
日光はNG!マニキュアの正しい保管方法と使用期限の目安
Date:2019.09.13
貰い物や一目惚れで買って家に置いているマニキュアが、気が付いたら知らない間に固まって使えなくなっていたことってありませんか?
マニキュアを塗ると手先や足先の見え方が全然違うものになります。ファッションとして大活躍し、ちょっと自分を好きになれる素敵なアイテムだからこそ、マニキュアはなるべく長持ちさせたいところです。
マニキュアを長持ちさせる秘訣は、保管場所や保管方法にこだわること。この記事では、マニキュアの保管方法や寿命と言える使用期限についてチェックしていきます。
ダメになったマニキュアの特徴をチェック
まずは家にある手持ちのマニキュアが本当にまだ使えるかをチェックしましょう。自分では「まだ使える」と思っていても、こんな特徴が見られるマニキュアはもう劣化して使えません。
- 分離している
- ドロドロになっている
- 固まっている
- 変色している
- 開けると妙な臭いがする
- 使うと乾きが悪く、べた付く
使用期限の過ぎたマニキュアは雑菌が繁殖していることがありますし、思うような発色をしてくれず、ファッションアイテムとして全く役に立ちません。
使えないと思ったマニキュアはさっさと捨てて、おとなしく新しいマニキュアを揃えましょう。手持ちのマニキュアの回転率を高めるのも、正しいマニキュアとの付き合い方です。
マニキュアを長持ちさせるための保管方法
コーディネートのアクセントとして活躍し、何といっても女性の気分を上げてくれるマニキュア。放置して使い物にならなくなる前に、長持ちさせるコツを押さえましょう。
使用後はボトルネックを拭き取る
マニキュアを使用した後、そのまま蓋を閉めていませんか?塗り終わったらマニキュアのボトルネックを綺麗に拭き取ってから仕舞うのが、正しいマニキュアの保管方法です。
ボトルネックにマニキュア液が付着したままだと、蓋が閉まらず中身が酸化しやすくなります。マニキュアは空気に触れるのが最も劣化を早めることになります。
マニキュアを綺麗に塗ろうとする人ほど、ボトルネックで液をこそぎ落として汚しがちです。セルフネイル派の人は特に注意してボトルネックを清潔に保ちましょう。
冷暗所に保管する
マニキュアは空気に触れることの他にも、直射日光が原因で劣化しやすいアイテムです。暑い季節は特に、気温の高い場所は避けて保管しましょう。
暗くて気温の低い冷暗所に保管しておくのが一番です。低温で暗い場所という意味では、冷蔵庫の中が最も理想的です。
冷蔵庫の中に保管する際は、専用のケースやジップロックの中にマニキュアボトルごと入れておくと、衛生面でもニオイの面でも安心です。
早めに使い切る
マニキュアを保管する上で最も大切なのは、ケチケチせずにさっさと使い切ることです。気に入った色や貰い物のマニキュアはつい使うのを惜しんでしまいますが、放置する期間が長いほど劣化が進みます。
使い切らずに劣化してしまうのと、鮮度の高いうちに全部使い切るのとでは、確実に後者の方がお得です。
中身の状態を確認しながら、寿命が近づいていると感じたときにパパッと使い切るのも、マニキュアの管理方法の一つ。DIYや撥水加工などにも利用して、鮮度の高い状態で使いきれるよう残り量をコントロールしましょう。
固まったら薄め液を使う
固まってしまったマニキュアをもう一度使いたいときは、マニキュアの薄め液を使ってマニキュアを復活させましょう。ドロドロになったマニキュアや固まったマニキュアなら簡単に鮮度が復活します。
薄め液はマニキュアのメーカーとの相性もあるため、まずは2~3滴から試してみましょう。相性の良いマニキュアと薄め液なら、少量でも復活させられます。
薄め液自体は安価で手に入りますが、マニキュアを製造したのと同メーカーの薄め液を使うと相性が良いですよ。
マニキュアに使用期限はある?大まかな目安
そもそも入手したマニキュアはどのくらいの期間内で使い切るのがベストなのでしょうか?マニキュアの使用期限の目安について見ていきましょう。
明確に決められた期限はない
実はマニキュアには正確に決められた使用期限はありません。そもそも製造年月日も表記されていないことがほとんどですから、食品のように「いつまで」と明確に期限は定められていないのです。
明確に期限が定められていないからこそ、寿命に気を付けた保管・使用が欠かせません。
「まだ使えるかも」ではなく「いつ使えなくなるか分からない」ぐらいに思って、丁寧に保管しながら早めに使い切りましょう。
使い切る目安は1~3年程度
明確な使用期限はありませんが、マニキュアは購入してから1~3年以内には使い切るのが目安。開封したら1年以内、未開封なら2~3年程度で使い切るのが安全です。
忘れそうな人は開封した日付を覚えておくか、ラベルに付箋などを貼っておくのがおすすめ。もしくは開封した順番にマニキュアを並べて置いておくと分かりやすいですよ。
無添加ネイルは寿命が早い
爪や皮膚に優しいとされる無添加のネイルは、通常のネイルと違って寿命が短い傾向にあります。無添加ネイルを使っている人は特に、早めに使い切るようペースを調整していきましょう。
無添加のネイルは保存料としての化学薬品も使われていないため、早く劣化してしまうのです。
早く使いきることはもちろんですが、保管場所・方法にもしっかり気を付けておきたいですね。
使用する度に寿命は減っていく
マニキュアの大まかな目安は開封後1年以内ですが、ボトルを開けて実際に使用するたびに劣化は進み、寿命が早まっていきます。
開ける度にマニキュアが空気に触れますし、刷毛に付着した汚れや雑菌などがボトル内の劣化を早めます。
ただでさえ使うたびに劣化が進みますから、保管方法で寿命をなるべく伸ばしながらマニキュアを使っていきましょう。
古いマニキュアはリスク大。適切に使いこなして
古くて劣化したマニキュアを使うと、ムラができて綺麗に塗れませんし色も鮮やかではないし、良いことなんてありません。寿命を見極めて正しい保管方法を覚えて、損のないように使いこなしましょう。
正しい保管方法で寿命を延ばすことも大切ですが、手持ちのマニキュアの量や数を把握しながら、計画的に購入することも大切です。
似た色の古いマニキュアがあるなら、まずはそちらを使いきってから新しい物を買いましょう。正しいペースで使いこなせば、鮮度の高いネイルを楽しめる上、節約にもなりますよ。

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