ビタミンACEが若さのカギ!紫外線対策としても効果あり!
Date:2019.02.08
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの頭文字をとって「ビタミンACE(エース)」。聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
いずれも抗酸化作用が高いビタミンであるこの組み合わせは、アンチエイジングの強い味方であるだけでなく、紫外線対策としても効果を発揮します。
紫外線対策というと、日焼け止めや日傘や帽子など、外からの対策ばかりに目が行きがち。また、冬など日差しが弱い季節は対策がおろそかになりがちですが、ビタミンACEを積極的に摂取することで体の中からも対策しましょう!
この記事の目次
アンチエイジングの強い味方!ビタミンACEとは?
抗酸化力の高いビタミンである、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE。
個々に摂取しても抗酸化作用はありますが、これらは3種類同時に摂ることで、互いに働きを強めたり、足りない部分をカバーしたりと、さらなる効果を発揮します。
それぞれに活躍の場所、できることが違う
ビタミンAもビタミンCもビタミンEも抗酸化力が高いビタミンです。
そうひとまとめにして言ってしまうと、なんだかどれかひとつでも摂れていればいいや的な気持ちにもなりますが、それぞれ働く場所も違います。
- 水溶性であるビタミンCは血液など水分の多い場所で
- ビタミンEは細胞膜の内側で
- ビタミンA(β-カロテン)は細胞膜の中心部で
それぞれ異なる活躍の場があるのです。
単独で働くよりも一緒に!助け合える関係
ビタミンA、C、Eは働く場所は違っても、一緒に摂ってあげることで、それぞれに助け合うことができる関係性にあります。
- ビタミンCは、ビタミンEの抗酸化作用を高める
- ビタミンAは、ビタミンEとビタミンCの働きを長持ちさせる
- ビタミンEは、ビタミンAの酸化を防ぐ
アンチエイジングだけじゃない!紫外線対策にも有効
UV化粧品などで体の外側から紫外線対策するだけでなく、メラニン色素の生成を抑えたり、活性酸素を除去したり、肌の健康状態を整えたりする栄養素を豊富に含む食材を摂取することも、体の内側からの紫外線対策として有効です。
ビタミンACEはアンチエイジングだけでなく、紫外線対策としても積極的に摂りたいビタミンなのです。
ビタミンAが足りないと日焼けがひどくなる!
女性は生理の最中、いつもよりも日焼けがひどくなるそうです。それは、生理中にビタミンAが不足するのが原因だとか。
ビタミンAがいかに紫外線対策に必要であるかがわかりますね。
皮膚や粘膜を保護する働きのあるβ-カロテンをしっかり摂って、肌を強くし、紫外線に負けない体質をつくりましょう。
紫外線対策に欠かせないビタミンC・ビタミンE
ビタミンCには、メラニン色素の生成を抑える働きがあります。
紫外線によって生成される活性酸素も除去します。
- コラーゲン
- エラスチン
などの生成も促進、肌にハリも与えます。
UV化粧品などにも多く配合されていますが、体の内側からも効果が行き届くように、ビタミンCを豊富に含む食材をしっかりと摂取したいですね。
ただ、ビタミンCは一度にたくさん摂っても体内に貯めておくことはできません。毎日こまめに摂るようにしましょう。
ビタミンEは
- 活性酸素を除去
- シミやそばかすを防ぐ
- 紫外線から肌を守る
という働きがあります。
また、血流改善効果もあるため、全身の血の巡りがよくなり、細胞の新陳代謝も活発に。肌の乾燥を防ぎ、肌に色艶・ハリを与えます。
ビタミンC同様、ビタミンE配合の化粧品も多いですが、体の中からも補いましょう。
ビタミンACEを簡単に効率よく摂取するには
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含む食べ物はたくさんありますが、簡単に効率よく摂取できるものをいくつか紹介したいと思います。
さつまいも1本に必要量のすべてが!
さつまいもには、ビタミンACEすべてがバランスよく含まれています。何かと併せて食べなくても、さつまいもさえあればOKです。それも、1日1本食べれば、ビタミンACEの必要量が得られるのです。
しかも、さつまいもは、ただ焼くだけでもおいしくいただけてしまう便利野菜!難しい調理をする必要なく、オーブントースターなどで焼くだけでいいのはうれしいですね!
トマトなら1日2個で必要量の半分以上!
トマトもビタミンACEすべてが含まれている食べ物です。ビタミンCが特に豊富なので美白に効果のある食べ物として有名ですが、ビタミンAやEもしっかり含まれています。
トマトは生のまま食べられるので調理不要!
ただ、トマトだけで必要量を摂取しようとすると、3個以上食べなくてはいけなくなるので厳しいですね。ほかの食べ物での摂取も考えましょう。
よく食べるピーマンでもビタミンACEは揃います!
さつまいもやトマト、カボチャやパプリカなど、ビタミンACEが含まれている野菜はたくさんありますが、比較的安くて年中簡単に手に入る野菜「ピーマン」にも、ビタミンACEすべてが含まれています。
苦味があるので好き嫌いの別れる野菜ですが、苦味をとる方法として、
- 内側の白い部分をしっかりととる
- よく切れる包丁を使う
- さっと加熱する
が有効とされています。苦味が苦手な人は試してみてください。
サラダやスープの具材を工夫してビタミンACEをたっぷり摂取!
ビタミンACEが効率よく摂れる料理のレシピを一から覚えるのは面倒ですが、いつも作るサラダやスープにビタミンA、C、Eを含む食材を入れるだけなら、気軽にできそうな気がしませんか?
たとえば、サラダ。レタスやキャベツだけでなく、トマトやパプリカ、ブロッコリ、にんじんをプラスして。ポテトサラダやカボチャサラダもおすすめです。イモ類はデンプン質を含むため、加熱してもビタミンCはあまり失われません。
コンソメスープやカレースープなどを作るときは、にんじん、さつまいもやカボチャ、ブロッコリ、トマトなどをどっさり入れて。ビタミンACEを含む野菜を意識した、野菜たっぷりスープを作るようにしましょう。
ベースが「いつもの料理」なら使用する具材を変えるだけ。レシピを覚える必要がないので、簡単に取り入れることができそうですね。
いざとなったらサプリメントでも
栄養を摂るには天然の食材を食べるのが一番ですが、調理するのは面倒、食材を買い揃えるのも面倒。もしくは、忙しくてあれこれ考えている暇がない。そんな人は、ビタミンのサプリメントで摂るという方法もあります。
ビタミンACEが話題として取り上げられるようになったためか、この3種類のビタミンを合わせたサプリもありますね。
ディアナチュラは継続しやすいお手ごろ価格で人気ですが、たとえ高価でも天然原料100%のものがいいという人は、天然ビタミンを使用したマルチビタミンでも構わないと思います。
また、ビタミンCは数時間で尿となって体外へ排出されてしまうので、タイムリリース加工の(時間をかけてゆっくり吸収される)ものがおすすめです。
タイムリリースでないなら、1日数回、小分けにして飲めるタイプが良いのですが、ディアナチュラのビタミンC・E・Aは1日1粒。ビタミンCを補う必要があるかもしれません。
DHCの扱うビタミンサプリには、持続型(タイムリリース)ビタミンCもあるので、ビタミンC不足を感じる人は併せて飲むのも良いかも。
DHCにはビタミンA、C、Eをまとめて摂れるものはありませんが、持続型以外にも、天然ビタミンシリーズも取り扱っているので、ビタミンA、C、E単体を予算と相談しながら組み合わせて摂取するのも良いかもしれません。
https://www.dhc.co.jp/main/main.jsp
いつも食卓に「ビタミンACE」でいつまでも若く美しく!
とても覚えやすい「ビタミンエース」。女性が嫌う老化と紫外線と戦ってくれるありがたいビタミンです。ぜひとも、毎日の生活に積極的に取り入れていきたいものです。
サプリメントも紹介しましたが、自然の食材を食べる方が吸収率も良いですし、なにより安心です。できれば毎日の食事に取り入れたいですね。
ビタミンCは摂りすぎても尿に排出されるので問題ありません(お腹がゆるくなったりはします)が、ビタミンAやEは摂取量に気をつけて。
食事で摂る分には摂りすぎることはありませんが、サプリメントは簡単に摂取できる分、摂りすぎないよう注意してくださいね。
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