白湯を飲むだけでダイエット!白湯の効果で便秘解消、基礎代謝UP
Date:2016.09.05
白湯ダイエットは、誰でも手軽に始めることのできる有名なダイエット法です。
しかし腸内環境の改善やデトックスなどの効果が得られたという人もいれば、中には「全然効果がなかった」と言う人も…。
成功させるには、ただ白湯を飲めば良いというわけではないようです。
白湯を飲み続けるだけで得られる5つの効果
「温めたお湯を飲む」という至ってシンプルな方法ですが、この白湯ダイエットで得られる効果は多く、身体の内側にも外側にも良い影響をもたらしてくれます。
便秘の改善
ダイエットをする上で、便秘は絶対に改善しておきたいですよね。
お通じが悪いというだけでお腹がポッコリと出たり、体重が増えたりと良いことは一つもありません。
便秘の改善には「水を飲む」という方法もありますが、このとき「水を温めて白湯にする」だけで効果は更に増すのです。
水と違って白湯には温度があります。そのため、内臓が温まって動きも活発になり、消化機能が向上してお通じが良くなるのです。
また、白湯が便秘の改善にもたらす効果は内臓を温めることだけではなく
- 便が柔らかくなる
- 便のカサを増して便意を促進する
など、直接便にかかわる形のものもあります。
冷え性が改善される
白湯を飲み続けていると、「冷え性が改善された」と言う人が多く現れます。
冬などの身体が冷えやすい季節だけではなく、エアコンが効きすぎて冷え性の起こる夏にも身体を温めてくれるので、年中通していつでも効果を期待できます。
便秘が解消されることで肌荒れの改善も期待できます。
体温が上がって基礎代謝がアップする
基礎代謝とは、人が息をしたり心臓を動かしたりと生命を最低限維持するために使われるエネルギーの代謝量を言います。
つまりこの基礎代謝の働きによって、特にこれと言った運動をしていなくてもエネルギーが消費されていくのです。
白湯を飲み続けていると、内臓から温まって体温が上がるのと共に基礎代謝もアップします。
また、このとき消費されるエネルギーの源として脂肪が燃焼されます。
つまり、基礎代謝が上がることで脂肪燃焼の効率も良くなり、体脂肪率を減らす効果も期待できます!
血やリンパの流れを良くしてむくみ改善
むくみには、血流とリンパの二つが大きく関わってきます。
リンパ管に入るのは血液の中に一部存在する老廃物などの水分です。血流が悪くなることでこのリンパ管に入る水分まで溜まってしまい、結果リンパが滞ってむくみに繋がります。
白湯で身体が温まることによって、血流が良くなります。それに乗じてリンパの流れも改善されることから、むくみの解消効果を期待できます。
デトックス
白湯を飲んでいると、「以前と比べておトイレが近くなった」という人が多くいます。
そうすることで体内の
- 老廃物
- 毒素
が抜けていき、利尿作用に繋がっていくのです。
水よりも白湯の方が熱があって人の身体と馴染みやすいため、デトックス効果が高まります。
ただ熱するだけではNG!正しい白湯の作り方
「白湯の作り方」と聞いて、ただお湯を温めるだけと考えている人はいませんか?実はそれ、間違いなんです。
ですから、単に水を温めただけならそれは「ただのお湯」でしかありません…。
水を白湯にするためには、やかんや電子レンジを使って一度温めたものを少し時間を置いて冷ます必要があります。
やかんを使った作り方
時間に余裕がある場合なら、断然やかんを使うことをおすすめします。
- やかんに飲むだけの水を入れる
- 蓋をしたまま中火から強火にかけ、沸騰させる
- 沸騰したらふたを外し、弱火にして10~15分ほど熱し続ける
- 時間が経ったら火を消し、カップに注いで人肌よりも少し熱め(50℃くらい)になるまで冷ます
電子レンジを使った作り方
時間に余裕がない場合や、「今すぐ手軽に飲みたい!」といった場合に使える方法です。
- カップに飲むだけの水を入れる
- 500Wなら2分、600Wなら1分30秒温める
- 人肌よりも少し熱め(50℃くらい)になるまで冷ます
手軽に作ることのできる点が魅力的ですが、だからと言って温め直しは厳禁です。
アーユルヴェーダ式の作り方
アーユルヴェーダとは、「生命科学」という意味を持つインドの伝統的医学のことです。
白湯を飲む健康法はもともとこのアーユルヴェーダからきており、そこでの白湯の作り方は自然の中にあるエネルギーを取り入れる方法になっています。
- 『水のエネルギー』そのものである水を用意する
- 『土のエネルギー』を取り入れるため、土瓶や土鍋に水を注ぐ
- 『火のエネルギー』を取り入れるため、火で水を温める
- 『風のエネルギー』を取り入れるため、温めた水を換気扇を回して冷ます
『水』『土』『火』『風』と多くの自然エネルギーを取り入れることができる飲み物として、アーユルヴェーダの中でも白湯はとても優秀な存在です。
アーユルヴェーダはただ人の身体を良くするだけでなく、人と自然との調和の上で健康になる方法です。
白湯をつくる時は「ただ温める」のではなく、こうした自然エネルギーのことも考えて作るとまた違った効果が得られますよ!
水道水を使うなら10~15分沸騰させる
白湯をつくるのに使う水、水道水とミネラルウォーターのどちらにするかで悩む人は多くいます。
ミネラルウォーターの方が安全なイメージがありますが、「どうせ熱するのならどちらも変わらないかも」という意見もあります。
結論から言えば、どちらを使っても支障はありません。
水道水とミネラルウォーターの違いは、含まれている成分です。中でも白湯をつくる上で注意すべきなのは「トリハロメタン」と呼ばれる発がん性物質です。
トリハロメタンは10~15分ほど沸騰を続けることで除去できます。
ですから、白湯に水道水を使う場合はできるだけ電子レンジは使わずに、やかんで根気強く沸騰させ続けましょう。
それさえ守れば、白湯に使うのは水道水でもミネラルウォーターでも構いません。
タイミングを見極めろ!白湯は飲む時間帯で効果が変わる
白湯ダイエット実践中に、合間に他の飲み物を飲むことに制限はありませんが、ダイエットのことを思うのなら、あまり砂糖が入った甘い飲み物は避けた方が良いでしょう。
また、白湯ダイエットは身体を温めることが前提となっているため、冷たい飲み物や食べ物は極力避けてください。生姜のような身体を温める食べ物は推奨されています。
白湯の効果は、飲む時間帯によって得られる効果が微妙に変わります。ただ「思いついたら飲む」だけでは、望んだ効果が得られないことも…。
あなたが白湯を飲むことでどんな効果を期待しているのかを考えながら、タイミングを見極めましょう!
朝、寝起きに飲む
人の身体は、眠っている間に汗をかいています。ですから朝目が覚めたときには自分でも気が付かないほど水分が不足している状態なのです。
そこで朝一番の水分補給が大切になってくるのですが、ただ水を飲むよりも白湯を飲んだ方が身体に優しく、得られる効果も増えます。
まず寝起きのお湯ですが、まだ胃が目覚めて間もない時なので、一気飲みをしてしまうのではなく、10分くらい掛けてゆっくりと胃を整えながら飲むようにしましょう。
寝起きの身体を起こそうとして冷たい水などで急激な刺激を与えてしまうと、内臓がびっくりして胃や腸に負担をかけてしまいます。
白湯によって寝起きの身体をゆっくりと覚醒させることで、
- 身体が温まってスッキリと目が覚める
- 胃が軽くなって朝食を食べやすくなる
- スムーズな排便が促される
といった効果が得られます。
食事中に飲む
朝、昼、晩の食事と共に白湯を飲みましょう。
白湯を飲むことで内臓が温められて消化機能が活性化され、食べた物の栄養を吸収しやすくなります。
食事中に過度な水分を摂ってしまうと、本当に必要な分の食事がお腹に入りにくくなってしまいます。
食事中に白湯を摂るなら、一回につき200ml(カップ一杯分ほど)が最適です。
夜、寝る前に飲む
眠る前の白湯はダイエットにとても効果的です。
- 眠りやすくなる
- 何の成分も含んでいない至ってシンプルな白湯は、すっと身体に馴染みながらゆっくり温めてくれます。
そうすることで副交感神経の働きを促して、質の良い睡眠をとることができます。また、副交感神経が働くことによって消化機能も高まります。
- 睡眠中の代謝が良くなる
- 白湯を飲むと身体が温まるため、体温が少し上昇します。体温が上がることで基礎代謝も良くなり、睡眠中の呼吸や心臓の動きによるエネルギーの消費量が大きくなります。
- 水分不足を防ぐ
- 人の身体は眠っている間、体温調節や呼吸によって約200mlの水分を失います。多いときには500~1000mlもの水分を失うため、睡眠中は水分不足に陥りやすくなります。
眠る前に白湯を飲むことで、この水分不足を防ぐことができます。
「効果なし」を防ぐ。白湯ダイエットで気をつけたい3つのこと
女性に嬉しい多くの効果をもたらしてくれる白湯ですが、やり方を間違えてしまえば思ったような結果が得られないこともあります。
中には「全然効果がない…」と嘆く人も少なくはありません。白湯ダイエットをする上で気をつけなければいけない注意点を確認しておきましょう。
あまり飲みすぎない
とても良い効果をもたらしてくれる白湯ですが、飲み過ぎには要注意です!
- 水っ腹になって食事の量が偏る
- 余分な水分が溜まってしまいむくみが生じる
- 腸内にある必要な分の栄養まで洗い流してしまう
といったトラブルが起きてしまいます。
白湯を飲むのに最適な量は、1回につき200ml、1日につき800mlです。
白湯の味に慣れてくると癖になってつい飲みすぎてしまいますが、自分で「どいのくらい飲むか」をきちんと把握しておきましょう。
「人肌より少し熱め」を守る
白湯の温度は50℃くらいがベストです。
「今日は暑いから」と言ってそれより冷たいものを飲んだり、「猫舌じゃないから大丈夫」とあまり冷まさず熱いものを飲むのは厳禁です。
もし冷たければ身体を冷やしてしまうし、熱ければ口の中は平気でも内臓がびっくりしてしまいます。
温度計を使ってまで神経質に温度を測る必要はありませんが、「温かいけどちょっとぬるい」と感じるくらいが丁度良い温度です。
食後すぐに飲まない
白湯には消化を助けてくれる効果があります。しかし、食後に飲んでしまうと逆に消化の妨げになってしまいます。
そうすることで内臓に負担がかかり、消化不良や下痢などを引き起こしてしまう危険性があります。
食事を済ませた後で白湯を飲みたければ、食後30分以降に飲むのが安全です。
味に飽きる人へ!アレンジで白湯をもっと楽しむ方法
健康法としてとっても有効的な白湯ですが、結局はただ水を温めたもの。
「慣れれば甘く感じるようになる」という人もいるようですが、その慣れがくる前に飽きてしまっては元も子もありません…。
そこで、白湯を飽きずに続けられるアレンジ方法をご紹介します!
レモン汁を加える
カップに注いだ白湯に大さじ1杯分のレモン汁を入れて混ぜましょう。
レモンが加わることで酸味がプラスされ、ちょっと飲みやすくなります。
また、レモンに含まれている成分によって
- クエン酸が血糖値の上昇を防ぐ
- ビタミンCを摂取して美肌効果も得られる
といった効果も期待できます。
生姜を加える
身体を温める作用のある生姜が白湯と合わさることによって、より体温を上げる働きがアップします。
また、生姜には
- 血行の流れを良くする
- 発汗を促進する
- 基礎体温を上げる
効果があります。特に冷え性を改善する強い味方になってくれます。
カップの白湯に薄切りにした生姜を4~6枚ほど入れて作ることができます。チューブの生姜を使うなら、1~2cmほど入れて混ぜましょう。
はちみつを入れる
はちみつには、
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ミネラル
- アミノ酸
- ポリフェノール
などの様々な栄養素が含まれています。
これを白湯に入れることで、甘みが生まれて飲みやすくなるだけでなく疲労回復や整腸作用、免疫力の向上といった効果が期待できます。
飲むときは、カップ一杯に対して小さじ1杯のはちみつを入れて混ぜてください。
白湯にスパイスを加える「スパイス白湯」もオススメです。
思い立ったらすぐ始められる!白湯で身体の内側から綺麗になろう
お水を温めるだけで出来る白湯は、簡単で誰でもすぐに取り組むことができます。
既にモデルさんや女優さんなど、多くの魅力的な女性は生活に白湯を取り入れているようです。
もしもまだ白湯を試していない人は、今夜からでも始めてみませんか?
ほっこりと身体が温まれば何だか気持ちが落ち着いてくるし、最初は慣れない味もずっと続けていると何だか癖になってきます。
白湯で身体の内側から調子を整えて、健康的で綺麗な女性を目指しましょう。
Sponsored Link
コメント一覧
四年間続け 7キロダウン。
悩みの便秘も 手足の冷えも 気付いたら改善されて 身体中の血液の流れがスムーズに感じられるようになり 健康的に体重が落ちました。