フェイスラインをすっきりさせる方法。1週間で効果を実感!
Date:2018.04.03
年齢とともに段々たるみが気になってきた、フェイスラインがぼやけてきたと思っている女性は多いようですが、それでいてしっかりケアしている人はとても少ない!
フェイスラインのゆるみは放置していても解消できません。1度たるんでしまったフェイスラインを戻すのはとても大変なのです。
だからこそ、今日からすぐにでもケアして欲しい!原因別にフェイスラインをすっきりさせる方法をご紹介します。
この記事の目次
むくみを取ってフェイスラインをすっきりさせる
フェイスラインがだらしなくなってしまう原因の一つにむくみがあります。顔がむくむのは、
- 耳下腺リンパ節
- 顎下(がくか)リンパ節
- 鎖骨リンパ節
など、顔の周りにあるリンパ節に老廃物がたまり、リンパの流れが滞っているということです。
この流れを良くすることで、フェイスラインを引き締め、顔全体もスッキリさせることが出来るのです。
リンパの流れを良くするフェイスラインのマッサージ
身体と同じでリンパの流れが悪いと顔もむくみ、だらしのないフェイスラインになってしまいます。老廃物を流してスッキリさせましょう。
- 親指、小指以外の3本の指の腹で額の中央からこめかみまでを流します。真ん中から1cmずつ指をずらしながら押していき、こめかみのところはやや長めに押します。
- 人差し指から小指まで4本の指を耳の前に、親指が顎の下に来るように手を当てて、親指で顎の下から耳の後ろに向かってリンパを流します。
- 親指と人差し指でフェイスラインを挟み、顎の真ん中から耳の下に向かって少しずつずらしながらつまむようにして押していきます。
- 最後に、グーにした手の人差し指と中指の第2関節で顎の骨を挟み、真ん中から耳の下に向かってリンパを流します。
- 痛くない程度に、それぞれ3~5回くらいずつやってみてください。
リンパの流れを良くすると同時に血行も良くなり、肌のハリも出てきますよ。
首~鎖骨のリンパの流れを良くするマッサージ
首のリンパマッサージは顔のマッサージとセットで行うと効果的です。顔のマッサージの前後にやってみてください。
- 鎖骨を外側から中央に向かって指の腹で優しく5回さすります。
- 耳の後ろのくぼみを指の腹で優しく押します。
- 耳の後ろから鎖骨に向かって5回さすります。
- 最後に親指の腹で鎖骨の中央から外側へ流し、そこから脇の下まで続けて流します。
顔と首、鎖骨はつながっているので、顔だけでなく首と鎖骨も一緒にマッサージすることでむくみを解消できます。
特に鎖骨のリンパは大事なので、最後はしっかり流してください。
リンパの重要性についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
マッサージの時にはクリームかオイルを使うこと
リンパマッサージをする時には、クリームやオイルなど手の滑りを良くするものを使って行うようにしてください。
何も無しでゴシゴシ顔をこするとその摩擦が肌トラブルの元になってしまいます。皮膚をこすりすぎてシワが増えたら元も子もないので、気をつけてくださいね!
表情筋を鍛えてフェイスラインをシャープに
顔にはたくさんの細かい筋肉があります。これらの筋肉も身体と同じ、鍛えないと老化の一途をたどります。
今はスマホをいじる時間も長く、無表情でいることが多くないでしょうか。人と話したり、笑ったりせずに無表情の時間が長いと表情筋が衰えてきます。
それが顔全体のたるみの原因となり、フェイスラインが崩れてくるんですね。
- 顔ヨガ
- 表情筋エクササイズ
などを定期的に行い、たるみを改善することでフェイスラインをすっきりさせていきましょう。
口輪筋を鍛えるエクササイズ
顔のたるみが如実に現れるのは頬の下、口の周りです。ここを鍛えることでたるみを改善し、フェイスラインがスッキリします。
そこでオススメなのが「あいうえお体操」です。簡単で、いつでもどこでも出来るので、思い立った時にやってみてください。
やり方は簡単。口を「あー」「いー」とあいうえおの形に大きく動かすだけです。声を出す必要はありません。ただし、ちょっとだけコツがあります。
- 「あ」目も一緒に大きく開けると効果的です。
- 「い」思い切り口を横に引きます。頬の筋肉を使っていることを意識しましょう。
- 「う」口の周りの筋肉を意識して、顎全体を前に出すようなイメージで。
- 「え」いの動きと似ていますが、舌を出すと効果的です。
- 「お」目を上に上げながら口を開けると顔全体を動かすことが出来ます。
口周りの筋肉を中心に顔全体を鍛えることが出来る運動です。
舌回しエクササイズ
これもほうれい線予防にも効果があるエクササイズ。顔の左右差をなくしてシンメトリーにする効果や、唾液を増やして口臭を予防する効果も期待できます。
- 口は閉じたまま舌を動かします。
- 下の先を上唇と上の歯茎の間を舐めるようにしてぐるっと左から右へ回します。
- そのまま下唇と下の歯茎の間を回します。
- これをぐるっと一周、右回りに10回、左回りに10回やってみてください。
慣れてきたら30回ずつくらいにして、どんどん回数を増やしていきましょう。最初は数回でも疲れるかもしれませんが、それだけ筋肉を使えているということです。
私も毎日気づいた時にやっているのですが、顎がカクカク鳴っていたのが1週間ほどで治りました。顔の左右差がなくなってきたようにも感じます。
真剣にやるととても疲れますが、これはホントにいつでもどこでも出来るので、是非毎日やってみてください。
口角を上げる顔ヨガ
顔ヨガは種類がたくさんあってどれをやったらいいか分からないという人も多いと思います。ここでは、口角を上げる顔ヨガをご紹介しますね。
- 顔は正面を向いて、にっこりと歯を見せて笑います。前歯が全部見えるくらいにっこりしてください。
- そのままの口をキープしながら舌を出して鼻の頭を舐めるように上に向けます(実際に舐めなくて構いません)
- 口角が下がらないようにして、舌を左から右にゆっくり移動させてください。
- 反対側も同様に行い、それを3往復します。
きちんと口角が上がっているか、鏡を見ながらやってみてくださいね!口角を上げておける顔になると、自然とフェイスラインが整ってきますよ。
顔周りの脂肪を落とせばすっきり!
フェイスラインが崩れてくるのは、顔に脂肪がついてくるのも原因の一つです。顔は運動しづらいところですから、ちょっとした脂肪でも目立ってしまうんです。
表情筋が弱っていると脂肪を支えきれなくなってくるので、若い頃は目立たなかった脂肪が目立ってくるというのもあります。
脂肪を取りながら、表情筋を鍛えるエクササイズを同時にやっていくと効果的ですよ!
顎の下の脂肪を取るエクササイズ
フェイスラインに加えて二重あごが気になる人は、顎の下の脂肪に働きかけるエクササイズをやってみましょう。
- 上を向いて天井を見ます。身体が反らないように気をつけてください。
- その状態で口を開ける、閉じるを繰り返します。
- 10回やったら、口を閉じたところで10秒キープ。
簡単ですよね?顎の下が動いていることを意識して、ゆっくりやってみてください。
頬の揉みだしマッサージ
脂肪は揉みだしておくと柔らかくなって、排出しやすくなります。痛くない程度に揉みだしマッサージをします。
- 手を軽く握り、曲げた人差し指と親指の腹で頬をつまむようにします。
- 下から上、内側から外側に向かって、少しずつ揉んでいきます。
その水分を押し出すようにしてさらに揉むと脂肪細胞が段々小さくなる=脂肪が減るというわけです。
頬だけでなく顎もやると効果的です。1日3~5分くらいやってみてください。
フェイスラインを引き締めるためのツボ
フェイスラインをスッキリさせるツボ押しもおすすめです。顔の疲れを取るのにもいいので、仕事の合間にでもやってみてください。
顔の脂肪を取る頬車(きょうしゃ)
エラから1cm内側にあるツボです。顔の脂肪を取り、むくみ解消にも役立ちます。
頬のたるみに良い迎香(げいこう)
小鼻のすぐ脇にあるツボで、頬のたるみに良いとされるツボです。
鼻水、鼻づまりにも有効なツボですが、鼻を両脇から挟むようにして3秒くらいゆっくり押す、話すを何度か繰り返してください。
ほうれい線にもよい巨りょう
黒目から真っ直ぐ下がったところと、小鼻の横のラインを結んだ位置にあるツボで、ほうれい線にもよいといわれています。
少し下から押し上げるようなイメージで押すのがコツです。指の腹を使ってゆっくり5秒程度押す、離すを何度か繰り返します。
皮脂の分泌を正常化させる働きもあるので、乾燥肌の方にもおすすめですよ!
口角を上げる地倉(ちそう)
口角のすぐ脇にあるツボで、口角を上げるのに効果的。顔のむくみ解消にも効果的です。
指の腹を使ってゆっくり5秒程度押す、離すを何度か繰り返します。
口角が下がっていると「不幸な顔」になってしまいますから、明るい印象にするためにも口角をしっかり上げていきましょう。
食欲抑制効果も期待できるツボなので、お腹がすいた時にも押してみてください。
顔のたるみを防いでフェイスラインを引き締める
顔のたるみは顔の脂肪や筋肉の衰えだけが原因ではありません。意外なところがたるみの原因になっているのです。
肩甲骨のコリをほぐしてたるみを解消
肩甲骨って健康や美容にものすごく大事な役割があるんです。
肩甲骨周りが硬くなって血行が悪くなると、首から上の血液やリンパの流れも悪くなってしまい、それが顔のたるみの原因になるのです。
特に猫背や前かがみになりがちな人、肩こりのひどい人は要注意!
肩甲骨のコリをほぐす方法は色々ありますが、すぐに出来る簡単な方法をご紹介しますね。
- 両手を肩の上におきます。(右手は右肩、左手は左肩)
- 肘で大きな円を描くようにして後ろ回しを10回します。
- 今度は反対に前回しを10回します。
呼吸を止めずに、出来るだけ大きな円を描いて、肩甲骨が動いていることを意識するのがポイントです。
頭のコリをほぐしてたるみ対策
頭皮と顔はつながっていますから、頭皮が凝って硬くなるとそれが段々垂れ下がってきて、顔のたるみやシワの原因になります。そのせいで、フェイスラインもたるんでしまうのです。
毎日の頭皮マッサージで顔のたるみを防ぎ、フェイスラインをスッキリさせていきましょう!
- 手で耳を覆うようにして指の腹を頭におきます。
- そのまま上に持ち上げるようにして、少しずつずらしながら、指の腹で気持ちがよい程度に頭頂部までマッサージしていきます。
- 側面からが終わったら、後頭部から頭頂部にかけても同じようにマッサージしてみてください。
マッサージする時に、顔の方向に頭皮を下げないように気をつけてください。逆に顔がたるんでしまいます。
頭皮を柔らかくすると血行が良くなって、髪もキレイになるというオマケつきです。
生活習慣を見直してフェイスラインもすっきり
普段何気なくしていることがフェイスラインをたるませる原因になっているのかもしれません。生活習慣も見直して、フェイスラインを引き締めていきましょう。
食事の際の咀嚼回数を増やす
「噛む」という行為自体が、フェイスラインにとって良いストレッチになります。
早食いの人は顎を動かす回数が少ないために、口の周りの筋肉が使えておらず、フェイスラインがゆるんでしまっている可能性があります。
一口30回噛むことを目標に、毎食しっかり噛んで食事をすることで、口周りの筋肉を鍛えられます。
噛む回数を増やすことは満腹感を得やすくなり、食べ過ぎを防止するのにも役立ちます。
スマホを見る時に下を向かない
姿勢の悪さは顔のたるみと直結しています。1日にスマホをどのくらい見ているでしょうか。
下を向いている時間が長いとどうしても頬やあごがたるみやすくなります。
また、無表情でいる時間も長いので、表情筋を動かす量が足りない=顔が運動不足の状態になってしまうんですね。
紫外線対策をしっかりすること
紫外線のダメージはコラーゲンを劣化させ、シミやシワを増やすだけでなく顔のたるみの原因にもなるのです。
コラーゲンを守るためにも、日焼け止めはしっかり塗ってください。
スキンケアをする時の手の動かし方に注意
スキンケアの時にうっかり上から下に向かって肌をこすっていませんか。下に向ける力が強いと、それがたるみの原因になってしまいます。
手を動かす時は、
- 下から上
- 中から外
が基本です。
リフトアップするイメージで手を動かすといいでしょう。
脂肪を付けないようにダイエットを!
加齢によるたるみだけでなく、体重が増えれば当然フェイスラインも変わります。太れば顔も太る、フェイスラインも崩れるということです。
だから、太らないようにダイエットを常に意識することも必要です。
即効性はありませんが、今より太らないよう気をつけるだけでも、フェイスラインの衰えを防ぐことは出来るでしょう。
美顔ローラーを使ってフェイスラインを引き締める
手でマッサージをするよりもたるみに効果的なのが美顔ローラーです。100均で買えるものから数万円するものまでお値段はピンキリですが、たるみケアには効果的です。
美肌を作るスティックタイプよりも、リフトアップに適したY型ボールタイプがおすすめです。
フェイスラインをスッキリさせて見た目年齢を変えよう
輪郭はほんの1~2mm変わるだけでも顔全体の印象が変わります。
それほど太ったわけでもないのに、何だか顔がぼやけて見えたり、以前より老けた印象になったと感じたら、それはフェイスラインが原因かもしれません。
フェイスラインがゆるむ原因はひとつではありませんので、色々な方法を組み合わせてケアをしてみてください。
エステや美容クリニックに行かなくても、自分の努力次第で何とかなるものです。気長に取り組んで、スッキリしたフェイスラインを取り戻しましょう。
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