困った腹痛にはこれ!考えられる腹痛の原因と実践できる対処法
突然の腹痛、辛いですよね。
時間がなくてトイレに行けそうもない。大切な会議中なのに、なんでこんな時に限って!と、大切な場面で冷や汗をかくことのないよう、腹痛になった際に覚えておきたい、いくつかの対処法をご紹介します。
また日頃から腹痛にならないためには、ちょっとした心がけでも随分違うものです。
よくお腹が痛くなるという方は、こちらを読んで今一度お腹について考えてみませんか。
なんでなの?腹痛の際に考えうる原因とは
突然の腹痛に見舞われたとき、なんでお腹が痛いんだろう?と頭をかすめると思います。いくつかの考えうる腹痛の原因をみていきましょう。
食べ物
- 刺激の強い食べ物、例えば極端に辛い物
- 消化のしにくい食べ物
- アイスなど冷たい物
これらの食べ物を食べすぎは胃腸への負担が大きく、腹痛を招きます。
ストレス
ストレスによる腹痛には
- 胃潰瘍
- 過敏性腸症候群
のようなことが考えられます。
生きている以上、ストレスを避けることはどうしても出来ないもの。小さなストレスが固まりとなって、いつのまにか大きなストレスとなっていることもしばしば。そんな気が付かないストレスが腹痛となって現れることも。
便秘
何日も便が出ないと辛いですよね。そして、だんだんとお腹に溜まっていき、お腹が痛いなんてことも。便秘を軽くみてはいけませんよ。老廃物をお腹にため続けることが体に良いわけがありません。
生理痛
生理は女性に定期的に訪れるもの。妊娠しなければ、不要になった子宮内膜がはがれて出血し、その際に痛みが伴います。またこの痛みには個人差があり、ひどい痛みを伴う人もいれば、あまり痛みを感じない人もいます。
病気
腹痛は、人体のあらゆる器官の変化で起こりえます。腹痛と一言でいっても、どのように痛むのか、どこが痛いのかによってどんな病気かがわかることもありますね。
日頃からの心がけで防ごう!腹痛予防のために普段からできること
もともとお腹が弱い人や、ちょっとお腹の調子が良くないなという日には、食べ物を選んだりちょっとした心がけで腹痛を防げることもあります。
気を付けたい食べ物
やはり、刺激の強い物は胃にあまりいいものではありません。個人差はありますが、大量に摂取することにより腹痛を引き起こす原因になります。胃の調子が悪い日にも注意が必要です。
- 刺激の強い食べ物
-
- にんにく
- たまねぎ
- 香辛料の効いているもの
- コーヒー
- アルコール
消化の悪い食べ物とは
ダイエットにも有効とされている食物繊維を多く含んだ食べ物。
しかし、食物繊維を多く含む食べ物というのは消化もよくありません。こちらも食べ過ぎにより腹痛の原因となり得ますので注意が必要です。
【 消化に良くない食べ物 】
- こんにゃく
- きのこ類
- ごぼう
- たけのこ
- たこ
よく噛みましょう
大きな食べ物がゴロゴロと胃の中に入っていくのは、やはり消化に良くありません。しっかりとかみ砕くことで胃への負担を最小限に減らしましょう。
何度も噛むことで満腹感も得られるため、食べ過ぎの予防にもなり一石二鳥です。
腹痛を和らげる方法
お腹が痛いときに、お手軽に試して頂けそうな腹痛を軽くしてくれる、いくつかの方法を紹介します。
ツボを押してみる
体のさまざまな部位には腹痛を和らげてくれるツボがあります。
押すだけでいいのは、うれしいポイントですね。お腹や手にあるツボなら、お手軽に出来るのでぜひ試してみてください。
おへそから指2~3本程度離した場所に「天枢(てんすう)」というツボがあります。
- 天枢とは・・・
- 2か所を同時に押すことで便秘や下痢に効果があります。ただし、強く押せば早く効くというものでもありませんので、様子をみながらゆっくりと押すことが大切です。
手の甲には「下痢点(げりてん)」というツボがあります。
- 下痢点とは・・・
- 手の甲の中心あたりにあるツボで、中指と薬指の骨が合流しているあたりがそのツボです。腸の調子がよくない場合は、押してみて痛みを感じることもあるそうですよ。
あたためる
冷えは体には大敵です。もちろんお腹にもよくありません。
また、腹巻をしたり、温かいお風呂に入ったり、など物理的にあたためることはもちろんですが、体をあたためてくれる食べ物を積極的にとることも有効です。
【 体を温める食べ物 】
- 生姜
- 人参
- 豆腐
- 山芋
- かぼちゃ
深呼吸してお腹をさする
焦っている時や、何かに追い詰められた時というのは、ストレスが溜まりそれが腹痛へと影響することもあるもの。
そんな時に深呼吸をしてお腹をさすることで気持ちが落ち着き、少し腹痛がおさまるものです。
お腹の痛みを和らげるコツを知っておきましょう
仕事中やプライベートでのデート中など、大事なときにお腹が痛いとそのことばかりが気になってしまい辛いですよね。
是非、こちらで紹介した腹痛予防や腹痛にきくツボを参考にして頂き、辛い腹痛とはさよならしましょう。
もちろん、どうしても我慢できない程の痛みを伴う場合や、長い間続く場合にはお医者さんに相談してくださいね。