エラ張りを目立たせないメイク方法!エラに視線を集めないコツ
Date:2018.10.15
「エラ張りが気になって自信が持てない」
「フェイスラインを隠したくていつもダウンヘア」
このようにエラ張りにコンプレックスを抱えている女性はいませんか?
確かに骨格や顔の形そのものを変えることはできませんが、メイクのやり方次第ではエラ張りをカモフラージュして女性っぽさややわらかさを演出することはできます!
今回はエラ張りに悩む女性向けのメイク方法のご紹介です。気になるフェイスラインを上手にカバーするメイク術をマスターしましょう。
この記事の目次
エラ張りをカモフラージュするメイク方法、3つのポイント
「ベース顔」「四角顔」などの骨格は「大人っぽい」「カッコイイ」という雰囲気を作りやすい一方、エラが強調されるのが悩ましいところ。
エラを目立たせないためには以下の3つのポイントをおさえてメイクをしましょう。
- 【ポイント1】立体感を作り小顔に見せる
- エラが張っていると頬のスペースが目立つので顔が大きく平たく見えがち。目元や口元のパーツをあえて大きく描く、顔に立体感を作る、というメイクをすると余白が埋まり小顔に見せることができます。
- 【ポイント2】重心を下側から上側
- エラ張りは顔の重心が下側に下がって見えるのでどうしても骨張ったフェイスラインに目がいってしまいます。顔の上側にポイントをおくと顔のバランスが整うのでエラを目立ちにくくできます。
- 【ポイント3】曲線を描いて女性っぽさを強調する
- 骨っぽさや骨の直線が際立つので男性っぽく見えることがあります。顔の中に曲線や丸みをプラスすることでぐっと女性らしさがアップします。
顔の横幅を強調するメイクや顔の中心に寄ったメイクはかえって四角い印象になってしまうので避けましょう。
ハイライトとシェーディングで陰影を作り卵型に近づける
丸顔、面長、三角形、ベース型…顔の形はひとそれぞれですが、理想の形は美人の条件とも言われる「卵型」です。
一般的にエラ張りの方はベース型と言われることが多いですが、ベース型を卵型に近づけるために必要となるコスメがハイライトとシェーディング。
- ハイライト→明るい色で立体感、明るさをだす
- シェーディング→暗い色で影を作り奥行をだす
まずはエラ張りを目立たなくするハイライトとシェーディング、加えてチークの入れ方からマスターしましょう。
シェーディングでフェイスラインの角をとる
フェイスラインの骨張ったところをカバーするのに役立つのが顔に影を作りだすシェーディング。
- パウダータイプが使いやすい
- パウダータイプ、スティックタイプなどの種類がありますが、初心者でも使いやすいのがパウダータイプ。「自分の肌色に合わせて色味を調節したい」「ぼかすための色も欲しい」という方は2~4色でセットになっているシェーディングも良いでしょう。スティックタイプはクレヨンのように直接肌に描くタイプです。
- ブラシは小さすぎないものを
- パウダータイプの場合、ブラシが付属でついている商品もありますが、小さすぎるブラシでは色が濃くなりすぎてしまうことがあります。チークブラシほどのサイズのものが使いやすいでしょう。
- 肌より2トーン暗めの色
- シェーディングは濃すぎると不自然に、薄すぎるとシェーディングの効果がなくなってしまいます。目安は肌の色より2トーンほど暗い色です。
- 耳の下からあご先にかけてのエラ部分にシェーディングを入れます。正面から見たときに理想の顔型(卵型)からはみ出た角をとるようなイメージです。
- 色を入れたら首に向かってしっかりとぼかしましょう。
顔の形をより卵型に近づけたいときはエラ部分に加えて、こめかみの上(おでこの側面)にもシェーディングを入れましょう。
ハイライトで顔の上側に光を集める
エラに視線を集中させないためには顔の上側にもポイントを作って顔全体のバランスをとることが大切です。
以下の部分にハイライトを使って顔に光を作りましょう。
- 眉間
- 目の下の三角ゾーン
- あごの先
ハイライトにはいくつかの色がありますがデイリーに使いやすいのは以下のような色です。
- ピンク・ピンクベージュ
- ピンクがかったハイライトを使うと明るさだけでなく血色感もプラスできます。黄味がかった肌色の方はピンクベージュがなじみやすいでしょう。
- ラベンダー
- くすみが気になる方やトーンアップしたい方はラベンダーのハイライトがおすすめです。
- イエロー・ベージュ
- イエローベースの肌の方はイエローやベージュのハイライトが使いやすいでしょう。赤みをカバーする効果もあります。
- ホワイト
- より立体的に見せたいときはホワイト系のハイライトがおすすめです。うっすら軽くのせるだけでぐっとメリハリが効いた顔立ちにメイクできますよ!ただし、つけすぎは白浮きして見えてしまうので注意しましょう。
ラメやパールが強すぎるものは華やかな印象にはなりますが、やりすぎに見えてしまうこともあります。ほどよくツヤ感がだせるものを選びましょう。
チークはふわっと丸く入れる
ベース型の場合、頬のスペースが広いのでそこを埋めようとして大きく長くチークを入れてしまいがちです。
しかし、大きく入れると頬の面積が悪目立ちしてしまい、角張ったエラもかえって目立ってしまうのでNG!
エラを目立たないようにするには頬の高いところからこめかみにかけてななめにチークを入れること。横長にならないよう、やや縦長の楕円形を意識してふんわりと入れましょう。
また、エラの張りをよりカモフラージュするにはチークの色や質感にこだわってみてください。
- 肌なじみが良い色
- キュートな印象のピンク系よりも、肌になじみやすいオレンジ系やブラウン系のほうがエラ張りをうまくカバーできます。
- マットな質感
- パールが入ったツヤ感のあるチークは人によっては頬やエラのゴツゴツ感がより強調されることも…。マットな質感のチークを選んで失敗を防ぎましょう。
眉、目元、口元は丸みをプラスして女性らしさを演出する
エラ張りが気になるからと言って、エラの部分だけのメイクでどうにかごまかそうとしても限界があります。
メイクをするうえで大切なのはひとつひとつのパーツメイクだけにとらわれず顔全体のバランスを見て印象を作ること。
続いては、エラ張りを目立たせないための
- 眉メイク
- アイメイク
- リップメイク
のポイントを説明します。
なだらかなアーチ眉でエレガントな印象に
顔の印象は眉で決まると言っても過言ではないほど、眉メイクは重要!
おすすめしたいのはやわらかくエレガントな印象のなだらかなアーチ眉。
その人の印象を決める眉の部分に曲線を描くことでエラ張りがかもしだすシャープさや骨っぽい硬さが目立ちにくくします。
アイブロウの色や眉尻の長さでも顔の印象をコントロールできます。
- アイルブロウの色
- 髪の色に合わせてアイブロウを選んでいる方も多いですが、ソフトなイメージに見せるには眉はやや明るめカラーで描きましょう。最近増えている赤茶系のアイブロウも女性らしい眉が描けるのでおすすめです。パウダータイプでふんわり仕上げましょう。
- 眉尻の長さ
- 眉尻を短めにすると可愛い、若々しい印象に、眉尻を長めにするとキレイ、大人っぽい印象になれます。ただし、ベース顔の方の眉が短すぎると顔の余白が目立ってしまうので要注意!
きりっと華やかなアイメイクで重心を上げる
最近はナチュラルメイクが主流ですが、エラ張りの方がアイメイクを薄くし過ぎると顔の上部が寂しくなってフェイスラインの存在が強調されてしまいます。
- アイライナーは長めにラインを引く
- エラが張っている方はセクシーさやシャープさのあるメイクが似合うので、アイライナーも目尻を長めにきりっと描くのがおすすめです。ブラックのラインがキツく感じる場合は「ブラウン」「ブラウンブラック」など漆黒ではない色を選びましょう。
- アイシャドウで立体的な目元
- エラが目立つと顔全体が平面的に見えがちです。目元にも立体感を出したいので黒目の上にツヤのある色をのせるなどして立体的にみせましょう。
以下は「濃いめのブラウン」と「明るくツヤのあるブラウン」の2色のアイシャドウで目元を立体的にみせる方法です。
- 濃いめのブラウンを目頭からまぶたの中心にかけてのせます。
- 同じ色を目尻からまぶたの中心にかけてのせます。
- 黒目の上部分には明るくツヤのあるブラウンをのせます。このとき横ではなく縦長にのせるように意識してください。
立体感のあるリップメイクで女性らしく見せる
顔のパーツでもっとも女性らしさを演出できるのが唇。
ツヤ感のあるリップコスメを使ってぽってり、ぷっくりとしたボリュームのあるリップメイクをすると、エラ張りのゴツゴツ感や男性っぽさが払しょくできます。
- リップコスメ
- コンシーラー
- ハイライト
を使って以下の手順で立体的な唇を作りましょう。
- 口角を引き上げて見せたいので、口角に近い下唇の輪郭をコンシーラーで消します。左右それぞれななめ上向きに線を引きぼかしましょう。
- ややオーバー気味にリップを塗っていきましょう。
- 仕上げにハイライトを指にとり上唇の山の部分にのせましょう。
元々の唇が薄いという方におすすめなのが唇を立体的に見せてくれるリップコスメ、「リッププランパー」です。商品によってはとうがらしの辛み成分「カプサイシン」の刺激によって唇をふっくら見せてくれるというものもあります。
- リップメイク前の下地にする
- グロス代わりにする
などいろいろな使い方ができるので1本あると便利です。
顔全体でバランスをとるとコンプレックスは目立たなくなる
人それぞれ、自分の顔の中で好きなパーツもあれば、気になるパーツもありますよね。
例えば重心を上にするか下にするか、強調するパーツはどこか、存在感をおさえたいパーツはどこか…など顔全体でバランスをとるように意識してみると、コンプレックスも上手にカバーできるようになってくるでしょう。
メイクはそもそもその人をより魅力的に見せるためのもの!
コンプレックスにとらわれず自身の魅力を最大限活かせるメイクを楽しみたいものですね!
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