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便秘 | 女性の美学
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便秘はデメリットだらけ!美容にも影響を及ぼすので軽視は禁物

腹痛で身体に不調があらわれたり、肌荒れで美容が脅かされたり…良いことが一つもない”便秘”。しっかり対策はしていますか?

便秘は放っておくと健康や美容の敵になるだけでなく、精神的にもうつになりやすくなる危険な存在です。便秘にはたくさんの原因があって、解消法も一人一人の体質によって変わります。

原因や対策について知って、便秘知らずの健康体を目指しましょう。

便秘ってどんな状態?身体中に及ぼされる便秘の悪影響

そもそも便秘がどんな状況なのか、知っていますか?

排出されない便が腸内で腐ってしまい、腐敗した便から出たガスが身体中を蝕んでしまう…これが便秘です。便が出ていないと、

  • 便の腐敗ガスで血液が汚くなる
  • 胃腸の機能が弱まる
  • 有害物質が体内を回ることで肌荒れが起きる
  • オナラや息から便のようなニオイがする

…といったおそろしい害が出てしまうのです。

便は本来毎日排出されるべき存在ですから、丸1日排便していないだけでも便秘の兆候とみなされます。ただ便が出ないだけではなく、排便時に苦痛を伴うことも便秘の一環として捉えられています。

便秘を甘く見てはいけません。便秘の及ぼす悪影響は要チェックですよ。

▼便秘の影響についてはコチラも参考にしてください!

便秘の影響の記事のトップ画像キャプチャ

どのタイプかチェックしよう。人によって違う便秘の種類

便秘にもいくつかの種類があるのは知っていますか?「便が出ない」と言っても、その苦しみや症状は全ての人が同じわけではありません。

便秘には、大きく分けて「器質性便秘」と「機能性便秘」の2パターンがあります。その2つのパターンの中でも、次のように分かれます。

急性便秘(機能性便秘)
ストレスや緊張で急に便秘になってしまうタイプです。風邪やダイエットで生活習慣が乱れたり、旅行先でトイレのタイミングが崩れたときなどに起こります。
慢性便秘(機能性便秘)
クセになってしまった便秘のことです。慢性便秘はここからさらに、「弛緩性便秘」や「痙攣性便秘」、「直腸性便秘」、「食事性便秘」に分かれます。
器質性便秘
もとから身体に何らかの問題を抱えていることが問題で起こる便秘です。先天性のものと後天性のものに分けられ、どちらにしても病院での検査や治療が望まれます。
過敏性腸症候群
特に身体に問題は見られず、ストレスが原因で急に起きてしまう症状です。便秘は過敏性腸症候群の症状の一つです。

自分が抱えている便秘のパターンがどれに当てはまるのか、よくチェックしてみましょう。

▼便秘の種類ついてはコチラも参考にしてください!

便秘の種類の記事のトップ画像キャプチャ

便秘も十人十色。パターン別に見る便秘の原因や解消法

ただ「便が出ていない」と言っても、その症状は様々です。痛みが伴うのか、それとも排便時に何か特徴があるのか…。

様々なパターンに分けて、便秘の原因を見てみましょう。原因さえ分かればこっちのもの。便秘解消への近道になりますよ。

主な便秘の原因

まずは一般に「便秘になりやすい」とされている便秘の原因を見ていきましょう。どんな風に便秘を患っているにしても、その根本を見れば「便が出にくい環境がつくられている」ことに変わりはありません。

便秘を招きやすい主な原因は次の通り。

  • 何かの病気にかかっている
  • トイレを我慢する癖がある
  • 骨盤底筋が衰えている
  • 食生活が乱れている
  • 運動不足気味になっている
  • 激しいストレスを感じている
  • 睡眠不足になっている
  • ダイエットをしている
  • 生理前や生理後である

健康的で規則正しい生活をしている人ほど便秘には縁遠いものです。排便のしやすさは、普段の生活から整えられる腸内環境の良し悪しに関係しているのです。

▼便秘の原因についてはコチラも参考にしてください!

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腸のねじれが便秘を招く

ねじれ腸は文字通り、大腸がねじれてしまうことを言います。食生活は関係なく、腸がねじれているだけで便が詰まりやすくなって便秘になるのです。

ねじれ腸になる大きな原因の一つが遺伝です。ねじれ腸は欧米人に少なく日本人に多い症状で、体質や遺伝からねじれ腸になりやすい傾向にあります。

臓器の中でも長い腸は、いくつかねじれやすいポイントがあります。

  • 肋骨の辺りの「横行結腸」
  • 左肋骨の下にある「下行結腸」
  • 下腹部にある「S字結腸」

ねじれ腸は大腸をマッサージすることで緩和できますよ。

▼ねじれ腸についてはコチラも参考にしてください!

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コロコロ便が出る原因

便秘に悩まされている人は、硬くてコロコロとした便を見ることも多いのではないでしょうか?俗に「ウサギの糞」と呼ばれるタイプの便です。

コロコロの便は、水分や油が不足することで引き起こされるものです。便は本来であれば水分が含まれていて柔らかいはずなのですが、水分や油分が不足することで硬くてコロコロとした便が出てしまいます。

また、コロコロ便は悪玉菌が増加している証拠でもあります。悪玉菌が増えて腸内環境が乱れると、腸が硬くて臭いものになり、コロコロ便になってしまいます。

コロコロ便は他にも様々な要因が関係しています。

  • 運動不足
  • ストレス
  • 睡眠不足

…など。わざわざ見るのは嫌かもしれませんが、便秘をしやすい人は一度自分の出した便を観察してみましょう。便秘の人ほどコロコロ便を出す人が多いです。

▼コロコロ便についてはコチラも参考にしてください!

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便秘と下痢を繰り返すときの原因

便秘でずっと便が出ない…と思っていたら、急に下痢ばかりをするようになった、ということはありませんか?

便は「ぜん動運動」と言って、腸が便を押し出す動きによって体外に排出されています。このぜん動運動が極端に活発になったり停滞したりすることで、便秘と下痢を繰り返してしまうのです。

腸のぜん動運動が弱まると、便が上手く外に排出されません。それどころか食べたものから栄養分や水分を吸収する働きまで弱まってしまい、その結果いやに水っぽい便…つまり下痢をしてしまうのです。

腸のぜん動運動を促すには、体操で骨盤を動かすのがおすすめです。

▼便秘と下痢を繰り返す症状についてはコチラも参考にしてください!

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姿勢が悪いことも便秘の原因

ずっと座りっぱなしのデスクワークが多かったり、下を向くことが多かったり…という現代人には、姿勢の悪い人が急増中です。姿勢の悪さも便秘を招く要因なのは知っていましたか?

猫背は腸を圧迫してしまいますし、骨盤がゆがんで内臓の位置が下がってしまいます。これにより腸が悪影響を受け、便を排出しづらくなってしまうのです。

他にも、姿勢の悪さは次のような理由で便秘に関わっています。

  • 自律神経を乱す
  • 血行不良になる
  • 排便時に力が入りにくくなる

便秘気味の人は、鏡などを使って自分の姿勢を確かめてみましょう。

▼便秘と姿勢の関係についてはコチラも参考にしてください!

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生理前に便秘になる原因

生理前は特に便秘になりやすい…と感じている女性は多くいます。それもそのはず、生理前はホルモンバランスが乱れるせいで便秘になりやすいのです。

生理前に分泌量が増す黄体ホルモンには、水分を溜め込んで妊娠を維持する働きがあります。これにより便が出づらくなり、便秘を招いてしまうのです。

また、ホルモンバランスの乱れは自律神経のバランスを不安定にし、腸のぜん動運動を妨げることがあります。生理前は特有の気だるさから運動不足気味にもなって、便秘になりやすい状況がつくられてしまうのです。

生理前の便秘解消には、次のような方法がとられています。

  • 食物繊維や乳酸菌を摂取して腸内環境を整える
  • サプリメントで栄養素を補う
  • マッサージで排便を促す>

生理前の便秘は、女性にしてみれば毎月訪れるものです。どうしても避けて通れない問題ですから、しっかり対策を練って上手く付き合っていきましょう。

▼生理前の便秘についてはコチラも参考にしてください!

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旅行中に便秘になる原因

楽しいはずの旅行ですが、便秘になりやすいイベントでもあります。旅行中は

  • 気温や生活リズムの変化
  • 食生活の変化
  • トイレのタイミングが掴めない

…などの要因から、いつも通りの排便ができなくなってしまうのです。

旅行中に便秘になったら、小まめな水分補給で排便を促しましょう。つま先立ちも比較的即効性のある便秘解消法です。

せっかくの楽しい旅行ですから、事前に旅行先の環境を調査するなどして便秘の対策も行いたいですね。

▼旅行中の便秘についてはコチラも参考にしてください!

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妊娠中に便秘になる原因

それまでは「便秘なんてしたことがなかった」という人でも、妊娠を機に便秘に悩まされることがあります。女性は妊娠がきっかけで体質が変化します。便秘もその中の一つ。

妊娠をすると、女性ホルモンのうち黄体ホルモンが増加します。黄体ホルモンは妊娠後、栄養や水分を蓄えようとする働きから排便の回数が減ってしまうのです。また、他にも妊娠は

  • つわりによる水分不足
  • 子宮が大きくなるにつれて大腸が圧迫される
  • 自律神経が乱れる

…など、便秘になりやすい要因をたくさん抱えています。

妊娠中の便秘はお腹の赤ちゃんにまで影響を及ぼす可能性があるため、できるだけ早めに解消した方が良いです。

もしも便秘が長続きするようなら、産婦人科医へ相談してくださいね。

▼妊娠中の便秘についてはコチラも参考にしてください!

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日頃の生活からアプローチ!基本的な便秘の解消方法

便秘の解消方法はパターンによって様々ですが、食生活の改善やマッサージなど…基本的なアプローチは多くの便秘に有効的です。

便秘を解消する基本的な方法から見ていきましょう。

即効で便秘を解消する方法

どんな方法でも良いから、とにかくすぐに出したい…!というときにおすすめの便秘解消法をご紹介しますね。

便秘薬だと薬の効果に耐性がついてしまいがちですから、食べ物や運動で排便を促すのがおすすめです。

  • 乳酸菌
  • 食物繊維
  • オリゴ糖

などの成分は、腸内環境を整えてスムーズに排便を促す効果があります。運動なら、血流を促して腸の動きを活発にするつま先立ちがおすすめですね。

水分補給やツボ押しなどの方法も便秘解消効果が期待できます。何か大切な予定が控えている…というときは、とりあえず出来そうな方法から試してみてください。

▼便秘を即効解消する方法についてはコチラも参考にしてください!

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はちみつで便秘を解消する方法

栄養価が高く美容と健康管理に評判のはちみつは、便秘にもよく効く存在です。

はちみつには善玉菌を増やして腸内環境を整える効果があります。はちみつに含まれるアミノ酸やビタミン、オリゴ糖などは、善玉菌のエサになってくれるのです。保湿作用によって便に水分を補ってくれるのも便秘解消に役立ちますね。

はちみつだけを摂取しても良いですが、ビフィズス菌や油などを含む他の食材と組み合わせるとより強力な便秘解消効果を発揮します。

  • ヨーグルト
  • 牛乳
  • ごま油

…などがはちみつとの相性が良くておすすめです。はちみつを上手く使って便秘解消に役立ててみてくださいね。

▼はちみつの便秘解消効果についてはコチラも参考にしてください!

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オリーブオイルで便秘を解消する

オリーブオイルも便秘を解消する上で重要な役割を持っています。オリーブオイルは「自然の下剤」とも言われる存在で、

  • 胃酸の分泌量を調整する
  • 腸のぜん動運動を活発にする
  • 便を柔らかくし、すべりを良くする

といった作用から便通を促進してくれるのです。

オリーブオイルを便秘解消に使うなら、なるべく温かいものと一緒に、朝か夕食時に摂取しましょう。購入時には、なるべく純度の高いオリーブオイルを選ぶようにしてくださいね。

▼オリーブオイルの便秘解消効果についてはコチラも参考にしてください!

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食生活を整えて便秘を解消する

敢えて便秘薬を使わずに、いつも口にする食材に気を使うだけで便秘を解消する方法もあります。便秘解消には、

  • 食物繊維
  • レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)
  • 乳酸菌
  • オリゴ糖
  • 脂質

の含まれた食材がおすすめです。

ヨーグルトやはちみつ、ポテトサラダ、味噌汁などは、組み合わせる食材をアレンジしつつ便秘解消に役立てやすいです。食事をつくるときは、レシピに一工夫を加えながら便通の促進をしていきましょう。

▼便秘解消効果のある食べ物についてはコチラも参考にしてください!

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▼便秘解消効果のある飲み物についてはコチラも参考にしてください!

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セルフで腸もみをする

腸もみとは、文字通り腸をもんでマッサージする方法を言います。自分の手で直接もむことで、腸の動きを活発化させるのが目的です。

腸もみをすることで、腸の中で詰まっていた便を外に排出するサポートをすることができます。ぜん動運動を促して腸の機能をアップさせ、便秘を解消したうえで耐性をつけることもできるのです。

空いた時間で上手く腸もみを活用してみてくださいね。

▼腸もみについてはコチラも参考にしてください!

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朝食の内容を変えてみる

朝は身体の排泄活動が最も活発になっている時間帯です。この時間帯の食事に気を使うことで、腸内環境を整えて便通を促進し、便秘を解消することができます。

朝食におすすめなのは、温かい食べ物や飲み物です。内臓を温めることで寝起きでも無理なく身体を覚醒させ、排泄をサポートできます。

  • ホットりんご
  • ホットヨーグルト
  • ホットバナナ

などがおすすめですね。

朝食は1日のスタートです。朝から腸内環境が整えば、その日1日健やかに過ごせますね。

なってからでは遅い!便秘になる前に普段から心がけたい対策

便秘になった後でも解消法はいくつかあります。ですが、できるなら便秘はならないのが一番です。

一度でも便秘を経験してしまうと、その後も続いて便秘がクセになってしまうおそれがあります。

便秘にならないための対策法として、普段から次のポイントに注目です。

便活を心がける

「便活」とは、腸内環境を整えて便秘を防ぎ、身体をクリーンに保つ活動のことを言います。便秘を防ぐための活動と言っても過言ではありませんね。

排便の状態を記録して把握したり、食生活に気を使ったりして便通を保つのが、便活の具体的な内容です。

便活をしていると便秘が解消されるだけでなく、生活習慣が整って見る見るうちに健康体になっていくのがわかります。

▼便活についてはコチラも参考にしてください!

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食物繊維の摂り方に気を付ける

便秘解消に欠かせない成分である”食物繊維”。やみくもに摂取していると、かえって便秘を悪化させてしまうこともあります。

食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があります。日頃の食事の中では、これを不溶性2:水溶性1の割合で摂ることが理想です。

不溶性食物繊維が便のカサを増して柔らかくするのに対し、水溶性食物繊維は善玉菌のエサとなって腸内環境を整える働きがあります。この2種類の食物繊維のバランスが崩れると、便が硬くなったり水っぽくなったりして便秘を招いてしまいます。

ただ「食物繊維」を摂るのではなく、この2つのバランスを見ながら食事メニューを考えていきましょう。

▼食物繊維の摂り方についてはコチラも参考にしてください!

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腸内洗浄は便秘に効果的?メリットとデメリットを確認

近年注目を集めつつある「腸内洗浄」は、お腹の中を綺麗にして便秘を解消・予防する効果があります。ですが、そんな腸内洗浄も一長一短です。

腸内環境を綺麗にして腸の働きをアップさせるというメリットがありますが、行うのに費用や手間がかかるというデメリットもあります。

また腸内洗浄を行うと、腸内にあった善玉菌まで減らしてしまうこともあります。自宅でできる腸内洗浄の方法もありますが、危険性もあるため病院で行った方が無難ですね。

便秘の予防と解消への効果はありますが、行う前に一度メリットやデメリットについて確認しておきましょう。

▼腸内洗浄についてはコチラも参考にしてください!

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便秘は想像以上に厄介!自分に合った予防・解消法を見つけて

便秘に悩む人は珍しくありません。そのため多くの人が「ありがち」と思って軽視しがちなのが恐ろしいところです。

便秘はデメリットが多く、原因も人によって様々なためなかなか対処しづらい厄介な存在です。

食生活を見直したり運動不足を解消したり…生活習慣を改善するだけで、便秘になるリスクは激減します。便秘を抱えている人は、その原因を探りながらぜひ予防・解消策を見つけてくださいね。

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