恐ろしいスマホ顔を予防する方法。日々の習慣が老け顔を作る!
Date:2017.09.11
顔のたるみといったら、加齢が原因だというのがかつての常識でしたが、今では20~30代でも顔がたるんで老け顔になっている女性が増えています。
その原因はスマホ!毎日スマホを見る時間が長い人ほど要注意ですよ。
私たちの生活にはもはや欠かせないスマホですが、それが原因で顔が老化しているかもしれないのです。
スマホ顔になっていないかどうかチェックするとともに、予防する方法もご紹介するので、心配な方は早速今日から試してみてください。
スマホのせいでたるんでいる、それがスマホ顔
スマホ顔とは、ずばりたるみのことです。若くして出来るほうれい線もスマホが原因かもしれません。
大げさにいうと1日中下を向いて顔が引っ張られている状態なので、まあ、たるむもの当たり前、といったところでしょうか。
携帯電話ではこんな悩みはあまりなかったかもしれないですね。というのも、スマホになってインターネットがつながりやすくなったことから、「スマホ依存症」なんて言葉も出てきました。
携帯に比べて圧倒的に下を向いている時間が長くなったんです。
- 首の湾曲がなくなるストレートネック
- 肩が前に出てしまうスマホ巻き肩
- 目の下がくぼむスマホ老眼
など、他にもスマホによる不調はたくさんあって、スマホ顔はこれらの「スマートフォン症候群」と呼ばれるものの一つです。
あなたは大丈夫?スマホ顔チェック
さて、それでは早速、あなたがスマホ顔になっていないか、チェックしてみましょう!
スマホ顔チェック・その1
スマホ大の手鏡を用意して、スマホを見る時と同じように持って覗き込んでみてください。さて、顔はどうなっていますか?
スマホ顔チェック・その2
手鏡のない人は、カメラ機能にして、スマホ画面に自分が写るようにして覗き込んでみてください。
自分のいつもスマホを見ている時と同じように覗き込んでみるのがポイントです。さて、どんな顔になっていますか?
チェックの結果!10歳は老け込んで見える
鏡やスマホを覗き込んだ顔は、目元や頬もたるみ、二重あごになっていませんか?
たとえば電車などでスマホを見ている時、正面の人にその顔をさらしているわけですね。長時間その顔をしていれば、頬もたるみますよね。
その顔が固定されてしまったらどうなるか、考えただけでも恐ろしくないですか。見た目年齢は10歳くらい上がってしまいますよ!
スマホ依存度チェックもしてみて
スマホ顔が固定されてしまうかどうかは、スマホを使っている時間の長さにもよります。ちょっと使い過ぎかな?と思う人は、次のチェックもしてみてください。
- 家の中でも常にスマホを持ち歩いている
- 電車に乗ったら真っ先にスマホを出す
- 用がなくてもスマホを見てしまう
- バッテリーを持ち歩いている
- 朝起きたらまずスマホを見る
- SNSの反応が気になる
さて、いくつ当てはまりましたか?
このような行動をしているということは、常にスマホが手放せない状態になっているのだと思います。
人よりもスマホを見ている時間が長くなっている可能性が高く、その習慣がスマホ顔を作ってしまうんです!
スマホ顔を予防したい!今日から出来る9つの方法
とはいっても、今更スマホなしの生活なんて考えられません。ですから、スマホを使うのやはめよう!なんて、非現実的なことを言うつもりはありませんよ。
そこで、スマホを使いながらもスマホ顔を予防できる対策をまとめました。
パソコンを見る時の注意としても使えるので、デスクワークの時間が長い人も参考にしてみてください。
1.姿勢を正してスマホを見る
うつむいてスマホを見ていると、顔がたるむだけでなく、
- 首猫背
- 腰猫背
- ストレートネック
などを引き起こす原因になります。
ですから、画面を見る時には
- 覗き込まない
- 下を向かない
ということに気をつけてください。目線を水平に保って、スマホを目線の高さまで持ってきて見るようにします。
手が疲れて見づらいと思うかもしれませんが、スマホ顔になるよりはマシだと思います。前かがみにならないので、猫背の予防にもなります。
2.一人でスマホを見ている時には顔を動かす
電車の中などでは出来ませんが、すぐ出来る方法として顔のエクササイズをしながらスマホを見る、という方法があります。
スマホを長時間見ていると表情筋を動かすことが少ないので、どうしても筋肉が衰えてきます。それがたるみの原因になります。
スマホを見ながら「あいうえお体操」をするなど、時々顔を動かしてください。
- ◆あいうえお体操
- 口を大きく「あいうえお」の形に開けるだけの簡単エクササイズ。表情筋を鍛えられます。
目をぎゅっと閉じる、開くを繰り返すなどのエクササイズも目の疲れを取るのでおすすめです。
3.顔ヨガ、顔のエクササイズで積極的に表情筋を動かす
寝る前にストレッチなどをしている人も多いと思いますが、そこに顔のエクササイズも加えてみて欲しいです。簡単に出来るものをご紹介しますね。
◆口角を上げるエクササイズ
- 唇をあわせて内側に巻き込むようにします。口紅を塗った跡に上下をあわせる時のような感じです。
- その状態で口角を上げてみてください。
- 口角を上げた状態で30秒キープします。
これがやって見ると結構きつい!頬の筋肉がとても疲れます。それだけ筋肉を使えているということだと思います。がんばっても口角ってなかなか上がらないんですよ。
このような簡単なもので構わないので、たるみ防止にぜひ毎日続けてください。
4.肩甲骨周りをほぐす
背中のコリが顔のたるみに影響するなんて思っていない人が多いのですが、僧帽筋のコリは顔のたるみと密接な関係があるのです。
背中が凝っていると後頭部の筋肉が後ろに引っ張られて、首の前側の筋肉が伸びます。そうすると重力で顔が下に引っ張られて、頬がたるんでしまうのです。
肩こりの解消にもいいので、スマホを見た後は肩を回すなどして、肩甲骨周りをしっかりほぐしておきましょう。
5.ホットアイマスクで眼精疲労を解消
疲れ目でも顔がたるむなんて恐ろしいことですが、目の周りの筋肉が疲れると、その血行不良が顔全体に影響を及ぼします。
目が疲れて落ち窪んでいると、それだけでも老け込んだ印象になってしまいますから気をつけたいものですね。
ホットアイマスクやマッサージなどで目元の血行を促進して疲れ目も解消していきましょう。
6.頬や口周りのマッサージ
無表情で顔全体の血行が悪くなっていると、肌の新陳代謝にも影響が出ます。栄養が行き渡らないと肌がくすんだり、美容面でもデメリットだらけ。
お風呂上がりなど肌が温まっている時に、オイルやクリームを使って優しくマッサージをしていきましょう。
顔のコリもほぐれてリラックスできますし、血行が良くなってたるみの予防にもなります。
7.長時間連続してスマホを見ない
スマホを全く使わないことは無理だとしても、長時間連続しての使用はなるべく控えるようにしましょう。
- 用も無いのにスマホを見ない
- ゲームは時間を決めてやる
など、スマホを見過ぎない工夫が必要です。
8.寝る前のスマホはやめる
寝る直前までスマホを見ていると、目からの光の刺激によってメラトニンという睡眠ホルモンの分泌に影響を与えてしまうことがあります。
メラトニンがしっかり分泌されないと睡眠の質を下げてしまうので、それが肌の新陳代謝に影響し、たるみを助長してしまいます。
ぐっすり眠って心身ともに休養をしっかり取るためにも、寝る前のスマホはやめましょう。少なくとも就寝時間の1時間前くらいには見るのをやめてみてください。
9.ブルーライトをなるべくカットする
紫外線よりも肌への影響が大きいといわれるブルーライトが、
- シミ
- シワ
- たるみ
などの肌トラブルを増やしてしまっているようです。
スマホにはブルーライトカットフィルムを貼るなどして、肌から浴びてしまうブルーライトを出来るだけカットしましょう。
ブルーライトは美容以外にも様々な健康被害が懸念されますから、浴びないに越したことはありません。
スマホの長時間使用は百害あって一利無し
顔はただでさえ重力でたるんでいくのに、スマホを長時間、しかも下を向いてみるということは、自分でそれを助長しているようなもの。老化を早めているのと同じことなんです。
今回ご紹介したスマホ顔の予防法は、即効性はありませんが、毎日継続することで効果が必ず出てきます。
ほうれい線の予防などにもいい方法なので、アンチエイジングの観点からもぜひ普段の生活に取り入れて、実行してみてください。
Sponsored Link