不幸体質の特徴と原因。ネガティブ思考は物事を不幸に捉える
Date:2019.01.07
狙いすましたかのように不幸に見舞われる、不運な順番が自分にばかり巡ってくる…こんな不幸体質の自覚を持つ人はいませんか?
- 大切な日に限って遅刻や失敗、体調不良
- 自分の好きなものほど悪く言われがち
- 毎日が小さな不幸の繰り返し
自分を不幸体質だと思っている人には、それぞれ共通する特徴と不幸を起こす原因があります。
不幸体質は呪いではなく、自ら引き起こしているもの。不幸の原因を知ってそれを取り除き、自分で不幸体質を撃退していきましょう。
不幸自慢はいくつ持ってる?不幸体質にありがちな特徴
不幸体質の人にはありがち・見られがちな特徴がいくつも見られます。それは傍から見ても「この人不幸そうだな」と分かるほど。
まずはあなたの不幸パターンに当てはまるものをチェックしてみてください。後ほど、これらの原因も一緒にチェックしていきます。
A.よく思いがけない不幸に見舞われる
不幸体質の人はよく「このタイミングで?」と不思議になるほどピンポイントなタイミングで不幸に見舞われます。
- 公共交通機関の遅延に出くわす
- 人から病気を貰ってしまう
- 使おうとした瞬間に物が壊れる
こんな不幸、経験はありませんか?急な不幸に予定を狂わされるため、不幸体質の人は思うように生活できていないことがほとんど。
いっそ不幸が訪れた瞬間に「来ると思った」なんて思うこともあるほどです。
B.不幸自慢がザクザク出てくる
自慢話はそんなに出てこないのに、話題が不幸自慢に変わった途端、待ってましたと言わんばかりにザクザク不幸自慢が出てくる…こんな不幸体質の人もいます。
些細な不幸や昔の不幸までしっかり記憶していて、まるで武勇伝のように不幸を誇らしげに自慢します。
なんだか不幸であることに快感を覚えているような印象。人の不幸話を聞いたら「私の方がもっと不幸」と言って身を乗り出して話し出します。
C.いつでも心身共に不健康
常に身体のだるさや頭痛、疲れを抱えていたり、いつでも漠然とした不安に見舞われている…不幸体質にはこんな人が多いです。
- 便秘をしがち
- 寝不足や不眠
- いつも未来に不安を感じる
- 何かに急かされているような気分
不幸体質の人はいつでもこんな心身の不健康と隣り合わせ。身体や心の調子が悪いせいで、全力で楽しんだり全身の力を抜いてリラックスできていません。
口癖のように「だるい」「きつい」「疲れた」と言っています。
D.人から裏切られる・嫌われる
親しいと思っていた友人や知人にほど、よく裏切られたり利用されたり、嫌われたり…不幸体質の人達は人間関係の悩みが絶えません。
人から与えられた不幸をしっかり記憶しているため、人間不信になり、さらに人間関係が悪くなる…といった負のループ。
そのため自らを「不幸体質だ」と言う人達は、信頼できる友人が少ない傾向にあります。自分の殻に閉じこもって誰も信用したがりません。
E.ショッキングな情報をよく受け取る
不幸体質の人は毎日のようにショッキングな情報を受け取り、その度に落ち込んでいます。
- 誰かが自分の陰口を言っていた
- 好きな商品が販売終了
- 誰かの嬉しいニュースで劣等感を植え付けられる
- 嫌な予定や計画を耳にする
こんな情報に毎日翻弄されていませんか?不幸体質の人は悪い情報に特に敏感です。
そのため他の人と比べて毎日が不幸の連続のように感じてしまいます。どんなに楽しい日でも、必ず1つは小さな不幸がやって来ると身構えているのです。
F.家族関係に問題を抱えている
家族や親せきなどの家系に問題を抱えている不幸体質の人は多いです。両親や兄弟、パートナーの家族と上手くいかない…そんな悩みはありませんか?
楽しいイベントや順調な計画も、身内の誰かに邪魔されて台無しにされるということがよく起きます。
身内なので縁も切れません。家系の呪いに囚われているような不幸が連続しがち。「もっと違う家に生まれたかった」と毎日のように思っています。
G.コミュニケーションが苦手
コミュニケーション上手な不幸体質はほとんどいません。
- 人と目を合わせられない
- 知らない人と雑談できない
- 自分から声をかけられない
- 警戒心が強くて人を信用できない
…不幸体質の人たちの特徴です。人とのコミュニケーションが苦手なせいで、助けを借りたり好意を受け取ったりのチャンスがとても少ないのです。
周りのコミュニケーション上手な人たちと比べて、対人関係のもたらす幸せに出会えません。人と関わろうにも、過去のトラウマがよみがえって信頼関係の邪魔をしています。
不幸体質をつくっている原因。自ら不幸を引き寄せてない?
不幸は運の巡り合わせではなく、自分自身が引き寄せているものがほとんどです。もちろん運による不幸も多少はありますが、ある程度の不幸は自力で回避・予防できます。
先に挙げた不幸の原因を突き止めることで、不幸体質を脱却していきましょう。
あなたに当てはまる不幸の特徴と照らし合わせながら、今度はその原因と向き合ってみましょう。
A.計画的に行動していない
タイミングぴったりに不幸に見舞われる…というのは錯覚です。偶然ではなく、自分で防げる不幸を防がなかったというだけのケースはよくあります。
先のことを事前に考えて計画を立てていれば、不測の事態は起きにくく、ある程度の事故も回避できます。
例えば「大切な場面で物が壊れる」という不幸も、事前に物をメンテナンスしたり予備を用意したりすれば防げるもの。交通機関の遅延も、想定して早めに行動すれば回避できますよね。
不幸体質の人は行き当たりばったりに行動していることがままあります。時間や用意に余裕を持って行動して、未来の不幸から身を守りましょう。
B.何事もネガティブに受け止める
不幸体質の人たちは周囲よりも研ぎ澄まされたネガティブ思考で、どんなことも悲観的に捉えがち。
本来ポジティブなことさえネガティブに受け取ってしまうので、他者よりも不幸に感じることが多いのです。
例えば失敗をしたとき、「経験値になる」とは言わず「私はダメなやつだ」とネガティブに落ち込みます。些細なことでもすぐに落ち込んだり不安になったりするので、
- 1つの情報からいくつもの不安が浮かぶ
- 後から「あれって不幸かも」と過去の経験を不幸にしてしまう
- スルーできる不幸さえ見逃さない
こんな具合に人よりも不幸が増えていくのです。
物事を幸か不幸か決めるのは自分の考え方1つです。物事を前向きに捉えられるようになれば、不幸も一気に減りますよ。
C.運動不足で体調管理ができていない
不幸体質の人は能動的な行動をあまりしません。不幸を恐れているからです。そのため自ら身体を動かす運動や健康法にもあまり興味を示さないのです。
運動不足で体調を崩していたり、健康管理が行き届いていないせいで自律神経が乱れたりして、不幸体質になっている人は多くいます。
- インドア派なので運動しない
- 夜更かしをすることが多い
- 食生活がバラバラで、食べないこともある
- 栄養バランスが偏っている
心身の不健康にはこんな原因があるのです。毎日規則正しく生活していれば身体は健康になりますし、その影響で自律神経も整い、心も安定するようになりますよ。
ジョギングやウォーキング、サイクリングなどが手軽でおすすめです。
D.自己主張が苦手で控えめな性格
不幸体質の人はたくさんの不安を抱えているため、なかなか自己主張をしたがりません。よくいえば穏やか、悪く言えば引っ込み思案。
- 我慢してしまう
- ワガママを言えない
- 人から心配されるのが苦手
本音を言わないので人から誤解されやすく、その結果人から悪く言われたり、出し抜かれたりすることがよく起きるのです。
我慢し続けて「あの人ならいいでしょ」と優先度を低く設定されることや、心を開かないせいで「感じ悪い」「気取ってる」と誤解されること…経験があるのではないでしょうか?
誰にだってワガママを言ったり本音を言う権利はあります。その権利を使ってみるだけでも、対人関係の不幸はいくらか軽減されますよ。
E.周りやSNSを気にし過ぎる
ネガティブな出来事に敏感に反応する不幸体質の人は、いつでも周りをキョロキョロ見回しては不幸がないか探しています。
早い話が、周りを気にし過ぎるから不幸な情報を拾ってきてしまうのです。むしろ「不幸を見つけなきゃ」と息巻いているようでもあります。
- 周囲の会話がついつい気になる
- 人からどう見られるかが気になる
- 自分に関する話題は内容を知りたくなる
- SNSでいろんなアカウントをチェックしている
こんな習慣を続けていれば、不幸の1つや2つは簡単に見つかりますよね。
周囲にどう思われるかを気にしないでいられたら、些細な不幸に足止めされて時間を無駄にすることもありません。どうせ周囲の意見なんて、知っても知らなくてもあまり変化はないのです。
周りを気にする時間を睡眠や運動、自分磨きに費やしてみると、不幸ではなく幸福な時間を過ごせますよ。
F.誰かとの悪い関係を断てない
家族とは言っても結局は自分以外の1人の人間。最も近しい他人とすら言える存在です。
家族だから・身内だからと言って悪い繋がりを持ち続けていると、一生彼らに不幸を与えられ続けます。
例え親であっても、嫌なことは「嫌」と言って断る権利があります。勇気のいることですが、実家暮らしをやめたり遠い場所に引っ越したりすることで、家系の不幸は激減します。
G.他人任せで責任転嫁する
人とのコミュニケーションが苦手。その心理の裏には、どこかで他人任せな考えが根付いています。
自分から話しかけなくても誰かが声をかけてくれる…なんて思っているから、自分からコミュニケーションが取れないのです。
自分から積極的に動いた方が人間関係が広がるのは明白。「誰も私に声をかけない」と責任転嫁し続けていれば、人との関わりが減るのはもちろん、コミュニケーションの取り方すら忘れてしまいます。
- 話しかける
- 手伝う
- 信用する
これらは自分から働きかけるからこそ、他者からも返ってくるものです。「自分から」を目指してコミュニケーションを図るようにすると、潤滑な対人関係から不幸も減っていくはずですよ。
不幸体質は自分で陥るor脱却できる。原因を解消していこう
世の中の幸福な人を見るたびに「私はなんて不幸なんだ」と思っていた人は、自分が不幸を引き寄せる考え方・振る舞い方をしていないか、よく振り返ってみましょう。
物事をポジティブに捉えられるようになるだけでも、日々感じている不幸の数はごっそり減りますよ。
不幸な出来事には必ずトリガーとなる理由があります。本当に偶然不幸に見舞われたのか、それとも自分の行動で回避できた不幸だったのか…。冷静に考えてみると、不幸は簡単に予防・回避できます。
「私は不幸」という先入観に負けず、自分の力で不幸体質を脱却してください。
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コメント一覧
私は、自分が逃げない、自分と戦うのが大好きです。
落ち込むことがあってめも、他の誰に負けたなぁと思っても、自分にだけは負けたくありません。
私は変な人でしょうか?