ほうれい線を消す方法。割り箸エクササイズ、スキンケア、ツボで対策
Date:2017.01.10
笑っているわけでもないのに口元に「八」の字に刻まれるほうれい線…。鏡を見るたびに気にる女性も多いのではないでしょうか?
ほうれい線は加齢とともにより「深く」、そして「長く」顔に刻まれていきます。
老けた印象を与えてしまう、憎きほうれい線の消し方をご紹介します。
手遅れになる前になるべく線が薄くて浅いうちから対策を始めることが大切です。
これを読んでほうれい線を撃退し、5歳若返りましょう。
この記事の目次
ほうれい線ができるメカニズム。ほうれい線は「シワ」ではなく、頬のたるみとの境界線!
加齢とともに深く刻まれる「ほうれい線」。シワの一種だと思っている方も多いのでは?
実はほうれい線はシワではなく、頬のたるみによって生じる「境界線」なんです。
初めに、同一人で起き上がった状態と仰向けに寝た状態での顔の形態を比較しました。その結果、 起き上がった状態では〝ほうれい線〟が目立つ人でも、仰向けに寝た状態では目立たないことから、 ほうれい線はしわのように固定化した形態ではなく、頬が重力で垂れ下がることによってできる「境界 線」であることがわかりました。また、〝ほうれい線〟は年齢との相関が高く、加齢によって深く長くな ることも、今回、初めて検証しました。
つまり、ほうれい線ができてしまう要因は下記の2つと考えられます。
- 1.頬のたるみ
- 加齢とともに顔の筋肉が衰え皮下脂肪が厚くなり、重さが増してたるみやすくなってしまう。
- 2.肌の老化
- 加齢とともに、肌のハリと弾力が低下し皮膚が垂れ下がってしまう。
ほうれい線を消すためには2つの要因に対するアプローチが必要です。
- 頬のたるみ対策→顔筋を鍛えるエクササイズやトレーニング
- 肌の老化対策→年齢肌を食い止めるスキンケア
どちらか片方の対策では不十分です!これからご紹介するダブルの対策を根気よく行いましょう。
たるみ防止には顔筋を鍛える!ほうれい線を消すエクササイズ&トレーニング
口元にほうれい線ができるのは、肥大化した頬の皮膚を支えきれなくなっているから。
皮下脂肪の多い頬をしっかり支えるためには、顔筋、つまり顔の筋肉を鍛える必要があります。
「顔の筋肉なんて鍛えられるの?」と思われる方も多いかもしれませんが、顔の筋肉は小さくて薄いので、実は他の部位の筋肉よりも比較的効果も出やすいですよ!
しかも腹筋のような体力を消耗するようなエクササイズではなく、誰でもできるトレーニングばかりです。
毎日欠かさず行うことで効果も目に見えて実感できます!
1.割り箸で表情筋エクササイズ
表情筋もほかの体の部位の筋肉と一緒で、日頃使わないと衰えていきます。
ほうれい線に関連性のある表情筋は、
- 口輪筋
- 大頬骨筋
- 小頬骨筋
の3つ。
表情筋は加齢だけでなく、普段から無表情で顔の筋肉を動かす機会が少ない人も衰えやすい筋肉です。
割り箸さえあればスキマ時間に行える簡単なエクササイズで表情筋を鍛えることができます。
用意するもの…割り箸
- 上下の前歯で割り箸をくわえる
- 口角が割り箸のラインよりも上になるように意識しながら、「い」の口で30~1分間ほどキープ。
2.口輪筋を鍛える顔ヨガ
テレビで楽しい変顔を披露し、一躍有名になった間々田佳子さんが考案した「ひょとこ口」は頬のたるみに効果的です。
- ほほのお肉をひょっとこのように思いっきりすぼめます。
- 口をすぼめた状態で普段使わない頬のお肉を意識しながら左右になるべく大きく動かしましょう。
頬のお肉の動きをしっかり意識しながら行うことがポイントです。
3.ほうれい線を直接プレス!べろ回し体操
ほうれい線ができやすい部位の筋肉をストレッチして、ほうれい線をできにくくする体操です。
「ほうれい線プレス」とも呼ばれ有名なので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
舌を回すことで口元の筋肉が鍛えられるのと同時に、血行も促進される一石二鳥な体操です。
舌で直接ほうれい線をプレスしながら回すことで口周りが引き締まります。
- 舌の先を上の歯と歯茎の間に入れます。口はすぼめた状態で行ってください。
- 舌でほうれい線を口の中から押しながら、右方向に円を描くように20回程度ぐるぐる回しましょう。
- 左方向にも20回ほど大きな円を描くように回します。
毎日こまめに行うと顔周りのお肉がスッキリしていくのを実感できます。二重あごの予防にもなります。1日3セットを目標に続けてみましょう。
4.むくみ解消!顔のリンパマッサージ
顔に皮下脂肪が蓄えられていくと頬もたるみやすくなりますが、リンパマッサージを行うことで余分な水分や老廃物の排出でき、顔のむくみを防止できます。
マッサージ用のクリームをたっぷり手にとり、首筋のリンパの箇所、
- 耳の前
- 首筋
- 鎖骨
という順番で流れるように上から下へ丁寧にマッサージをしてきます。
このとき、水分を耳の前から流すイメージで行うとさらに効果的です。毎日左右10回ずつ行うようにしましょう。
インドに伝わる健康療法、白ごま油うがい
エクササイズやマッサージではないのですが、ほうれい線対策に効果が高いと話題なのがごま油でする、うがいです。
一般的に家庭料理で使う茶色がかったごま油ではなく、焙煎されていない「白ごま油」を使用します。
白ごま油うがいはインドに伝わるアーユルヴェーダで勧められている健康療法。アーユルヴェーダはWHOでも正式に認めている医学なんですよ。
やり方は簡単。
- 白ごま油を100℃以上まで熱する。(「キュアリング」と呼ばれる作業)※100℃以上まで計れる温度計を使用し、温度が上がりすぎないよう注意!
- 火を止めて冷ます。※遮光瓶で3か月程度保存も可能。
- 大さじ1杯程度の白ごま油を口に入れ、うがいをする。
「なんでうがいだけでほうれい線が消えるの?」とちょっと不思議な気もしますが、舌の裏側は吸収力が高い部位なので、アーユルヴェーダの考えでは料理で摂取するよりもうがいをするほうが良いとされているのです。
ごま油に含まれる、
- 抗酸化物質「ゴマリグナン」
- 必須脂肪酸「リノール酸」
を摂りいれることで肌につやを与え、ほうれい線のみならず、しわやくすみ、白髪防止まで期待できます。
肌のハリと弾力を取り戻して頬のたるみ防止!ほうれい線対策スキンケア
表情筋などを鍛える顔筋トレーニングやエクササイズをしつつ、しっかり徹底したいのが肌のスキンケア。
ほうれい線に悩んでいる人は特に肌のハリや弾力を取り戻すエイジングケアが必須です。
今使っている化粧水や美容液は年齢肌に特化した製品ですか?成分名などを確認してみてくださいね。
肌にハリと弾力がなくってしまうのはなぜか
肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」という3層構造になってます。
その中でも上から2番目にある真皮には、
- コラーゲン線維
- エラスチン線維
が張り巡らされ、その間にはゼリー状の物質「ヒアルロン酸」があります。
逆に若い頃はほうれい線が目立たないのは、コラーゲンやエラスチンが豊富にあるので、ハリのあるお肌がキープできているからなのです。
肌のハリと弾力を保つには、保湿成分やハリを取り戻す美容成分をしっかり肌に取り入れるようにしなくてはなりません。
お肌の大敵、乾燥に保湿成分
あらゆる肌の悩みの根源と言っても過言ではないのがお肌の乾燥。まずは洗顔やクレンジング後の保湿をしっかり行いましょう。
お肌の乾燥はターンオーバーの乱れに繋がりますし、乾燥を放置しておくと肌の柔軟性がなくなります。
化粧水やクリームは保湿成分がたっぷり含まれたものを。
選ぶときは、加齢とともに失われがちな、
- ヒアルロン酸
- セラミド
が含まれた製品がおすすめです。
- ヒアルロン酸
- もともと人の細胞と細胞に存在する保湿成分。1グラムで6ℓの水分を保持できる作用を持つゼリー状の成分。ヒアルロン酸が減少すると肌みずみずしさが低下してしまいます。
- セラミド
- 肌の角質層に存在する保湿成分。水分保持機能があるため、肌をみずみずしい状態に保ちます。紫外線やアレルギーなどの外部刺激から守るバリア機能を持つので、肌荒れしにくい肌へ導きます。
肌のハリを取り戻す美容成分
肌のハリを取り戻すには、年齢を重ねるごとに減っていくエラスチン・コラーゲン・ヒアルロン酸を活性化させる働きのある、下記の成分に肌に取り入れましょう。
- ビタミンC誘導体
- 美白作用や抗酸化作用に優れた成分「ビタミンC」を肌に浸透しやすいように改良し安定化させた成分。色素沈着を防いだり、新陳代謝を促進するなど、さまざまな美容効果がある。
- レチノール
- 肌のターンオーバーを促す成分。シワやシミにも効果がある。
- エラスチン
- 皮膚にも存在するタンパク質の一種でゴムのように伸縮性のある成分。コラーゲンを支え、肌のハリや弾力を保つ。
化粧品を選ぶ時には美容成分名にも注目してください。
また、若々しいハリのある肌を取り戻すには化粧水と乳液だけでは不十分。年齢肌に打ち勝つためには美容液で肌に栄養を与える必要があります。
美容液は高価な商品が多くなかなか手が出ないし…という方は美容成分をたっぷり含んだシートマスクでも大丈夫!
ほうれい線に悩む人向け、オススメのスキンケア商品
いざ化粧品を探そうとしても、一つ一つ成分名を確認するのも大変ですし、数あるスキンケア商品の中からどれを選べばいいのか悩んでしまいますよね……。
ほうれい線が気になる人は「ほうれい線解消」に特化して開発されたスキンケア商品を試すのがいいかもしれません。
SNSなどでも高評価なのが、「ビーグレンのエイジングケア(たるみ・ほうれい線ケア)」です。
ビーグレンは浸透力が高いのが魅力!使い始めてすぐに肌の変化に気づく方が多いようです。
5つのリフトアップ成分+形状キープ成分を独自の浸透テクノロジーによって肌の奥まで届け、ほうれい線の3つの原因にアプローチします!
- 引っ張り上げる
- ふっくらさせる
- むくみをとる
ビーグレン独自の浸透技術でスキンケア成分を角層の奥まで届け、効果を持続させてくれます。
洗顔料、化粧水、乳液、マッサージ美容液、美容液、モイスチャーリッチクリームがセットになっているので、まずは1週間ライン使いして肌の変化を確認してください。
万が一肌に合わない場合は365日間の返品・返金保証もあるので、安心です。
気づいたときにいつでもできる!ほうれい線を消すツボ
ほうれい線を消す…とまではいかないものの、顔にあるツボを刺激するだけで、顔のむくみやたるみを解消することができます。
ツボを押すことで筋肉をほぐしたり、リラックス効果や健康効果も同時に得られるので、忙しい女性にはぴったりですね。
- 迎香(げいこう)
- 場所…小鼻の横にあるツボ。少しくぼんでいる箇所です。
効果…小じわやシミなど、肌荒れ全般に効果のあるツボ。花粉症の鼻づまりにも!
- 四白(しはく)
- 場所…目の真下の骨のくぼみから約1cm下。
効果…頬の血行を促進し、むくみを解消。小顔効果。目の疲れにもおススメのツボ。
- 地倉(ちそう)
- 場所…口角の約1cm外側。
効果…口周りの筋肉がほぐれ、口角が上がりやすくなる。
- 巨りょう(こりょう)
- 場所…両小鼻の外側と瞳からまっすぐ下に下した線が交わる部分。
効果…頬のむくみ、たるみ解消。肌の皮脂分泌。
- 下関(げかん)
- 場所…耳の穴と目尻を結んで、その中央にある骨の下のくぼみ。
効果…血行促進、新陳代謝アップ。
ツボ押しは気づいたときにどこでもできるのが嬉しいですね。
- 仕事中にこっそり
- テレビを観ながら
- 寝る前にベッドの中で
など、毎日の習慣にしてしまいましょう!
こんな生活習慣はほうれい線の原因に…ほうれい線を予防するポイント
ほうれい線を消すWの対策、(顔筋トレーニングとスキンケア対策)を中心にご紹介してきました。
ただ、ほうれい線がせっかく薄くなってもまたできてしまったら元も子もありませんね。
そこでここからはほうれい線を作らせないための日常生活のポイントを挙げていきます。
肌にハリを与える食べ物を摂る
お肌を健康で若々しく保つためには、食生活も重要です。バランスのとれた食事を心がけつつ、肌にハリを与える下記の食品を積極的に摂りましょう。
イソフラボン
主に、大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをします。
- 豆乳
- 豆腐
- 大豆
- 味噌
などです。
イソフラボンを意識して、和食中心の食生活を心がけるのもいいですね。
タンパク質
ダイエットのためにお肉は控えめにしているという女性もいるかもしれませんが、お肌にとってはとても大切な栄養素!
皮膚を形成するタンパクが不足してしまうと、肌の新陳代謝が滞り、肌が老化する原因となる他、コラーゲンを構成するのもタンパク質なのです!
- 低脂肪なささみ
- 鶏の胸肉
- 魚
など低カロリーで良質なタンパク質を意識して摂るようにしてくださいね。
コラーゲン
コラーゲンが肌に良いということは、誰もが聞いたことがあるはず。
コラーゲンが含まれる食品は、
- 鶏の手羽
- マシュマロ
など。
コラーゲンがたっぷり含まれていても実はそのまま吸収されるわけではないので、肌に直接効果ができるかは残念ながら判明されていません。
ただ、肌の衰えに関わらず、コラーゲンを多く含む食品は身体を健やかに保つために必要な成分が入っていますので、適度に摂取しましょう。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE
ビタミンACE(エース)ともいわれ、抗酸化作用が高い栄養素。美肌づくりに欠かせない栄養素なので、こちらも積極的に摂るようにしてください。
- ビタミンA…レバー、うなぎ、チーズ、にんじん
- ビタミンC…イチゴ、ブロッコリー、赤ピーマン
- ビタミンE…ナッツ類、アボカド、植物油
2.紫外線対策はぬかりなく!
今や夏だけでなく年間通して紫外線対策が大切ということは、あちらこちらでいわれていますね。
テレビの天気予報では冬でも紫外線量についてアナウンスされていたり…。そのくらい、紫外線の肌への影響は大きいということ。
紫外線を浴びることで、
- シミ
- しわ
- たるみ
などの肌老化の症状を進めてしまいます。
3.肌をこすらない、肌は優しく丁寧に扱う
これはほうれい線対策に限ったことではないのですが、美肌を保つコツとして肌はこすったりせず、丁寧に扱いましょう。
洗顔はぬるま湯で洗顔料は泡立てて、肌をこすらないように行ましょう。熱いお湯は肌の乾燥を悪化させてしまいます。
- 化粧水
- 乳液
- クリーム
- 美容液
をつける際も、肌に刺激を与えないよう優しくなじませるようにしてください。
また、見落としがちなのが、タオルで顔を拭くとき!ごしごし拭いていませんか?タオルで水分をとるときも、優しく押さえるように心がけてくださいね。
4.意外?こんな癖にも要注意!
こんな癖がある人も注意が必要です。
- 頬付えをつく
- ついつい頬杖をついてしまっていませんか?頬杖はほほの皮膚にかなりの負荷をかけます。皮下脂肪に圧力がかかるとたるみへと繋がります。
- 片噛みクセ
- 表情筋のバランスが崩れてしまうので、両噛みの習慣をつけるようにしましょう。ガムを両奥歯に一粒ずつ入れて噛む練習をしたり、食事の際も意識的に左右両方の歯で噛むようにすると片噛みのクセもよくなってきますよ。また、よく噛むことで口周りの筋肉が鍛えられます。
- 猫背
- 猫背とほうれい線って関係あるの?と驚く方もいるかもしれません。猫背の姿勢は首を前に突き出すので、顔の皮膚が下側に引っ張られ、ほほやフェイスラインのたるみの原因となっていまいます。特にスマホやPCを使用するとき、猫背になっていないか注意してみてくださいね。
美容整形(プチ整形)でほうれい線を消す方法
これまでご紹介したエクササイズやスキンケアでほうれい線が解消されない場合、美容整形という選択肢もあります。
ほうれい線を解消するための施術はいくつかありますが代表的なものをピックアップします。
ヒアルロン酸注射
直接ほうれい線の部分にダイレクトにヒアルロン酸を注入し、ほうれい線の溝を無くす施術です。処置時間も短いのも魅力。
即効性も高く、副作用の心配もほとんどないですが、持続性は低いのがデメリット。
成分が体内に吸収されてしまうため、数か月単位で定期的に注射を続ける必要があります。
ボトックス注射
ボツリヌス菌から取り出される成分を直接筋肉に注入する方法。固まっている筋肉をほぐし、表情ジワを目立ちにくくさせます。
スプリングスレッド
安全性の高い素材の糸で引き下がってしまったたるみの部位を持ち上げる治療です。
伸び縮みする糸を使用するので仕上がりも自然で、効果の持続性も高いと言われています。
毎日の積み重ねでほうれい線は消える!老けた印象を与えるほうれい線を消して若返りを
アニメや漫画の中でもおばあさんやおじいさんのキャラクターには必ずといっていいほど、ほうれい線が描かれています。
ロート製薬がおこなった調査において、「女性の年齢を判断するポイント第1位はほうれい線」という結果が出ています!
ロート製薬株式会社では、2012年7月に、たるみに関する意識や実態について、全国の20代から40代までの男女約450名を対象に意識調査を実施しました。
…中略…
「正面に向かい合って座った時」は要注意!女性の年齢を判断するポイントについて76.3%が「ほうれい線」と回答
気になったその日から対策を始めれば、必ずほうれい線は薄くなります。
毎日欠かさず顔筋トレーニングやエイジングに特化したスキンケアを行って、ほうれい線を撃退しましょう。
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コメント一覧
頑張ってほうれい線消したい‼︎