季節の変わり目、服どうする?もう毎朝悩まない快適コーデのコツ
Date:2019.04.03
冬から春、夏から秋……。季節の変わり目って、いつも服装に悩みますよね。
お天気も気温も不安定なのが、季節の変わり目の特徴です。
暑いのも嫌だし、寒いのも嫌。でもせっかく新しい季節を迎えるのなら、季節感のある格好をしたいし……。
もっと楽ちんにパッとコーデを決めたい!
そして、暑くも寒くもなく、快適に日常を過ごしたい!
そんなあなたの願いを叶える、楽ちんに決められて快適に過ごせる「季節の変わり目コーデ」のコツをご紹介します♪
この記事の目次
【1】季節の変わり目、コーデに悩むこんなシーン
季節の変わり目には、さまざまなお悩みがつきもの。たとえば、あなたはこんなことで困っていませんか?
季節の変わり目は、お天気や気温が落ち着かないのはもちろん、外出先のエアコンもスイッチが入っていたり、いなかったり、なかなか予測できないことが多いものです。
またオシャレが好きな人にとっては、季節感のある服装と実際の温度との落差も、悩みのタネでしょう。
「オシャレは我慢」とは言うものの、限度があります。我慢しすぎて体調を崩してしまったら元も子もありません。
それに、できることなら我慢なんかせず、オシャレかつ快適に過ごすことができれば、一番嬉しいですよね。
【2】まずは基本の「気温別」着込み方目安
まずは、基本から。気温ごとにちょうどいい服装の目安を知っておきましょう。
暑さや寒さの感じ方は個人差がとても大きいので、「一般的にはこの程度がちょうどいいとされている」くらいの感覚で把握しておいてくださいね。
(1)最低気温30℃以上
熱中症などにかなり注意が必要な温度です。
涼しい服装、風通しの良い服装を選ぶ必要があります。
ノースリーブ、薄手のシャツ、薄手のスカート、短パン、サンダル、ミュール など
(2)最低気温25℃〜30℃
熱中症などに注意が必要な温度です。
涼しい服装を選びましょう。
半袖のトップス、短パン、薄手のスカート など
(3)最低気温20℃〜25℃
快適〜少し暑いと感じる気温です。季節の変わり目に多い温度帯と言えます。
長時間外出する際には、脱ぎ着のしやすいコーデで気温変化に備えましょう。
長袖のトップス、長ズボン、スカート、パンプス、スニーカー など
(4)最低気温15℃〜20℃
快適〜少し肌寒いと感じる気温です。季節の変わり目に多い温度帯と言えます。
こちらも、長時間外出する際には、脱ぎ着のしやすい服装で、肌寒さに備えましょう。
長袖のトップス、カーディガン、薄手のニット、スウェット、長ズボン、スカート、パンプス、スニーカー など
(5)最低気温10℃〜15℃
「日中は快適でも、朝晩は肌寒い」と感じる気温です。季節の変わり目には、この温度帯も多いですね。
肌寒くなったタイミングで身体を冷やしてしまわないよう、重ね着など工夫するのがおすすめです。
長袖のトップス、厚手のカーディガン、セーター、パーカー、薄手のトレンチコート、ジャケット、長ズボン、スカート、パンプス、ショートブーツ など
(6)最低気温5℃〜10℃
日中、日が当たっていても寒いと感じる気温です。
充分な寒さ対策が必要です。
重ね着が基本です。
厚手のニット、スウェット、セーター、ウールコート、ダウンジャケット、長ズボン、厚手のスカート、ファーアイテム、ロングブーツ、ムートンブーツ など
(7)最低気温5℃以下
終日かけて、かなり寒さを感じる気温です。
しっかりとした防寒対策が必要です。
重ね着がほぼ必須です。
厚手のニット、スウェット、セーター、ウールコート、ダウンジャケット、長ズボン、厚手のスカート、ファーアイテム、マフラー、手袋、耳あて、ロングブーツ、ムートンブーツ など
でも、一番大事なのはやっぱり「自分の感覚」
ちなみに今回は最低気温を基準として目安の服装をご紹介しましたが、最高気温や一日の気温変動(気温の幅)によっても快適な服装は違ってきます。
上記の服装はあくまでも目安。自分にとっての感覚を一番大事にしてくださいね。
実際の季節の変わり目には、重ね着したり、脱ぎ着しやすい服装を意識したり、といった工夫が必要になります。
【3】楽ちん、快適♪「季節の変わり目コーデ」7つの裏ワザ
気温ごとに適した服装を意識するのは、どんな季節でも快適なコーデに必要です。
では、季節の変わり目だからこそ意識すべきポイントには、どんなことがあるのでしょうか?
ここからはいよいよ、楽ちんで快適な「季節の変わり目コーデ」を叶えるための裏ワザをご紹介します!
裏ワザ1 気温とコーデを記録する
暑さや寒さ野感じ方には、個人差が大きいですよね。
今の気温なら、自分の身体がどのくらいの着込み具合が一番心地よく過ごせるのか。それは、やっぱり自分にしか分かりません。
それならば、自分だけのコーディネート・サンプルブックをつくってしまいましょう♪
やり方はカンタンです。
書き込む内容は、
- 日付
- 天気
- 最高気温/最低気温
- その日の服装(箇条書きでもイラストでも)
- 自分がどう感じたか(ちょうど良かった、肌寒かった、など)
このメモを1年間取り続ければ、自分がどのくらいの気候のときにどんな服を着ればちょうどいいのかが、一目瞭然分かります。
記録に残るだけでなく、気温と着込み方の関係が、自分の中で紐付いて考えられるようにもなりますよ。
メモを続けていくうちに、「今日くらいの気温ならこの服だと暑いな、寒いな」というのがだんだん自分で分かってきます。
裏ワザ2 色で季節感を出す
冬から春への変わり目は、「そろそろ春らしい服を着たいけど、まだ寒いかな」と悩みますよね。
同じように、夏から秋への変わり目にはやはり、「秋らしい服を着たいけど、まだ暑そうだなあ」と悩んでしまいます。
たとえばあたたかいスウェットのトップスでも、春らしいピンクやパステルカラーのものを選べば、ぐっと軽やかなコーディネートになります。
また涼しくて快適な素材でも、ボルドーやマスタードといった色を選ぶだけで、秋らしい深みのある装いになりますよね。
とくにおすすめしたいのは、次のシーズンのトレンドカラーを取り入れること。色の力を上手に借りることで、無理なくおしゃれを楽しめます。
裏ワザ3 小物で季節感を出す
季節感の演出には、帽子やバッグといった小物も便利です。
全く同じコーデでも、クリア素材のバッグを持てば夏らしくなりますし、フェルト素材のキャスケットをかぶれば一気に秋らしさが増します。
- 帽子
- バッグ
- 靴
- ピアス
- スカーフ
こうした小物を上手に使って、季節感をコントロールしましょう。
裏ワザ4 シルエットで季節感を出す
季節感でいうと、もうひとつ。じつはコーデ全体のシルエットによっても、与える季節の印象が違ってきます。
演出したい季節感とその日の気温が合わない場合は、次のようなシルエットを意識してみましょう。
シルエットによる印象を活用すれば、「薄手のロングカーディガンで、秋らしさを出しつつ残暑を乗り切る」といった工夫ができます。
シルエットと色を組み合わせれば、さりげなく季節感を出しつつも身体に負担をかけることなく季節の変わり目のおしゃれを楽しめますね。
裏ワザ5 着回し力のあるアイテムを活用する
コーディネートに悩む以前に、そもそも今日着られそうなちょうどいい服がない!……というのも、季節の変わり目に多いお悩み。
そんな事態を回避するためには、ある程度季節をまたいで着られる着回し力の高いアイテムを揃えておくのがおすすめです。
重ね着しやすいアイテム、着回し力の高いアイテムは、季節の変わり目の心強い味方になってくれるんです。
裏ワザ6 足元で気温をカバーする
「発熱するタイツ」や「涼感ソックス」など、最近は体感温度をコントロールできる機能性の高い足元アイテムがどんどん発売されています。
足元、とくに足首の状態が変わるだけで、体感温度はかなり大きく変化します。日によって気温がコロコロ変わる季節の変わり目には、
- タイツ
- ソックス
- レギンス
- ストッキング
といった足元アイテムで、上手に温度調節しましょう。
裏ワザ7 定番デザインを2着揃える
正直、季節ごとにコーデをいちいち考えるのが面倒。できることなら1年中、定番のコーデで過ごしたい!
……という方におすすめなのが、裏ワザ中の裏ワザである、このテクニック。
- 無地
- ボーダー
- ストライプ
- ギンガムチェック
といった定番のトップス・ボトムスアイテムを、「夏向き」「冬向き」両方の素材で買い揃え、自分の中で制服化してしまいましょう。
アップル社を設立した故スティーブ・ジョブス氏は、生前、
- 黒のタートルネック
- ジーンズ
- スニーカー
という全く同じスタイルを、365日どんなときでも貫いたことで有名です。
またアメリカの元大統領バラク・オバマ氏も、グレーもしくはブルーのスーツしか着ないと決めているそうです。
ここまで極端になるのは難しいかもしれませんが、毎朝のコーディネート、とくに難しい季節の変わり目の服装選びにストレスを感じているのであれば、この方法を一部取り入れるのも悪くありません。
具体的には、よく似た色やデザインの服で、「半袖と長袖」や「厚手と薄手」など、2着ずつ用意しておきます。
あとは制服の夏服と冬服を使い分けるように、それらの服を定番コーデで着回していけばOK。
ボーダーやチェックといった定番デザインであれば、着回し力もバツグンですよ。
【まとめ】季節の変わり目は身体に優しいおしゃれがgood◎
昔から、「おしゃれとは我慢である」という格言はよく聞かれます。ある意味、これは正しいのかもしれません。
でも、心身の調子も崩しやすい季節の変わり目。無理をして身体を壊してしまうようでは、おしゃれだって楽しめませんよね。
身体に負担をかけすぎないよう裏ワザを駆使しつつ、おしゃれを楽しんでいきましょう♪”
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