眉毛ハサミの使い方。不器用さんでも正しく使いこなして美眉に!
Date:2018.02.27
顔の印象を大きく左右するパーツ、それは眉毛です。「化粧する時間がなくても眉毛だけでも描くと良い」と言われるほど重要なパーツなんです。
印象を変えたい方や、”きちんと”お化粧感を出すのにも、眉毛のお手入れはとても有効な手段です。
ですが、「失敗が怖い」「いまいち使い方が分からない」のが眉毛ハサミ。
今回は不器用さんでも使いこなせる眉毛ハサミの使い方をご紹介します。
この記事の目次
まずは下準備。初心者向けの眉毛ハサミを用意しよう
まず初めに、眉毛ハサミを準備しましょう。必ず専用のものを用意してください。眉毛ハサミは眉毛を切るためのものなので刃渡りが小さく、肌を傷つけないよう刃先が反っています。
基本的に眉毛用のはさみならどれでもお手入れできますが、メーカーによっては、
- 大きさ
- 切れ味
- 持ち心地
などが違ってきます。
また、不器用さんにオススメなのが貝印などのブランドが発売している、着脱可能なクシ(コーム)付き眉毛ハサミです。
のちにご紹介しますが、クシ付きの眉毛ハサミだと毛の長さを整えるのに便利ですし、着脱可能なものであれば一つで二役になり、いくつも道具を買わなくて済むのでお得です。
眉毛ハサミ以外に用意するもの
眉毛ハサミ以外の眉毛のお手入れに必要な以下の道具も一緒に用意しましょう。
- 眉毛ブラシ
- アイブロウコーム
- アイブロウペンシル(色の濃いもの)
これらは100円均一ショップのものでも大丈夫。ここでいうペンシルは仕上げ用のものではありませんので、あまり神経質にならずに選びましょう。ブラシ一体型ペンシルもしくはブラシ一体型コームなら節約になりおすすめです。
基本の持ち方。はさみの表と裏を見極めよう
眉毛ハサミを使う前に、基本の持ち方を知りましょう。
眉毛ハサミは眉毛と並行になるように持ちますが、眉毛ハサミには表と裏があり、その目安となるのが刃先です。
クシ付き眉毛ハサミの場合、刃先は反りかえらず真っ直ぐに作られています。クシをつけて使う場合はクシを肌に当て、ハサミを外側にして使用します。
切ったときにハサミが外側を通過するように持ちましょう。クシを外して使う場合も、クシが付く方の刃を内側にしてください。
基本的に眉毛ハサミは肌に当てて切ります。押し付ける必要はありませんが、肌から浮かせないように注意して持ちましょう。
実践!眉毛ハサミの使い方。コツを押さえて失敗を防ごう
道具が揃ったら早速実践です。
眉毛ハサミをうまく使うにはいくつかのコツ押さえましょう。失敗軽減になります。最初のうちは少し手間取って時間がかかるかもしれませんので、時間のある時に気を落ちつけてチャレンジしてみてくださいね。
眉毛の整え方を大まかに説明すると以下の通り。
- 眉毛の周りの余分な毛を切る。
- 眉毛ブラシで眉毛をとき、毛の流れを整えながら、眉毛ハサミ+眉毛コーム、またはクシ付き眉毛ハサミを使って毛の長さを任意の長さに切る。
- 眉毛を任意の形になるよう切って整える。
順を追って説明していきます。
1、慣れるまでは余分な所から切る。一本ずつ切るイメージで!
基本の持ち方で眉毛ハサミをきちんと持てたら、いよいよ眉毛を切ってみましょう。
感覚を掴むために、まずは眉毛のラインから大きくはみ出している「余分な」「絶対いらない」毛を切っていきます。余分な毛ですので刃先を肌に沿わせ、根元で切ってください。
余分な毛の中で、産毛のように薄くたくさん生えている毛は一気に切ってかまいませんが、太い毛は眉毛の輪郭になる事が多いので注意が必要です。
一気に切りたくなりますが、一本一本丁寧に切りましょう。
平均的な眉毛の本数は700本程度と言われていますが、ここで切るのはそのうちの10分の1にも足りません(個人差があります)。時間もあまりかかりませんので、焦らず一本ずつ切ってください。
2、最大の難関!?コームを使って眉毛の長さを整える
眉毛を整える時に一番難しいのが、②の眉毛の長さを整えるとき。眉毛ハサミだけではなく、コームを使って両手で行うので、難易度が高くなります。
③でコームを使って両手で行う場合は、以下の通りのやり方を繰り返し行います。
- 眉毛ブラシで毛の流れを整える。
- 眉頭は上から、眉尻は下からコームで眉毛をすくう。
- コームからはみだした毛を、眉毛ハサミで切る。
手順としてはこれだけですが、不器用さんには両手を使うのって、難関ですよね。この時に役立つのが、冒頭でご紹介したクシ付き眉毛ハサミです。
クシ付き眉毛ハサミの場合はクシで下から眉毛をすくい、はみ出た毛をハサミを入れていくだけなので、片手でできるためとても簡単です。
両手の場合も片手の場合も、切った眉毛はそのままにせず、こまめに眉毛ブラシでといてどけると切り過ぎを防げます。
3、形を整える。ペンシルで下書きすると失敗しにくい
最難関をすぎて、最後の関門。眉毛の形を整えます。
まずアイブロウペンシルで眉毛の理想の形の外枠を下書きします。初めて眉毛を整える方は眉毛テンプレートなどを使うと簡単です。
そしてはみ出した部分を眉毛ハサミで根元からカットします。
切れた眉毛を眉毛ブラシではたきます。
下書き用のアイブロウペンシルをクレンジングしたら、眉毛のお手入れ完了です。
用途によって変わる、眉毛ハサミの持ち方
眉毛のお手入れ方法を交えて、基本的な眉毛ハサミの使い方をご紹介しました。
基本の持ち方でご紹介した通り、眉毛ハサミは肌につけて眉毛と並行に持つのが基本ですが、実は用途によって使い分けると、より使いやすくなるんです。
基本の持ち方で慣れてきた方はぜひ色々試してみてください。
余分な毛を切りたいときには、毛の流れとは反対方向へ平行に
根元から切りたい余分な毛は、毛の流れとは反対方向に平行に持つとカットしやすくなります。刃先が眉頭を向いている状態です。
利き手と逆方向の眉毛を切る場合は、眉毛ハサミを利き手のまま、反対方向へ持ち換えます。初めはちょっと難しいように感じますが、そこまで難しくはありません。しっかり鏡を見ながら臨みましょう。
眉毛を薄くする時には、毛の流れに沿って平行に
眉毛の長さを整えたり、薄くしたいときには毛の流れに沿って平行に持ちましょう。刃先が眉尻を向いている状態です。
コームを持って切っていると時折コームを強く押し付けてしまい、切り過ぎてしまうことがあります。ですが、毛の流れに沿って平行に持つと極端に短く切り過ぎることを防止してくれるんです。
下書きから少し飛び出た眉毛には、縦に持ち替えて
眉の形を整える際には、眉毛ハサミを縦に持ち替えて、垂直に切ると思い通りになりやすく、切り間違いも防ぐことができ便利です。
眉毛の太さを変えるときには、平行持ちと縦持ちを交互に
眉毛の太さを細くしたいときには、平行持ち(毛の流れとは逆方向)と縦持ち両方を使い、少しずつ整えていきましょう。
オススメは平行持ちで外側の毛を減らし、縦持ちで揃えていくやり方です。
眉毛の形を変えるときはまぶた側だけにし、おでこ側はなるべくノータッチの方が自然に仕上がると言われています。
ですので、太さを変えようと思うと眉毛の下側を切っていくことになりますが、慣れないうちに一気に切ってしまうと失敗が濃厚に。
一気に眉毛を作ろうとせず、少しずつ切り進めましょう。都度顔を上げて全体をチェックするのを忘れずに。
使いこなすには慣れが必要。でも失敗しても大丈夫!
眉毛ハサミを使うにはコツが必要です。最初は難しく感じるかもしれませんが、続けてやっていくと必ず慣れていきます。
眉毛は大体1週間~1か月に一度の頻度でお手入れすると整った状態を保てます。
数回こなせば、わざわざ時間を用意しなくても、少しの時間…例えば朝のメイクのときにでもささっとお手入れしてしまうことも可能です。
もし失敗してしまったとしても、アイブロウペンシルやパウダーを使うことで眉毛は整えられますので、ご安心を。
眉毛ハサミを使いこなして理想の眉毛を手に入れましょう。
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