを見るようにします。
下を向くと酔いやすくなるので、スマホなどは見ない方がいいですね。遠くの景色を見ていると揺れを感じないので酔いにくいですよ。
12.サングラスをかけて視界を悪くする
遠くを見るつもりがどうしても近くの景色も目に入ってしまう、という人はサングラスをかけましょう。
13.人と話したり他のことを考えて気を紛らわす
人と楽しく会話をしているだけでも気が紛れて、酔っている暇などないかも知れません。
14.酔いそうだと思ったら寝てしまう
これが意外と効く方法ですが、車に乗ったら景色が目に入らないようにして目を閉じてしまいましょう。
ついでに目的に着くまで眠ってしまえば酔う心配はないですね。
16.窓を開けて新鮮な空気を吸う
高速道路などでは難しいと思いますが、窓を開けられるくらいの速度で走っている時は、新鮮な空気を取込むことで気分がよくなることがあります。
高速などではこまめに休憩タイムをとって車外に出るだけでも酔いを予防できます。
17.「絶対酔わない」と強力な自己暗示をかける
バスガイドさんも使っている方法なのですが、「自分は絶対に酔わない」と思っているだけでも酔いにくくなるそうですよ。
または、以前に酔ったことのある人はその時のことを思いだして酔いやすくなる、ということもあります。
車に乗る前は「絶対に酔わない!」と思い込むようにしてみましょう。
18.事前に酔い止め薬を飲む
酔い止めの薬(抗ヒスタミン薬)は車に乗る前に飲んでおくと良いのですが、乗ってからでも効果があるというものもあるので、車酔いしやすい人は常備しておくだけでも安心感がありますね。
19.酔い止めのツボを押す
車酔いに良いツボというのがあるのでご紹介しますね。車に乗ったらここを刺激しておくといいですよ。
- 内関(ないかん)
- 手首のしわから指3本分下に下がったところにあります。車酔いだけでなく、吐き気などにも良いとされるツボです。
- 労宮(ろうきゅう)
- 手の平の真ん中当たりにあるツボで、自律神経のバランスを調整し、ストレスを緩和してくれるツボです。
ツボ押しは手軽にできる車酔いの予防法なので、ぜひ試してみて下さい。このときも「ここを押せば酔わない!」と自己暗示をかけるとさらに効果がアップするかも!?
20.身体のバランス感覚を鍛えること
大人の場合は三半規管がすでに成長してはいるのですが、それでも弱い人というのはいます。それを鍛えるには、身体のバランス感覚を養うこと。
- 後ろ歩きをする
- 前転や後転をする
- ダンス
- 鉄棒
- 片足立ち
- 椅子に座って回る
- 公園でブランコに乗る
など、日常生活の中でもバランス感覚を鍛えることはできます。このような動きに慣れてくると、車に乗っても酔いづらくなりますよ。
21.どうしても治らない場合は病院へ
子供の乗り物酔いは三半規管が弱いことが大きな原因ですが、大人の場合はそれ以外の原因の方が多いもの。
何を試しても酔ってしまう、という場合は耳鼻咽喉科を受診してみましょう。
車酔いは「動揺病」という疾患でもあり、耳鼻咽喉科では平衡機能の訓練をしたり、めまいを止める内服薬を出してもらえることもあります。
対処法を知っているだけで安心できます
旅先で車に酔ってしまうと、それだけで気分も台無しになってしまいますが、「この方法を知っているから酔わない!」と思っているだけでも安心感がありませんか?
いくつもの対処法を知っていれば、万が一酔ってしまったとしても、すみやかに気分を回復できますし、旅行をもっと楽しめるようになります。
今回ご紹介した方法で車酔いを防いで、車の旅を楽しんで下さいね!
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