左右非対称の目を対称に見せるメイク方法。目指せ、美人顔!
Date:2019.05.27
「左右対称=シンメトリーの顔立ちは美人顔」と言われますが、多くの人の顔立ちは左右非対称。女性が憧れるような有名な女優でもそういった方は意外と多いようです。
とはいえ、毎日メイクをしていると左右の目の大きさや形が違うと気になるもの。できることならメイクで左右対称に近づけたいですよね。
そこで今回は左右非対称の目を対象に見せるメイク方法について調べてみました!左右対称に見せるアイメイク術を手に入れて美人顔メイクを取り入れてみてはいかがでしょうか?
この記事の目次
自分の目や顔をじっくり観察してどちらに合わせるかを決める
左右の目が非対称、と言ってもどう違うのかは人それぞれです。
- 目の縦幅が違う
- 目の横幅が違う
- どちらかが一重・奥二重
- 二重の幅が違う
などどこがどう違うのか、まずは自分の顔をじっくりと観察してみましょう。
左右の目の違いがわかったら、次にどちらに合わせるのかを決めます。大きい目、好きな形の目…など好きな方に合わせれば良いのですが、効き顔を意識してみるのもおすすめです。
目の大きさが違う場合はアイシャドウのグラデ効果でカバー
左右の目の大きさや形にズレがあるのに対称のアイメイクをしてしまうと、かえってその差が悪目立ちしてしまいます。
「メイクは左右対称にしなければいけない」なんてルールはありません。自分の左右の目の違いが分かったら、気になる部分を上手にカバーするアイメイク術をマスターしましょう!
まずは左右の目の大きさが違う場合のアイメイクのやり方をご紹介します。
アイシャドウの選び方
目の大きさの違いを上手にカバーするために必要なのがアイシャドウです。
以下のように肌になじみやすくグラデーションが作りやすいものを用意しましょう。
- ベージュやブラウンなどなじみやすい色を使う
- 自然な陰影を作って立体感を出したいので肌になじみやすいベージュ系やブラウン系のアイシャドウを使いましょう。
- 2色のアイシャドウを使う
- ミディアムカラー(中間色)とシェイドカラー(締め色)の2色のアイシャドウを使ってグラデーション効果を狙いましょう。
目の縦幅が違うときのメイク方法
左右の目の縦幅に違いがあるときは、小さい方の目と大きい方の目でアイシャドウの入れ方を変えましょう。
小さい方の目は眉と目との間が離れて見えてしまうので、以下のようにグラデーションを作って立体感を出します。
- ミディアムカラーのアイシャドウをブラシでアイホールと下まぶたに入れます。
- チップにシェイドカラーのアイシャドウを取ったら二重幅に、一重の方は目のキワ部分に入れていきます。目を開けたときに少し見えるよう入れる幅を調整しましょう。
大きい方の目は小さい方の目よりもナチュラルに仕上げましょう。
- ミディアムカラーのアイシャドウをブラシでアイホールに入れます。
- シェイドカラーのアイシャドウをチップでまつ毛のキワ部分にのみ入れます。
アイシャドウでグラデーションを作ったら、アイラインとマスカラでさらに目のサイズを近づけていきましょう。
- アイライン
- 左右の差が大きい場合は小さい方の目にのみアイラインを入れましょう。ペンシルアイライナーでまつ毛のキワに線を引き、まつ毛のすき間を埋めます。
- マスカラ
- マスカラは両目に使いますが、小さい方の目にマスカラを塗るときは特に黒目の真上部分にしっかり塗りましょう。まつ毛を縦方向へと伸ばすように塗ると縦幅が強調できます。
目の横幅が違うときのメイク方法
左右の目の横幅が違うという場合は横幅が狭い方の目を広い方の目に近づけるようなアイメイクを施します。
- アイシャドウ
- アイライン
のどちらも目尻側をややオーバー気味に入れるようにすると、横幅を広げて見せることができますよ!
小さい方の目を大きい方の目に近づけるポイント
目の大きさが違う場合は小さい方の目を大きい方に合わせるメイクをして大きさを揃えます。
ポイントは以下の2点です。
- 小さい方の目からメイクする
- メイク手順は【小さい方の目】→【大きい方の目】の順に行いましょう。先に小さい方の目をできるだけ大きい方に近づけておきます。
- 大きい方の目は控えめにメイクする
- 大きい方の目をさらに大きく見せるアイメイクをすると左右の目のサイズが揃いません。サイズを近づけるためにも大きい方のアイメイクは控えめを意識しましょう。
左右の二重幅が違う場合は左右のアイラインの太さを変える
左右の二重幅にズレがある場合はアイシャドウの入れ方とアイラインの引き方を工夫してみましょう。
二重幅が違う場合のアイシャドウの入れ方
まずはアイシャドウの入れ方です。ここでは
- ミディアムカラー
- シェイドカラー
の2色を使います。
- シェイドカラーのアイシャドウを指でぼかすように入れていきます。二重幅が広い方はアイホールまで、二重幅が狭い方にはアイホールよりもやや狭く入れましょう。
- ミディアムカラーのアイシャドウをブラシで入れていきます。(1)で入れたシェイドカラーをぼかすようにまぶた全体に入れて両目の色のトーンを合わせましょう。
アイラインで二重の幅を調節する
続いてアイラインの入れ方です。
アイラインは二重幅を揃えるのにもっとも大切な手順です。ここでは2つの方法をご紹介します。
まずはブラウンのペンシルアイライナーだけで二重幅を揃えて見せる方法です。ナチュラルな仕上がりが好きな方におすすめです。
- 二重幅が広い方にアイラインを太めに入れます。
- 二重幅が狭い方にアイラインを狭く入れます。太く入れると二重幅がつぶれてしまうので気を付けてください。
- 左右の幅が揃ったら、同じアイラインでまつ毛のキワを埋めましょう。
次にブラックのリキッドアイライナーとブラウンのペンシルアイライナーの2種類のアイライナーで二重幅と目の大きさを合わせる方法です。
- ブラックとブラウンの2色
- ペンシルとリキッドの2タイプ
を使うことでよりしっかりと左右の差をカバーしていきます。
- ブラックのリキッドアイライナーで二重幅を揃えます。二重幅が広い方には太めに、二重幅が狭い方には細めにアイラインを入れましょう。
- (1)だけで目の大きさが揃わないときはブラウンのペンシルアイライナーを(1)の上からなぞって調整します。二重幅は広い方は細く、二重幅が狭い方は太く描きます。
上記の方法は二重幅だけでなく目の大きさも違うという方にもおすすめです。
一重や奥二重などまぶたが違う場合は二重風の目元を作る
続いてはどちらか一方の目だけが一重、奥二重という場合のメイク方法です。
ブラウンのアイシャドウで二重の線を引く
手っ取り早い方法はブラウンのアイシャドウで二重の線を作ってしまうというメイク方法です。
- 濃いブラウンのアイシャドウ
- 細い線が引ける小さめのアイシャドウチップ
を用意したら以下の手順で線を描きましょう。
- チップにアイシャドウを取り、一度手の甲などで量を調節します。
- チップで二重の線が欲しい場所に極細の線を引きます。
- 黒目の上部分にのみ重ね塗りすると自然な仕上がりに!
なじませるときは横方向にぼかします。縦方向にぼかすと効果がなくなってしまうので気を付けましょう。
アイシャドウの代わりに薄い発色のブラウンアイライナーを使うこともできます。しかし、アイライナーはくっきりとした濃い線になりやすいのでやり方によっては不自然に見えてしまうこともあります。
- 線はごく薄く引く
- 線を描いた後は綿棒でぼかす
など様子を見ながら丁寧に進めましょう。
アイシャドウとアイラインで二重まぶたに見せる
ブラウンのアイシャドウとアイラインのダブル使いで二重風のまぶたを作るメイク方法もあります。
- 濃いブラウンのアイシャドウ
- アイシャドウチップ
- 薄いブラウンのリキッドアイライナー
- 綿棒
- 二重を作りたい部分を決めます。
- アイシャドウをチップに取り、二重の線を作りたいところまで塗り広げます。目を開いたときにアイシャドウが見えるように塗りましょう。
- 肌とアイシャドウの境目にアイライナーで細い線を描いて二重の線を作ります。
- (3)の線を綿棒でなぞってぼかします。
二重まぶたのクセづけアイテムとの併用で左右対称に見せる
もっときれいな二重まぶたを作りたい、という場合は二重まぶたのクセづけアイテムを使ってみてはいかがでしょうか?クセづけアイテムとアイメイクを組み合わせて行うことで、左右の目を対象に見せるだけでなくより印象的な目元が作れます。
二重まぶたのクセづけアイテムの種類
まぶたを二重にクセづけるアイテムとしては主に以下のようなタイプがあります。
- 接着タイプ
- 専用のノリで皮膚をくっつけて二重まぶたを作るタイプ。二重まぶたのクセづけグッズとして定番の「アイプチ」はこの接着タイプです。まぶたをノリでくっつけて強制的に二重にするアイテムなので、まぶたがひきつるなど不自然さが目立ってしまうこともあります。
- 折り込みタイプ
- 折り込みタイプも接着タイプと同じように専用の液をまぶたに塗って使います。折り込みタイプで塗るのは乾くと皮膜になる液体。液をまぶたに塗り、乾いてから目を開けると、上まぶたと皮膜の境目が折り込まれて二重まぶたができるという仕組みです。
- ファイバー・テープタイプ
- ファイバーやテープをまぶたに食い込ませて二重にするタイプです。有名なものでは「メザイク」があります。接着タイプや折り込みタイプよりも使い方が簡単で、まぶたに厚みがある方でも二重を作りやすいですが、汗や水に弱いので剥がれてしまう場合もあります。
- クセづけタイプ
- 寝る前にまぶたに塗って寝ている間に二重まぶたをクセづけるというものです。メイクのときにクセづけアイテムを使うのが面倒な方におすすめですが、一晩でぱっちり二重になるというわけではないので継続して使うことが大切です。また、起きたときにしっかり落とすことも忘れずに行いましょう。
種類が豊富なので自分のまぶたの特徴や肌質に合ったものを選びましょう。
- まぶたの脂肪が少なめの方は接着タイプや折り込みタイプ
- まぶたの脂肪が多めの方はファイバー・テープタイプ
がそれぞれ使いやすいと言われているので参考にしてみてくださいね。
二重アイテムはメイクの前に使う
二重アイテムを使うタイミングはアイメイクの前です。
アイメイクをする前に二重にしておくことで以下のようなメリットがあります。
- 左右対称のメイクがしやすくなる
- あらかじめ二重のまぶたを作ってからアイメイクを行うと左右対称のメイクがよりやすくなります。
- 二重アイテムの不自然さをカバーできる
- 二重にするためにまぶたに塗った接着剤や液体の上にアイメイクを重ねると、二重アイテムを仕込んだ跡も目立ちにくくなります。
▼メイク以外での対策はコチラ!
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今回ご紹介したように、アイメイクを工夫することで左右非対称の目を左右対称に近づけることができます。最初は難しく感じるかもしれませんが、何度か練習すればもっと自然にカバーできるようになってくるはずです。
また、メイクと合わせてヘアスタイルを工夫するのも効果的。左右対称のヘアスタイルではなく、前髪や分け目を変えてアシンメトリーを意識すると左右非対称の目のほうに視線が行きにくくなるでしょう。
顔は表情によって見え方が変わるもの。メイクでできるだけのことをしたら、あとは気にし過ぎずに笑顔や表情豊かでいることを心がけましょう。
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